恋も急がば回れ 2009.1.20
2009年 01月 20日
ところで今日はまったく話変わりますが、面白いニュースに触れてみたいと思います。
今や芸能界ナンバーワンのプレーボーイはこの男をおいて他にいないだろう。ロンドンブーツの田村淳(35)である。また美女とのデートをキャッチされたのだ。
発売中の「FRIDAY」がスクープしているのは10歳下のモデル風美女との岩盤浴デート。それにしても、淳はよくモテる。これまで藤崎奈々子や若槻千夏、坂下千里子らタレントや歌手との関係が取り沙汰され、相川七瀬、深津絵里、米倉涼子、仲間由紀恵らを狙ったこともあり、直近では中越典子と交際直前までこぎつけた。バラドルから大物女優まで片っ端からだからすごい。そして、今度は例えるなら松嶋菜々子似という美女だから絶句である。淳がモテるのはなぜか。ベテラン芸能記者は――。
「芸能界でホントにモテたのは、岡田真澄、布施明、森進一ですが、タイプは違うけど、共通しているのは女好きだけど好色タイプじゃない、ギラギラした野心を見せない、女性のために自分から動いて面倒をみるという3点。女性はこういう男に安心感を覚え、誘われるとついついていくのです。コンメシ(今度メシでも)といって誘わない男が多いけど、淳は百パーセント実行している。イケメンじゃないしスポーツマンでもありませんが、これらの条件に淳はすべて当てはまります」
番組では皮肉を言ってイジリまくるが、私生活ではとにかくマメで、見かけと違って博識という。平成のモテ男、ロンブー淳を見習え、か。
(日刊ゲンダイ2009年1月17日掲載)
と、あるように、ロンブーの淳ってのは、とにかくモテるようですね。「森進一」がモテるってのは、なんだか意外な気もしますが、この「モテる男の3原則」ってのは興味深いです。
・共通しているのは女好きだけど好色タイプじゃない
・ギラギラした野心を見せない
・女性のために自分から動いて面倒をみる
とありますが、モテるには必ずしも「イケメン」とか「スポーツマン」とか「金持ち」とかでなくてもいいんですね。ロンブーの淳だって、決してイケメンではないですし。そしてこれ読んで思い出した人がいます。かつて私が27歳の時、塾講師のバイトをしていたのですが、その時の同僚で年は同じくらいだったと思います。なぜかめちゃくちゃモテる男がいたのです。その人の特徴を言いますと、
・ブサイク
・目が「ない」と言っていいほど小さい
・ちょっと太り気味
・髪が長めでちょっと不潔感がある
・顔は汚い
・スポーツできそうにない
・ぼそぼそしゃべる
・そんなにお金も持ってない
などなど。本人がこれを読んでいたら、めちゃめちゃ失礼な話ではありますが、誰がどう見ても「モテる」とは思えないビジュアルでした。私も初対面で会ったとき、「なんや、この人は」みたいな、変な印象がありました。生徒からもバカにされてそうな印象があり、正直、ダメ男って感じでした。
しかし実際に接してみると、ま、いたって普通の男であり、気もいい奴なので、すぐに仲良くなりました。そしてよく飲みに行ったりもしました。しかし、その男と接すれば接するほど、不思議なことがいろいろわかってくるのです。とにもかくにも、その男はモテるんです。どの飲み屋に行っても、モテるんです。老若男女、誰からもモテるんです。それも飲み屋の席だけでなく、なんと生徒からもモテるんです。それも中学生です。そのモテ方も単に人気があるとかではなく、男としてモテており、何人かの女子中学生はその彼に「本気」になっていました。かなり際どい話も聞きましたし、そのかなり際どい留守録も実際に聞いたので、ウソではありません。それも一人二人ならば、ちょっと変わった女の子もおるもんだで済むのでしょうが、そうではなく数名いました。それ以外にも高校生や40代の女性などとも付き合いがあり、もちろん肉体的な関係にもありました。しかもそのことに及んでいる写メを私に見せたりするものですから、ある意味、下品な男とも言えました。まるで「ジゴロ」でした。
もし今会えば、もっと的確に分析・モデリングでるのでしょうが、その時、彼といて、なんとなくわかる部分もありました。そして今思えば、やっぱりこれか、と思うこともあります。それは人間にとって根源的な2つの欲求を満たしてあげる天才だったのです。
