宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

インド4日目 ~奇跡の日~ 2008.11.4

 インドに来て初めてゆっくりできる朝です。ホテルでとる朝食も初めて。ビュッフェ形式で美味しかったです。そしてさっそくですが、Mさんと一緒に街中のネットカフェに連れてってもらい、ミネハハさんの側から何か連絡がないか確かめます。やっぱり何もありませんでした。こうなったらもう連絡をとる術がありません。いったいどこでどう行き違いがあったのか。とにかく狭い村でもあるので、何か手がかりがあるかもしれないと、泊まっているホテルの従業員に聞いてみます。すると一人、ミネハハスクールのマネージャーさんと知り合いという従業員がいましたので、何とか連絡できるようにしてもらいます。もしもミネハハさんサイドと連絡が取れなくても、マネージャーさんにお願いして、せっかくなのでスクールだけでも見学させてもらおうと思ったのです。

 で、その間、私はある目的があり、同じホテルの従業員に数枚の写真を見せました。3年前にブッダガヤに来たとき、何かと世話になったアショカ(本名はジャグー)に会うことです。写真も現像して持ってきました。従業員に写真を見せたところ、「ああ~彼は弟だよ」、と。この「弟」というのは、血のつながった弟という意味ではなく、仏教の聖地ブッダガヤと言えど、小さな村には違いありません。要するに村人はみんな知り合い同士であり、兄弟同然の付き合いをしているだけ。従業員の携帯からアショカの携帯につながり、代わってもらいます。電話口から流暢な日本語が聞こえてきました。間違いなくアショカで、私のこともよく覚えていると。今日は「太陽の祭り」で忙しく、もうちょっとしたらホテルに顔を出すから、と。そしてホテルの周辺をブラブラしていたら、間もなくアショカ登場。感動の再会です。

 3年前、アショカは何かと私に世話を焼いてくれました。バイクでいろんなところに連れてってくれたり、ポークカレーを作ってくれたり、お家に招いてくれたり。最後は多少お土産を買いましたが、あんまり下心があって近づいてきたのではなく、純粋にコミュニケーションしたかっただけのように感じられました。日本語をしゃべるインド人は皆悪人、なんてことを言う旅行者もいますが、必ずしもそうではありません。もちろん怪しい人も多いは多いのですが、すべてと言ってしまえばその瞬間に旅行が制限されたものになってしまいます。ブッダガヤで日本語をしゃべるインド人の多くは、日本寺のお坊さんに日本語を教えてもらった人が多く、それだけでも信用は置ける気がします。確かにブッダガヤには日本語ができる人が少なくありません。そもそもインド人の言語習得能力はずば抜けており、その辺の葉書屋でさえも数カ国語を操る人がいます。ヒンズー後、ベンガル語、英語、日本語、韓国語など。インドにはまったく言語体系の違う言葉がいくつもあり、それぞれはお札にもデザインされています。ある時、南インドのタミル語をしゃべる人が電車に乗っていたのですが、ヒンズー語圏の人はまったく言葉を理解できないと言っていました。いわゆる私が沖縄の生粋の言葉を理解できないのと同じことでしょうか。鹿児島弁もネイティブ同士の会話を聞いている限りまったく理解できません。インドはそれよりもずっと広いので、北と南の人が母語で意思疎通できないのは当然といえば当然。

 ところでここに来て驚いたことに、ブッダガヤには3年前に来て4~5日しか滞在しなかったというのに、私のことを覚えている人が意外と多かったのです。何名かホテルまで私に会いに来てくれた人がいたし、マハーボディ寺院でも、前に会ったと声をかけてくれる人がいました。嬉しいものです。アショカなどは、来る日本人に「石田さんを知ってるか?」なんて声をかけたりしてたそうです。同じ日本人だからって、知ってるはずありませんが、一人、私の知人がブッダガヤに行った時、同じように声をかけられて私のことを聞いてきたとか。また、私のフルネームを教えてもらった人が、ネットで検索したのか、私のブログに来てメールをくれた人もいました。逆に言うと、これからブッダガヤに行く人も、「Qさん」とか「石田さん」と言えば、ひょっとしたらわかる人がいるかもしれません。小さな村だけに。こんなことってちょっと珍しいと思うのですが、よほど私はブッダガヤに縁があるのでしょうか。

