奇跡の人から学ぶ 2009.1.19
2009年 01月 19日
てなわけで、11時に待ち合わせして「スラージ」へ。ランチタイムなのでゆっくりもできずに、その後はスタバへ。とにかくいろんな話をしました。彼の身の上の話、学校の話、誹謗中傷の話、大臣の話、ミネハハさんの話など。今、ミネハハさんのCDを聴いています。これは私がインドで本人から直接もらったCDです。「誰よりも愛しい人」というCD。めちゃくちゃ素晴らしいです。何度聴いても飽きることがありません。ミネハハさんは「CMソングの女王」として長く活躍されてきた人ですが、実はメジャーになることには、ほとんど頓着ないようです。ただ自分の好きな歌を歌っていきたい。自分のためではなく、誰かのために歌っていきたい。それができれば本望であり、それが天命なんだと思います。ちなみにe-BOOK「宇宙となかよし」の登場人物のモデルとして、ミネハハさんとダルさんがいることは、ここで明かしておきたいと思います。
ところで、ダルさんと話をしていて、いろいろと刺激を受けること、勉強になることがありました。私が今まで知りたかったことの一つに、「なぜ、ミネハハさんの歌は泣けるのか」ということがあります。実際、ダルさんとミネハハさんの出会いも、ブッダガヤのある祭典で、ミネハハさんの歌を聴いたダルさん(とディップさん)が涙を流したことがきっかけでした。その時、ミネハハさんが歌い始めると、ブッダが悟りを啓いた菩提樹に小鳥たちがたくさん集まってきたそうなんです。そして言葉もわからない多くのインド人が号泣。先日、インドの鉄道大臣が来日した際、その方が泊まっているホテルの一室でミネハハさんが一曲披露したそうですが、その大臣、感動のあまり固まっていたそうです。音楽ってのは、究極、歌詞がなくてもいいのかもしれません。
しかしただ単に上手なだけでは人を感動させることはできません。何事もそうですが、「上手」なことは条件かもしれませんが、「感動」させることができなければ、その道を語る資格はないと思っています。もちろん「上手」でないと人を「感動」させることは難しいでしょう。ただ、AさんとBさんがいたとして、Aさんの方がBさんより上手なのに、なぜかBさんの方が感動してしまう、ということもあるでしょう。極端な話、「感動」さえあれば何もいらないと思っています。
例えば以前、加賀田晃先生からこんな話を聞きました。加賀田先生が長い営業人生なかで唯一「負けた」人物の話。もっとも「負けた」と言っても、それは加賀田先生がその会社に入った初日だけで、2日目からはずっと勝っていたのですが、それでも無敗の加賀田先生に唯一の「土」を付けた人間がいるのです。ただし、それは現役時代の話であり、引退後はお弟子さんの中には凄くなった人もいます。で、その土を付けた人物の話。名付けて「カシワラ伝説」。その人物、、、顔はぐしゃぐしゃ、しゃべりは何を言ってるかわからないほど吃音、身体も不自由。営業マンとしてはまったくいいところがないと思うのですが、それでも加賀田先生を打ち負かすほどのスーパー営業マン。その日、ボウズで終わった加賀田先生は神社で肩を落としている時、カシワラと遭遇しました。もう一件、見込みがあるから着いてくるか、と言われて断る理由はありません。そしてそこで繰り広げられた光景。これはちょっと文章にはできません。言うまでもなく、その営業は成立。いったい何があったのか。そう、感動があったのです。人を感動させるのは技術や見た目じゃないんだ。そう思った加賀田先生は翌日からトップ。ただ、皮肉なことに加賀田先生がトップになったことで、カシワラは。。。
ま、それはともかく、「なぜ、ミネハハさんの歌は泣けるのか」と言う話。それについては、今日、ミクシィ日記に書きましたので、そっちから転載します。
今日はインド人のダルさんとランチしてました。
話は多方面に及んだのですが、当然、ミネハハさんの話にも。
「ところで、なんでミネハハさんの歌は泣けるんですかね。だって単に歌が上手なだけでは人って感動しないでしょ。言葉もわからないインド人相手にいきなり歌って泣かせるなんて、普通できないでしょ」
「それはね・・」
ダルさんが語りはじめました。先日、ミネハハさんのブログでも紹介されてましたが、インドの大臣が来日した際、ホテルのスイートルームで一曲歌った時も大臣は感動で固まってたそうです。
ダルさんが口にした言葉は、実は今見てる「すごいDVD」でも言われていることでした。
「ミネハハさんはそんなことしてたんですか・・」
感動しました。と同時にそれはまさしく私が心がけてることでもありました。なぜ、何の取り柄もない私が、こうやって好きなことして生きていけるのか。その答えがここにありました。
