宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

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今話題のロングセラー、ベストセラー小説、「世界の中心で、愛をさけぶ」を「一気に」読みました。今朝、会社の同僚の奥さんから借りて、帰宅後に読んだのですが、200ページという薄さの通り、「一気に(←しつこい)」に読み終わりました。

普段はベストセラーなどには興味を示さないのですが、最近「冬のソナタ」にはまってるのもあり、この通称「セカチュウ」も一度は読んでおこうと思い手にしたのです。

読了後、「泣きながら一気に読めませんでした」が第一の感想。あらすじはいろんなところで紹介されているのでここでは重ねませんが、どうしたもんでしょうか、ちょっと感性が衰えたかな、っと心配にもなりました。ページが進むにつれ「どこで泣けばいいのだ」と不安になっていったものです。

ちょっとせこい手かもしれませんが、先ほど、グーグル「世界の中心で、愛をさけぶ、書評」で検索し、ざっと目を通してしまいました。すると、私のような読了感を得たのは実は全然少数派でないことがわかりました。だからと言ってどうと言うこともないのですが。

その昔、「一杯のかけそば」という短編があり、日本中が泣いたと席巻したことがありましたが、このときも「どこで泣けばいいねん」と自責の念にかられ、そのときと同じ心境になっています。

これがベストセラーになった理由を私なりに表現すると、「好きになるとすぐにセックスする最近の男女にとって、もったいぶった性的進行と白血病でハゲになっても好きでい続けるひたむきな愛」が単に新鮮だっただけなのかもしれません(←ちょっと表現がよくないですね。すいません)。

そして、中学の時でしたか、南こうせつの「妹」という歌を音楽の時間に歌った時、「お前は器量が悪いから心配」というフレーズに対し、いつも他人のことを「きもい」など言い放っている性悪の女子が、「器量が悪いなんてかわいそ~」と言って、歌に半泣きしていたのを思い出しました。

やっぱり、個人レベルでも社会レベルでもある種のアンチテーゼにひかれるのは普遍なのかもしれませんね。逆にいうと、アンチテーゼにこそビジネスチャンスがあるということでしょう。

話を戻すと、結論を言うと、この小説は個人的にはマスコミで騒がれるほどのレベルではないと思いました。当の作者である片山恭一氏も「なぜ売れるのかわからない」と言っていますし。

ただし、全く読むに値しないかというとそうでもなく、例えば、(ネタバレごめん)主人公が白血病に冒されている彼女を、修学旅行で行けなかったオーストラリアに連れて行こうと、死に間際に無理矢理連れ出して、誕生日のケーキを二人食べるシーンなんて、精一杯食べようとしたけど食べられない彼女に対しては、主人公に感情移入して「うるっ」とはきましたね。

あと、後半の主人公と祖父との会話はメモをとってもいいようなフレーズが意外とちりばめてありました。例えば、「あの世や天国を発明したのは好きな人が死んだからだ」とか「見えるもの、形のないものが全てだと考えると、人生は味気ないものになる」とか「人間の思い込みを保証するものとして科学があるのであり、科学者でない自分は別のものを使う。例えば愛。」とか「あとに残ったことによって、あの人を悲しませずにすんだ」とか。。。

「純愛」というモチーフは決して世俗的でも短絡的なものでもなく、人間の琴線に触れる普遍的な価値があるとは思うのですが、いかんせん、ちょっと200ページにまとめすぎたのが残念です。もう少し長くて、深くて、読み応えがあったほうが、私としては納得いく読了感を得たかもしれません。しかし、そうなるとベストセラーにはならないでしょうが。

まあ、なんだかんだ言ってますが、今の日本を映写している物語でもあるので、映画やドラマもできれば見てみたいですね。

それにしても柴咲コウの「泣きながら一気に読みました」という帯のフレーズは効きましたね。おそらく売上の8割はこのフレーズに騙されて、もとい、共感して買っていったのでしょう。その意味で、柴咲コウは文芸界の「みのもんた」かもしれません。

(写真はお昼会の柴咲コウ-MONTA MINO)
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by katamich | 2004-06-30 02:11 | ■読書・書評
昨日は1時過ぎに就寝したのですが、今朝は5時に目が覚めてしまいました。まるで老人です。

