イ・ヒアさん 2007.4.22

 昨日はよく食べて、よく飲みました。お蔭様で今日はちょっとブツブツの肌になりかけています(笑)。近頃、食べ過ぎると肌が反応してしまう便利に身体になっていますので。今朝はゆっくり起きました。そしてご飯を食べたりいろいろして、昼からプールに行きました。那珂川町の町民プールです。初めて行きました。運動不足解消とダイエットのためです。私は泳ぎがあまり上手でないので、今日のところはウォーキングを中心にしました。最初は適当に泳いだり歩いたりしてたのですが、途中から25mを20往復の1,000mウォーキングに挑戦です。時間は数えてなかったのですが、30~40分はかかったことでしょう。プールから出ると、グタグタに疲れてしまったので、今日は最近見て心に残った動画を紹介させて頂きます。

 まずはこれです。ミクシィ日記でも紹介して、反響があったのですが「平原綾香と2本指のピアニスト」です。


b0002156_12191221.jpg●イ・フィア(李喜芽)

1985年9月、ソウル生まれ。先天性の障害により、両腕の指が2本ずつしかなく膝下の足がない。指の力を鍛えるため、5歳よりピアノを始める。
7歳で学生音楽コンクールにおいて最優秀賞を受賞。1日10時間に及ぶ練習は、彼女には過酷な戦いであった。翌'93年6月、第6回全国障害者芸術大会で最優秀賞を受賞。
1997年10月、初のリサイタルを開催。1999年、障害克服大統領賞を受賞。金大中大統領の招きで、青瓦台での演奏を行う。2000年10月、オーストラリア・シドニーで開催されたパラリンピックにて祝賀演奏。2001年5月、世界原子力会議での招待演奏。2002年4月、あいの音楽会の招待演奏で、江南シンフォニーと協演。2003年1月、アメリカ、カナダ・ツアーを行い各地で絶賛。12月には韓国の名ソプラノ、スミ・ジョーと共演。2004年6月、KBS交響楽団と協演。2005年2月、カナダ・ツアーを行うなど、現在まで数多くのコンサートへ出演し、多くのオーケストラと協演しており、いくつもの名誉ある賞を受賞している。
また、彼女の活躍は、韓国のKBS、MBS、SBS、EBS、アメリカCNN、abc NEWS、KTAN NEWSなど、数多くのマスコミで採り上げられたほか、童話、マンガ、DVDなど多くの媒体で紹介され多くの人々に勇気と感動を与えている。
現在、韓国国立リハビリ福祉大学のマルチメディア音楽科に在学中。
今回は2004年に続く来日公演となり、初の全国ツアーとなる。
(http://blog.livedoor.jp/kuboart/ より)


 前にも書いたと思いますが、「障害者」であることを売りにした出し物は大嫌いです。障害者の方々が日頃の頑張りの成果を披露する場としては、そういうイベントがあるのもそれなりに意義があるとは思いますが、私個人的にはお金と時間を使ってまで見たいとは思いません。「障害があるのによく頑張ってるね~」なんて哀れんだ態度を感じられるよう気がして。私の方こそちょっと偏見かもしれませんが、実際、聞くに耐えない見るに耐えないステージを、「障害者だから」といういう理由で開かれているのを何度も見たことがあります(私がいた吹奏楽団との共演など)。大の大人におもちゃのギター抱えさせて、バカな歌を歌わせて喜ぶ姿などは、ほんと、見るに耐えないです。以前、両手両足がない北欧のゴスペルシンガーのコンサートを北九州市社会福祉協議会の主催で誘われたことがありましたが、「ゴスペル分からん連中が、障害者だからということで主催するなんて、そのシンガーに対して失礼」ということで、お断りしたことがあります。

 で、今回ご紹介した「平原綾香と2本指のピアニスト」の動画ですが、これはそういう「障害者フェス」みたいなのとは一線を画します。実際、両手両足がなくても歌は歌えますが、指が二本でこれほどのピアノを弾くなんて、ちょっと考えられないです。

