福岡NLPセミナー大成功! 2009.3.6
2009年 03月 06日
さて、これから参加される方のために、今日のセミナーの内容を簡単にシェアさせて頂きます。テーマは「無意識の本質に迫る!」ですが、通常のNLPセミナーでは、人にもよるでしょうが、「無意識」の話を正面からすることは少ないように思います。なんとなく「潜在意識」とか言葉をあいまいにして、わかったようなつもりでワークを進めていくこともしばしば。NLPでは何よりも「無意識」をコントロールすることに力点が置かれるため、自らの「無意識」がどのようになっているのか、そもそも「無意識」とは何か?とまずはしっかりと理解しておく必要があるのです。
通常、NLPでは100以上のスキルがあると言われますが、私のセミナーは資格取得が目的ではありませんので、あくまで日常的に使いこなすことに主眼を置いて進めていきます。ですので、「80対20の法則」の通り、重要な2割について何度も何度もしっかりとやっていきたいと思っています。今日はどちらかと言うと話が多くなって、ワークをしっかりする時間がありませんでしたが、一応、最小限のワークはさせて頂きました。
セミナーとしてはまず「NLPとは何ぞや?」という話からスタート。NLPとは「『五感(神経)』と『言語』によって『脳のプログラム』を操作するための説明書」と言うことができます。例えば目の前にあるmp3プレイヤーも最初は「取扱説明書」を読んでからでないと、十分に使いこなすことはできません。「脳」も同じで、多くの人はその機能を知らずになんとなく使っているだけ。ここにもし「取説」があれば、もっと有効な使い方ができるはず。その「取説」こそがNLPなわけです。
では「脳」とは何か、と言う話になりますが、一言で言って「脳」とは「人間(動物)の感情・思考・生命維持をつかさどる中枢機関」となります。そして「脳」の程度が人間の質(パフォーマンス)を決定します。NLPでは「脳」をしばしばコンピューターのOSで表すことがあります。つまり「脳」にもwin95があれば、VISTAだってあるのです。言うまでもなくwin95ではユーチューブは見れません。処理能力が動画を見るのについて行かないからです。そのためにはOS自体をバージョンアップさせる必要があります。NLPはまさしくそのOS(脳の機能)をバージョンアップさせるためのツールなのです。
その後、一応、お決まりですので、NLPの成り立ちを説明しました。ベトナム戦争、エサレン研究所、伝統的セラピー、ブリーフセラピー、そして3人の天才セラピスト。パールズとサティアによる「メタモデル」、エリクソンによる「ミルトンモデル」などの話を簡単に。バンドラーはいかにして彼らをモデリングしたのか。なぜか島田紳助の話も登場。
次に「NLPで何ができるのか?」という話。NLPの前提として「誰かにできることは、自分にもできる」と言うのがあるのですが、それが本当に意味することは何か?を説明。つまり「その人そのもの」になるという誤解を避け、「天才(卓越した人)」に共通するパターンを「移植」するものと説明します。
そこで「脳」と「意識構造」という話になり、簡単に「脳」の仕組みを説明。爬虫類や原始哺乳類が持つ「古脳」、人類など新哺乳類が持つ「新脳」の話をして、そこからようやく「意識」と「無意識」の話につながります。私のセミナーではこの辺からしつこく説明するために、時間が足りなくなってしまうのでしょうか。そして「古脳」の最大の役割である生命維持、つまり「安心・安全」を守る機能について説明。すわなち「無意識」の本質は自らの「安心・安全」を守るためにあるのだと理解を進めます。大蛇の例など。そして「安心・安全」を守るために、「脳」にはいくつかの原則があることを説明。それが山崎啓支さんの本にも出ている通り、「空白」を避ける、「複雑さ」を避ける、「痛み」を避けると原則があり、中でも「今日から使える」としたら、「空白」を避ける機能を十分に理解し、活用できるように、私自身の体験談を踏まえてお話します。
なぜ、私が4年前、何もない状態から会社を辞めて、その後、曲がりなりにも自分のやりたいをしながら、自由な生活を送ることができているのか、それはまさしく「脳」が「空白」を避ける原則をずっと使い続けてきたからに他ならない、という説明をします。では具体的にどうすれば「空白」を利用した「脳」の使い方ができるのか。そのカギは「質問」にあります。実際、私はリアルに毎日寝る前「ある質問」をしてから寝ています。この「質問」の仕方こそが実現の秘訣なのです。