今日は終日事務所で平穏の一日でした。あまり書くこともないので、今日は「激辛」について書きます。

最近、嗜好がどうも「激辛化」しているような気がします。
実は行きつけのインドカレー屋「スラージ」では、その店の最高レベルの50倍カレーを注文しています。しかも、私が店に入ると「いつもの?」と流暢な日本語で注文を取られ、無条件に料理が運ばれてきます。私のレシピはカレー、サラダ、ラッシー、ナンという定食メニューに「小ライス」がサービスでつきます。それらを全て「右手」で食します。

話を戻しますが、最近、本当に中毒かと思うくらい「激辛」を食しています。先週の土曜日も「亜橋」というインドカレー屋で50倍カレーを食べましたが、一緒にいた人たちは舌先でちょっと舐めるだけでもヒリヒリきたそそうです。

通常、激辛は高血圧になるなどあまりよろしいとされていませんが、よくよく考えるとインド人なんか毎日激辛カレーを食べているので、本来的にはOKなのだと思います。むしろ激辛カレーには多種のスパイス(漢方薬)が使われているので、体にいいんじゃないかと思います。と、スラージのマスターが言ってました。

さて、話のついでに紹介しますが、福岡で最も激辛な店はどこだと思いますか。スリランカ料理店「ツナパハ」のレッドカレー?。うん、それは2番目です。一番はダントツで中洲にある「台湾ヌードル」の激辛台湾ヌードルです。これは最強です。スープが真っ赤で、表面がラー油で覆われています。ネギの変わりに刻み唐辛子がまかれてあります。もしかしたら日本一辛いかもしれません。

これを全部スープまで残さず食べられるのは1,000人に1人くらいだと思います。その1人が私です。今日も会社の帰りに食べました。しかし、ここは過激すぎてお客さんの姿が常にまばらです。店を存続させるためにも、皆さん、食べに言ってあげてください。何と言っても「激辛」「激甘」「激臭」の食べ物ってどうにも後を引きますので。

話は変わりますが、日本料理というものはアジアにありながら、ものすごく「味なし」ですよね。お近くの韓国、中国はいうまでもなく、東南アジア、インドなど南アジアも総じて食べ物は激辛です。「冬のソナタ」のユジンも真っ赤なチゲを食べていました。

日本の「味なし孤島」を人類学的、民俗学的に説明している論文があれば読んでみたいものです。

こんなことを言うと、私は日本食が嫌いかのように思われるかもしれませんが、実は世界一好きなのは日本食なのです。やはり、グルタミン酸とイノシン酸の結合味である「うまみ」を楽しめるのは日本食だけです。

今日は何の主張もないトリビアルな文章になってしまいました。今日は激辛を食べたので、明日は「激」な一日にしたいものです。

(写真は世界最臭料理であるシュールストレミング-一度は食べてみたい)
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by katamich | 2004-06-29 02:10 | ■食
今日はいい天気でたね~。2,3日前の大雨がウソのようです。梅雨明けも近いですね。

今日は久々に朝礼がありました。やっぱり会社の状況は厳しいですね。
それでなぜか企画書に通ったということで、なぜか私に意見を求められました。
「どうすれば仕事が取れるのか」、と。
あまりに漠然とした質問だったので、「わかりません」と返答したのですが、実は自分なりの答えはありました。

せっかくなのでこの場で公開します。それは、「客先(クライアント)の立場になる」と言うことです。

具体的にいうと、客先は業者の提案の「あらさがし」はしません。どうすればわが町がよくなるかという「前向き」な提案にしか目がいきません。それは逆の立場になればよく分かることです。

例えば、自社の経営改善をするための提案を他社に求めた場合、自社の劣悪な経営状況、すさんだ財務状況、乏しい社員構成、などを書き連ねても「それはわかっている」と見なされます。逆に心証が悪くなるかもしれません。ましてや、言葉遣いがどうだの、矢印の位置がどうだの、そんな細かいことなんか全く目に入りません。

