内藤大助チャンピオン!初防衛!おめでとう!! 2007.10.11

(本記事!内藤・亀田関係のトラックバック!ご自由に!)

 さて、今日は朝からソワソワしていました。今晩は、内藤大助チャンピオンのWBC世界フライ級タイトルマッチの防衛戦の日ですから。対するは、えっと誰でしたっけ、あ、そうそう、大阪出身の亀田ファミリーの次男坊、大毅選手です。なんとプロ入り11戦目で、早、世界戦に挑むボクシング界の逸材。もちろんプロ入り後、負け無し。内藤チャンピオンにしても相手にとって不足ないはずです。。。とまあ、さわやかなイントロはともかく、今日は一日中、まだかまだかと待ち望んでおり、ミクシィ日記にはその話ばかり連投していました。マイミクの皆さんも、私の落ち着きのなさが、手に取るようにわかったことでしょう。
 
 さあ、夜の7時になりました。テレビをつけると、最初の一時間は両選手の生い立ちから始まります。亀田ファミリーについては、これまで何度もこの手の編集は見たことあるでしょうが、内藤選手については、初めて素性が分かるという人も少なくないでしょう。番組を見た人はご存知と思いますが、内藤選手がボクシングを始めたのはなんと20歳。どちらかと言うと、遅いスタートと言えるでしょう。その内藤選手、中学生時代はいじめられっ子で悔しい思いを何度もしてきました。小さい頃から体つきが小さく、詩吟を習うなど大人しい少年だったそうです。内藤選手がボクシングを始めた理由の一つが、いじめられた悔しさを克服したい、と言うものでした。20歳でボクシングを始め、22歳でプロデビュー。その後、日本や東洋でのタイトルを取り、27歳でタイの英雄的ボクサー、ポンサックレックに世界初挑戦します。しかし結果は34秒でノックアウト。世界戦として世界最短のノックアウト負けという汚名を着せられます。日本の恥とも言われます。しかしまだ諦めません。その後も同じチャンピオン、ポンサックレックに挑むのですが、右の瞼を深く切り、TKO負けを期します。しかし内藤はまだ諦めません。今年7月、3度目の正直として、チャンピオンに挑みます。下馬評ではポンサックレックの圧勝だったものが、内藤の老獪な試合運びの末、12ラウンド判定勝ちにより、晴れて世界チャンピオンとなったのです。私はその結果をまずヤフーニュースで知り、すぐにニコニコ動画で試合を観戦しました。結果は分かっているのに、最後は私まで涙が出そうになりました。33歳のチャンピオン誕生です。

 そして対する挑戦者、亀田大毅選手は、、、もう多くは語りますまい。チャンピオンに対してあまりにも失礼な言動の数々。それも家族揃って。私はあまり怒ることは信条としてないのですが、さすがに調印式の模様などを見て、むかっ腹が立ちました。そして大毅選手は「負けたら、切腹」とまで公言します。驚くチャンピオン内藤は、「ほんとにするの~」と聞くのですが、「お前もしろ」と返されます。もちろんそんな話にまともに乗っかるチャンピオンではありません。「オレはしないよ」と返事すると、お父さんの史郎氏、「そんなん成り立たへんやろ」と意味不明の言葉を発します。まるで小学生の喧嘩。普通の親なら、息子が人様に失礼な態度を取ったら戒めるところです。しかし、もともとそんな気配もないことは、周知のこと。てな感じで、試合前から舌戦が繰り広げられ、両選手、両陣営はもちろんのこと、全国民の注目も最大限にヒートアップして、今日と言う日を迎えたわけです。

 結果は、、、ご存知のように、内藤大助チャンピオンの圧勝に終わりました。私としては早い段階でのKO勝ちを期待してたのですが、そもそも内藤選手は瞼のコンディション上、試合をするにはちょっと早かったのです。それを亀田側の都合により、大毅選手が最年少世界チャンピオンの記録がかかる10月に設定したと言うわけです。もし、もっと万全なコンディションであれば、いかにガードを固めようが、もっとガンガンに打って、早い段階で勝負が決まっていたことと思われます。

