「引き寄せの法則」の続き 2007.4.24

 今日は5時半起床。早起きは気持ちがいいです。読書などしていたら、そのまま寝てしまい、8時に目が覚めました。まだまだ修行が足りないですね。起きたら散歩に行くなどすればいいのかも。最近始めて、ここんとこずっと続いている習慣としては、風呂上りに水かぶり、筋トレ、パイン豆乳などでしょうか。早起きも習慣化させたいものです。

 今日は特に用事もなかったので、本の企画書に集中しようと思いました。11時頃にご飯を食べ、パソコンの前に座って、あれこれ考えるのですが、なかなか進みません。これではいかんと思い、近くの那珂川町図書館にペンとノートだけ持って行って、とにかく頭の中にあることを手当たり次第に書きなぐりました。そしたら出るわ出るわ。やっぱり思考は頭でするのではなく、紙の上でするのがいいようです。2時間ほどで大学ノートが半分くらい埋まってしまいました。この作業は、ずばりセルフコーチングだな~と思いました。来週の木曜日が企画書の一応の締め切りですが、この調子だと書けそうです。出版に対するリアリティも増してきました。そのあとは那珂川町民プールに行き、1時間半ほど泳いでいました。もとい、歩行してきました(笑)。実は私は泳ぎがめちゃめちゃ苦手なのです。背泳ぎはなんとかできるのですが、クロールの息継ぎがどうも苦手です。2回ほど息継ぎしたところで苦しくなって足をついてしまいます。今年は是非にも泳げるようになりたいものです。おじいちゃんたちがやってるみたいに、超スローで長時間クロールできるようになるのが目標です。

 ところで、昨日の記事はやはりちょっとした反響があったようです。ブログの方にはあまりコメントつきませんが、ミクシィ日記に関連記事を書いたところ、そっちには割りとコメントがついていました。先ほど、改めて「The Secret」を見てみたのですが、見れば見るほど素晴らしい内容です。「感動」すら覚えてしまいます。何度も見ようという気にさせられます。そこで言われている内容は、すべてが真実であり、人生をより良く生きるための叡智が散りばめられてあります。今後も私の人生に生かしていきたいと思っています。

 しかし、、、(出たぞ~!)、、、その一方で、どこか冷静に見てしまっている自分がいます。どこに「催眠」が隠されているのだろう~とか思いながら見てしまっています(笑)。私の思い込みかもしれませんが、気づいたこと書きましょうか。。。例によって、はまっている人はここでブラウザを閉じられることをお薦めしますが。。。(笑)

 まず一つ目として、「法則(Law)」という言葉が連発されています。多くの人は「法則」という言葉に弱いものです。いかなるハッタリも「法則」という言葉で説明すれば、得体の知れない説得力が出てしまうものです。以前、ちょっとした商品プレゼンをしたとき、「7かけの法則」というのをその場で即興で作ってプレゼンしたことがあります。ものすごい効果のパックがあって、これを使うと実年齢に0.7をかけたくらいに若く見られます、50歳の方は35歳に、40歳の方は28歳に、、、なんてのをギャグのつもりで説明したのです。それが「7かけの法則」なんて言い方をしたものですから、そこで話を聞いていた方が一斉にメモを取り出したのです。もちろんその場で「今考えたハッタリの法則ですよ」とフォローしたのですが、確かに「法則」と言えば、何か知らないけど説得力が出てしまうのです。

 で、「引き寄せの法則」も同様なのです。「法則」という言葉は一回でもインパクトがあるものなのに、何度も何度も聞かされると、それが不変の真実であると疑えなくなってしまうのです。ミルトン・エリクソンの催眠法の中に「名詞化」というのがあります。複雑な事柄を「名詞」にして情報を省略することで、まともな判断を奪ってしまう、、、という手法です。「法則」という言葉もその原理が働いているな~と思いました。この映像でも、ものすごい奇跡的なケースを見せられた直後に「引き寄せの『法則』!」と言われてしまうと、信じざるを得なくなるのです。おもしろいでしょ。

 それから似たようなのですが、「科学的に証明されている」という言葉もそうです。これは何度か出てきますよね。果たしてあの中に物理学者はいるのでしょうか。「量子力学」と言えば、すべてが「あり」みたいな風潮があり、成功哲学や願望実現に関心がある人にとって「量子力学」という言葉は伝家の宝刀のような輝きを持ちます。例えば、映像の中では「ポジティブな思いはネガティブな思いに勝るというとは科学的に証明されているのです」というシーンがありますが、ちょっと冷静に考えると、どうやって証明するのだろうか、、、と疑問に思ってしまいます。そこで「量子力学」という言葉を用いると、普通はそこで反論しなくなります。「科学」というからにはデータが重要ですし、再生可能性を担保できてなければなりません。確かに「科学」と「非科学」の境が曖昧な現在、何をもって「科学」かという論争はあると思いますが、むやみやたらと「科学」を連発することの危険性は感じ取っていいと思います。