むしろ、「御社にはこんな長所(ポテンシャル)がある」とか「こうすれば来年からボーナスが5倍になる」といった提案の方がよく読むはずです。

しかしながら、社内で町に対する企画書を見せると、「もっと相手の危機感をあおれ」とか「この言葉遣いはなんだ」とか「企画書の構成が悪い」など、ネガティブなことやどうでもいいことばかり指摘されます。客先、そして企画書の長所にはなかなか目がいきません。

堀紘一という経営コンサルタントの本に書いてあったのですが、「一日に2人は部下を褒めた方がよい。そうすると自分がいかに社員のことを理解していないのか、自分が勉強不足なのかを知る。しかし、部下の悪いところばかりを指摘していると、何となく仕事した気にはなるが、自分や部下にとってよいこと、成長することは何もない」、と。

全くその通りだと思います。短所を是正することでは平均点には達するかもしれませんが、他より抜きん出ることはできません。やっぱり長所を伸展させる方がよいのだと思います。それは会社の同僚、クライアントに対しても同じです。

つまりは、クライアントの立場に立つということは、クライアントにとって都合のよい話をする(自分の知らない発見を語る)ことだと思います。

そしてそのことを熱く語ることで仕事はうまくいくような気がします。それをこれから「実験的」に実践してみたいと思います。

そんなことを、今日は久々に同僚と飲みながら話していました。最近は同僚と飲むことなどめっきり減っていました。別に避けていたわけではないのですが、それよりも社外に飲む人がたくさんいたので、財布の状況もあり、ちょっと控えていたのです。しかし、たまには同僚と飲むのもよいかもしれません。なんせ、同じ会社で同じ目標を持つ同士です。これからもたまには飲んで情報交換したいと思います。

気持ちよく家に帰りました。しかし、毎週月曜日の楽しみ「あいのり」の時間に遅れてしまいました。今日はオレのファン「ハカセ」が恋する「ユカ」に告白する日です。かろうじてそのシーンは見ることができました。素直に感動しました。ハカセを見るのも来週で最後だと思うとちょっと寂しいですね。

(写真は「あいのり」に出てくる「ハカセ」のアップ)
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by katamich | 2004-06-28 02:16 | ■日一日
昨日はずい分と長い時間飲んだものです。でも今日は朝から吹奏楽の演奏会でした。
今日の演奏は、春日市の小学校の研修会の前座での演奏。聴いてくれる人たちは小学生のPTAや教育の関係者など大人の人たち。頑張って演奏しました。

昼はそのまま博多の音楽ホールに移動して練習。楽しかったのですが、休憩時間には眠ってしまいました。

夜は「木の花ガルデン」というレストランで夕食。そこは大分県の大山町農協が主催しているバイキングで、大山町でとれた新鮮な野菜や肉の料理が食べ放題。私は「食べ放題」は「質的」に満足いかないものが多いのですが、そこはお惣菜のような料理で派手さはないのですが、よいものをじっくり食べることができ、久々のヒット作でした。

と言うわけで、昨日、今日と実に充実した週末で心地よい疲れを感じています。明日からまた頑張るぞ~!

(写真は「木の花ガルテン」)
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by katamich | 2004-06-27 02:07 | ■日一日
昨日、今日と今年の梅雨の最後を飾るにふさわしい大雨でした。
昨日なんかは車に乗っていると、ワイパーを全開にしても、どしゃぶりで前が見えないほどでした。今朝もまだそんな感じでした。

しかし今日は9時から大事な用事がありました。現在参加している「春日まちづくり塾」の「笑まち班」で実際にまち歩きをしようというものでした。
それは以前もここでお話したとおり、「笑い」をテーマとしてまちにツッコミを入れながら歩くのです。言いっ放しじゃ申し訳ないので、先ずは我々から実際に歩いてみるのです。

9時にJR春日駅に集合。しかし、昨日から続くあいにくの大雨。でも予定メンバーは一人を除いて当然のごとく集合。9時半頃に4人が集合したのですが、4人とも口を揃えて、
「とりあえずこんな大雨にまち歩きをするなんて、まずは自分達がツッこまれる」
と大笑いしながらスタートしました。