 それにしても内藤選手はさすがです。とにかく手数が多い。リーチの長さを活かし、相手を寄せ付けません。そして寄られたらクリンチ、離れたらすぐにパンチと、大きなヒットこそないものの、確実に当てていき、大毅選手を苦しめます。一方、大毅選手はガードを固めて前進するだけ。なぜか打つとき「シュッシュ」言うので、パンチを打つ瞬間が素人の私にもわかるようになっていますが、音聞くだけでも、まずパンチが出ていません。ただ、途中、ヒヤリとする場面がありました。内藤選手の古傷である右瞼が切れて、出血。もしこのまま出血がひどくなればTKOで大毅選手にベルトが渡ってしまう恐れがあるのです。実況解説者も「ヒッティングで切れたのですから、このまま出血が多くなれば、大毅選手のTKO勝ちになります」などと、明らかに大毅選手よりの実況などして、冷や冷やさせます。幸い、その直後にドクターの見解を発表したので、傷は深くないことを知りちょっと安心。その後も一方的な内藤選手のペース。4ラウンド終了後に途中経過が発表されますが、当然、3-0で内藤。その後、7ラウンドで出血が見られヒヤッとしたのですが、大事には至らず、8ラウンド終了後の途中経過でも3-0で内藤。これで判定まで持ち込めば内藤の勝ちです。しかし内藤には瞼の弱点もありますし、万一、「宇宙一強いパンチ」がクリーンヒットする可能性もありますので、最後まで気は抜けません。

 しかし、それでも一方的な内藤ペース。なかなかパンチがあたらない大毅選手は、イライラし始め、明らかなラフファイトに出ます。そしてレフリーの死角を見て、反則技のオンパレード。亀田家の伝家の宝刀であるローブローもテレビからでも充分にわかります。クリンチになった瞬間に、まともに太ももを打ってきたり。さらに親指で瞼をえぐろうともします。さすがにチャンピオンも切れたのか、9ラウンドでストップ中に大毅選手の後頭部を殴り、減点一を食らいます。それでもやはり、内藤はペースを崩さず、コツコツとポイントをためていきます。業を煮やした大毅選手は、最終ラウンド、ボクシング史上、最も醜い愚考に出ます。一回目はクリンチと見せかけ、ヘッドロックから相手を投げ倒します。両者もつれて倒れ込んだ後も、執拗に右瞼に狙いを定めます。内藤選手がそれをガードしている場面がありました。大毅選手はレフリーから反則を取られ減点一。そして試合が続行するやいなや、今度は内藤選手の太ももから抱え上げ、露骨な投げを見せます。レフリーは急いで静止し、当然、ここでも減点一。この段階で大笑いしてしまいました。内藤選手も笑っています。もはや世界戦ではありません。その後もまたもやヘッドロックから投げ倒して減点。このラウンドだけで計3点の減点です。その後も内藤選手は一歩も怯まず、前へ前へと打ちにいきます。さすがは王者です。間もなくゴング。勝利を確信する内藤選手はコーナーポストに登って観客にアピールします。結果、内藤選手の圧勝に終わりました。

 いや~、興奮して思わず試合運びまで実況してしまいました。ただ、この後、やっぱり亀田はいかんかったです。負けが決まると、そそくさと一家退散。普通であれば、勝者を称えるところです。この点、前王者のポンサックレックはアウェーで不利な負け試合であっても、新王者の内藤を全身で称え、内藤の家族にまでエールを送ります。私、このシーン見て泣きました。ノーサイド、試合が終われば男と男の友情が芽生えるのだな、と。一方の亀田は、、、なんという様でしょう。スポーツマンシップの欠片もありません。おそらく内藤とポンサックレックは、これからも友情で結ばれていくでしょうが、悲しいかな、亀田兄弟にはそのような感動を共有する権利さえ与えられていません。これは父親の責任に他なりません。以前、コウキが試合で勝った後、相手選手と称え合おうとしているのを、無理矢理、引き剥がしたこともありましたから。父親の史郎トレーナーって、もしかしたらコンプレックスの塊なのでは、と思います。ちょっと同情する余地はあるかもしれません。

