「仙人」になる方法 2009.5.2
2009年 05月 02日
ところでこの動画を見てください。と言うか、音声だけですが、「松本人志の放送室」からです。
私のこのやり取り大好きなんですよね。何度聞いても笑えます。この面白さがわからなければ、笑いのツボがちょっとおかしいというかレベル低いとしか言いようがないです。この面白さはいわゆる「天丼」ってやつで、同じことを何度も言う技法ですね。これをなぜ「天丼」と言うのかは、天丼には海老が二本入っていることから来ているそうです。同じことを二回以上言うことにかけて。
で、この会話では、高須の「最近の若者は太っ腹」みたいなフリに始まって、「ケンタッキーを6ピース人におごるなんて、そんな『お釈迦様』みたいな真似できへんやろ」と言ったのに対して、松本が「なんでそこで『お釈迦様』が出てくるのかわからん、お釈迦様は殺生せえへんから鳥食わへん」みたいなどうでもいい屁理屈言いだすんですね。
そしてその後、高須が何か言う度に、「お釈迦様が気になる・・」としつこく繰り返すのです。ここが面白いです。文章にするとわからんと思いますが、やっぱりこれは動画を見てもらうしかないです。おっさん2人の深夜トークなんですが、やっぱり笑いのプロ同士の会話です。そして極めつけは、松本が「ほんまにもう言わん」と言った後、高須が会話を続けるのですが、すぐに間が持たなくなり「はよこいや!」と松本にキレるシーン。これが最高です。
何よりすぐに「笑い」に結びつける松本の才能。やっぱり天才ですね。ただ、この中で突っ込みたい部分もあります。松本がお釈迦様にこだわるので、高須が「お釈迦様」の代わりに「仙人」と言い直したところ、一応、松本は納得するのですが、本来なら「仙人は霞しか食わへん」とさらに言いたいところです。しかし、ここは「お釈迦様」で「天丼」をかますために、あえて「仙人」で納得。これもやっぱり絶妙だな、と思うのです。
で、ここから何が言いたいのかと言うと、仙人の話。実はまた小林正観さんの本を読んでいたら、ちょうど「仙人」の話が出てきたのです。「人」が「山」に入って「仙」、「人」が「谷」に降りて「俗」なんて話の中で、「仙人」には「千人」に通じる、、、みたいな話が出てくるのです。
ここで言う「仙人」とは我欲にとらわれず、その道を極めた者みたいな意味になるのでしょうが、何事も「千回」やりましょう、と言う話になるのです。「千日回峰行」「千本ノック」なんて言葉もあるよう、その道を極めんとするにはまずは「千回」から。正観さんの本には「ありがとう」を千回言うなんて話も出てきますが、それもまあいいとして、何事も千回やってみることは確かに重要。営業ならば千回訪問。ケンタッキーつながりで、カーネルサンダースは1009回レシピの営業訪問して1010回目にようやく売れて、今の世界のケンタッキーフライドチキンができるわけですね。
それ考えると、私が「千回」やったのは何かと言えば、まずブログは千回エントリーしているので、ある意味「ブログ仙人」と言えるかもしれません。そのおかげかわかりませんが、今やブログは私のブランディングにおいても必需品。今見ると「1982件」になっていますので、もうすぐ「二仙人」になりますね。メルマガをやっている人がいれば、メルマガを千回配信ってのもいいですね。千人の読者を持つものも区切りになるかもしれません。私のブログも日によっては千人を超えることもあります。ちなみにアメブロの「裏側」はページビューでは千人行ってますが、これはアメブロだからでしょうか。
とにかく「千」ってのは一つの区切りになる気がします。私の場合、滝行は「行」としてはまだ300回ちょっと(入るだけなら500回以上は入ってますが)、宝満山はまだ100回も登っていません。ずれにしても千回を目指しています。セミナーや講演については、まだ40回程度。これもまだまだですね。コーチングのセッションは、、、もしかしたら千回行ってるかもしれませんが、もうちょっとかもしれません。ちゃんと数えてみたいと思います。
ただ、こんなことではなく、例えばご飯を作るの千回でも立派な仙人です。仕事でも千日行けばまずは仙人です。最近の人は千日も行ってない人が多いかもしれません。私のサラリーマン生活は4年ちょっとですが、実際に会社に行った回数で言えば千日も行ってないかもしれません。休日がありますので。海外旅行などは、一年間放浪してた時期はありますが、それを合わせてもまだ400日あるかないかでしょうか。千日まではまだまだ。本だって、いろいろ読んでいるようで、実のところ千冊読んだかわかりません。漫画を合わせると人生で千冊以上は読んでいるでしょうが、例えば一つのジャンルで千冊は読んでないでしょう。そもそも一つのジャンルで千冊もあるかわかりませんし。家にある本はおそらく300冊くらいでしょうか。
そうやって考えると、一つのことを「千回」とか「千日」ってのは、意外と到達しにくいもの。ですが、本当に「千日・千回」やれば、それはもう「仙人」と言っていい。つまり、その道のプロと言えるのでしょうか。
そこでもしも「本当の自分」みたいなのを見つけたいのであれば、これまでの人生を振り返ってみて「千日・千回」やったものは何かを抽出してみるといいと思います。意外と少ないのでは。でも、その道の一流はなんだかんだとその道で「千日・千回」をやっているもの。芸能人だって千回もテレビに出れば、もう国民的な芸人と言えるでしょう。松本人志、明石家サンマ、島田紳助、志村けん、ビートたけし、、、この人たちは間違いなく千回はテレビに出ているでしょうから、芸人としても「仙人レベル」なのです。
もしもある道で勝負したいのであれば、まずは「数量」から。「質」はそれについてくるのだと思います。そしてその区切りがまずは「千日・千回」なんでしょう。とにかくその道のプロになりたければ、まずは「千日・千回」から。そして「仙人」になります。
今日はそんなことを思ったりしました。ありがとうございました。
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