奇跡!奇跡!奇跡! 2009.1.16

 今日で21日行も10日目。ようやく半分ってとこです。ただ、折り返し地点を過ぎると残りは早く感じますよね。気を抜かずに走り抜けたいと思います。今日も不入道の気温は1℃。滝に打たれると芯まで冷えます。当たり前ですが。ただ、滝から出た瞬間と服に着替えるまでは、妙に暖かいのです。体温ってのは、34度くらいになると死ぬそうで、1℃の滝に入るということは、それだけ「死」に近づいているわけなんですね。ですが、健康である限り「恒常性(ホメオスタシス)」が働きますので、体内から体温を上げよう上げようと働くわけです。それが生命エネルギーってやつでしょう。なので「行」の間は、平熱が常に2~3度は高いです。

 そもそも病原体ってのは体温に弱いらしく、平熱が高いと実は病気にならないそうです。病気になって熱が出るってのは、結局、体内の病原体を消すための良い現象であって、それは身体がまともな証拠なんですね。ですが、もともと体温が高いと、そもそも病原体も寄り付かないわけでして、真冬の滝ってのは健康にとってもいいのかもしれません。近頃、平熱が35度台の人も少なくないそうで、そんな人は毎日熱いお風呂に浸かるか、または滝行でもするといいでしょうね。インフルエンザなんてふっ飛ばしますから。たぶんガンにもならないでしょう。ある意味、究極の健康法ですね、滝行は。

 とは言いながらも、滝行ってのは、何度やっても、何年やっても「慣れる」ことがありません。もちろん呼吸法が上達したり、無意識のコントロールが上手になったり、あとはお経や真言を覚えたりなど、形や技術の面では上達するものです。しかし、毎回そうなんですが、冬の滝に入る前は緊張します。できれば入りたくないという気持ちが、どこかで出てきちゃいます。また、人によっては長くやると、それだけ苦しい経験も何度はするわけで、それがトラウマになることもあるので、長いから平気というわけでもなさそうです。返って初めての方が入る前の緊張はないかもしれません。ただ、そういうトラウマも含めて、自分でコントロールできるようになるのが、滝の道なのかもしれません。

 ただですね。不思議なこともあるのです。毎回、毎回、入りたくないな~と思いながらも、滝から出たら、なぜか「明日もまた行こう」って気分になるんです。まるで「出産」ですね。経験ないし、一生経験することもないでしょうが、よく言うじゃないですか。出産の苦しみってのは「忘れる」って。それこそあらゆることを超越した苦しみのようで、男なら死んじゃうそうですが、その苦しみも産まれたら「忘れる」って機能が人間には備わっているそうです。だから2人、3人と産めちゃうわけで。また、それと同時に、妊娠中ってのは、無理しなければ多くの女性にとって至福の時期なんだそうですね。さらに、子どもを産んだ直後も最高のエクスタシーだとか。私にはわからない世界ですが、そうやってバランスが取れてるのかもしれません。ちなみに滝の仲間とよく話すのですが、初心者であれば意外と女性の方が平気な顔して滝に入るんだそうです。それだけ女性には潜在的に「耐える」って力が備わっているのでしょうね。

 ところで話変わりますが、最近のテーマは「奇跡」。別にこれは最近のことに限ったわけではありませんが。昨日の「アンビリーバボー」で井上裕之先生の話が紹介されましたが、それも「奇跡」の話。ただ、「奇跡」ってのは、実は「偶然」なんてものはなく、ほとんどが自分で引き寄せてるような気がします。何もせん人に「奇跡」は訪れません。以前、石井裕之さんのブログだったかに、ミワアキヒロの写真を待ち受けにしてる中学生の話が書かれてたと思います。中学生の、それも男子がミワアキヒロの金髪の写真を携帯の待ち受けにしながら、「何かいいことあった?」なんて聞き合ってる姿を電車の中で見て複雑な気分になったという話。

 最近の中学生もみんながみんなそうとは限らないのでしょうが、昔に比べると多くなったのは事実かもしれません。もっとも、昔はそんなブームもなかったわけですが、ある意味、「健全」ってのはミワアキヒロなんかでなく、巨乳アイドルとか美尻モデルの写真を待ち受けにするもんです。「座敷わらびー」とか、わけのわからないぬいぐるみの写真を待ち受けにするもんでもありません。あ、それオレや。でも、私はいいのです。大人だから。

