ジニーの正体 2009.5.21
2009年 05月 21日
<1日目>
12:30 篠栗町会場(篠栗町‐博多駅から20分)
13:00 セミナー開始(~16:00→移動)
16:30 滝行(篠栗町一の滝) →ただし、希望者のみ
18:00 宿坊チェックイン、入浴、食事、酒あり
21:00 セミナー(宿坊)
22:00 語り、就寝
<2日目>
6:00 起床、勤行
7:00 朝食、散歩(南蔵院など)
9:30 チェックアウト
10:00 セミナー(篠栗町会場)
17:00 終了、解散
とにかく「非日常的」な空間です。セミナーはもちろんですが、「滝行」そして「宿坊」での語り(酒あり)など、普通のセミナーにはないコンテンツがそろっています。そしてセミナーの内容としては、一言で言って「超意識を発動させる」です。「超意識」は私自身のテーマでもあります。ただ、そうなるとどうしても怪しい話に突入する可能性が高まります。資料作りながら「ハイヤーセルフ」とか書きそうになっている自分がいるのです。
しかし私の中でもこのような「目に見えない世界」を現実的なセミナーの中でどのように扱うかについて、非常にデリケートになってしまいます。実は集客的には「目に見えない世界」を全面に出した方が有利な場合もあります。「行動すれば成功する」は当たり前の話ですが、「ジニーに出会えば成功する」は、よくわからないのですが魅力的なフレーズです。ジニーってのは「アラジンと魔法のランプ」から出てくる妖精(?)ですが、このメタファーはいろんなところで使えます。
しかしながら、本当に実体としての「ジニー」に出会ったことがある人は稀(いないとは言いません)。だからこそ魅力的なのです。「行動」による自分の力なんて大したことないけど、ジニーという、なんだかよくわからないけどすごそうな人に出会えば人生は逆転するんじゃないか、、、と思うわけです。そして中にはその「ジニー」を求めて彷徨うのです。時には実在の人物にジニーをあてはめて考える人もでてきます。
例えばそれが川○○三郎だったり、○○先生だったりすることもあるのですが、彼らはまず「宗教家」ではありません。「宗教家」と言ってしまうと、「なんだ、宗教か・・」と頭で理解できちゃうので魅力的じゃなくなるのです。ですが、もしも彼らを「実在するジニー」なんて言い方にすれば、俄然、魅力が出てきちゃうのです。ついでですが、今、「○○先生と語る会」で検索すると、オフィシャルサイトの次に私のページが来ちゃいます。ある意味皮肉なことです。なぜなら私はそのページの中で絶賛していないからです。他のサイトはほとんどが絶賛しているのですが、それに対して客観的な意見を言えない雰囲気があるのです。ジニーに対しては。
ただ、その会についても最近週刊誌で取り上げられたりなど、風向きが変わっては来ていますが、それでもまだ組織自体は拡大している感じです。そして最近、週刊誌の影響もあってか、なぜか私のところへ問い合わせが来たりもしています。正直言って実際のところはわかりません。私なりの「解釈」があるだけです。ただ、言えることは「ジニー」なんて人はこの世に存在しないということだけ。つまり「会うだけ」で願いを叶えてくれる人など存在しないのです。「○○先生に会えば健康と経済が一気に解決する」なんて言う人もいますが、それでは、サンタクロースを信じる子どもたちのことを笑えません。
しかしながらメタファーの世界ではジニーもサンタクロースも存在します。そしてそれはどこに存在するのか。言うまでもなく「自分自身の内面」に存在するのです。いろいろと研究した中で、昨年頃から、ようやく「人間の仕組み」がわかってきたように思います。自己啓発の本なのでは、「潜在意識」という言葉を不用意に使うことがありますが、実際、その意味内容は本によって違います。しかし、不遜だと言われるのを承知で言います。「人間の仕組み」を語るにおいて、まずは私の言っていることは間違っていません。それだけの根拠なり自信があるからこそ、セミナーだって開けるのです。
では、その「人間の仕組み」の一つとして、「意識の四階層」についてお話します。と言うか、これは前も書きましたね。意識の世界には「顕在意識」「無意識(狭義)」「潜在意識」「超意識」の四階層があり、大雑把に分類すると、「顕在意識」が「意識」であり、「無意識(狭義)」「潜在意識」「超意識」の3つをまとめて「無意識(広義)」となります。本によってはこの「無意識(広義)」を「潜在意識」と表現していたり、「無意識」と「潜在意識」をごっちゃにしていたり、「潜在意識」をジニー的な魔法の領域に解釈していたり、いろいろあります。ですので、ここで正しい定義をしたいと思います。