これはセミナーでもよくお話しているのですが、その2つの欲求とは、一番ベースにあるのが「安心・安全」への欲求。そしてもう一つが「関心」に対する欲求。一つ目はわかりますよね。生存する、危険から身を守るなど、「安心・安全」に対する欲求はすでに赤ちゃんの頃からあります。赤ちゃんにとって一番「安心・安全」な存在は母親です。なぜなら母乳を与えて生存を確保してもらえるし、抱っこして危険から身を守ってもらいますので。
しかし、その「安心・安全」をある程度自分で確保できるようになると、今度は「関心」への欲求にシフトします。もちろん「安心・安全」欲求は強く消えないのですが、「関心」という新たな欲求が芽生えるのです。そしてその「関心」を周囲から得たいがために、イタズラばかりし始めます。
で、この「安心・安全」と「関心」という2つの欲求は、大人になってからもずっと継続します。刃物を見たらちょっと身がすくむのも、刺されたら痛いという危険からの回避、つまり「安心・安全」への欲求が無意識に働いているのです。これは大なり小なり誰でもあります。人と接するのが苦手な人は、おそらく小さい頃に他人から傷つけられた経験があり、それが潜在意識に「人=危険」というプログラムとしてインプットされているのでしょう。苦手意識とか恐怖症ってのは、ほとんどが「安心・安全」欲求に基づく潜在意識へのプログラミングなのです。
一方、「関心」欲求については、生命を揺るがすものではないにせよ「人『間』」として生きる上で、必要な欲求です。「人」は「一」であり、それを維持するのが「安心・安全」欲求であるのに対して、「一・人」がそれぞれ「間」を持つことで「人間」となるのです。その「間」を取り持つのが「関心」です。つまり人は「人間」である以上、根源的に「関心」への欲求が備わっているものなのです。
では、人から好かれるためにはどうすればいいのか。簡単なこと。相手に「安心・安全」感を与え、そして相手に「関心」を持つことです。で、先ほどの同僚の塾講師は、それが極めて高いレベルで備わっていたと言えます。第一印象はあまりよくなくとも、実際にしゃべってみると、なぜか安心してしまうのです。彼はどんなことがあっても人を傷つける言動をしませんでした。私を含めて他の講師は、先生という立場で時には厳しいことを言ったり、突き放すこともあったでしょう。しかし彼には全くそれがありませんでした。それも誰に対しても分け隔てなく、優しく、そして親身に接していたのです。そしてそのことは生徒たちにも伝わっていました。
私も経験があるのですが、生徒が先生に対して、特に嫌悪感を示すのが「贔屓」でした。贔屓される方は最初はわからないのですが、そうでない生徒は、他に理由もなくその先生のことを嫌いになります。その結果、その先生は生徒全体からも嫌われるようになります。私の小学3年の時の先生がまさしくそれでした。今でも覚えています。
しかし件の塾講師は、その「贔屓」がまったくありませんでした。結局、「誰にでも優しい」→「自分にも優しい」というのが伝わり、生徒や大人たちに対して、ものすごく安心感を与えていたのです。私が受けた実感だけで言っても、彼がいるだけで「安心」するような存在でした。そしてもう一つが「関心」を与えること。彼は初対面で、とにかく私のことをいろいろ聞いてきたように覚えています。なぜ覚えているかと言うと、私が彼のことをいろいろ知るようになったのは、しばらくしてからだったから。彼が何か話をするとなると、それはたいていが他人への「関心」に基づいていました。そして自分のことは最後。それが生徒に対してもそうだったので、生徒が持っている「関心」欲求が高いレベルで満たされるわけです。別の言い方をすれば「承認」です。それもかなり高いレベルでの「承認」だったと思います。
そこまで行けば、どんなビジュアルであろうと、その人のことを好きにならないはずがないのです。よく世間では「八方美人」というと、ちょっと揶揄が入ったニュアンスがありますが、事実として「八方美人」はモテます。どこかで敵をつくったとしても、モテるのは事実です。そう言えば、私もかつては「八方美人」な人を好きになったことがあります。