 だからこそ、、、なのでしょうが、普通よりも少ない「音数」の中に、ものすごい「深み」を感じます。テクニックや音楽性も非常に高いのですが、何より、一音、一音に対して、大きな説得力を感じさせます。こう言っては語弊があるかもしれませんが、障害があるからこそ生み出すことのできた「音」なのでしょう。とにかく「あるもの(イ・ヒア氏にとっての2本の指)」に焦点を絞り、集中してきた結果なのです。まさしく「ないものを恨むのではなく、あるものに感謝する」だけでなく「ないものに対しても感謝する」ことの結果がここにあるのです。「イ・ヒア」でいろいろ検索していたら、非常に感動的な話に出会いましたので、ここに紹介します。「朝鮮日報」からの転載ですが、リチャード・クレイダーマンとの会話という形をとっています(実際にはそれぞれの単独インタビューを編集したもののようですが)。


リチャード・クレイダーマン=
「ヒアさんのアルバムを聞きました。驚くべき実力を持っています。あなたの事情を聞いて私がピアノを演奏しなければならない理由を改めて気づきました。夢と希望を与える音楽の力を今更のように感じました」

イ・ヒア=
「大変光栄です。本当にクレイダーさんの演奏は誰よりも繊細です。悲しいメロディーすら喜びに昇華させる余裕があります」

クレイダーマン=
「私こそヒアさんに尊敬のエールを送りたいと思います。4本の指でピアノを弾くことを思いついたきっかけを訊いても良いでしょうか」

ヒア=
「指に力を入れることができなくて始めました。知的な能力も低く、拍子の感覚もまったくありませんでしたが、なんとか克服することができました。ピアノは私の人生のすべてです」

クレイダーマン=
「今回のコンサートの際のヒアさんの演奏を聴いた後で、ピアニストとしてより成長するためのアドバイスをさせてもらおうと思います」

ヒア=
「私は他の演奏者に比べて、一曲を完璧に演奏できるまで、大変な時間がかかります。しかし、指が4本でも、考えさえはっきりしていれば、すばらしい演奏ができると思います。演奏は指ではなく、頭と胸で演奏するのではないしょうか」

クレイダーマン=
「あなたは、障害と関係なくすばらしいピアニストです。血の滲む努力で今のようにすばらしいピアニストになったあなたの姿は、同じ障害を持っているすべての子どもたちに大きな希望を与えると思います」

ヒア=
私の指が10本だったら、今のように人々の支持されることはできなかっただろうと考えることもあります」

クレイダーマン=
「私も病気の父の世話をしながら、生計を立てるためにクラブでピアノを演奏するなど、若い時代は平坦な人生ではありませんでした。しかし、ヒアさんの苦労には比べものにならないでしょう。成長期に大変なことをたくさん経験したんでしょうね」

ヒア=
「いや、別にそうでもなかったんです。子どもたちが『宇宙人』『鬼』といじめると、 『そう、だから鬼遊びしよう』と切り返しました。私は、こういう姿で生まれた自分について不満を持っていません。脊椎障害者で、人の前に出ることを避けた父は、常に『お前はなぜ、それほど怖いもの知らずなのか』と感心したほどです。父は5年前なくなったけれど、天から常に私を見守ってくれているから、あらゆることがうまく進んでいるような気がします」

ヒア=
「音楽は私たちの人生にどういう意味を持つでしょうか」

クレイダーマン=
「そうですね、音楽のない世の中を私は想像すらできません。楽器から出る音がかもし出す幸せの瞬間と向き合うと、胸がいっぱいになります。一生、ミュージシャンとして生きる私やヒアさんは、非常に幸運な人間ではないでしょうか」



 素晴らしい記事だと思います。下線は私が加えました。障害があろうがなかろうが、成功する人には共通する考え方があることがわかります。先ほども書きましたとおり、「ないもの」に恨まず、「あるもの」に感謝するどころか、「ないもの」にさえ感謝できるのです。そしてその「感謝」が行動として結果をもたらしているのです。事実、この「平原綾香と2本指のピアニスト」を見て、次に、目を瞑って聞いたとき、言いようのない感動が走りました。そして心の奥底から「勇気」と「希望」がわいてきました。それが「音」を通して伝わってきたのです。やっぱり音楽って素晴らしいな~と思う瞬間でありました。。。素晴らしい音楽をありがとうございました。


・イ・ヒアさんのもっと詳しい情報はこちら ⇒ サランへヨ(愛しています)!ヒア!!
・イ・ヒアさんのyoutube動画はこちら ⇒ 'Lee Hee-ah'
・イ・ヒアさんのその他の記事・動画はこちら ⇒ 「full of interest」より(他にも面白い記事がたくさんありますね)



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by katamich | 2007-04-22 11:46 | ■音楽