するとどうでしょう。いざ出陣と春日原の商店街に足を踏み入れた瞬間に雨が完全に上がったではありませんか。
昔、親から「天候の不満は一番言ったらあかん」と言われていましたが、この歳になってそれが実感できるようになりました。天気なんて何を言ったからといって自分の力では変えることはできないのだから、雨なら雨で感謝していた方が得です。そうすると気持ちは晴れやかになるし、ひょっとしたら今回みたいに天に微笑まれることもあるのです。

そういうわけで幸運にも4人とも傘をささずにまち歩きが始まりました。
「ツッコミ」という視点からまちを見るとなかなか思った以上に面白いものです。
例えば、
・「俄か関にどうぞ」という看板に対しては、「読めません!(にわか雨と読むそうです)」とか(JR博多駅)、
・「リサイクル・アンティーク」の店(古い)に対しては、「あんたがアンティーク!」とか、
・「暗い店です」の店に対しては、「それは気になる!」とか、
・店先に得体の知れない骨をぶら下げている「ホルモン屋」に対しては、「これは実は売りものか!」とか、
・スナック街でピンク色のハートマーク入りの看板に書かれた「定食」を見つけては、「ちょっと違うだろ!」とか、
他にもいろいろツッコミどころが満載でした。そして、歩いていると、結構疑問点なんかも出てきて、市場の人に「この魚どうやって食べるの?」とか、「この黄色い梅は何?」とかいろいろ質問してしまうわけです。それがまた楽しい。そうやって笑いながら歩いていたものですから、余計にまた楽しい。

さらに笑いながらもこんな経験までしました。まち歩きの最後の方に、あるお店に入った時です。そこは割り箸や串、紙コップ、箱、色紙などが売られている店だったのですが、店の奥でおじさんがなにやら一人机に向かっているのです。何をしているのか入って近寄ってみると、仕出のお弁当などの「箱」を一つ一つ丁寧に組み立てていたのです。我々はそのような箱はてっきり機械で大量生産しているものと思っていました。しかし、そこでは一つ一つを手作りで組み立てていたのです。そんなのを見てしまえば、食べ終わったからといって簡単にごみ箱には捨てられません。しかし洗って使うのも難しそうなので、せめて捨てる時に「ありがとうございました」と言って捨てるべきだと強く思いました。そして、さっきまで笑っていた4人もえらく「感動」してしまったのです。

まちにツッコミながら歩いていたのが、「笑い」だけでなく「感動」まで得られたのは大きな収穫でした。4人はその後、味のあるコーヒー屋に入って一時間しゃべった後、カレー屋で昼食をとり、そこでも一時間しゃべってしまいました。結局歩いている時間より、座ってしゃべっている時間の方が長かったのですが、これもひとえに「笑い」の班ならではのことでした。

そして「笑い班」は2時前に解散し、私はそのまま友人の家に行き、4時から夜中の12時まで飲んでいました。そこでも大いに笑いました。

やっぱり「笑い」は素晴らしいものです。これからも、「笑い」を生活はもちろん、まちづくりやビジネスにももっと積極的に活かしていきたいと思います。

(写真は春日原商店街)
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by katamich | 2004-06-26 02:06 | ■まちづくり
今日はすごい雨でしたね。沖縄で梅雨が明けると福岡では最後の大雨が降るようです。最近テレビで知りました。

今朝は大雨の中、先生を迎えに行ってから北九州へ。一昨日と同じく、気乗りのしない仕事です。教育についていろいろな立場の人が話し合うのですが、私はメモをとるだけ。言いたいことをグッとこらえる。コンサルの辛いところです。

しかし午後は楽しいことがありました。北九州からいったん福岡に戻って、その足で県南のY町向かいました。例の農業計画の町で初回打合せです。
3時過ぎに役場に入り、採用頂いたことのお礼を言い、採用のポイントを聞いてみました。

すると、「町長以下、全会一致で採用」とのことでした。つまり100点満点の企画書だったのです。こんな嬉しいことはありません。1つの企画書を通して私の心が通った気がします。仕事冥利に尽きると言うことです。さらにこの仕事ではツイてることばかりです。例えば、
・農村振興の専門家と接する機会が持て、勉強になる上に人脈も作れる。
・来週、視察に行くのですが、「赤村」や「立花町」など私のフィールド、知人のいるところ。
・さらに長野県まで視察に行くことができる。
・とにかくこの業務を通して、いろいろ勉強し、またステップアップできる。