 とりあえずミネハハさんの件が解決していないので、アショカとは後で会う約束をして、いったん別れることにしました。それにしてもミネハハさんはどうなったのか。時間も時間だし、ホテルのロビーでうろうろしててももったいない。いっそのことスクールに直接行ってみてはどうか。ホテルの従業員に頼んで、街中まで連れてってもらい(約5分で行ける)、車のチャーターを交渉に行きました。ただ、今日はお祭りのためか、空いてる車がなくそのままバイクでホテルに戻ると、突然、「来てる!」、と。スクールのマネージャーさんがホテルに来ていたのです。遅くなりましたが、きちんと来てくれていました。そして新たな情報が。何とミネハハさんはまだブッダガヤにいる、とのこと。本来であれば今日の早朝にブッダガヤを出ているはず。聞くところによると、確かに予定としてはそうであったと。しかしテロの影響などで、予定していたツアーが中止となり、ミネハハさんだけが単独でデリーに来たんだそうです。その結果、スケジュールが変更になり、4日は終日、ブッダガヤにいることになったのだとか。そしてこれからスクールに顔を出すので、一緒に行くことになりました。しばらく待って車がホテルに向かってきています。何と派手な格好をした女性が車の中に見えます。ホームページで見たそのまま。間違いなくミネハハさんです。

 車を降りると、「どこかでお会いしたのかしら?」と我々に声をかけてくれます。Mさんが以前に会ったことを伝えて、一同、ホテルのロビーに入ります。そこでいろんな説明をしてもらいます。スクール設立のいきさつや、今抱えている問題などなど。ここで説明をしてくれたのが、今回、非常にお世話になったダルさんです。奥さんは日本人。とても笑顔のチャーミングな青年で、流暢な日本語で丁寧に説明してくれます。

 インドを旅行していると、よくぼられたり、だまされたりという旅行者がいますが、確かにそうであるにせよ、実はインド人同士の方がひどいことを知りました。旅行者に対しては、せいぜい余分にお金を取りたいだけでしょうが、インド人同士だと、利権争いや嫉妬が深く、いわれのない嫌がらせなどもしょっちゅうなんだそうです。ミネハハスクールにしても、これは完全なる慈善事業であるにもかかわらず、お金のにおいを嗅ぎ付けていろんな連中がやってくるんだとか。そして自分の思い通りにならなければ、そこから嫌がらせです。実際、最初に使っていた広い校舎は、嫌がらせを受けて追い出されたんだそうです。「MINEHAHA」という文字も勝手に消されてたりして、本当に嫌らしい話です。しかしダルさん、そしてもう一人の設立者のディップさんは屈しません。無料の学校を存続させて、一人でも多く世のためになる人材が育ってくれることが彼らの夢だから。いろんな邪魔や嫌がらせを受けながらも、あくまで前向き積極的に活動する彼ら二人の姿勢に、我々一同、強く心を打たれたのです。

 そしていよいよスクールを訪れます。車を2台にわけて乗り込みます。スクールまでの道はなんと、、ブッダが悟りを啓いた後、初めて説法を行うサルナートへ向かう道なんだそうです。ちょっと感慨深いものがありますね。田んぼのあぜ道みたいなところに車を止めて、そこからちょっと歩いていきます。今行く校舎は仮の校舎。元々のところを嫌な連中から追い出されてしまったので。確かに小さな校舎です。青い制服を着た子どもたちが所狭しと廊下にまではみ出て座っています。私が先頭になって入っていきます。すると子どもたちそろって、、

ありがとう~!愛しています~!

