人生はRPG!! 2009.6.19

 2004年から始めた滝行。もともとは会社員時代から付き合いのあった「まちづくりNPO」に出入りされている男性が「滝行」をやっていると聞いたから。導かれるように「私も行っていいですか?」と参加したのが、その8月でした。初回は年に一回の夜の滝行。北九州の「畑観音」に夜中に集まり、ろうそくをたくさん灯しながら、幻想的な雰囲気の中、初めての滝行を経験したのです。そして次の滝行は、北九州の「菅生の滝」。ここは本格的な行の場であり、何人も死人が出ているほどに危険な滝場です。そんな場所とも知らず2回目の滝行。その後、9月はミャンマーに行ったりしてお休み。本格的に開始したのは10月からでした。

 それから毎週土曜日は必ず滝行。般若心経も覚えて、導師や先達さんから作法や真言、印などを教えてもらいます。そして年が明けて2月。初めての「21日滝行」に踏み切りました。その頃には一通りの作法などを教えてもらって、一人で入れるようになりました。思えば、私の人生が本当に変わり始めたのは、その頃からだったように思います。なんせ30数年の人生でまったく初めての経験ばかりだったのです。例えば、

・21日間、酒、肉、Hを禁止
・21日間、毎朝日の出前に起きて0度近い滝に打たれる
・仕事の繁忙期に重なり、3日に一回は徹夜の日々
 (朝の4時まで仕事して、そこから家に帰って滝行に行き、そのまま、現場の会議に直行して・・なんて生活も)

など。今思えば、よくぞ「満行」したものだな~と思います。しかも当時はどんなに忙しくなっても「性欲」はしっかりとたまっていき、それとの戦いもありました。お肉やお酒はあまり欲しいとは思いませんでしたが。ただ、何より辛かったのが、一週間を過ぎたころ。毎日、滝の中で大声を出すため、喉をやられてしまい炎症。それがもとで38度5分の熱が出てしまいました。それでも翌日は滝に行く必要があります。

 その時、一応、導師や先達さんに相談したのですが、「今回は断念して、次の機会がある」と口々にアドバイスを頂きました。でも、その時はどうしても21日間の「満行」をしたくて、徹夜、高熱の中、病院で抗生物質を出してもらい、かろうじて喉の炎症だけは鎮めることに。すると、これを気合いと言うのでしょうか、翌朝には熱が37度くらいに下がっており、やっぱり0度の滝に打たれたのです。アホやと思います。しかしその後は、なぜか熱も下がり、体調も回復。そして苦難の中、誕生日の前日に晴れて「満行」したのです。

 しかし、その後が大変でした。誕生日の夜、ツレは私の好きな炊き込みご飯と豚汁とケーキを作って待っていたのですが、その日は徹夜に。翌日も徹夜に。その翌日も徹夜に。結局、日曜日の朝から会社に行って、家に帰れたのが水曜日の夜中3時でした。久々に帰ってきたお家なのですが、ツレが作っていた炊き込みご飯、豚汁、ケーキは虚しくも腐っていました。

 その後、突然、神社でコインを投げて「表」が出たので会社を辞める決意をしたのが、忘れもしない3月14日のこと。それから一ヵ月後に会社を辞めて、5月はインド。その辺りのことはe-BOOK「宇宙となかよし」で物語調に書いていますので、読んだ人はご存じだと思います。ただ、最初にe-BOOKを読んだ人は、作り話だと思うらしいです。確かに人物設定などはフィクションにしていますが、エピソードは実話に違いありません。

 とまあ、振り返ってみると、いろんな体験してたんだな~と思いますし、当時は本当に切羽詰まった状態でよく頑張ったものだと思います。インドでも散々な目にあって、帰国後は経済的な問題と戦いながら、加賀田晃DVDで救われたり、その他いろいろと「宇宙」からのサポートを得ながら今に至るのです。そして未だに「滝行」は続けており、先月は「ちびQ」まで生まれました。私の人生、特にブログを始めた2004年からは、まさしくリアルなロールプレイングゲーム(RPG)のように思います。

