滝のシーズン 2009.5.14
2009年 05月 14日
世の中にいろんな幸せの形があると思いますが、およを「寝たい時に寝る」ってのが一番幸せではないかと思います。私が会社勤めをしている時は、それがあまり叶えられませんでした。じゃあ、仕事のないホームレスの人が幸せかと言うと、もちろんそんなことはないのですが、やっぱりバランス。きちんとした仕事と収入があって、その上で「寝たい時に寝る」のはとてもハッピーだと思います。
そして今日も朝から滝行。気温は朝でも15度を超えており、確かに滝に入る直前は緊張するものの、入ってしまうと1月よりははるかに楽です。呼吸が苦しくなることもありません。そして後の方になればなるほど力も抜けて、もっと入っていたくなります。今が一番いい季節ですよね。冬の間に蓄積されたエネルギーが春の息吹とともに大放出。梅雨を過ぎると滝に雰囲気も変わりますが、台風の季節になると、逆に波動も上がる気がします。私の主観と言うか感覚的なものですが、年間通した滝の特徴を表現するとこんな感じです。
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1月:とにかく極寒で雪や氷も日常茶飯事。ある意味、滝行の醍醐味を味わえるが、初心者には向かない。この1月を超えることが、継続した「滝行」の一つの関門。
2月:まだまだ水は冷たく、雪が降る日もある。しかし1月よりも日の出時刻が早くなるので、早朝の滝から出た頃には明るくなっている。そろそろ春の気配を感じ始める。
3月:花粉の飛ぶ時期なので、花粉症にはダイレクトに感じる。滝の水はまだまだ冷たいが、日の出時刻も早まり本格的に春の到来を感じさせる。
4月:正直、まだまだ寒い日もあるので、初心者には辛いかもしれない。しかし冬を超えた者にとっては待ちに待った時期だと言える。日中はかなり温かいので、昼に滝行をする分には抵抗も少ない。
5月:ゴールデンウィークが終わった辺り、春から初夏の雰囲気を感じさせ、つつじの花が咲き、美しい新緑も広がる。朝方はまだ寒い日もあるが、初心者でも耐えられる寒さで、出た後のそう快感はたまらない。
6月:初心者でも入れる季節になった。ただ、そろそろ梅雨が始り、水量が増えるとともに、水も濁りがちになる。晴れた日の朝、誰もいない時にゆっくり滝行するのが気持ちがいい。
7月:夏。むしろ滝に入りたくなるし、体験的に来る初心者も多い。冬は寄り付かなかった滝愛好家たちも集まってくる。水は正直、ちょっとべたべたした感じで、あまり心地いいとは言えない。
8月:7月よりさらに水も温かいが、台風の季節になり、水の量が最大になり、迂闊に入れない日もでてくる。ゲリラ雷雨の季節で、夕方は雷雨のことも多いので、なるべく朝の日の出前に入っておく方が爽やかでいい。
9月:まだまだ残暑が厳しく、水温的にも温かい。しかし、台風のおかげか、新たな水の感触もある。と同時に、そろそろ秋の気配を感じ始め切なくなる。初心者が始めるにもいい季節。身体を慣らしながら冬を越す準備を。
10月:暑くもなく寒くもなく。ある意味、滝行に適したシーズンかもしれない。
11月:最も気温の変わる季節かもしれない。毎週滝に入るたびに気温の変化を感じる。ついにこの季節がやってきた。
12月:最も冬が長く、そして凍りつく季節。これから3か月間が本当の意味での「滝行」となる。この季節を超えると何かが変わる。
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と言うわけで、今は5月。一番いい季節かもしれません。春から夏にかけてのエネルギーをたっぷり吸収することができます。そして月末は私にとって初の試みである「滝行セミナー(通称)」があります。2日間通してのセミナーも初めて、合宿も初めて、そして滝行をミックスするのも初めてです。とことん「非日常」的な時間と空間を過ごすことで、新たな自分を発見することができるでしょう。
夜、自然に囲まれた静かなお寺の宿坊の和室にて、軽く酒を飲みながら人生について語り合う。思いだします。私って高校の頃からこんなことしていました。寮生活をしていたのですが、23時が消灯の時間で、30分ほどしたら寮係が見回りに来ます。そして見回りが終わったのを見計らって、毛布を持って勉学室に集合。時には毛布をかぶりながら、電器を消して輪になって語り合うのです。
人生について、将来について、そして女について。何が楽しいかって「女」の話が楽しいに決まっています。よくよく考えたら、私は当時から「座談」が大好きでした。そして昼にはできない話をするのも大好きでした。結局のところ、宿坊での滝行セミナーなんてのをやりたがるのも、私のそういう「座談」好きの延長として、必然的に用意されたイベントなのかもしれません。とにかく凄い時間を過ごすことになると思います。
また、明日は福岡NLPセミナーの新シリーズが始まります。今のシリーズは5回目まで終わり、次は第6回になるのでちょうど折り返し地点。今日、その案内をようやく書きました。テーマは「ゴリラみたいな顔」です。NLP的には「メタモデル」がテーマとなるのですが、それと「ゴリラみたいな顔」を結びつける人間は、NLP業界ひろしと言えど私だけでしょう。どんなセミナーになるねん。
とにかくまあ、明日は新シリーズで新しい顔ぶれが揃います。この福岡NLPセミナーについては、将来的にどうなるかはわかりませんが、これから先も週一回のペースで何かをやり続けようと思っています。ま、セミナー自体が「座談」みたいなものですので、結局のところ、私は10代からなんも変わってないことになりますね。
と言うか、結局、人の「天命」とか「役割」なんてのは、ある程度、生まれ持ったものでもあるし、子どもの頃と大きく変わるようなものでは決してないのです。つまり「天命」を見つけるプロセスは「赤ちゃん化」であるとも言えます。ありがとうございました。
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