「紳竜の研究」は凄すぎる!!! 2009.1.22

 今日も滝行でスタート。今日は2回見ました。そしてmp3に落として今も聞いています。そうです。すごいDVDです。あ、その前に昨日のエントリーで私のトークをユーチューブでアップしましたので、見逃してた人は見てくださいね。初めてのユーチューブですが、簡単にアップできるんですね。これからもこのツールはどんどん活用していきたいと思います。

 で、すごいDVDの話ですが、私がもったいぶるもんですので、いい加減にしろ!と思う人もいるでしょうし、問い合わせもきていますので、そろそろ正体を明かそうと思います。てなこと考えて、いろいろネットを見ていたら、実はすでに「起業家」の間ではバイブル的なDVDとして広まっているそうで、あの神田昌典さんも絶賛しているDVDなんだそうです。そう思ってたら、いろいろ紹介している人もいて、福岡在住の経営コンサルタントの栢野克己さんも絶賛していました。恥ずかしながら、単なる紳助好きで買ったDVDの中のセミナーを聞いて、「これはすごい、しめしめ」と思ってたのですが、もうすでにいろんな人の目にとまっていたんですね。。。

 何度も言いますが、このDVDは凄いです。全部が凄いのですが、特に紳助がNSCの生徒に向けて開いたセミナーは感動ものです。そのDVDの名は、

「紳竜の研究」

「紳竜の研究」は凄すぎる!!! 2009.1.22_b0002156_12324367.jpg これは2枚組のDVDで、一枚目が故・松本竜助を追悼するような内容で、実は一回しか見ていません。それと紳助のセミナー。これが凄い。このセミナーだけで私なら50万円は値を付けても惜しくないです。二枚目は紳竜の漫才。それに副音声でB&Bの島田洋七が解説をつけていて、それも凄いです。ただ、これは漫才サイドの話なので、直接的なインパクトは乏しいです。それでも、見続けているといろんなことがわかると思います。そしてやっぱり紳竜は面白いです。ただ、同じネタが続いているので、もう少しいろんな年代の漫才を収録して欲しかったですね。
 
 そもそも私は物心ついた時から紳助が好きでした。昭和55年の漫才ブームも覚えているのですが、私の周囲(小学生の)はB&Bやツービート、ザ・ぼんちなどが人気ありました。なぜならその人たちにはギャグがあったから。B&Bは「もみじまんじゅう」、ツービートは「コマネチ」、ザぼんちは「そうなんですよ、A地点から」など。正直言って小学生の頭では彼らの早口の漫才にはついていけません。でもギャグはわかるし、そこで笑えばいいこともわかります。学校で真似もしやすいです。ただ、紳竜にはお決まりのギャグはありませんでした。不良っぽい紳助がひたすら早口でまくし立ててるだけ。でも、それに笑うのが「かっこいい」と小学生の頃は間違いなく思っていました。そして時々、おばあちゃんに聞くのです。「島田紳助ってだれ~?」、と。すると決まって「アゴのしゃくれたブサイクな奴や」という返事が返ってきたので、それを聞いて何度も笑うのです。ですので、私にとって島田紳助とは、「アゴのしゃくれたブサイクな奴」が早口でまくし立ててるだけの印象で、ただそれだけで笑って、そして紳竜が出てきたら意味もわからず見続けていたのです。今思えば、私の早口も小学生時代にさかのぼるのかもしれません。

 その後、大学生になって、確か横山やすしが死んだ辺りだったと思うのですが、再び紳助に火が点きます。当時やっていた紳助メインの番組はビデオにとって見ていました。特に好きだったのがEXテレビとBLT。どちらかと言うと、アングラ系の番組でしたが、その方が紳助の面白さが出ていました。サンデープロジェクトなどは特に見ていませんでした。昔、11PM見てて、もうちょっとや~と思ってクライマックス迎えた瞬間、画面が変わって大橋巨泉に顔面シャワーなんてセリフは完全にネタなのはわかるのですが、そういうトークが紳助の面白さでした。それも即興で出るのですから凄いです。

