極端 2004.5.27

今日は7時に家を出ました。
偉い先生を自宅まで迎えに行き、北九州方面のある町に向かいました。
そこで今日は一日会議でした。
どちらかと言うとイライラ系の仕事なのですが、ポジティブに臨むことにしました。

その偉い先生の話を少し。
その先生(Y先生)は、以前、私が担当していた仕事でもお世話なりました。
いわゆる偉い先生にはどちらかと言うと辟易させられることが多いのですが、その先生は全くの例外です。

Y先生は女性で歳は70歳に手が届く年齢。。。
普通は「ばばあ」と言われる年齢かもしれませんが(失礼!)、その先生に限っては全くそのような雰囲気はなく、見た目にも非常に若々しい方です。
実は知る人ぞ知る元アナドル(女子アナウンサーアイドル)の母親でもあります。

私は割合気に入られているようで、前にはジェーン・バーキンのチケットをもらったり(一緒に行く予定だった隣の人は某○○党の党首の奥方)、ジャズのポスターをもらったり、仕事で家に行ったのにお茶飲んで雑談しただけだったり、仕事が終わった後、某井上ひさしの元奥方と3人での会食に誘われたりなど、いろいろお世話になっているものでした。

とにかくY先生はオーラが違うのです。
会社に来た時なんかは、むさくるしい事務所に足を踏み入れた瞬間、空気がガラッと変わるのです。姿を見てもいないのに、空気がバラ色になるのです。

すごい人だなあ、と常々思っていたのですが、今日、さらに新たなことを知りました。
実はなんと40年以上も前、旦那さんと世界一周をしていたのです。
日本がまだ外貨発行制限があり、ドルも360円の時代です。ほとんどの国にビザが必要で、それもツーリストビザが発給され難い時代だったそうです。世の中はもちろん西と東に分かれており、北朝鮮が理想の国家と信じられていた時代です。
その時代に世界一周、そして何と「インド」まで行っていたのです。
当時のインドはほとんど日本人がおらず、カーストの影響もバリバリで、街中いたるところにハンセン氏病患者がぶっ倒れている時代でした。

私もたいがいいろんな国に行っているのですが、どうあがいても当時の世界を歩くことはできません。当時は情報もなく、見るもの全てが今以上に新鮮で衝撃だったはずです。Y先生は旅の大先輩でもあったのです。どうりで波動が合うはずです。

今日のテーマに移ります。
昨日、「中間がない」という話をしました。中間がない生き方を反省しながらも、半ば開き直って、さらに自身まで持っている自分の話でした。

そして今日の話。今日の会議はいろんな人が来るのですが、その中にミツビシ関係の会社のお偉いさんがいました。その人がこんな話をしていました。

「極端なものにビジネスチャンスがあります。極端に小さかったり大きかったり、極端に早かったり遅かったり。そこにビジネスチャンスがあり、中くらいからは何も生み出されません」と。

昨日、あんな話を書いたばかりで、今日、このような話が聞けるとは嬉しくも驚きでした。
私はまさに極端な人間です。よく言われます。しかしこれでいいことが分かりました。自信が出ました。

明日からも極端に生活していきたいと思います。
とりあえず、明日は例の「大牟田市」のプレゼンテーションです。
極端に臨みたいと思います。
by katamich | 2004-05-27 00:25 | ■日一日 | Comments(0)