プレゼント 2004.5.24

今日からまた楽しい一週間が始まりました。
今日は取り組んでいた企画書の提出の日でした。

提出が終わったので、今日はそのことをテーマとします。

企画書の内容は「総合計画の策定についての提案」というものです。
総合計画とは地方自治法で策定が義務付けられている自治体の10年間のまちづくりの方針となるものです。総合計画の内容は自治体の将来像(キャッチフレーズ)を定め、その下に、都市基盤、福祉、環境、教育、行財政など自治体の施策・計画を総ざらいします。そして10年間はその計画にもとづいて具体的な事業が行われるわけです。

ですので、企画書では当該市の問題と課題を理解し、そのための解決方策を提案する必要があります。
一方、求められていた企画の中に「高校生の計画策定への参加方法」というのもありました。
これは10年後には立派な社会人となっている高校生を、計画策定の過程に参加させる、そのための方法のことです。

ぶっちゃけて言うと、市の抱える問題と課題、その解決方法なんてのは、書くことがある程度決まっていて、あまり他社と差がつかないものです。
さらに、我々が十日やそこらで調べたこと、考えたことなんてのは、その市の住民や職員にとっては当たり前のことである可能性が強いのです。
ですので、せいぜい「我々はこんなことまで知っていますよ」と言うことをアピールするのが関の山です。

そうなると、どこで他社と差がつくかといえば、今回に関してはまさに「高校生の計画策定への参加方法」ぐらいしかないのではと思いました。
そこで私が提案したのが、先日、春日市のワークショップで提案した「笑いのまちづくり」をモチーフにしたものです。
ねらいはとしては、とかく流出の進む若者に少しでも市に関心や愛着を持ってもらい、学校卒業後も市に残って生活及び市政に参加するきっかけができればと思ってのことです。

しかし、関心や愛着を持ってもらうには、当然、計画策定のやり方が面白くなくてはなりません。
そこで私は以下のようなことを企画書に書きました。
1.○○市ツッコミまち歩き
2.○○市川柳コンクール
です。

ツッコミまち歩きとは、街中の店の看板、放置された張り紙、案内サイン、意味不明のオブジェ、名物おじさんなど、面白いもの、ツッコミたくなるものを探して歩くものです。
昨年流行った「はなわ」の「佐賀県」なんかと目のつけどころは同じです。
集まったツッコミ所はマップに落として、さらに市の広報やホームページで公開し、「まちの笑い」を市民全員で共有していきます。

次に川柳コンクールとは、そのままで、市についての皮肉や愛を川柳に託して表現してもらうのです。
それは高校生に限らず募集をかけて優れたものを表彰していきます。

そういったことが単発では終わらず、何かしら総合計画や今後のまちづくりに生かすことができれば、この試みは成功です。さてどうなることでしょう。先ずは企画書が通るかどうかです。

最後に、せっかく川柳コンクールなんてのを提案したのですから、私も言いっぱなしで済まさず、例として10首ばかり考えてみました。これも「当社例」ということで、企画書の端っこに残しております。

これはもちろんふざけたわけではなく、私なりの市に対するプレゼントのつもりで「念」をこめて作りました。
まちのイメージが分からなければ面白くないでしょうが、以下にそれを紹介します。

あ、ちなみに企画書の提出先は、福岡県大牟田市と言います。

①炭鉱節、発祥争い、田川に軍配
②ここにしか、りんご牛乳、売ってない
③手土産に、むつごろう焼、ためらって
④古賀先生、道路よりさあ、仕事くれ
⑤東京で、大牟田ラーメン、見て涙
⑥むつごろう、ほんとにいいのか、その名前
⑦ねえみんな、正月だけでも、カルタしよ
⑧ユメタウン、パペマメ来たけど、客おらず
⑨大牟田と、三池の違い、ど~でもいい
⑩大牟田が、九州のヘソなら、熊本は…
by katamich | 2004-05-24 00:22 | ■まちづくり