一生懸命に取り組んで心が通えば、こんなにいろいろなプレゼントが待っているものです。本当に感謝、感謝です。あとは期待に応える、いや、期待以上の仕事ができるように誠心誠意、感謝の気持ちでこの仕事をやり遂げなければなりません。この気持ちのまま行けば、きっと大丈夫だと思います。

それから、夜は夜で私の「心の友」の家に遊びに行きました。そこでもなぜか農業の話。そして世の中の話、未来の話。ここでは普段できないような面白い話ができ、私の精神のスタミナ源となっています。こんな人たちと知り合えたのも本当に感謝です。

明日からも感謝の気持ちで生きていきます。
by katamich | 2004-06-25 02:05 | ■日一日
今日は梅雨らしい雨で、久々にバスで通勤しました。バスは本が読めるからいいですね。
最近仕事の話ばかりですが、まあ、仕事で食っているので週末まで勘弁してください。

タイトルの「ネイブルランド」とはご存知のように1999年に廃業した大牟田市にあったテーマパークのことです。名前の由来は、大牟田市が九州の真ん中(=へそ)に位置するということで、へそ→ネーブルのへたの部分がへそみたい、だからネイブルランドということらしいです。説明されないと絶対に分かりませんよね(説明されても納得はできない)。

現在のネイブルランドは完全な廃墟状態です。

なぜこの話を出したかというと、実はこの廃墟になったネイブルランドの跡地の利用方法に関して、現在、企画提案書を大牟田市から求められているのです。いつものプロポーザルコンペです。そして私も少しはそれに関わっていたのですが、自然と身を引いてしまい、明日が企画書の提出日となっています。

ネイブルランドの跡地利用については、大牟田市も頭を悩ましているようで、会社でもいろいろ考えを出し合いました。案としては「ショッピングモール」「石炭産業のモニュメント」「住宅地」「愛知万博のサテライト」など、たくさん出し合いました(それにしてもショッピングモールはあんまりですよね。ユメタウンにも客がいないのに。時代錯誤な某所属長の案ですが)。

結論から言うと、どのコンサルがどんないい案を出してもそれは計画倒となり、またしても無駄な財政支出を生み出す結果になるでしょう。

しかし私は、公には言っていませんが、この跡地を活用する唯一の方法を知っています。明日が提出なので、もう公開してもいいでしょう。

【ネイブルランド跡地利用計画】
<利用方法>
ネーブルの果樹園
<ねらい>
新しい文化の創造、環境の保全、コミュニティの育成、無駄な財政支出へのけじめ、など
<フロー>
・大牟田市職員1,800人から100円ずつ集める。
・集まった18万円で「クワ」100本と「ネーブルの苗」一本、残りは「お茶」と「米」と「塩」を買う。
・職員総出で跡地のアスファルトはがし、土の掘削をする(つまりドカタ作業)。
・毎日、職員100人が握り飯を頬張りながらドカタ作業をし、土が耕せたところに「ネーブルの苗」を一本植える。
・ホームページ、広報などで市民ボランティアを募り、職員と市民が協働でドカタ作業をする。
<期待される展開>
・職員の一生懸命な姿に心を打たれた市民が、ボランティア、ユンボ、握り飯、苗の差し入れなどを始める。
・市民みんながネイブルランドの跡地に集まり、一生懸命クワをおろすことで、親子の触れ合い、地域コミュニティの醸成が実現される。
・その光景を材料に地元のテレビ局がドキュメンタリー番組を作る。
・番組を見た市外、県外の人からボランティア、差し入れが相次ぐ。
・大牟田市が全国的に有名になる。
<物語>
大牟田市はかつて炭鉱文化を謳歌し、日本の一大産業地域であった。しかしエネルギー革命後、産業の撤退、人口の減少が余儀なくされ、かつての隆盛も見る影なく地域は衰退していった。
その後、新しい地域活性化に向けてハード、ソフトにわたる数々の振興策を講じてきた。その一つがネイブルランドの誘致である。しかし誘致から10年を待つことなく、廃業へと追い込まれた。
ここで大牟田市の職員が立ち上がった。「俺たちの手でもう一度ゼロから文化を創ろう!」。そして日々、職員はネイブルランド跡地に集まり、石炭時代のツルハシをクワに持ち替え、新しい文化を創造していくのである。
<解説>
なぜ、クワをおろすことが文化を創ることになるのでしょうか。そもそも「文化(=culture)」と「耕作=cultivate」とは語源を同じくするものです。ネイブルランドの廃業は石炭文化の終焉、それに続くバブル経済・文化の崩壊を象徴するものです。今の大牟田市には「文化」はありません。そこでもう一度原点に戻って地域そして住民の手によって新しい「文化」を創ることを始めなければなりません。クワをおろした結果、どのような文化が育つか分かりません。しかし確実に言えることは、地域の人たちの力と心が1つになること、ネーブルを一本一本植えることで環境にも貢献すること、無駄な財政支出に対して反省できること、国や県に頼らずに大牟田市職員が「自分の力」で地域を創ることの意義を知ることです。

