宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

社長 2004.6.9

今日は東京本社から社長が来ました。
支社の営業周りです。通常だと営業担当が一日車で社長を案内するのですが、午後からは私が営業をしているN町に寄ることになったので私も合流しました。

一通り担当課を周った後、今度は私が営業担当の代りに車を運転することになりました。
正直緊張しました。私の会社は全国に事務所を展開しており、総勢約100人の会社です。
この業界で100人というとかなり多い方です。社長はこの会社を一代で立ち上げここまで発展させた人です。もう還暦だと言うのにものすごいパワーが感じられます。

大学生の頃の就職活動時にも感じていたのですが、会社が大きかろうと小さかろうと、「社長」という人種はやはり特別なものがあります。常にオーラをむんむんと発散させています。やはり競争に勝ち、何十何百という社員を食べさせていくにはこれくらいでなければならないのでしょう。

一方、今日の夜、友人と酒を飲んだ帰りに、その友人の知人の一人とすれ違いました。その人はダンススクールを経営している社長でしたが、物腰柔らかな普通のおじさんといった感じでした。しかしそのスクールは面白いほど儲かっており、地域では完全に独走状態だそうです。

そこで考えたのですが、社長(会社)には二通りあると思われます。
それは、「NO1志向型社長」と「ONLY1志向型社長」です。
前者は熾烈な競争を勝ち抜き常に成長、発展していくことを是とするタイプです。そこでは常に敗者が生み出されるとともに、いつ何時、自分も敗者となり得るかという緊張を不可避としています。
後者は競争の必要がないほど独創的な地位を保ちながら成長、発展していくことを是とするタイプです。そこでは基本的に敗者を生み出すことはなく、むしろ競合する会社と調和しながら、常に前向きで緩やかな印象を与えます。

本来、「NO1志向型」と「ONLY1志向型」はどちらがよく、どちらが悪いというものでなく、どちらも社会に必要だと思います。だからこそ、その二つのタイプが存在するのです。

しかし私の思うところ社会の流れは限りなく「ONLY1志向型」に傾いているような気がします。

昨日の夜何気なく見たNHKの番組にこんな話がありました。
近年、復活・成長の著しいソニーやトヨタといった大手製造業を例にした話です。
それらの企業はもともと高い技術力を保有し、日本の経済成長の原動力となってきた大企業ですが、バブル崩壊直後などは倒産も危ぶまれる時期もありました。
その時期の経営方針としては、工場を人件費の安い中国に移すなどして、価格面などでの市場競争力を高めることが第一でした。しかし、中国への技術流出が進み、逆に高品質の中国産が市場に現れるなど、結果としては失敗してしまいました。
しかし、昨今は薄型液晶テレビなどを中心に好調が続いています。その背景には国内に工場を置き、その中で一連の工程を完結させることで、価格よりはむしろ技術の独創性と品質を担保させることにシフトしたことによります。

つまりかつての失敗例においては「競争」を重視したがために価格の低位と技術流出が余儀なくされたのに対し、今日の成功例においては「独創」を重視したことにより、価格の高位と技術保持を達成しているのです。言うまでもなく前者が「NO1志向型」であり後者が「ONLY1志向型」です。

スマップの「世界に1つだけの花」が大流行したのも、もしかしたらこういった社会の流れを反映してのことかもしれません。

どこかでも述べましたが、やはりこれからの世の中は「競争」ではなく、「協奏と共創」そして「独創」が重要なのだと思われます。もちろんこれは理想であり、簡単には転換できるものではありません。しかし、どこかでその「意思」を持つことは大切だと考えています。

余談ですが船井幸雄さんの本などを読んでいると、そういった「協奏・共創そして独創」による商品・技術がたくさん紹介されています。船井さんはそれを「ほんもの」と言っているようです(ちょっと私自身の解釈も入っていますが)。今、その商品の1つが私の側にもあるのですが、確かに納得の商品です(それが何かはあえて伏せさせて頂きます)。

社長の話からずい分それてしまいました。が、まあそれも日常的雑文ということです。

(写真はスマップ、と思ったらダパンプでした)
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by katamich | 2004-06-09 01:24 | ■時事問題
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