雷にうたれた!? 2008.8.16

 今日はちょっと大変な一日でございました。朝、ゆっくりと起きて、毎月恒例の宝満山登山に出かけます。時間は午前10時。ただ、ちょっと雲行きが怪しいかな、、、と気にはなったのですが、今月はまだ登ってなかったし、思い切って行くことにしました。

 宝満山に到着したころには、雨が少しぱらつく程度。山の中に入れば、雨も気にならないと思って、思い切って登っていきます。前半は雨もそんなに激しくなく、木々が雨を遮ってくれるので平気だったのですが、7合目を登った辺りから雨も激しくなります。途中、岩の洞窟のような場所があったので、そこでしばし雨宿り。ちょっと瞑想などして。しかし、いっこうに雨がやむ気配もありません。半分やけくそになって、そのまま登っていきました。服もタオルもびしょびしょ。前もあまり見えないので、とにかく突き進むだけ。間もなく頂上に着きます。頂上には私以外に5~6が待機していました。待ってても時間がかかるだけだし、どうせずぶ濡れなので、すぐに下山することにしました。

 雨は相変わらず激しいまま。空がちょっとゴロゴロ鳴っています。「これはまずい」と思い、早足に降りていきます。7合目を過ぎ辺りから、さらに雨は激しく、雷も鳴っています。下に行けば行くほど、基本的には森の中になるのですが、一か所だけ、福岡市を見渡せる眺望があります。その場所はいわばむき出し。なんか怖いな~とか思いながら、その箇所に到達すると、突然、ピカ!!と空が光り、気が付くと、山の中で倒れていました。目が覚めた瞬間、え!何?これ!夢?みたいな感じで、状況を把握するのにしばらくかかりました。ようやく意識がはっきりして、急いで身体を動かすのですが、なんと自由に動きません。右半身が麻痺しているのです。そしてしばしの間、この窮地から脱する方法を考えながら、右手を動かすと、かろうじて動きます。しかし相変わらず感覚はなし。段々と意識が戻るのと同時に体も動くようになり、立ちあがってみるも、右足が言うことを聞かず、その場でまた倒れます。それでも何とか杖を頼りに、立ちあがって歩き始めます。するとの時、上から下山者がやってきて、合流しました。こんな時、同行者がいると心強いものです。ゆっくりとゆっくりと下山して、約一時間半、麓の駐車場で車に乗り込んだとき、安堵で脱力しました。

 それにしても怖かったです。不自由な身体を引きずりながら、豪雨に打たれ、鳴り響く雷の恐怖と闘いながら、、、長い長い下山でした。車に乗り込んで、まずは持ってきていた上着に着替え、落ち着いて電話をします。案の定、ツレからは何度も着信やメールが入っていました。私は基本的に登山中、携帯は車に置いて行く主義です。さぞ、心配したことでしょう。「帰ってきたら説教の刑」と言われたのですが、その時はまだ状況を説明しませんでした。無駄な心配をかけたくないとのことで。

 右足が痛いので、車を発進させるとき、何度かアクセルとブレーキの確認をして、運転できることがわかったので、そのまま、家まで帰ります。そして約30分後、ようやく家に到着したのですが、玄関先で「負傷した・・」と言い、よろよろと靴を脱ぎ、風呂場で服を着替えます。何と立ったまま着替えができない状態でした。何とか短パンに着替え、そのまま、救急病院に連れて行ってもらいました。ちなみにその時、家にはツレとその友達が来ていて、私が帰るのと入れ違いに出かける予定にしていたようです。結局、3人で病院に行きました。

 土曜日でも急患は多いのですが、私の場合はすでに歩いて意識もはっきりしているので、緊急性に乏しいとのことで、後回しに。結局、2時間くらい待たされて、問診、心電図、血液検査とやってもらったのですが、異常はなし。カルテには「失神」と書かれていました。4時前に病院に入って、結局、病院を出たのは7時過ぎ。ツレとその友達は行く予定にしていた用事までキャンセルして、私に付き合ってくれました。感謝、感謝です。病院を出た後は、3人でインドカレーを食べて家に帰りました。

 それにしても、なんという一日だったのでしょうか。そして気になるのが、私は雷に打たれたのか、と言うこと。医者の話によると、本当に打たれたのであれば、ただ事ではなくなるので、現実的にはあり得ないと。おそらく雷が鳴った瞬間、ビックリして足を滑らせて失神しただけだと。しかし、山に向かって雷が落ちたのであれば、もしかしたら、何かを伝って感電した可能性もあるかも。実際、そういうことは時々あるようで、私の知り合いで空港で働いている人の話によると、最近もそう言うことがあったそうです。滑走路に雷が落ちて、外にいた作業員が感電して気を失ったとか。

 いずれにしても、無事でよかったです。そして私は「雷恐怖症」をプログラミングされたようで、ぶっちゃけ、今は雷が怖いです。そして現在の状況ですが、右足に筋肉痛のような痛みが全体にあり、足がちょっとしか動きません。まだ階段を登ることができないのですが、徐々に良くなっているような気はします。

 それにしても、今回はいろいろと学びました。やっぱり人に心配をかける行動は慎まねばならないこと。先日の暗闇の登山と同じように、ちょっとでも雲行きが怪しかったら、その日は行かないこと。そして何よりも、今回のことで、私は「生かされている」という実感を得ました。吉野で千日回峰行を満行した塩沼亮潤阿闍梨の修行記などを読むと、やはり一番怖いのは雷だそうで、何度か死を覚悟したこともあるとか。そしてその度に「生かされている」ことを実感したんだそうです。塩沼氏と比べるのもおこがましいですが、今日の体験で、その気持ちが何となくわかるように思いました。

 とにかく雷が近くに落ちたのは事実ですし(下山中に合流した人も前方で落ちたと言われていました)、失神したのも事実です。もしもその失神した場所が、崖とか危険な場所だったら、そのまま落下している可能性もあるわけです。私はまるでベッドのように草の中に倒れており、外傷としては左指に切り傷を負ったくらいです。そして実際に雷に打たれたわけではないにせよ、いつ打たれてもおかしくない場所にいたわけです。

 そんな状況で、危なくない場所に倒れ、しかも下山中の人とたまたま合流することもでき。ちなみにその人は電気工事の仕事の人で、感電についていろいろ話をしてくれたり。何とか家に帰ったら、ツレがまだいたりなど、本当に助けられている、、、と言う実感を得ました。大げさな言い方ですが、ここ最近では、最も生死の境にいたことになりますし、その審判に対して、私は一応、まだ生きていていい、と言われたことになります。

 今はまだ完全復活したわけではありませんが、「命」が助かったことに改めて感謝したいと思います。ちなみに今日は10時からコーチングがあり、そこでも雷の話をしましたが、クライアントさんいとっても非常に重要な話ができたと思っています。とにかく、「一度死んだ」とまでは言いませんが、かなり怖い体験をしたのは事実です。これから先の生きざまにも影響がありそうな事件でした。やっぱり私は生かされている。そのことにひたすら感謝するだけえす。ありがとうございました。

ありがとうございました。
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by katamich | 2008-08-16 23:41 | ■日一日