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さて、どうでしょう。いい方法だと思いませんか。大牟田市に限ったことではありませんが、地方自治体は3割自治と言われるように、昔から依存体質が根深く残っています。今回のネイブルランドにしても、500万円もの委託金を積んでコンサルに「いい絵」を書かせるだけ。まさに依存体質以外の何ものでもありません。しかも大牟田市はネイブルランドを始めとする無駄な財政支出で市民オンブズマンから訴訟を起こされているのですよ。今のところ2審では勝っているものの、その弁護士費用に既に3千万円も使っているのです。しかもオンブズマンは上告しましたので、裁判は継続中です。これまた無駄遣いです。市民の税金を。

いい加減に昔のプライドを捨てて、一から出直してはどうでしょう。職員みんながクワをおろして汗を流していたら、オンブズマンだって訴訟なんか起こしませんよ。そうなったら私だって週末に大牟田まで行って一緒にクワを下ろしますよ。いい加減に目を覚ましてはいかがでしょうか。

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と、こんなことを言いながらも、大牟田市から500万円の委託金をせしめようと企画書を書き、そうやって私はご飯を食べているのです。上のようなことを言ってしまえば仕事はなくなります。でもそれは本音です。これをジレンマと言います。コンサルの辛いところです。コンサルの限界を感じます(涙)。でも負けずにいい時代を創っていきます。

(写真はネーブル-先っぽが「へそ」のようです、、、か?)
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by katamich | 2004-06-24 02:03 | ■まちづくり
今日は6時に目が覚めましたが、本を読みながら2度寝をしてしまい、次に目が覚めた時には「ハナマル」が始まっていました。よく見ると岡江さんも結構、年取りましたね。昔、「天までとどけ」という昼にやっている大家族のドラマが好きだったんですが、その時よりは確実にふけた気がします。ほっとけ、と言われそうですが。

そうそう、ハナマルのゲストに松島尚美が出ていました。オセロの片一方ですが、実は結構好きです。月曜の夜中にやってる鶴瓶とのトーク番組「きらきらアフロ」をよく見ています。素のしゃべりがめちゃくちゃ面白いです。あんな友達がいたら楽しいだろ~な~と思います。そんなわけで、今日はダイナミックに遅刻をしてしまいました。

昼から北九州方面へなんか乗り気のしない会議に。しかしそこへの車の運転中、上司の携帯に突然朗報が。なんと、一昨日、このコーナーで公開した「農業」の計画が採用されたとの知らせ。やりました!。久々のゲッツです。

実は内容には自信がありました。しかし他の5社はかなりの強敵。中には「農学博士」なんて人もいましたし。普通ならかないっこないのですが、おそらく企画の「奇抜さ」が「町長」にウケたのかもしれません。通常は町長はプレゼンの場になんか同席しないのに、今回はまん前に座っており、この計画に対する町の意気込みが感じられていました。それにしてもさすがは民間出身の町長です。頭が柔らかいです。あの町長とは仲良くなれそうな気がします。ダイナミックにツイています。

「農業」の計画は前から興味があり、去年も頑張って営業していたのですが、実績のなさでことごとく跳ねられていました。しかし、今回はやりました。事務所では初めての仕事です。しかも企画書は私一人の考えで書きました。それが採用されたのだから余計に嬉しいです。面白い仕事ができそうです。