具体例を出せば、例えば「恋人が欲しい」という願望があったとしましょう。その時、実現できない人は脳にこう問いかけるのです。「なぜ、自分には恋人ができないのか?」、と。一方、実現できる人はこう問いかけます。「どうすれば、自分に恋人ができるのだろうか?」、と。いずれにしても、ここで「脳」に「空白」ができますので、「無意識(潜在意識)」はこれを埋めようとします。前者では「自分のダメなところ」ばかりの回答を頂き自己嫌悪に陥ります。一方、後者ではリアルに恋人が出来る方向へと「脳」が働き始めますので、何があっても早晩、恋人ができることは避けられないのです。私自身、今の状況を、まさしく脳の原則を利用しながら実現してきたのです。
ついでに「空白」を利用した話し方について雑談。なぜ松本人志の話は面白いのか。千原ジュニアの話は面白いのか。これも「空白」の使い方に秘訣があります。それがいわゆる「フリとオチ」。「フリ」とはまさしく相手の脳に「空白」をつくるトークであり、「オチ」とはその「空白」を埋めるトーク。松本が絶対にすべらない秘訣はここにあります。つまりトークを通して、視聴者の脳に絶えず「空白」を作っているのです。フリで空白を作ってはオチで埋め、作っては埋め、作っては埋め、この繰り返し。だから松本なりジュニアの話は飽きないのです。ここで実演。「幼虫の恐怖」という話を、まさしく「空白」を用いながら披露してみました。なるほど、と理解頂いたようです。いずれNLPでも「話上手」をテーマとした回をやりますのでお楽しみに。
それから「恐怖症」の話に進み、「無意識」の構造については時間がなくて割愛。「NLPの前提」についても割愛。その後、ドーパミンの出し方について説明。意識的にドーパミンを出すことが、無意識をコントロールする要であり、NLPではまさにそれが可能となる、ということで簡単なワーク。本来は2人一組でやってもらうのですが、時間がなく、私対全員でちょっとした瞑想的ワークをやります。その名も「センサリーアウェアネス」、そのまま「リソースフル」な状態を生み出すワークへと移行します。ここでの要点は、「無意識」を「意識」化すること。そして資料の最後のフレーズに「催眠効果」が入っている、と言う説明はできなかったのでこれから追々、ということでセミナーが終了しました。今日は鹿児島、熊本、佐賀など県外からの参加者も多数。その方々は時間の都合で帰られましたが、残った福岡組で喉を潤しに隣の居酒屋へ。終電まで熱く語りました。その間、とんでもないミラクルにも遭遇。隣の男性の「無意識」が「反応」しまくっているのですが、私は「普通のこと」と平常に言うものの、内心、「すげ~な~」と思ってたりして。ちなみに現在、ハワイセミナーの提案を頂いていますが、そのうち上海でもやることになるかも。ついに私も海外進出ですか??
と言うわけで、端折ってレポートしましたが、短時間にかなり濃いセミナーができたと思います。次回は3月19日(木)の同じ時間(18:30~21:30)で同じ会場にて。テーマは「ラポール」。つまり無意識的コミュニケーションについてやりますので、よかったらたくさんのご参加をお待ちしております。ただし、定員16名ですので、もしかしたら次回辺りからオーバーしそうです。まだ案内ページは作っていませんが、先行申し込みはこちらです。なお、このセミナーでは皆さんにファイルをお配りしていますので、途中から参加されても、それまでの資料はすべて差し上げます。また、途中で休まれても、その回の資料は同じく差し上げますので、どうぞよろしくお願いたします。ありがとうございました。
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〇 3月14日(土)沖縄:NLPで徹底的に自分を知るセミナー
〇 4月11日(土)東京:瞬時に変わる!ウルトラ・コミュニケーション・セミナー
〇 4月12日(日)仙台:「宇宙となかよし」セミナー
〇<福岡NLP>3月19日(木):第二回・ラポールに始まりラポールに終わる!
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寝る前の「ある質問」、脳にとって本当に大事な習慣ですね。
これをしてる人とそうでない人の差はやはり大きいですね。
また、あの美しい鐘の音は、自分にとってとても良いアンカーとなりそうです。
セミナー後の語りも盛り上がれて楽しかったですね!
上海セミナーの実現が大変楽しみです。あの夜、上海案が生まれる様子を振り返ってみると、
ニューロンどうしがつながり合うごとく、人と人が必然的につながって未来へ発展する、まさにその瞬間だったなぁ、
と改めて思い、夏を迎えているQ引力の勢いや、人と人の出会いの素晴らしさを体感できた素敵な夜でした。
ありがとうございました(^ー^)
私自身、ミラクルを2つも体験してびっくりでした。無意識が反応すると言う場面をリアルタイムで体験することが出来ました。19日もよろしくお願いいたします
ほんとびっくりでしたね!これからもいろんな事がありそうです。次回もどうぞよろしくお願いいたします。