・顕在意識(意識):言葉によって表現できるもの全般
・無意識(狭義):身体的反応・癖
・潜在意識:体験・経験によって作られたプログラム
・超意識:本当の自分・魂・ハイヤーセルフ
まだわかりにくいと思いますが、特に重要なのが「潜在意識」と「超意識」の違いです。「潜在意識」は過去の体験・経験によって作られたプログラムであり、それは心の「ブレーキ」とも「アクセル」ともなります。失敗体験が蓄積されれば、それはブレーキとなりますし、成功体験が蓄積されれば、それはアクセルとなります。
例えば「犬」が嫌いな人は、間違いなく幼少期に犬に吠えられたり噛まれたりして、怖い思いをしています。すると「犬=怖い」とプログラミングされてしまい、大人になっても犬を見ただけで拒絶反応を起こしてしまうのです。この自動的な反応こそが「潜在意識」のプログラムなのです。逆に犬がしっぽを振って寄って来て甘えたりなどすると、その人は犬が大好きになり、犬を見ただけでリラックスするなどの反応を起こすのです。つまり同じ「犬」であっても、体験・経験の中でどのように犬と接したかによって、プログラムが作られるのです。
他の例で言えば、人前でしゃべって赤っ恥をかかされると、それは「人前=恐怖」とプログラミングされるので、今後も人前でしゃべることに「ブレーキ」がかかってしまいます。逆に人前でしゃべってバカ受けするなどうまくけば「人前=快感」となり、今後も人前でしゃべることに「アクセル」がかかります。私の場合で言えば、高校生の頃人前でしゃべってウケたとう成功体験がありますので、セミナーや講演会など人前でしゃべることについてはアクセルがかかります。
ですので「潜在意識」とは「ブレーキ」とも「アクセル」ともなるプログラムのことで、多くは「身体反応」として現れます。したがって、夢や目標を叶えたい場合も、それに対して「潜在意識」がブレーキとなっていれば叶いにくいし、逆にアクセルとなっていればいとも簡単に叶ってしまうのです。つまり「潜在意識」とは現実的には「悪」でもあり「善」でもあります。ただし、これだけは理解して欲しいのですが、もともとは「潜在意識」は「善」としてプログラミングされたということ。
犬を見て怖がるのも、「犬=恐怖」であるため、自分自身を犬から守らんとするがためにそのようなプログラム(ブレーキ)が作られたのです。人前でしゃべることも同様。逆に犬や人前でしゃべることが好きなのも、そこことによってもっと快感を与えたいがために、潜在意識はどのようなプログラム(アクセル)を作るのです。
自己啓発や成功哲学の多くは、潜在意識にプログラミングされている「ブレーキ」を「アクセル」に変えていくことに力点が置かれています。来週29日の福岡NLPセミナーでは「メタモデル」をテーマとしますが、「犬が恐い」というプログラム(ブレーキ)を持っているとすれば、そのプログラムに対し言語を用いて変えていくことができます。具体的には「質問」によってそれが可能になります。「プログラム」は「削除・歪曲・一般化」によって形成されているので、その中で「削除・歪曲・一般化」されている情報を浮き彫りにすることで、プログラム自体を変えることができます。詳しくはNLPの「メタモデル」を参照してもらいたいのですが、NLPに限らず、自己啓発や成功哲学の多くは、潜在意識のプログラムの「ブレーキ」を「アクセル」に変えていくこと、さらにはより性能の高い「アクセル」へとバージョンアップしていくことです。
「潜在意識」とはこのような性質を持つものなのですが、では、「超意識」って何なのでしょうか。実はこれこそがジニーの正体です。と言うわけで、週末のセミナーが終わったらこの辺を明らかにしたいと思いますが、まだ資料を作っていないので、今日はこの辺で。一言だけ言うと、「潜在意識」は現実的に「悪(ブレーキ)」でも「善(アクセル)」でもあるのですが、「超意識」は絶対的に「善」です。ですので、ここのつながることが何よりも重要で、週末のセミナーではまさにそれをテーマとするわけです。ありがとうございました。
ここにもジニーがいるかもしれません。。。
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