その一方でちょっとだけ愚痴らせてください。企画書には農業振興の専門家の先生を紹介する欄があったのですが(仮にH氏とします)、車の中で電話を受けた上司の一言がたまりません。「○○採れたぞ。やっぱりH氏の名前が効いたな。」と。(ちなみにH氏は上司の知人でありますが、私も全く知らない人ではありません)

う~ん、痛い。ここで、「○○採れたぞ。石田よう頑張ったやないか。」と言ってくれるだけで、限りある社員という資源が大幅に活性化されるところなのですが。言葉による「波動」を理解していたら、決してマイナスの言葉は出ないはずですが。。。

意に反して愚痴ってしまいましたが、実は反面教師に出会えて私はラッキーです。私はこれからも人を元気にさせる言葉を積極的に発していきたいと思います。

それにしても会社に戻ると同僚社員から「おめでとう」を言ってもらえ、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。それからその上司に対しても、ダイナミックにありがとうございました(←嫌味じゃありません)。
by katamich | 2004-06-23 02:01 | ■まちづくり
今日は一日事務所で書類づくりに会議。昼は印度カレーという一日。
カレー屋でいつものように手で食べていたら、隣のお客さんから「ここは手で食べないといけないんですか?」って。「そうです」と答えておけばよかったかな(笑)。

ところで、つい2~3週間前からコピーライターの糸井重里さんの発行しているブログを読むのが日課になっています。これは素晴らしいです。毎日糸井氏本人の文章が更新されている上に、糸井氏と親交のある著名人の文章が立ち代りデイリーに連載されています。どの文章もライトな感覚で読みやすく、思考の幅を広げてくれます。

前置きが長くなりましたが、今日のブログには「かっこいいオトナ」というシリーズで、ボサノバの創始者ジョアン・ジルベルトが紹介されていました。私の自己紹介にもあるように、ジョアンはかなりフェイバリットなアーティストです。

彼は昨年、初来日したのですが、その時のエピソードが紹介されてありました。簡単に言うとこうです。

「講演の3日目、全ての演奏が終わり拍手を浴びている時、突然、ジョアンが微動だにしなくなった。その間20分間。そしていっこうに鳴り止まない拍手の中、静かにアンコールを歌いだした」、と。

どういう事かと言うと、20分もの間、ジョアンは拍手とともに観客の心を全身で浴びていたというのです。その翌日の講演でも沈黙があり、最後に「a-ri-ga-tou」。そして「こういう観衆を何年も求めていたんだ」、と。

さらに、同じようなことが最近もありました。しつこく登場させますが、「冬のソナタ」のサンヒョク、ことパク・ヨンハがプロモートのため来日した時のことです。5,000人もの観客から拍手喝采を浴び、最後には歌いながら感極まって涙ぐんだということです。そして、「実はこれほど多くのファンの皆さんが集まっていただけるとは思いませんでした。きょうのことは一生忘れません」、とパク・ヨンハ。

普通はジョアンやパク・ヨンハのようなカリスマ(?)は、我々一般オーディエンスに感動を与えてくれるものですが、彼らは同時に我々から感動を持ち帰ってもいるのです。

実はこれは日本という国ならではのことだと思います。ジョアンの故郷のブラジルでは、歌を聴くのもつかの間、かってに踊って騒ぎ出すことも日常だとか。欧米でも演奏中に席を立ったり、歌っているのにブーイングしてみたり、わざと奇声をあげたりすることが多いそうです。

しかし、日本人は誰が来ても優しく迎え、静かに耳を傾け、最後には盛大な拍手で称えます。この日本人の拍手には「心」が宿っていると思います。始めて来日する外国人は、例外なく日本人のこの「心の拍手」を浴び、感動して帰っていくものです。誰が言ったか忘れましたが、ある著名な外国人は日本人にして「世界一ラブリーな国民だ」と言ったそうです。

