悲しみについて 2007.6.28

 今日は4時に家を出ました。今日からまた一段と暑くなり、朝から汗をかきます。その分、滝はとっても気持ちがよかったのですが。帰りはまた普通に歩いて帰るのですが、何となく、距離の長さを感じなくなってきました。宝満山もそうです。何度も行ったり登ったりしていると、精神的にも慣れてくるものです。ただ、身体の方は正直で、疲れはどんどん蓄積されてきているようです。ここらで一日中寝ていたい気もするのですが、なんせすることがたくさんあるのでそういうわけにもいきません。今日は9時過ぎに家に着いてシャワーなど。そして10時半からスカイプで濃い人と話をしていました。いつも思うのですが、はかなり強烈なキャラですが、話してて勉強になることも少なくありません。何よりあの「行動力」はモデリングの価値があります。約2時間ほど話をして、その後はまた別の方とスカイプです。その方とは一時間ほど。ご飯を食べてなかったので、米を炊いてご飯にします。食べ終わって、五日市剛さんのCDを聞いていたら、いつの間に寝てしまっていました。

 これは経験者にしか分からないのでしょうが、滝に打たれると、想像以上にエネルギーを放出するものです。さらに20キロの歩きです。なのでしばらくすると猛烈に眠くなります。ただ、エネルギーを放出すると、それだけ新鮮なエネルギーを取り入れやすくなるので、今、何だかものスゴイことが私の身体で起こっている感じがします。今回の行は水曜の最終日を入れて残り6日です。あまりにエネルギーを放出しすぎて今回はあまり「性欲」がありません。ただ、「欲」はないと言っても、そっちも完全に禁欲中ですので、「性エネルギー」はきちんとチャージされています。ナポレオン・ヒルに書かれているように、「性エネルギー」をどんどん創造的なものへと転換させていきます。

 ナポレオン・ヒルと言えば、「思考は現実化する」の全18章のすべてが珠玉のストーリーなんですが、中でもとりわけ好きなのが「第17章 悲しみを通して魂にいたれ」という章です。そのまとめの部分を一部引用しますと、、、


・悲しみは、人間の最高の感情である愛情とよく似ている。悲しむことのできる能力は、それだけで、その人の精神的資質の深さを示している。

・悲しみは、その人の魂を高めてくれる。悲しみを災いとしてではなく恩恵として受けとめよ。



 「思考は現実化する」が単なる「成功法則」の枠を超えて、世界中でずっと読まれている理由は、こういう章がさり気なく入っているからだと思っています。小説ならまだしも、いわゆるビジネス書の類で「悲しみ」を正面から取り上げて論じているのは、「思考は現実化する」くらいではないかと思っています。もっとも私もすべての本を読んだわけではないので、もしかしたら他にもあるかもしれませんが。

 この章を読んでいると、ナポレオン・ヒルその人そのものが、過去に非常に深い悲しみを経験し、そしてリアルにそれを転換してきたのだということがよく分かります。私自身は、これまでの人生でどれだけ深い悲しみを経験してきたか、、、と言われると、そこまではないと思っています。もちろんミクロな悲しみは何度か経験してきてるのでしょうが、それこそ死にたくなるような悲しみは未経験だと思います。しかし、時として、こう考えることはあります。(ちなみにこのフラッシュは泣ける)

 「自分にとって考えられる限り、最大の『悲しみ』とは何であろうか?」、と。

 これを考えることは酷です。なので、私のコーチングでフィードバック用に使っている「パワーアップクエスチョン」のシートにも記載したことはありません。しかし、私は時々考えてみます。そしてそれを味わってみます。すると涙が出てきます。しかし、その後、感謝の気持ちが心の奥底から湧き出てきます。

 先日、歩きながら携帯でミクシィ日記に投稿していた時、言霊の一つとして「悲しみ」という字を書こうとしました。すると「かなしみ」には3つあることが、変換の時にわかりました。それは「悲しみ」と「哀しみ」、、、そして「愛しみ」です。日本語というのは何て美しいんだろう、、、と思った瞬間です。

 「悲しみ」とは「感謝」であり、そして「愛」なんだと改めて認識しました(認識はしたけど、実感としてはまだまだ)。誰にでも程度の差こそあれ、人生の中で何度か「悲しみ」に立ち会うことはあるでしょう。しかし、本当の「悲しみ」を知ったとき、本当の「愛」がそこに芽生えるのでしょう。それを知ってしまえば、今後、訪れるであろうあらゆる「悲しみ」に対して、その味わい方が分かるものです。私は何だかんだ言って、「愛」こそがすべてであり、「愛」のための人は生きているのだと、心の底から思っています。近頃は、あまりこういう話はしませんが、これは実は私の本音であったりします。だからと言って、今の私が「愛」を知っているかと言えば、そうとは限りません。もちろん「知る」ものではないのでしょうが、「愛」の方を向く努力はしていたいとは思っています。こういう話はあと30年は生きないとできない気がしますが、30代にもこういう認識をしていたことがある、、、ということで書いておきたいと思いました。

 明日は午前中の用事がなくなったので、4時に起きて滝に行きます。今回の行はなんかスゴイことが起こってるな~という実感があります。とりあえず今日は12時には寝よっと。今からもう1件コーチングに入ります。ではでは、お先に失礼します。



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by katamich | 2007-06-28 22:01 | ■人生哲学 | Comments(0)