宇宙となかよし

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「質より量」の時代 2007.5.5

 GWも残すところわずかですね。今年も「阿蘇」に行こうと思っていたのですが、生憎の天気なので中止にしました。今月は沖縄やら大阪やら、いろいろ出かけますので、ゆっくり休んどけということですね。で、今日は昼から「福岡ブラスステーション2007」っていうのを聴きにいきました。私が所属しているバンドも毎年出ていたのですが、今年は参加人数が少ないこともあり辞退。九州内の学生一般バンドが出場するのですが、今年は一般バンドの参加はありませんでした。どこもGWで人が集まらないのでしょうね。で、学生のバンドをずっと聴いていたのですが、ゲストに有名な指揮者やプレーヤーを招いて、さらに九州内から選りすぐりの学校が集まっているだけあって、聴き応えのある演奏ばかりでした。コンクール全国大会の常連高なども多数出ており、思った以上に楽しめました。

 で、聴きながら思っていたのですが、とにかくよく練習しているな~ということ。以前、「吹奏楽の旅」という番組で、吹奏楽名門校がシリーズで取り上げられていて、見た人はご存知と思いますが、吹奏楽の名門校って、実は「体育会系以上に体育会系」なところがほとんどなんですよね。まず先生が優秀、かつ怖いです。今時、暴力も辞さないスパルタ先生が普通で、異様にテンションが高いです。それを受け継いでか、先輩と呼ばれる人も例外なく怖い。男女関係なく。そして何より練習量がめちゃくちゃ多いです。全国常連高出身の人に聞くと、高校三年間は部活以外の思い出がなかった、、、と言います。朝は授業が始まる2時間前に集まり基礎練習。10分間の休み時間もトイレに行く暇もなく、5分だけ楽器を鳴らす。部室までは当然ダッシュ。授業が終われば、夜の11時まで練習。それから帰宅して学校の宿題など。良し悪しは別として、ここまでしないと全国大会金賞は取れないのでしょう。ただ、それが嫌なら辞めればいい、だけですので、父兄も文句言えないわけなんです。名門の強みですね。

 しかし、何を言おうとも「理屈は合ってる」のです。全国一になるためには、それだけの練習量が必要ということなんです。つまり「成功」するには、それだけの「行動量」が必要と同じことです。いかに先生が優秀であろうとも、練習の「量」がなければ、全国には行けないのですね。私が出た高校は、先生やOBにはプロ揃いで、かなり優秀な指導者に恵まれていたものの、寮生活の規則から、充分な練習量が確保できなかったです。ちなみに高校野球は名門でしたが、彼らは専用の練習場があり、午後からは「体育」という授業名目で、寮に帰って夜まで練習していました。とにかく優れた環境も重要なのでしょうが、それだけでは不十分なのです。指導者や環境という「質」を高めるには上限がありません。充分という絶対的な基準は存在しません。ただし、「量」には上限があります。それは「時間」という制限があるからです。一日24時間という誰にでも平等な「時間」という制限内で、どれだけ「量」を稼ぐかという自由があります。

b0002156_142254.jpg どんな道でも「質」と「量」を同時進行に高めていくのが、成功の王道と言えるのでしょうが、「質」と「量」とではどちらが先かと言えば、「量」が先だと断言できます。とにかく一流と呼ばれる人は「量」が半端ではありません。具体的な名前を挙げるまでもないでしょう。「質」は「量」によって高められるのです。ちなみにジャズの話で、ジョン・コルトレーンというジャズ界の大巨人がいますが、彼は天才であると同時に練習の鬼と言われていたそうです。マイルス・デイビスという同じくジャズ界の大巨人がいますが、彼はこれまた天才チャーリー・パーカーに若い頃からもまれて、50年代にはジャズ界のリーダーとなっていました。そんな時に、マイルスは4人の男を従えてグループを作りました。プロボクサー上がりのピアニストのレッドガーランド、音がうるさいだけと言われていたドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズ、それなりに仕事はできたのですが、時折ノコギリのような弓弾きをして評判の悪かったポール・チェンバース、そして「下手くそ」と言われたジョン・コルトレーンです。マイルスほどの男が、なぜあんなメンバーでグループを作ったのか、特にサックスのコルトレーンは酷すぎる!と文句さえ言われていたとのこと。それが今となっては、伝説と呼ばれるグループとしてジャズの歴史に名を残しているのです。もしタイムマシンがあれば、私は真っ先に当時にマイルス五重奏団を聴きに行くことでしょう。