 最近はあまりゲームなどしませんが、昔はいろいろやりました。中でもザナドウっていうRPGは大好きでした。今でもやりたいくらい。でもドラクエもファイナルファンタジーも出てきた頃は、ゲームへの興味を失っていました。そもそも「人生」は「ゲーム」みたいなものです。ただし、決まったエンディングはなく、自分自身でエンディングを決める必要があります。ハッピーなエンディングの人もいれば、そうでない人もいるでしょう。私の人生というゲームにおける、望ましいエンディングは、自分の人生を振り返って本当に「感謝」できる人生であること。悔いのない人生であること。ただそれだけです。

 しかし、そのようなエンディングを迎えるためには、一番大切なのが「今」です。そして今、この瞬間瞬間にできる限りのベストを尽くすことで、ゲームのようにいろんな武器や仲間が手に入ったり、時には敵と遭遇することがあっても、きちんとクリアして行けるのです。そう考えると、私のとっての「武器」とは、やっぱり滝行であったり、旅の経験であったり、加賀田式であったり、スピリチュアルな気づきであったりなど、この5年間に、その都度その都度、必然的にやってきているわけです。こう考えると、もはや自分の力を超えているような気がします。

 何度も書いてきたと思いますが、2005年9月に加賀田先生のDVDが手に入って、藁にもすがる気持ちで毎日それを見て、真似して、覚えて、実践してきました。そしていつの日か、加賀田先生に会いたい、研修を受けたい、と願い続けていたところ、昨年の5月にそれは実現しました。おまけに家が近所で、DVDが手に入った当初から同じスーパーを使っていたという距離です。この確率たるや、やっぱり「何かある」としか思えません。ただ、これが「ゲーム」だと考えると、よくできたゲームだなあと納得できるのですが、一応は私の世界ではこれが現実です。しかし、人生はゲームだと考えると、これまたやっぱりうまくできている。つまり、人生はうまくできているし、どうにかなるものなのです。

 ただし、ゲームがエンディングを目指す上で、自分よりもちょっと強い敵と戦いながら、自らの経験値を上げて行くことが必要な通り、現実生活でスライムばかり倒してても何の進歩もありません。だからと言って、突然、ボスキャラと戦っても自滅するだけです。自分よりもちょっと強い敵と戦い続ける。これが望ましいエンディングを迎える秘訣だと思うのです。

 その上で、私のとって「自分よりちょっと強い敵」とは、2005年2月の「21日行」、3月の会社退職、6月のインド修行旅行、9月に加賀田DVDという武器を手に入れて、翌年の「100日行」、知り合いを集めての無料セミナー、全国オフ会行脚、コーチング有料化、2007年6月の初有料セミナー、2008年のインドツアー、、、などなど、例えば会社員時代の2004年段階ではできなかったことばかりが、今、まさにできているのです。会社員時代にセミナーなど考えもしませんでした。こうやって、その都度その都度、「自分よりちょっと強い敵」と戦いながら、確実に経験値を上げて行き、より強い敵と戦っていくのです。その間、セミナーを受けてレベルアップしたり、仲間から助けてもらったり、さらには結婚して子どもができたりなど、まさしくRPGのような人生。これまでもそうであったように、これからもそうなるでしょう。そしてそろそろ「出版」という一つのゴールを迎えるのです。

 人生はゲーム

 このように自分の人生をとらえると、決して現状に悲観することもなければ、いちいち一喜一憂することもありません。ただ、淡々と「今」できることをやり、「自分よりちょっと強い敵」と戦いながら、ひたすら経験値を上げて行けばいいだけです。その繰り返し。そしてある時、ふと後ろを振り返ってみると、随分と成長した自分を発見することができるのです。

 今日、NLPセミナー、私の43回目のセミナーを終えて、帰りのバスでふとそんなことを考えたのでした。これからもっともっとゲームを楽しみたいと思います。ありがとうございました。

人生をガンガン楽しみましょう!!
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愛と感謝:82日目】

<愛>
・セミナーでは雑談が多かったものの、私のその場で出せるリソースをすべて出し切ることができました。

<感謝>
・本日43回目のセミナーで徐々にレベルアップしている自分を発見できました。
・ちびQがひたすら可愛いです。癒しと活力を頂いています。
by katamich | 2009-06-19 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)