「本物」についての一考察 2009.1.29
2009年 01月 29日
それからTV放送されたのもあり、今、滝行が熱い!です。今年もまた「Q州ツアー」の開催リクエストを頂いていますが、もちろん滝行と宿坊での語りはデフォルトです。それ以外にも阿蘇や「あんでるせん」の企画もありますが、今年は平日コースの開催になりそうです。ただし、公での呼びかけはしませんので、セミナーなどで直接お会いされた希望者の方にご案内させて頂くことになるでしょう。
そして週末はいよいよ2009年初のセミナーが行われます。あ、そうそう、その前にちょっとお知らせ。2月14日に開催予定の望月マリアさんの「ヴァレンタイン・コンサートwith Q」ですが、実は直前になって会場設備の折り合いが悪くなり、只今、別の会場をあたっているところです。今週末に確認してからのゴーサインになりますので、おそらく予定通り開催にはなるでしょうが、場所と時間が若干変わることになりそうです。時間は一時間遅れかな。詳しいことは週末にでも決まり次第アナウンスしたいと思います。ご迷惑おかけしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。なお、人数については、多数、予約を頂いており、残席は8名前後となっております。もしも希望される方は、私の方へ直接のメールでも構いませんので、席をお取り置きさせて頂きます。
ところで、今、はまりまくっている「紳竜の研究」の関連ですが、紳助が経営する「寿司 はせ川」に貼ってある「標語」にニンマリするものがありました。
「夢を叶える最大の方法は 強く強く念じ、強く強くイメージする事 そして酒を飲み語る事」
なるほど。「強く強く念じ、強く強くイメージする」は願望実現に不可欠なことですが、最後の「酒を飲み語ること」ってのが紳助らしいです。しかし、これは単なる紳助一流の茶目っ気ではなく、願望実現のセオリーと照らし合わせても理にかなったことだと言えます。言い換えるとこれは「力を抜く」と「アウトプット」です。夢や願望を人に語ることには是非がありますが、語っていいのは、それを心から応援してくれる人の間において。そして願望はリラックスした状態でないと叶いませんので、酒を飲んでリラックスした、仲間同士で語り合うことは、確かいに「最大の方法」と言えるでしょう。さすが紳助。
そしてこれこそが私のセミナーでも目指すべき方向だったりします。私のセミナーでは、何よりもまず「腑に落ちる」ことに重点を置きます。「強く念じると叶う」と言えれても、それが腑に落ちてなければ難しいです。ですので、何よりもまず腑に落ちるための説明をした後、強く念じ、イメージする習慣をつけてもらいます。これ、実際私が実践して効果を確認済み。その後、懇親会で楽しく語り合う。これで紳助流の「夢を叶える最大の方法」が完成するわけです。
ところで、今日、「本物」について語ってくれと言われたので語りました。そこでもやっぱり「紳竜の研究」の影響がありました。「本物」とは「才能×努力」が最大化されたもの。これは紳助が言ってることと同じですが、私はさらに「営業力」を加えました。それはもしかしたら「努力」の中の一つになるのかもしれませんが、より細分化して言うと、「ある分野の才能」×「その才能を伸ばすための正しい努力」×「自分を売り込む力」の結果が、その人が「本物」であるかどうかを左右すると思っています。
まず、紳助が言うところによると、お笑いでも何でも、「才能」と「努力」には5段階あると言います。そして5の才能に5の努力があって5×5の25で最大、つまり「売れる」となるのです。紳助はそれに当てはまるのでしょう。ですので、まずは「才能」を見極める必要があります。紳助も言いますが、世の中はしょせん「才能」だと。才能のない人間がどんなに努力しても無駄です。悲しいかなそれが現実。例えば私はスポーツの才能も音楽の才能もありません。なので、それらの分野でどんなに努力しても一流にはなれません。
しかし、これは一つの仮説ではありますが、人は生まれながらに何かの「才能」を持っていると考えます。それを私の言葉で「天命」と言ったりするのですが、それを見つけることができれば、その人はラッキー。それに対して正しく5の努力をすれば必ず成功します。私の場合は、おそらく人前でしゃべる才能はあるかもしれません。ほとんど努力らしい努力もしていないのに、高校時代からなぜか人前でしゃべるとウケることを経験してきましたから。たぶん、これからもその辺の才能を努力によって伸ばしていけば、間違いなく成功すると思っています。
そうそう、紳助が言ってましたが、成功する人間は、実は最初の段階で決まっているんだとか。漫才の「オール阪神巨人」や「中田カウスボタン」などは、コンビを結成して一年目から面白かったとのこと。経験を積んで5年目から面白くなったのではないとのことです。その点で言うと、私の初めてのセミナーは2007年の6月9日ですが、どういう訳かすでに完成されていると言われました。もう何年もキャリアを積んでいるかのように言われ、自分でも驚いたものです。その意味で、私のは少なからずセミナーをしたり人前でしゃべる「才能」が備わっていると自分で思っています。