の大合唱。もちろん日本語ですが、彼らには一番美しい日本語を教えているのです。その「ありがとう、愛しています」のシャワーを全身に浴びていたら、、、思わず涙がこぼれてきたのです。理由はわかりませんが、俺ってこんなに涙もろいんか、、、と思うほどに涙が出て止まらなくなってきたのです。そう言えば3年前、インドのラダックで、何もすることがなく丘の上で般若心経を唱えていると、その800巻を過ぎた辺りで突然滝のように涙が出てきたものです。その時はまぎれもなく「感謝」の涙でした。そして今回も「ありがとう」と感謝の言葉、そして「愛しています」と愛の言葉。この世で最も尊い二つの言葉。その言葉をシャワーのように360度から浴びせてもらったのです。我々メンバーも一同、涙を流しています。

 それからミネハハさんから歌のプレゼント。アメージング・グレースの日本語版です。これまた、本当に素晴らしかった。ミネハハさんを見上げると、、、弁天様が見えてきました。ちょうどその横にはスラスバティーの神様が。要するに弁天様。やっぱりそうなんだ、と思いました。

 ところでこの「涙が出る」ってのは、一体どういうメカニズムなんでしょうか。心には大きく「意識」と「無意識」ってのがあり、筋肉にも大きく「随意筋」と「不随意筋」の2つに分けられますが、大雑把にいえば「意識=随意筋」であり「無意識=不随意筋」となります。今、右手を上げるのは意識してできるので、これは随意筋の働きです。一方、今も心臓が動いていますが、これは意識して止めたり動かしたりできませんので不随意筋の働きによります。無意識の筋肉です。では、涙が出るという働きはどちらの筋肉なのか。おそらく意識して涙を流せる人は特別な人を除いてはあまりないと思いますので、多くの人は涙が出るのは不随意筋、無意識の作用によるものだと思われます。涙は出すものではなく、出るものですから。

 そして我々一同はこのミネハハスクールに足を踏み入れ「ありがとう」と「愛しています」という日本語を聞いた瞬間、とめどもなく涙が出てきたのです。あえて強引にこのメカニズムを解説すると、何かが無意識に働きかけたからこそ涙がでてきたもの。そしてその「何か」をあえて解明すると、やっぱり「ありがとう」と「愛しています」の言葉なんだと思います。もちろんその「場」の力も大きいと思います。しかしもし、その子どもたちから汚い言葉を聞いていたら、または、何も言われなかったら、、、おそらく涙が出ることはなかったと思います。言葉のパワーってすごいと思います。。。

 その後は追い出された校舎を見に行き、それからみんなでご飯を食べに行きました。チベット餃子の「もも」と焼きそば。チベット料理屋だそうです。そこでみんなでいろんな話をしながら、その次は外でチャイ。その後はさらに流れで一緒に「太陽の祭り」に行くことになりました。もちろん車で。不思議な話です。我々は今日、突然、会ったばかりです。なのにどうしてここまで親切にして頂けるのか。後から聞いたのですが、どういうわけか、私たち7人には、何か知らないけどピンと来るものがあったのだそうです。実際、今日会ったばかりなのに、ダルもディップもミネハハさんも旧知の知人のように思えてきます。

 「太陽の祭り」に行きます。ブッダガヤのネーランジャラー川にてお祭りは行われます。すべての恵みの源である「太陽」に感謝を捧げるため、一家を代表してお母さんが3日間の断食をして、この川で朝日と夕日を浴びながら沐浴するのです。素朴なお祭りではあるのですが、宇宙との一体感を感じさせる、本当に素晴らしい祭りであることがわかります。そしてつくづつ、、、お母さんって偉大だな~と思ってしまいました。

