ドラえもんを簡単に語る 2004.11.4

 今朝、高校時代の友人から「ミクシィ」へのお誘いメールがきました。いわゆる「ソーシャルネットワーク」と言うのですが、今年になって「ブログ」とともに新しいインターネットツールとして登場してきたものです。

 一見、単なる「仲間のページ」と思いがちですが、これの特徴的なところは会員同士が「匿名」の関係ではなく、「友人」または「友人の友人」といった形で、必ず「身元」がわかるようになっている点です。匿名のページだと、より本音で話せるメリットもある反面、悪口の言い合いのような場になって雰囲気が壊されることもあります。

 ここだと、「身元」が割れているので、某2ちゃんねるのような汚らしい場になることは避けられます。ただし、会員の紹介でしか入ることができないので、会員の友達を見つけて「紹介される」のを待たなければなりません。

 私の場合も前々から関心があったので、高校時代の友達同士のページで呼びかけたところ、会員がいたので紹介してもらったのです。今日、登録してちょっとのぞいて見たのですが、まだ、その使い勝手はよく分からないながらも、古参の人たちの間では結構活発なようです。

 これが私の生活にどう影響するかは未知数ですが、ちょっと首を突っ込んでみようかと思います。

 あ、これ読んでいる人でもしも「会員」になりたい人がいれば紹介しますよ。ただし、私の直接の知り合いに限りますが。あしからず。

 それから、どうでもいいことですが、今日もこれ読んで笑っていました。ほんと、最高です。ドラえもんって昔も面白かったけど、ちょっとは賢くなった今読んでも十分面白いですよね。むしろ、今のほうが深読みしたり重箱読みしたりして、楽しさ倍増ってやつですか。

 ドラえもんについては、本気で話し始めると長くなるので今日は控えときますが、一つだけ言わしてください。

 映画のドラえもんはドラえもんではありません。

 なぜなら、ジャイアンとスネ夫が実にいい奴で、のび太までもが実に勇敢になるからです。ドラえもんが面白いのは、人間関係の図式が明確でそれぞれのキャラが自らを忠実に演じきっているからです。

 つまり、ジャイアンはとことん乱暴で自己中心的で、スネ夫はとことん嫌味で、のび太はとことん弱虫というところに、パターン漫画としてのドラえもんの楽しさがあるものです。

 しかし、映画版はこの鉄のトリオを相対化し、それぞれのキャラの別の側面を見せようとしているところがなんとも不自然なんです。でも、中には映画版の意外さが逆に嬉しく思う人もいるようです。ただし、私はドラえもんの話をするのは大好きですが、映画版の話は正直できません。ほとんど見たことないからです。

 一方で、こんな考え方もできます。むかし、知り合いの高校生がこんな話をしていました。

高校生A:○○先輩ってほんとはものすごく優しいって知ってた?
高校生B:え~、なんで。ヤンキー入っていつもタバコとか吸いよう人やろ。しかもジコチュー(自己中心的)っていう噂やし。
高校生A:うん。でも、こないだの体育祭の時、援団(応援団のこと)のキャプテンやってて、私達一人ひとりに「たくさん、声出させてごめんな」って言ってまわりよったんよっ。
俺:それって、単に、「映画のときのジャイアン」と同じやん。
高校生B:(爆笑)

 つまり、映画のジャイアンというのは高校生の運動会と同じで、非日常におかれることで、テンションがおかしな方向に上がり、いつもとは逆の性格が出てしまっているだけなのかもしれません。

 ただし、先のヤンキー高校生と同じように、ジャイアンも映画のときだけいい奴ヅラして、「ほんとうは優しい」なんて言われたら、普段真面目にやっている人間が報われんというもんです。冷静にいつものジャイアンを見ていると、ブッシュやアルカイダ顔負けの残忍さを発揮していますよ(「買ったばかりのバット、殴り具合を試させろ」とか)。

 ただ、のび太が勇敢なのは、映画の時ばかりじゃないですよね。ご存知、てんとう虫コミック第6巻収録の「さようならドラえもん」で、ジャイアンに果敢に立ち向かって行くシーンがあります。これは感動もんです(下図)。
b0002156_2245174.jpg

 これを始めて読んだのは小学校2年生の時だったと思いますが、この時ばかりは「俺ものび太になりたい!!」と思ったものでした。しかし、当時の友人関係の中では私はどちらかと言うとジャイアンで、「しげるくん」という友達が明らかにのび太でした。

 ですので、「ヨシダ君」というちょっと乱暴なクラスメートを自分の中でかってにジャイアンにして、「勝ったよボク」と空想していたものです。

 ところで、こののび太はあまりにもやられすぎです。メガネは吹っ飛んで、両穴から鼻血を出して、眼球がくり抜かれたかのように白く、その周りはパンダのように腫れあがり。ジャイアンもこんなにまでやらなくてもいいのに。残虐以外の何ものでもないですよね。

 ちなみに、ある有名なサイトからの引用なんですが、この時ののび太をリアルバージョンにしたものがこれです。これはまさしくアルカイダの世界です。恐るべしジャイアン。

 眠くなってきたので、寝ます。
by katamich | 2004-11-04 23:42 | ■読書・書評 | Comments(0)