 ま、それはそうと、このDVDの話。どこから話していいのかわかりませんが、本当に凄い内容です。特に起業家は必ず見ないとダメですね。むしろ自分を向上させたい、悩んでいる、そんな起業家がこれを見ると目から何枚も鱗がはがれおちるでしょう。私がそうでした。まだこれは見始めて5日くらいなんですが、最初は息するのも忘れるほど、没頭してしまいました。これは100回は見るか聞くかすると思います。こんなに没頭したのは加賀田晃DVD以来です。本当に。私はいつも、一つのことにはまりこんでしまいます。ですが、これがいいと思っています。「はまる」ということは、それだけ自分のものになりやすいということ。今、これを書いているそばからmp3でスピーカーに流して聞いています。やばい、聞き入ってしまう。

 何から話せばいいのかわかりません。いろいろあり過ぎて。もちろんここで詳しく話すのも反則だと思うので、あくまでこれを見た上で、私の視点から話すべきなんでしょう。まず一つは紳助は「努力の天才」だということ。紳助は自分で「努力していない」と言いますが、普通の人が必死で努力しないとできないことを、そんなノリでやってしまうところが天才なのです。例えば「さんま」という人は天性のお笑い芸人です。オール巨人もある意味漫才の天才かもしれません。しかし、紳助は決してそうでないと自覚しています。本当は面白いのです。ですが、自分は「天才」ではないので、戦略的に笑いを創っていくしかいないと自覚します。

 このDVDでは紹介されていないのですが、紳助がまだ高校生の頃、ボクシングをやっていて、試合の前にムエタイの真似をして舞を踊っていたら、上からすごく叱られた、、みたいな話を素人として高校の時にテレビで言ってたそうです。それを見ていたのが当時のオール巨人。「こんなおもろい奴がおるんや」と思ってたら、吉本の先輩にその人がいた、なんて話を聞いたことがあります。つまり、紳助にしてももともと面白かったのです。天声の笑いの才能はあったと思います。しかし、紳助はそれに加えて分析と戦略があったのです。だから紳助はオール巨人よりも、中田カウスよりも、大木こだまよりも、売れに売れてるんです。

 まず紳助がどんな努力をしたかと言うと、吉本に入ってコンビを組むまでの間、自分で面白いと思う人の漫才を徹底的に研究したと言います。例えば海原千里(現・上沼恵美子)の漫才を劇場に見て行って、一番前でこっそりテープに録音して、それを帰ってから一言一句すべて書き起こして分析していたそうです。時間もはかり、どこで受けるのか、一分間にどれくらいの間があるのか、など、とにかく徹底的に研究したんだそうです。すると笑いには一つのパターンがあり、それをシステム化して一つの教科書を作ったのです。そして「この通りにやれば売れる!」という確信を持ち、それに見合った相方を探し、それが松本竜助だったわけです。ちなみにM1グランプリの審査員はよく人選されていると思います。すべて紳助が認める人。島田洋七、松本人志、オール巨人、中田カウス、上沼恵美子など。松本は別として、紳助が若い頃、心酔したような人たちばかりです。松本にしても、紳助が漫才を辞めようと決意させられた人物。

 そして紳助が吉本に入門する前、自分の手本として定めたがB&Bの島田洋七。洋七に近づくため、その師匠である島田洋之助に入門したという徹底ぶり。そして洋七の側にいて、徹底的にモデリングしたというのです。その結果、自分にできる笑いのシステムが発見されます。あの当時、B&Bのスタイルは非常に斬新だったそうで、まさしく次世代の主流をいく漫才スタイルだったのです。そのB&Bも名前は忘れましたが、ある先輩漫才にひらめきを得てあのスタイルを築きました。つまり2人のうち一人が一方的に早口でしゃべって、相方はうなづくことでリズムを整える。このシステムを紳助が真似たのです。そして東にはそれと同じことを考えている人間がいて、それがビートたけしでした。つまり、B&Bにはそのモデルがあったのですが、同じくしてB&Bをモデルとしたのが紳助・竜助でありツービートだったのです。そしてその3つが漫才ブームをまさしく牽引したのです。ある時、その3つが東京で同じ舞台に立つ機会があり、そこで紳助とたけしが初めて会います。たけしはこんなことを言ったそうです。「B&Bに似てるね」、と。その時、紳助はそれを認めながらも心の中で「お前もやろ~!」と思ったそうです。

 つまり「売れる」には理由があるのです。特に「笑い」をコンテンツした場合、「売れる」にはそのためのシステムがあり、それを取り入れたのが当時の3つの漫才コンビだったのです。これはビジネスにおいても全く同じです。この観点から見ると、なぜ「鏡の法則」や「夢を叶えるゾウ」や「ツキを呼ぶ魔法の言葉」が売れるのかがわかります。なぜ会計士の書いた本が次から次へと売れるのかわかります。その理由を今はここでは書きませんが、私の中ではおぼろげながらその姿が見ています。後はそれを証明すればいいだけ。やります。

