皐月の晦日です(今日の日記は3部作) 2004.5.31

ホームページ開設から一ヶ月経ちました。
この日記もとりあえず一月は続いたと言うことです。

さて、梅雨入りして一週間が始まりました。
今日はいろいろありましたので3部作で書きたいと思います。

普通の日は自転車で通勤しているのですが、雨の日はバスになります。
バスだとバス代がかかるのですが、本が読めるというメリットもあります。
今日読んだ本は、本田健「幸せな小金持ちへの8つのステップ」という本です。
本田氏については船井幸雄さんの著作やHPなどで知っており、この本についても知ってはいました。
これは本というよりは冊子で、80頁程度のすぐ読める本です。
実はこれは本田氏が無料で配布している非売品であり、これを手にするには「縁」が必要という珍しいものです。
先週の金曜日、突然友人から頂いたときはちょっと驚きました。
ちょっと気になっていた冊子が現実に手元に届くとはツイてるとしか言いようがありません。

本の内容はあえて言いませんが、非常に気持ちよく勉強させられる本です。縁があれば手元に届くことでしょう。。。


今日の2つ目は先日お話していたO市の企画書の結果についてです。
さて、結果ですが今回も「落選」でした。極めて僅差で次点でした。

当選したところは九州最大のリサーチ会社(K財団)で相手にとって不足はないのですが悔しいものです。
敗因としてはいろいろあるのでしょうが、客先が言うには、企画の面白さや積極性はうちが勝っており上層の評価は高かったものの、担当者レベルで「無難な方」という選択でK財団に決まったとか。
せっかく面白い仕事しようと思っていたのに残念な話です。まあ、これも勉強です。


今日の3つ目に移ります。
私はいくつかのメルマガをとっています。いつもは流し読み程度で面白そうな文章だけ熟読しメモをとっています。
しかし今日はあるメルマガで、内容はそうでもないのだけど、何となくURLをクリックしたらBBSが目に飛んできてそれも勢いでクリックすると、コンサートのお知らせに行き着きました。

それは「TOSHI小島」というディジュリドゥ奏者のコンサートで、なんと本日7時から、ある商店街内小劇場での催しだったです。
私は最近ホーミーやディジュリドゥなどの倍音楽器にすごくはまっており、常々生で聴きたいと思っていたところだったので、とてもツイてると思いました。
早速予約のメールを入れました。

さて開演。会場は狭いゴザ引きの床で非常にいい雰囲気。お客も数えるところ20人程度。

第一部は歌とトーク。狭い会場だけにお互いが近く、奥深い魅力あるトーンにすぐに惹かれました。
「感謝」をテーマにした自作の歌で、今の私の心境にすごく共鳴しました。

そして第二部が圧巻でした。
クーラーや電気を消し、音と光を最小限にした中で始まりました。
40分ほど休憩なしでそれは行われました。
ディジュリドゥをはじめ、縄文笛、ネイティブアメリカンフルート、鈴、鐘など原始的な楽器群による演奏でした。

コンサートと言うと通常はイスに座るか立って聴くことが多いのですが、大地に寝転ぶようにゴザの上で横になって聴くことを勧められ、私もあお向けになって聴くことにしました。

幾多の楽器を鳴らした後、中盤になりディジュリドゥの登場です。
見ると突然立ち上がり吹きながら歩き始めました。するとなんと、お客の一人ひとりに歩み寄り、それぞれの耳元でディジュリドゥを鳴らし始めたではありませんか。
ディジュリドゥはご存知のように、アボリジニの伝統楽器で、その歴史は5万年前にさかのぼる言われています。
その5万年前の音が、今、耳元で鳴り響くのです。大地のエネルギーを感じました。

その後、すごかったのが、クリスタルボウルという楽器です。
これは文字通りクリスタルでできているお椀のようなもので、何かでこすって音を出す仕組みです。
それはこすっているうちに徐々に音が大きくなり、「ワオンワオン」という共鳴音が部屋いっぱいに鳴り響くのです。
その音が段々頭の中で響き始め、なんとマリファナを吸ったようなトランス状態に入ってしまったではないですか!

正直、至福のひと時でした。

またしても追いかける音楽が増えてしまいました。
そろそろ本格的に民族音楽にはまる時がきたのかもしれません。
それと同時に、今日はいつも以上にツイてる一日でした。

最後に。今日は大好きな「あいのり」がテレビでありました。
今日のはいつも以上に爆笑で、気分のよい一日がとても美しく幕を閉じました。
本当に今日はいい日でした。
by katamich | 2004-05-31 00:31 | ■音楽 | Comments(0)