 ついでですので、こう言ったらどう感じますか。「私の兄は物理学博士なんですが(これは事実)、すべての物体に意識と過去世があるということは科学的に証明されてらしいですよ」、と。何となく説得力あるでしょう。兄貴が博士であることと、後半の説には何のつながりもないのですが、つなげて言うと、俄然説得力が出てしまうのです。これって「連結法」というレトリックの一種なんですけどね。。。ともかくも「科学的に証明されている」という言葉にはちょっと注意が必要です。そもそも、証明されていることが「自明」でないから、そのような説明をするのであって、人間の身体の7割は水分で出来ていることは科学的に証明されているのです、、、と言っても、別に面白くないでしょう。得たいが知れないからこそ、「科学」という言葉を持ち出して、説得力を大きくするのです。

 他にも気になった箇所はいくつかあったのですが、きりがないのでこの辺で。機会あればどこかで書きたいですし、直接、お話することがあれば、雑談がてらお話もできます。あ、でも、もう一つ重要なことがありました。「The Secret」の本当の意味がわかりました。実は「秘密」とは「引き寄せの法則」のことではないんですよね。。。これはサブリミナルなメッセージを解読すればわかることです。言ってしまいましょうか。。。それは、、、「情報は操作できる」という秘密なのです。もっと正確に言うと、「情報は一握りの支配層に操作されている」という秘密なのです。

 初めてこの映像を見たときどう思いましたか。どこかのチャプターで言ってましたよね。「気づいたことを即行動せよ」、と。そして「今、この映像を見れる『目』に感謝せよ」とも言われましたよね。一方で「この映像を少しでも多くの人に広めよ」とは言ってませんよね。しかし、結果として、ブログやミクシィ、メルマガを通して、そういう手段を持っている人のほとんどが「広めた」のです。「The Secret」を見た人の心の中ではこのような動きがあります。


 今できることはなんだろう・・・
 この映像を見れたことに感謝か・・・
 そうだ、この感謝を、この感動を、一人でも多くの人の知らせることが、今できることなんだ・・・


となります。そして現実に広まっています。「広めよ」と言わなくても、潜在意識レベルでの働きかけによって、行動はいとも簡単に操作されてしまうのです。その結果、作り手の意図の通りに「The Secret」は世界中に広まろうとしています。広まった結果、どうなると思いますか。

 この映像全編を通してですが、「思うだけで現実となる」「感情のとおりに現実となる」「紙に書いたことが現実となる」「絵に描いたことが現実となる」などのメッセージはこれぞとばかりに発せられるのですが、「行動したことが現実となる」とはあまり言われていません。ちょっとは言われてるのでしょうが、全編を通して「思い」や「感情」こそが「現実」の引き金であると言われています。非常に希望の持てる言い方です。しかし、穿った見方をすれば、ちょっと怖い気もします。極論かもしれませんが、この映像を見た人が、突然、イメージングやアファメーションに精を出し始め、実際の「行動」をストップしてしまえばどうなるでしょう。。。工場で働くよりもイメージングの方が楽に金を稼げるのだと信じてしまえばどうなるでしょう。ちょっとSF的かもしれませんが、極論すれば、経済が成り立たなくなりますよね。「行動力」は自らの「意志力」の産物です。その「行動力」と「意志力」を失った大衆は、もはや完全に支配者層の手の平に置かれてしまいます。次なる指令を待つだけの大衆と化してしまいます。全くもって支配者層には都合のよい社会ができてしまうわけです。

 それが「The Secret」のにおける本当の「秘密」なのです。で、肝心なことを言います。以上は私の妄想です。「本当の意味が分かった」というのもハッタリです。サブリミナルメッセージも解読していません。勝手に私が思ったことをそれらしく書いてみただけです。私の頭の中だけの、全くのデタラメです。でも、そう言われるまで、真剣に読みませんでしたか。真実を知ったような錯覚を覚えませんでしたか。情報ってのはそうやって操作されるのです。数行の文字だけで、人の心理は動かされるのです。そのことをちょっとロールプレイするために、あえてもっともらしい作り話をしてみました。

 いかがだったでしょうか。分けわかんなくなってませんか。今なら何を言われても信じちゃいそうになりませんか。最後に本音の本音で締めくくりますね。人は多かれ少なかれ(催眠)操作されているものです。されてない人はいないです。CMを見てモノを買ってしまうのも操作です。とは言うものの、ここまで情報社会が進んでいる以上、情報による操作から逃れることはできません。となると、信じるものは「自分」しかありません。どんな情報にせよ、それを冷静に客観視できるようなリテラシーは持っておくべきだと思います。そこにこそ、情報社会という荒波に生きる術があると考えています。という訳で、私の「The Secret」論はここで終わりたいと思います。今日も長い文章を読んで頂き、ありがとうございました。


 
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by katamich | 2007-04-24 23:04 | ■精神世界