 話を戻しますが、紳助が徹底的にモデリングしたその手法ですが、何かに似ています。NLPにそっくりです。NLPはミルトン・エリクソンという天才セラピストのシステムをリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーがモデリングして体系化した方法です。その際、バンドラーはまさしくエリクソンのセッションを録音して、それを紙に書いて、そして分析したと言います。徹底的に。するとシステム、仕組みが見えてきます。そしてそのシステムの通りにやれば、エリクソンと同じような結果を出すことができた。まったく同じです。

 ただ、バンドラーが他の大勢と違うのは、彼は模倣と分析の天才だったこと。それは紳助も同じなのです。紳助はB&Bや売れている漫才からそのシステムを盗み取り、それを自分流に活かしただけ。しかし、それは誰にでもできることではありません。紳助だからこそできた、とも言えるのですが、これを「お笑い」ではなくその他の「ビジネス」に置き換えても同じことが言えると思います。実はどの世界でも売れる人は、最初にそのシステムを見つけ、それを活用することができる人なのでしょう。

 ちょっと極端な一般化になると思いますが、文系と理系という考え方があります。飯を食うだけなら専門性のある理系の方が有利に思うのですが、実際、どの国でも昔から理系より文系の方が地位が上でした。それはなぜか。文系はシステムが作れるからです。理系はどちらかと言うと、細部には強いものの、全体のシステムを俯瞰する力が文系に比べて劣っていると言われます。もちろん、それはすべてではありません。あくまで傾向としての話です。それを証拠に大企業の社長や官僚には、理系がものすごく少ないです。「ホジュン」という韓国ドラマを見て知ったのですが、当時の朝鮮半島では、医者の身分はどちらかと言うと低かったみたいです。

 何が言いたいのかと言うと、大切なのは「システム」ということ。どの世界にもその世界で売れるための「システム」があり、売れている人は例外なくその「システム」を採用しているのです。それを紳助のように意図的に取り入れるか、さんまのように天性の勘で取り入れるかの違い。

 そのことをはっきりと認識できたことは、このDVDの最大の収穫です。ただ、このDVDはそれだけではなく、本当にいろんな示唆を与えるものです。何度も見て、何度も聞いており、その度に新しい発見があります。発見があるということは、私もまだまだだと思うのですが、とにかく今は徹底的にこのDVDのコンテンツを吸収して、自分のものへと昇華したいと思っています。これからしばらくはこのDVDの話が続くかも知れません。とにかく2009年はしょっぱなからすごいことになっています。


【21日滝行日誌 16日目 曇り時々雨 7℃】

ホームグラウンドの不入道での滝行。気温は7℃なので、まだまだ温かいが週末から雪が降るらしい。いよいよだ。今日は観音経を唱えている途中で吹っ飛んだのやり直し。雑念が起こると吹っ飛ぶ。吹っ飛んだことがわかるうちは雑念がある。吹っ飛んでもいい。吹っ飛んだことがわからないくらい滝に入りたい。
Commented at 2009-01-23 14:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by レモンティー at 2009-01-25 14:14
Qさん、お久しぶりです。お元気そう&ますますパワフルそうで何よりです。

ていうかこのDVD、、、私もすっごく気になってたんです!
島田紳助のセミナーなんて、見とくべきじゃないかって。
アマゾンのカートに入れっぱなしだったので注文してしまいました♪
ありがとうございます。

31日はセミナーに参加させていただきます、よろしくお願いします!
Commented by katamich at 2009-01-25 22:13
■非公開コメントさん!
ですね!!
Commented by katamich at 2009-01-25 22:13
■レモンティーさん!
素晴らしいDVDですよ!
31日はどうぞよろしくお願いします!!
Commented by ミツヤ at 2009-03-29 12:26
Qさま、はじめまして。
私も遅まきながら、このDVDを見ました。
芸人のみならず、一般人にも非常に役立つ内容でした。
あと紳助さんのように、”心”がこもった話は、相手の心を撃ちますね。
それが印象的でした。
Commented by katamich at 2009-03-31 23:42
■ミツヤさん!
本当に役立つ講義ですよね!
そして紳助の話し方がまたいいですね!
by katamich | 2009-01-22 23:28 | ■人生哲学 | Comments(6)