 さて、今回の試合、下馬評通り、内藤チャンピオンの圧勝で終わって、私もホッと胸を撫で下ろしたわけですが、試合前は正直、心配する要素もありました。ここからは「宇宙となかよし」らしい見解になります。実は試合ってのは「技対技」のぶつかり合いに限られるものではありません。試合前からの「心理戦」も大いに関係することでしょうが、重要なのは「勝利に対する確信の深さ」がいかなるものか、こそが最も重要な要素になるのです。言って見れば、「技」と「心理戦」の部分は「顕在意識」、そして「勝利に対する確信」は「潜在意識」に相当します。図化するとこうなります。
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 今回の試合において、「技」だけを見ると、圧倒的に内藤選手が有利です。「心理戦」については、これは亀田サイドに軍配が上がるでしょうが、今回は、そこまで試合に影響するものでもなさそうでした。ランダエタ戦の時と同様、やり返されると亀田サイドは意外と脆かったりますので、心理戦については、まあ6対4で亀田サイドに軍配が上がる程度でしょう。しかし、何より怖いのが、そう、潜在意識にあたる「勝利に対する確信」です。通常、願望実現においては「潜在意識」にインプットされた内容がそのまま現実化すると言われます。もし、大毅選手にものすごく強い「勝利に対する確信」があったとすれば、ひょっとする可能性も考えられたのです。内藤選手はさすがにそれを感じていたようで、彼の言葉で「勘違い」と表現していました。そう、「勘違い」であっても、その度合いが大きければ、「技」の拙さを補って余りある力を発揮するケースがままあるのです。

 今回の場合、大毅選手に「大いなる勘違い」をもたらす材料はたくさんありました。まず、兄のコウキ選手が既に世界を取っていることから、亀田のボクシングは世界に通用するという思い込みがそうです。そして兄もそうですが、本人もまだ負け知らずで、亀田のボクシングに「負け」の二文字はない、という、これまた大いなる思い込みがそうです。この辺りは不利な戦局であっても最終的には神風が吹いて勝利するという、終戦前の日本軍の思想に似たものがあります。そしてさらに、テレビ局、スポンサー、その他ステークホルダーが総動員して「亀田神話」を創ってきたという事実に依拠するものです。「亀田」は勝つために存在するのであって、相手がどんなのであろうと勝てばいい、そして多少は強くても(ランダエタのように)、「金」の力で何とかできてきた、という後ろ盾があってのことです。さらに内藤はビビッテルのではないか、という相手をなめ切った態度もそうです。さらに、おそらくは大毅に対するメンタルトレーナーが幾重にもついており、ネガティブな情報を一切遮断し、勝利への確信だけを植えつけてきたことも考えられます。そしてさらに、内藤サイドにも「袖の下」に関する話が行っていたかもしれません。そのような「仕掛け」によって、大毅選手の「勘違い」つまり「勝利に対する確信」がどんどん大きくなってきて、チャンピオンを脅かすことになるのでは、という心配がありました。
(しかし、「袖の下」については、多くの人も考えたことかもしれませんが、内藤に関しては心配無用でした。そもそも「袖の下」になびくような男が月収12万円に甘んじてボクシングに打ち込んでいるはずがありません。内藤にとっては収入よりもボクシングを続けること、そして勝つことの方が余程価値あることなのです。)

 ここで両者の強さに対する要素の分析をするとこうなります。

・定式:「強さ」=(「技」+「心理戦」)×「勝利に対する確信」 (10点満点)

