宇宙となかよし

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MOZART meets JAZZ小曽根真&パキート・デリヴェラwithオーケストラ・モズアート 2008.9.24

 さて、今日も調子よく一日の営業が終わりました。そして向かう先はアクロス福岡シンフォニーホール。ジャズピアニストの小曽根真氏とサックス・クラリネット奏者のパキート・デリヴェラ氏によるモーツァルトプログラム。それにオーケストラが入り、コンサートミストレスは漆原朝子氏。顔ぶれを見るとワクワクせずにはいられません。しかもモーツアルト。

 ただ、私がこれまで聞いてきた中で、ジャズ奏者によるクラシック、またはクラシック奏者によるジャズほどつまらないものはない、と思っていました。両者を完全に両立できたのは、歴史上、アンドレ・プレヴィンくらいで、グルダのジャズもつまらないし、キース・ジャレットのクラシックもも一つ(バッハはいいけど)。さらにクラシック楽曲のジャズアレンジほど耳障りなものもありません。特にモーツアルトはいじられることも多いのですが、何一つ「いい」と思ったことがありません。やっぱり「餅は餅屋」なんです。

 とは言いながらも、小曽根真とパキート・デリヴェラは聴きたい、、、そして気になる、、、と言うことで大枚叩いて行ってきました。プログラムは一部でモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」、そして同じくモーツァルトのクラリネット協奏曲。比較的小編成のオーケストラの中央にピアノが配置されています。カジュアルな格好をしたオーケストラ、そして小曽根真が登場して、演奏が始まります。

 まず楽譜を置いていないのは合格。キース・ジャレットやチック・コリアもモーツァルトを録音していますし、ユーチューブでもアップされてるんですが、なぜか楽譜を見ながら弾いてるんですよね。本業でないとは言え、協奏曲で楽譜を見てる姿はあまり好ましくないです。しかし小曽根さんはしっかりと暗譜して弾いています。細かいことのようですが、結構、重要。そして演奏ですが、出だしはマトモ。そして小曽根さんってピアノ上手なんだ~と改めて思いました。当たり前でしょうが。ただ、ジャズ奏者が余技でクラシック弾いたりすると、どうしても本業のクラシック奏者と比べて見劣りが出ます。それでも小曽根さんのモーツァルトは完璧。立派なクラシックコンサートとして聴けます。

 ところで協奏曲にはカデンツアと呼ばれるまったくのソロ部分があるのですが、小曽根さんがどう演奏するか楽しみでした。私としてはあまりジャズにして欲しくない、と思っています。いつだったか、日野皓正がハイドンのトランペット協奏曲をやっているのをテレビで見たことあるのですが、本人も二度とやらないと言っていたように、確かにやってはならない典型でした。やたらとフェイクしまくって、カデンツアは完全なジャズ。クラシックから見たら下手。ジャズから見たらオモシロない。その点、小曽根さんはモーツァルトをどう料理するか。耳の穴広げて真剣に聞いていました。カデンツアも最初は普通っぽかったのですが、徐々に現代風のハーモニーが出てきたりして、ただし全然嫌みなく出してきて、おお!。結構奇妙な感覚でした。18世紀の古典音楽の中に20世紀後半の和声が出てくるのですから。それでいて、めっちゃかっこイイ!途中、ブルーノートが出てきたのは愛嬌でしょうが、全体的に古典音楽から現代音楽への接近みたいな感じで、見事なカデンツアだったと思います。う~ん、すごい。

 そして第二楽章。これまたすごかった。だんだんと「あれ?こんな曲だったっけ?」みたいな世界に突入。二回もカデンツアあったかな?とか。そしてハーモニーもどんどん現代風に。3楽章はオーケストレーションまで手を加えて、何してんねん!と何度ほくそ笑んだことか。モーツァルトの曲なのに、突然、ベースがアップテンポでランニングしたり。この時代のオーケストラは、チェロとベースはほとんど同じ動きするのに、全然、別のことやりだして、要するにオケ全体が集団即興みたいになってきたのです。そして挙句の果てコンサートミストレスと小曽根さんとで即興デュオになってしまい。一体何の曲なのかわからなくなってきました。いい意味で。演奏が終わって小曽根さんのMCに入るのですが、開口一番、「モーツァルトは喜んでくれたでしょうか?」、と。そして満場の拍手。間違いなく喜んだと思います。

 そもそも当時のモーツァルトも当時としては一番新しいことをやっていたんですね。クラリネットなど新しい楽器を起用したり、オペラの題材も庶民的なのを持ってきたり。ただ、実際の話は本当に売れていたかどうかは別。同じ音楽家は分かっていたのでしょうが、一般市民(庶民)にとってはサリエリの方が人気があったわけで。結局、モーツァルトのエッセンスとは伝統からの脱却や新しいことの追及なんだと思います。ですので、今回の小曽根さんのモーツァルトなんかも、ある意味最もモーツァルト的だと言えます。モーツァルトを崩して単なるイージーリスニング風にしてしまったら、新しくもなんともないです。あくまでモーツァルトはモーツァルトのままに、いかにそこから脱却し自分らしさ(小曽根らしさ)を出すかが重要。天国のモーツァルトはそこを聞いているのだと思います。その点、素人の私が言うのもなんですが、素晴らしい演奏でした。CDかDVDが出たら絶対買いたいと思います。「芸術劇場」かなんかでやらんかな。。。

 そして次はお待ちかねのパキートの登場。キューバ出身のアメリカのサックス・クラリネット奏者。実はめっちゃ好き。CDも何枚も持ってますが、さすがにモーツァルトは初めて。

(時間により途中ですが、続きはまた後ほど・・・)

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by katamich | 2008-09-24 07:55 | ■音楽
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