私はそのような日本人のメンタリティを同じ日本人として誇りに思います。私は別に国粋主義者ではありませんが、真にそう思います。

そして私自身にもこのメンタリティが備わっていることを自覚し、多くの人に「よい心」を浴びせていきたいと思います。

(写真は切ないサンヒョク-パク・ヨンハ)
by katamich | 2004-06-22 01:58 | ■音楽
今日は7時に会社入りし、福岡県南部の町に9時。こないだ書いた企画書のプレゼンテーションです。今回はこれまで取り組んだことのない「農業」の計画。私はもちろん農業など門外漢。しかし「農業」は人知れずマイブームであるのです。別にベランダのプランターでミニトマトとか、ステビアとか、ミラクルフルーツとかを栽培しているからと言うわけではなく、純粋に農業の可能性に大きな期待をかけているのです。

今回の企画書は「みかん」を名産とする町の地域(農業)振興の方策です。
通常なら所員の何人かでブレーンストーミングをして、知恵を出し合ってから書くのですが、今回は誰も取り組んだことないですし、競合相手も強敵なので、「書くなら私一人で」という条件で書きました。前にも言ったように、標準的な企画書を書くくらいなら、一人で「奇抜な企画書」を書きたいと思っていたところです。取れる確度が高いものはそうもいきませんが、今回はどちらかと言うと条件は不利なので、そのお許しがでました。

企画書を提出して、プレゼンも終わったことなので企画書のポイントだけ公開します。
①地域活性化には「若い女性」を引きつけることが大事。方法として、みかんを使った美容関連製品の開発、ゼリーなど美容食品の研究、美容農園の展開、シトラスアロマオイルなど癒しグッズの開発などを提案。
②「ほんもの」をつくる。農法、農作物は環境や健康に配慮したものとし、先端の農法を紹介しながらそれを取り入れ改良する方策を提案。
③「地域で生産・消費」を大切にし、輸入オレンジにまけない付加価値(ブランド)を求める方策を提案。

こんなとこです。特に①は重要だと考えています。よく考えると世の中のブームの原動力となっているのはたいていが女性です。「冬のソナタ」も然り、メロンパンも然りですし、観光など地域活性化の裏には必ず女性ありです。「京都」はいまだに日本一の観光地ですが、リピーターのほとんどは女性です。他にもガラス工芸のまち「小樽」、黒壁のまち「長浜」、映画と温泉のまち「湯布院」、手作り工芸のまち「綾」、ペンションのまち「伊豆高原」など栄えているところはみんな女性に支持されています。

逆に某○牟○市などはネイブルランドをつくっても炭鉱というイメージが女性に好まれず、衰退が進んでいます。某○世○市などもハウステンボスという目の付け所はよかったのですが、ここも米軍と造船の男臭さ溢れるイメージが拭えず、衰退が進んでいます。同じ長崎でも長崎市なんかはランタン祭りや中華街など女性に好まれ賑わっているイメージがあります。

これはちょっと考えればわかることです。若い女性のいる場所には男は群がりますが、野郎がたむろしている場所になんか女性は寄り付きません。

実に簡単な理屈で、誰もが納得できると思うのです。しかしいざ行政相手となると、個々人は分かっていても、すぐに「だけでいいのか論」が蔓延り、消沈してしまします。つまり「女性だけでいいのか」、「老人は?子どもは?働き盛りの男は?」、とこうなるのです。行政は全ての対象を平等に見る必要があるようなので、一点だけにターゲットを絞るのは却下されやすいのです。その結果「計画倒」が常習化してしまうのです。

まあ、これは私の勝手な思い込みもあるのですが、マーケティングを全ての性別年齢に拡散するくらいなら、「若い女性」一点に絞る方がずっと効果的だと思うのですが。

そんなことを企画書に書きました。が、時間が10分しかなかったためか、どうも消化不良に終わった気がします。中には○ー○ン○テストを使った「本物みかん」と「農薬みかん」の見分け方なんて小ネタも挟んでいたのですが、当然質問されませんでした。今ごろ、「何だこれは?」と思っているかもしれませんが。

農業の話からそれてしまいましたが、「女性」と「農業」のカップリングなんて面白いと思うのですが。こんなテーマならいくらでも企画立てられますよ。でも、NPO辺りではできそうな気がします。未来に期待、期待ですね。

(写真は長崎ランタン祭り)
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by katamich | 2004-06-21 01:56 | ■まちづくり
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