により、、、


【内藤大助】

 ・技=8
 ・心理戦=4
 ・勝利に対する確信=X


【亀田大毅】
 
 ・技=4
 ・心理戦=6
 ・勝利に対する確信=Y


から、

・内藤大助の強さ=(8+4)×Ⅹ=12×Ⅹ

・亀田大毅の強さ=(4+6)×Y=10×Y


となります。つまりこの試合は未知数である「勝利に対する確信」の度合いによって左右されると言っても過言ではありません。大毅選手の場合は「Y」としていますが、既述のように、かなり大きなものがあります。もしかしたら「10」かもしれません。となると、大毅選手の強さは10×10の「100」の数値が出力されるわけです。そうすると、内藤選手が順当に勝つためには、少なくとも「X>8.4」でなければなりません(100÷12=8.33より)。果たして内藤選手に「勝利に対する確信」が「8.4」以上あるかどうかが、勝敗の分け目ということになるでしょう。結果からすると、見事に勝利を収めましたので、内藤選手の中にもかなり高い確信があったと言うことができます。考えてみればそれはそのはずです。曲がりなりにも、内藤選手は「最強」と言われているポンサックレックに勝っているのですから。また、圧倒的な経験値に加えて、日本人には一度も負けてないという事実があります。負けた試合にしても、ポンサックレックのみです。それ以外は2つの引き分けを除いて、すべて勝利しているのです。もしかしたら、「勝利に対する確信」の面でも、内藤選手は大毅選手を上回っていたのかもしれません。だとすれば勝って当然でしょう。

 そんなわけでして、じゃあ、次回、内藤選手はポンサックレックとの防衛戦で勝利できるかと言うと、正直、難しいかもしれません。心理戦はないにしても、「技」はポンサックレックの方が上手だと思われます。また「勝利に対する確信」の点でも、特にタイ国王の面前とかになると、余程の確信力を植えつけないと、ポンサックレックに勝つ見込みはないでしょう。でも、いいのです。私にとってはチャンピオンとしての内藤大助よりも、内藤大助そのものが好きなのですから。勝ってくれればそれはまた嬉しいです。でも、私の中では内藤大助が存在するだけで、もういいのです。なんて言ったら、戦意を失うかもしれませんが、これからもファンとして内藤大助を応援していきたいと思っています。おそらくこれからCMなどにも起用され、しばらくは売れっ子になるでしょう。もう月収12万円に甘んじることはないでしょう。仮に引退しても、指導者や解説者、さらにはタレントとしても充分活動の場はあるでしょうし。また、意外と「いじめ」に関する番組のコメンテーターなども務まるかもしれません。未来は明るいですよ。

 と、内藤選手のことはもうあまり気にする必要もないのですが、問題は亀田のこれからです。とりあえず亀田の不敗神話は崩れ去りました。しかも非常に惨めな負け方です。まだ、単純にKOされた方が良かったかもしれない負け方です。これで亀田の商品価値は下がるでしょうし、3兄弟が抱いている「勝利に対する確信」についても、亀田ボクシングがまったく通用しなかった事実により、脆くも崩れ去っていくことでしょう。私の予想では、おそらく大毅はこれで「引退」。彼にはもはやここから上がってくる気力はないと思われます。普通なら「負けて強くなる」ことも期待できるのですが、「亀田神話」という幻想が崩れ去った今、大毅にそんな根性は失せてしまっています。兄のコウキはまだまだボクシングを続けるでしょうが、彼の場合は「負けて強くなる」ことも考えられます。亀田ブランドから離れた、いちボクサーとして活動して、それなりの成績を残すことも多いにあるでしょう。それは三男のトモキも同様です。いずれにしても、しばらくはまだ、亀田一家の動向には注目されることでしょう。

 そんなわけで、長くなりましたが、私の言いたいことは一言。内藤大助チャンピオン、初防衛、おめでとう!です。

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by katamich | 2007-10-11 05:01 | ■時事問題