と書いてはみたものの、ダルさんからは口止めされているので、それ以上は書いていません。しかし、エッセンスはあります。「感動」を生むために必要なエッセンスが。何度も言いますが、人は何にお金を払うかと言う話。どんなジャンルでもそう。歌でも芝居でも漫才でも、もちろんセミナーや講演会でも。人はなぜ旅をするのかもそう。なぜいいレストランで食事するのかもそう。すべては「感動」のため。人は「感動」のためならば、いくら払っても惜しくないのです。そして世の中で成功している人のすべては、人に「感動」を与えられる人。
「上手」は相対価値であるのに対し、「感動」は絶対価値。もちろん「上手」は必要です。そしてどこまででも極めることはできます。歌の例で言えば、練習すればするほどに歌は「上手」になります。しかし、だからと言って「感動」できるかと言えば、そうとも限りません。逆にほとんど練習せずとも「感動」させる人はいます。人はどっちにお金を払うのか。言うまでもなく、「感動」にお金を払うのです。
だとすれば、目指すべき方向は「感動」しかありません。「感動」の手段として「上手」はあるのでしょうが、最初から「上手」に的を絞ってはいけません。これはサラリーマンでも同じ。営業でも事務でも技術でも何でもそうですが、「上手」にやることを目指してするのでは、サラリーマンでも並のサラリーマン。抜きんでるサラリーマンは、「感動」に焦点を絞っているものなのです。では、どうすれば「感動」を与えることができるのか。これが重要、これだけが重要です。
その最も基本的な条件として、まずは自分自身が「感動」できなければなりません。自分は全く「感動」しないのに、人を「感動」させることなど不可能。なので何よりもまずは、「感動」できる「心」を養うことが重要です。それも並の感動ではなく。余談ですが、e-BOOK「宇宙となかよし」を配信していますが、それを読んで「上手に書けてるね」という感想を持つ人とは、私は友達になれないでしょう。しかし、多くの人がそうであるように「感動しました」という人とは、どこまでも仲良くなれそうです。別に感動を強要しているわけではありません。単純に仲良くなるという観点において、私と「感動」を共有できる人だけが私の友達だと思っているのです。なぜならこのe-BOOKは私の「感動」そのものを文章にしたものなのだから。
成功者や例外なく「感動野郎」です。すぐに泣きます。でも、それがいいのです。心に「感動の種」を持ってなければ、人を説得することも、納得させることもできません。じゃあ、オレたちは何をすればいいのか。その「感動の種」を育てればいいのです。では、その「感動の種」を育てるためには何をすればいいのか。実は簡単なことなんですが、ここで文章にするとこれ以上は伝わらないので、この辺でやめておきます。
私のブログはところどころ「空白」ばかりですが、言うまでもなく、これはわざとです。脳は「空白」を埋めようとします。そのために潜在意識が働き始めるのです。私なども日常で意図的に「空白」を作って、新しいアイデアを引き寄せています。単純に「空白」の答えを埋めるのではなく、自らの潜在意識によってその「空白」を埋めるためのスキルを身につけることの方がはるかに大切です。でないと、潜在意識は活性化しません。
今、やってる21日行が終わったら、今年一番のセミナーが開始されます。福岡と鹿児島の「宇宙となかよし」セミナー、東京の「願望実現・目標達成」セミナー。これらはもちろん扱うテーマは違いますが、真のコンテンツは同じです。それは何か。言うまでもなく「感動」です。私がセミナーやコーチング、そして文章で与えたいものは2つあります。一つは「きっかけ」、そしてもう一つ「感動」です。人生ってのは些細な「きっかけ」でオセロがひっくり返るように変わっていくことがあります。かつての私がそうであったように。今度はそれを私の方から発信したい。そこにミッションを感じます。しかし、「きっかけ」をつかめても、それを持続させなければ意味がありません。そのためには努力も必要かもしれません。しかしそれ以上に重要なのは、自らの心の中の「感動の種」を育てること。
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【21日滝行日誌 13日目 晴れ 6℃】
今日は昨日よりは少し寒い。しかし折り返し地点を過ぎると、最初の頃のような苦しさはない。ただ、ここにきていろいろと雑念も生まれている。今回の「行」にはどんな意味があるのだろうか。

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