 そのコルトレーンの才能は、とにかく練習ができたとうことです。誇張なく常に練習していたのだそうです。後に天才と呼ばれるようになったのですが、最初は親分のマイルスまでもが馬鹿にされるほどの下手くそだったのです。マイルスに起用されてから10年。コルトレーンはジャズ界の神様になりました。その時代の録音はすべて残されているのですが、マイルスに起用されたばかりのコルトレーンは確かに下手かもしれません。何となくギクシャクして、指とタンギングが合っていません。ソロも尻切れトンボです。それが60年代に入ると、次々と名盤を残していき、コルトレーンはジャズ界の方向性まで変えていきました。ほぼ全てのジャズのサックス吹きがコルトレーンの影響下に置かれてしまったほどです。未だに「なぜマイルスはコルトレーンを起用したのか?」が議論になるほどなのですが、思うにコルトレーンの「練習力」に目を付けたのではと思わせられます。

 私の好きなジャズからの例をとりましたが、全てのジャンルでそうだと思います。人並み外れた練習量、行動量があったからこそ、一流となれるのです。それなくして一流と呼ばれた人は、誰が何と言おうとゼロだと思います。今はさほど練習も行動もしていなくても、過去にはそういう時期が必ずありました。

 ある教材で聞いたのですが、アメリカ一のとある石油会社の社長に「なぜ、あなたのところは全米一の石油会社になれたのですか?」と質問したところ、こんな答えが返ってきました。「単に多くの穴を掘っただけだよ」、と。同様に全米一となったセールスマンに「なぜ、あなたは生保業界で全米一になれたのですか?」と質問したところ、「単に多くの人と会ってお話してきただけだよ」、と答えたのだそうです。これ以上にない説得力ですね。こういうのを「大量行動の法則」と言います。とにかく大量に行動すれば、必ず結果がついてくるのです。うまいやり方を考える前に行動しているのです。アーティストはそれだけ多くの練習をし、作品を残します。セールスマンはそれだけ多くの人と会います。学者はそれだけ多くの研究をし、ケースを残します。料理人はそれだけ多くの料理を作ります。弁護士はそれだけ多くの本を読み、事例をあさります。とにかく何をするにも大量なのです。

 今日の演奏会の話に戻りますと、なぜ、御校はそんなに上手なのですか?と質問されたら、きっと「それだけ多くの練習をしてきたからだよ」、と答えることでしょう。もし、成功したい、一流になりたいと思われるのであれば、「大量行動」なくしてありえない、というのが今の私の結論です。その行動を通してメンターに出会うこともあるでしょうし、効率的なやり方を知ることもあるのです。最初からそれを求めても、得られないでしょうし、仮に出会っても価値が分からないと思います。ちなみに私が人生最高と思っている「加賀田晃営業セミナーDVD」は、私が毎日3人と会って商談をしている時期に偶然出会い、それ以来、私の中でパラダイム転換が起こりました。それは行動していたからと思います。

 情報社会においては、成功者や一流の人の話が以前と比べて簡単に聞けると思うし、出会うチャンスも多くなることでしょう。しかし、仮に出会ったところで、その価値が本当に分かるかどうかは「行動しているかどうか」にかかってくるのでしょう。ブログを読んで、いろんなノウハウを知ることもあるでしょうが、それを試してみて本当に効果がある人は、行動している人です。逆に行動していない人は、何を知ったところで効果は低いです。紹介されているノウハウと試してみて、思った以上の効果を感じられない時は自分に質問してみればいいです。「行動していますか?」、と。

 そんなわけでして、いい演奏を聴きながら、またも説教臭い話になってしまいましたが、自分自身に対する教訓と思って書いています。質より量。量が質を高める。これはいつの時代での普遍の法則だと思います。量なくして永続的な成功を収めた人がいれば、是非、会ってみたいものです。しかし私ならば、そういう人を探すよりは、とにかく「大量行動」を心がけたて行きたいと思っています。

 GWももうすぐ終わりますが、どんどん行動していきたいと思います。ありがとうございました。



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by katamich | 2007-05-05 23:06 | ■音楽
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