 ここでミネハハさんは大きな決心をなさいました。なんと来年、再びこのお祭りで、今度はお母さんたちと一緒に断食をしながら参加するとのこと。3日の断食ですが、食べ物だけでなく水も飲んではいけません。おまけに一ヵ月前からお酒やお肉も絶たなければなりません。酒や肉を断つのはできるとしても、インドにて水も飲んではダメと言うのは酷なことです。しかしミネハハさんには大きな決心がありました。ミネハハスクールの子どもたちら1000人で太陽に感謝の意を捧げ、自分だけでなく、人のため、世界のためを祈れる人間になることことを願うのです。貧しい子どもたちの多くは、教育を受けるどころか、その日に食べるものさえも困っている状況。もう、人間らしい感情さえ捨て去って、一日、単に生きのびるためだけの人生。せっかく掛け替えのない人間として生まれてきたからには、本当に人間らしい感情、つまり感謝と喜びで心を満たして、自分だけでなく、他人や世界のことを考えられる人間になること。これが人として本当に重要なことであり、それを教育や人々とのふれあいの中で学んで欲しいと願います。そのためにも、ミネハハさんが率先して、来年、断食しながら子どもたちと一緒にお祭りに参加する決意をされたのです。これを書くのはミネハハさんに了承を得ています。どんどん書いて、と言われています。なのでもう引き下がれませんが、もしかしたら私も、、、来年行くことになるのかな。その時はバンコク経由で帰りにでもタイでリラックスしながら。。。

 日も暮れたところで、再び車に乗り込み、、、今度はどこに行くのかな、、、と思ったらディップのお家でした。ミネハハさんもここに泊まっているとか。そしてディップからビールやおつまみもご馳走になり、熱い語りが始まります。お食事のカレーも頂きます。実はここでもメンバー一同、号泣。そして私は「天命」を知ることになります。ミネハハさんの歌も聞かせてもらいます。一つは「こもれび」という歌、そしてもう一曲はダルやディップが涙を流したという「水」という歌。「わたしはただの水でいい、、、いつだってあなたは愛されているのだから」という内容です。本当にそうだな~と思いました。人は常に愛されている、だからそのままでいい、自分らしくあればいい。(曲は「誰より愛しい人」MINEHAHA より)

 人間にとって一番大切なことは何か。それは一つ、自分らしくある、ということだと思っています。もしも人に天命があるとすれば、それは自分らしくあって初めてそこにつながるのだと思っています。人はなぜ苦しむのか。それは自分らしくあれない時、苦しむのです。ではどうすれば自分らしくあれるのか。抽象的な言い方ですが、まさしく「水」になることだと思います。水のように澄みきってたおやかに。余計なことを考えて心を濁らせず、いつでも自分は「愛されている」という安心感に身をゆだね、自分のやりたいことをただやっていればいい。そうすれば、自分が生まれてきた本当の意味を知ることになるかもしれないし、それこそが天命となるのです。そこには宇宙からのサポートが入り、そして自分のやっていることが自分以外の多くの人を幸せにするのです。愛するのです。

 天命とは何か。何があってもそれは自分らしさとつながっており、どんなことがあっても宇宙から愛されているのだから、恐れることなく素のままの自分を出していけばいいのです。そしてそのことが周りの多くの人を幸せにする。これこそが天命と言えるのです。

 ちょっと語り過ぎちゃいましたね。。。と言うわけで、語って、そして泣いて、そして笑って、、、美味しくビールとカレーを頂いたのでございます。この後は、、、お釈迦様の寺院、夜のマハーボディを見に行きました。3年前は工事中だったのですが、今日はとてもきれいにライトアップされていました。突然、3年前に一緒にポークカレーを作って食べたインド人から声をかけられます。嬉しいものです。覚えてもらっているなんて。本当に最高の一日でした。ありがとうございました。(この後、メンバー一同はホテルに帰ったのですが、私だけ疲れて寝てしまい、他の6名は語りタイムに入ったようです。今回の旅、私だけ語りには入れなかったことが3日もありました。。。笑)

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(ブッダガヤのホテル~いいホテルでした、ミネハハさんを探しています)
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(ベッドメイク)
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(村のガキ達)
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(ミネハハさんたちと合流、ダルさんから説明を受ける)
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(ミネハハスクールの子どもたち)
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(歌うミネハハさんと弁天様(左))
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(かしこそうな顔してる)
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(子どもたちと俺)
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(別の校舎まで歩く)
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(シャーマン)
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(お祭りのチンドン屋)
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(断食しているお母さんたち)
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(ミネハハさん)
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(夕陽)
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(ディップの家で食べたカレー、おいしい)
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(ライトアップされるマハーボディ寺院)
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by katamich | 2008-11-04 20:50 | ■インド
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