ここでもしも、独身で恋人がいない人がいるとすれば、「八方美人」になることを目指してもいいと思います。最終的には一人に絞ればいいだけであり、本気で結婚したければ、恋人が欲しければ「八方美人」に徹するのも一つの手だと思います。ただ、世の中の男女は「自分が好きな・タイプな人から好かれたい」と思うものです。なので、ついその人に近づいていき、気に入られようとしたりします。確かにこれでうまく行くこともあるでしょうが、失敗することも往々にしてあると思います。ひょっとしたら「恋も急がば回れ」が言えるのかもしれません。まずは誰にでも平等に接して、平等に関心を与えて、平等にハッピーにするのです。すると「選択肢」が増えます。つまり自分に好意を持ってくれる人が増えるのです。そしたら、その「選択肢」から自分にとって一番の人を選べば成立でしょう。
そう言えば昨日「あいのり」を見ててもそう思いました。見てない人にはわからないと思いますが、今、「やまじ」というちょっと変わった女の子がクローズアップされています。その女の子はパッと見は可愛いのですが、22年間恋愛経験なし。それもそのはずだ、と視聴者は思うようになるのですが、これも上の理屈と同じことが言えます。「やまじ」は「ただっち」という男が好きなのですが、とにかく「ただっち」に対して執拗にアプローチするのです。男メンバーには他に3人いるにも関わらず。おまけに「シュレック」というちょっと不器用な男に対しては、露骨に嫌そうな態度を示したりします。これでは恋愛できるわけがありません。それに対して、ちょっと前に「桃」という女の子がいたのですが、その子は確かに可愛いのですが、それ以上に誰にでも優しく接していました。「シュレック」に対しても。なのでいろんな人から告白されたのですが、最後には一番好きな人と日本に帰ることができました。まるで「恋愛の方程式」のように明確です。
と言うわけで、恋人結婚相手募集中の人は、今から習慣にしませんか。誰にでも平等に接するということを。その前にまずは自分が「安心・安全」な人間であるかをチェック。眉間にしわ寄ってませんか。口がひん曲がってませんか。色の入ったメガネとかつけてませんか。当たり前のことですが、結構重要ですよ。まず第一には「安心・安全」です。それをクリアしたら、今度は「関心」です。例えばちょっと言いにくい例でもあるのですが、セミナーの懇親会とかに出た時、若くて可愛い独身の女の子と、それなりに歳いった既婚の女性が両サイドに座っていたら、まずは既婚の女性から攻めるんですよ。若くて可愛い女の子はある意味ちやほやされて当然と思っているので、その思惑通りに攻めても何の効果もないでしょう。場合によってはウザいだけ。それを逆に既婚女性と楽しげに喋っていたりとかすると、「うわ~この人、とっても楽しい人なんだ、、、私、好きかも」みたいな単純な話に展開することだってなくはないのです。
てなわけで、たぶんロンブーの淳も同じことをするんじゃないかな、、、と思った私でした。ちなみに先に出てきた塾講師は40を超えたあまり美人でもない女性から、めちゃくちゃにホレられていました。「正直、勘弁ですよ」と本人は言ってましたが、会うとやっぱり優しいのでした。だから女子高生にも中学生にもホレられるのでしょう。復習しますが、最初はターゲットを絞らないこと。地道に選択肢を広げていって、その選択肢に自分のタイプが入ってきたら、そこから一点集中に切り替えればいいのです。簡単でしょ。さあ、張り切っていきましょう!
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【21日滝行日誌 14日目 晴れ 9℃】
今日は午前中に滝に行ったら、なぜか人が多かった。なので、先に宝満山に行って、夕方に滝に行った。すると、なぜかまた人がいた。結局、その人が滝から出るのを待っていたので時間がかかった。こんな日もあるものだ。ところで、滝行のせいか、顔の水分油分が飛んでおり、パサパサになっていたので、ツレの美顔器を使わしてもらったらもちもちのつるんつるんに変身した。