そして私は「しゃべり」においては、何人かのモデリングをしました。紳助が最初B&Bの洋七のモデリングを徹底的にしたように、実は私もモデリングをしていました。以前、「どうすれば人前でしゃべるのが上手になれるのか?」という質問を何度か受けたことがありましたが、私のその時こう答えていました。
「そのために2つあります。一つは自分で良いと思う人のトークを徹底的に真似すること。そしてもう一つは場数を踏むこと」
と。これは今でも変わりません。そしてなんと紳助も同じことを言っていました。自分が面白いと思う人が一番自分に近いのだから、まずは徹底的にパクれ、と。それが紳助にとってはB&Bの洋七だったのです。そして私にとっては、一番が加賀田晃でした。そして二番目は島田紳助。実を言うと、今では幻のセミナーと言われる私の非公開セミナーがあるのですが、その中でも同じことを言っていました。それは2006年4月に福岡市内某所にて仲間内で行われた「コミュニケーション・セミナー」ですが、その中で私は加賀田晃と島田紳助に影響を受けた、と言っています。そしてその2人を徹底的にモデリングしたのが今の姿です。もちろん今でもその二人のトークは何度も見ています。それが私にとって私の才能を伸ばすための正しい努力の一つです。
そして「才能」と「努力」に加えてもう一つ大切のが「自分を売り込む力」だと思っています。別の言い方をすれば「営業力」です。「コブクロ」という2人組の男性シンガーがいますが、彼らは間違いなく「本物」だと思っています。「才能」もずば抜けていますし、そのための「努力」もそうとうしてきたと思います。ストリートでもまれながら。ちなみにあるストリートでコブクロと人気を二分したのが、昨年のM1グランプリで優勝したNon Styleだったそうです。
で、コブクロの話ですが、ギターを抱える小さい方の彼は、有名な話ですがシロアリ駆除の会社でトップセールスマンだったそうです。それがどのように功を奏したのかわかりませんが、おそらく彼の「営業力」もコブクロをスターにした要因の一つだと推測できます。実は世の中には才能も努力もありながら、埋もれている人がたくさんいます。私が知る限りでは、ジャズの世界で、めちゃくちゃ実力のあるミュージシャンが全然知られていないことがよくあります。逆に実力的にはそこそこでも売れてる人もいるわけです。例えばジャズクラリネット奏者の北村英治さんなどは、確かにめちゃくちゃ素晴らしいジャズを奏でるのですが、楽器の演奏技術に関して言えば、彼よりも上手な人はいくらでもいます。しかし、売れているのは北村英治さんなのです。なぜなら、彼は自分を売ることにも力を注いでいたからです。
その他で言えば、一般的には知られていないでしょうが、ジャズベーシストに中村健吾さんと言う方がいます。彼はなんとアメリカでウィントン・マルサリスのメンバーでもあります。ジャズ界では一応マルサリス以上のものはありません。好き嫌いは別にして、頂点にいることは間違いないです。そのバンドに入るには、当然、才能も努力もずば抜けていることが必要ですが、その一方で、彼の天性の売り込み力も関係していると思います。以前、中村健吾さんが福岡にライブに来た時、確かに素晴らしかったのですが、CDを買うまではもう一歩の気持ちでいました。しかし、会計の時、中村さん自身が丁寧にお礼を言いながら握手を求めてきました。そして次に言った言葉が驚きでした。「CD持ってきてるんですけど、どっちがいいですか?」、と。私は思わず、「そうですね、スタンダードがたくさん入ってるこっち」なんて言って、財布からお札を取り出してしたのです。「CDいかがですか?」と聞かれたら、「今、ちょっと持ち合わせが」なんて言って断ることもできます。しかし「どっちがいいですか?」と聞かれたら、「こっち」と答えるしかありません。セールス技法の一つである「ダブルバインド」、加賀田先生流に言えば「二者択一で誘導する」を、自然とやっていたのです。しかもその前にお礼と握手でラポールを築きます。この日本人ベーシストが世界最高峰のウィントンバンドにいる理由がわかったような気がしました。
結局、どんなに実力があっても、それを評価する人がいなければ、本当の意味で成長することはできません。そしてその評価する人を確保するのが、いわゆる「営業力」、自分を売り込む力なのです。10回のリハーサルよりも1回の本番の方がその人を成長させます。しかし、その一回の本番を確保するには、営業力が必要です。ですので、仮に実力で劣っていたとしても、営業力があれば、いずれ成功するのはその営業力のある人なのです。それを見てある人は、「あいつは腕ではなく口でのしあがった」なんて言うかもしれませんが、のし上がった頃には相応の実力も付けているでしょうから、結局はのし上がったもん勝ちなんです。
ですので、「本物」とは何かと言えば、「才能」×「努力」×「営業力」の結果がが最大化されたものだと言えます。と言うわけで、私も「日本一の講演家」を目指して、自分の才能を磨くための正しい努力をしながら、マーケティングを含む営業をどんどんかけていきたいと思っています。その「日本一の講演家」になる人間が、週末、セミナーを開きます。まだ、席はありますので、心が動いた方はぜひご参加ください。2月14日のコンサート、その翌日15日のセミナーもお待ちしております。ありがとうございました。
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