連続体外離脱現象 2004.11.11

 早速ですが、昨日の続きで「連続体外離脱現象」について書きます。

 「体外離脱」とは最近の言い方であり、「幽体離脱」と言った方が分かりやすいと思います。実は私は20歳の頃、頻繁にこの現象にあっていたのです。

 高校の時、一つ上の先輩がよく「幽体離脱」をしていたと本人の口から聞いていましたが、「そんなん、うそや~」と思っていました。その人の言い方が怪しく、「歩きながら魂が抜けた」とか、「テスト中うつぶせて寝ていると魂が抜けて、前に座っている人の答案を見た」とか、「夜中に魂が抜けて女子寮に行ってきた」とか言っていたのです。もともと「変な人」だったので、あまり相手にしていませんでした(これを読んでいる同級生へ→あだなは「いなご」です)。

 私は昔から「怖い話」とか夏休みの「あなたの知らない世界」とかは好きでしたが、「霊」の話なんて完全にフィクションと思っていました。「あなたの知らない世界」に出ていた「新倉イワオ」を出てくるたびに馬鹿にしていました。
 
 そこで20歳の時の経験の話に戻ります。ある日、のび太のように「昼寝」をしていました。すると、意識はあるけど体が動かない、いわゆる「金縛り」という状態にあいました。この「金縛り」と言うのは、運動神経を司る脳が寝ていて、意識を司る脳が起きている状態に過ぎず、単に睡眠上のイレギュラー状態だと知っていました。ですので、「金縛り」にあっても全然怖くはありません。

 しかし、、、その「金縛り状態」を解こうと体を動かしているうちに、なんだか「すぽ~ん」と抜けた感覚を覚えたのです。それが2、3回続いたので、おかしいと思い始めました。

 そして次の「すぽ~ん」では「歩いた」感覚を得たのです。瞬時に正気に戻り、「今歩いたぞ」と冷静に考えました。またまた、次の瞬間、「すぽ~ん」が起こりました。また、歩きました。2~3メートルは歩いた感覚です。

 そこで冷静になって「これは幽体離脱かもしれん」と思い、「次来たら振り返ったろ」と考えました。すると、程なく次のすぽ~んが来ました。振り返りました。すると、「私が寝ていました」。

 さすがにビビッてすぐに体内に戻りました。そんなことが、この時期立て続けにあったのです。そこで私の経験と説を次に箇条書きにしてみます。

・壁は抜けられませんでした(布団くらいは抜けられる)
・空は飛べませんでした
・音楽を聴いているときの方がよく抜けました(マイルス・デイビスの「ラウンドミッドナイト」というアルバムが一番)
・気持ちはよくないです
・体から離れるほど戻ろうとする圧力が強くなります
・体から離れるほど戻る勢いも強いです
・逆に体からさほど離れていないと、戻るときはゆっくりです

そこで私の説です。
・体と魂はゴムひものような弾力のあるもので結ばれています
・ゴムですので、体と魂が離れるほど戻ろうとする圧力、戻るときの勢いが強くなります
・そのゴムが弛むことが「老化」であり、切れることが「死」となります
・普通ではそのゴムは切れませんのでご安心を

 さて、またもや怪しい話をしてしまいました。その現象の20歳の頃に立て続けにあったんですが、その後も何度か経験はしています。一番最近で言うと、今年の5月に一回ありました(その時は「ミシェル・ペトルチアーニ」のCDを聴いていました)。

 この「体外離脱」という現象ですが、実はアメリカの「モンロー研究所」というところで研究されており、「ヘミシンク」という音を聴くことで、誰もが訓練次第で体外離脱を経験できると言うことです。近代科学主義の最たるアメリカでもこんな研究を真面目にやっているのです。

 「体外離脱」をしたからってどうなるの?、という疑問は当然湧くでしょうね。モンロー研究所によると、体外離脱によって「時空を越えた世界」を彷徨うことができるのだそうです。話せば長くなるので簡単に述べますと、我々の住んでいる世界は「3次元空間」ですが、実は世界の構造とは数十次元まであるそうです。

 森田健と言う人は日本における体外離脱の第一人者ですが、彼は自由に8次元まで行くことができるそうです。そこまで行くと、未来や過去を見ることができるのだそうです。詳しくは森田氏の本を読んでみてください。

 ちなみにモンロー研究所の体外離脱プログラムで体外離脱した人たちに言わせると、「30年後は東京はない」のだそうです。こわいですね。しかし、森田氏に言わせると「それは今見る30年後であって、変えることもできる」のだそうです。なんのこっちゃ。

 述べてきたとおり、私はもしかしたら30年後を見に行く素質があるのかもしれません。しかし、怖いので決して見に行きません。こんなことを書いている時点で、ツレから「も~!!」と言われるのが目に見えています。ツレは最近でこそ、こんな話にだいぶ慣れてきたものの、もともとは「超現実主義者」です。精神主義者の私とよく付き合っているな、と思います。でも、まあこれが世の中なんでしょうね(笑)。

 という訳で、「連続体外離脱現象」でした。昨日予告した「連続命日霊視現象」については、大きなテーマがなければ明日書きますね。

 も~!!!

(幽霊と言えばこの人-好きです)

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by katamich | 2004-11-11 23:36 | ■精神世界 | Comments(0)