 でもそんな私も中学生の頃は、携帯はなかったですが、生徒手帳にエロ本の切り抜き入れてましたから。それも数少ないノーカット(無修正)の女性の局部写真だけを。顔とかなくて、その部分のどアップの写真を。ちなみにそのエロ本のタイトルが「半分少女」ってので、そんなことだけはいつまでも覚えているものです。前にも言ったように、私の中学時代はめちゃくちゃイケてなくって、クラスで一番存在感ない男って言われました。それでも、そういう悪友はいるもので、その手の写真を持ってくる奴がいたわけです。ちなみに、ノーカットではありませんが、中2の時にエロ本を買ったことがあります。買ったと言っても、お店で買うのではなく、友達から買ったのですが、今思うと、あれはエロ本と言うより単なるヌード写真集だったと思います。いわゆる「からみ」みたいなのが全然なくて、女性が一人で裸になってポーズつけてるだけです。大きいと不便なので、ポケットサイズのものを買いました。その女優の名前が「葉山みどり」。これ、知ってる人は知ってますよね。アラフォーの男性ならば、普通は知ってるものです。今、これを読みながら、「うわ~、なつかし~」とか心で言ってる男性が、おそらく100人くらいはいるような気がします。あなたのことですよ、あなた。と言ってみる。ちなみにその本を持ってきた男の名前がタカ○ユ○キと言います。おそらく私の同級生か、その付近の人間で、私のブログを読んでる奴もいるでしょうが、この「タカ○ユ○キ」という名前を聞くと、「わかる~!」って膝を打ってるはずです。ちなみに私はそいつから、葉山みどりの写真集を300円で買いました。今なら3000円くらいの金銭感覚でしょうか。普通ならタダでやるで~と思うのですが、ガメツかったんでしょうね。よりによってそいつが使用したものを。この「使用」ってのがポイントですよ。男にとってエロ本は「読む」ものではなく、「使用」するものなのです。特に中学生や高校生はそうです。ま、さすがに今の私が葉山みどりの写真集で「使用」することはありませんけど。「行」とかそんなこと関係なしに。

 何の話かわからなくなってきましたが、え~っと、ミワアキヒロの待ち受けの話でしたね。要するに、そんなの待ち受けにして、「奇跡」を待ってどうするねん、ってことを言いたかったのです。中学生なら中学生らしくエロを待ち受けろって。それが言いたかったのです。確かにエロを待ち受けにして、何がどうというわけではありません。ただ、中学生ってのは、それだけで嬉しいものなのです。「イマオレノケイタイノマチウケハ○○○ダゾ」って思うだけで心が豊になるもんなのです。そしてそれが「健全」ってもんなのです。その意味で、私は健全な中学時代を送っていたと思います。

 あ~今日はイイ話書こうと思ってたのに、眠くなってきたので書けん。明日は北九州で滝行やし。てはわけで、今日はこの辺で。おやすみなさい。

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【21日滝行日誌 10日目 晴れ 1℃】

今日もまた気温は1℃。行に入ってから、ずっとこの調子で寒い日が続く。だからこそ「行」なのだろう。不入道の滝は、夏場は砂混じりで不快な時もあるが、冬は済んでいる。もともと不入道は水が美味しいことで知る人ぞ知る場所。いつもたくさんの人が水を汲みに来ている。今日は滝の中で何度も水を吸い込んでしまった。でも、美味しい水だった。甘露と言うべきか。
Commented by ユーアイネット幸福便 at 2009-01-17 07:23
滝行って体がなれてくるのかと思いましたら、まったく違うのですね。
読んでて参考になりました。

これからも時間がある時にはコメントしたいと思います。
Commented by いとっちゃん at 2009-01-17 12:22
クリックしたけど、、、お題と内容に大きな開きが・・・<爆笑>
だけど思わず、全部読んじゃいましたよ~!!
昨日は、奇跡!奇跡!奇跡!でしたよ。 (^_-)-☆
Commented at 2009-01-18 01:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by katamich at 2009-01-18 16:26
■ユーアイネット幸福便さん!
大きくは慣れるのですが、毎回、その直前は同じ気持ちですね。。
だからこそ続ける意味があるのかもしれませんが。
Commented by katamich at 2009-01-18 16:26
■いとっちゃん!
ちゃんと書くつもりが、眠くなって、、、ごめんなさい。
Commented by katamich at 2009-01-18 16:33
■非公開コメントさん!
経験してないことや、人から聞いた話のほとんどは根拠はないので、他の記事も含めてそう考えて頂ければと思います。
逆に絶対の自信や根拠をもって書く記事もありますので、すべてを一つに一般化することなく、それぞれの「書きぶり」で判断してもらえばいいと思います。
私が専門外や経験外のことを伝聞調に書いたところで、それを真に受ける人も多くはないと思います。
by katamich | 2009-01-16 01:38 | ■人生哲学 | Comments(6)