宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

人間関係の距離を保つスキル 2007.3.29

 昨日は遅くまで飲んで帰りました。記憶は飛ばしてないのですが、いつの間にか寝ていたようです。朝、シャワーを浴びてさっぱりしました。ところで、昨日、久々にメルマガを発行しました。およそ3ヶ月ぶりです。「メモメモ星人」なんてふざけたシリーズを始めまして、あまり考えずに書いたメモ程度の記事をメルマガで紹介することにしました。と言っても、結構、濃かったり、泣けたりする内容かもしれません。「週刊」とはなっていますが、不定期にバンバン発行したいと思います。もう既に何件か書いて配信予約しています。予定では「ちょっと泣ける話」「クレンジング考」「喜楽の会についての私見」などを用意しています。ま、ミクシィで既に書いた内容なんですが、メルマガ用にちょっとだけアレンジしているかもしれません。とにかく私って書くことが好きみたいですね。気がついたらミクシィなどにいろいろ書いています。全然、苦になりません。もちろんお話することも大好きです。

 今日も数件コーチングでした。コーチングではクライアントさんに気づきやモチベーションのアップを促すことも目的の一つではありますが、コーチとして私自身も多くの気づきが得られることがよくあります。今日もまた、クライアントさんから「是非、書いてくれ!」と言われたので、それをテーマといたします。

 最近の若いもの・・・なんて言うと、いかにもオジンクサイですが、現に私よりも若い年代というのは30数年分もありますので、そう言わせて頂きます。今日お話してたのが、最近の10代、20代は「敬語」を使えない人間が多いということです。誰にでも「タメ口」って奴ですね。非常に些細なことで、しかも、多分に年寄り臭い話に聞こえるかもしれませんが、私はここで「礼儀」とか「年功」とか「マナー」とかの話をしたいのではありません。コミュニケーションスキルとして「敬語」の話をとらえています。

 他の言葉はよくわかりませんが、日本語ってのは、その辺りが難しいと思います。敬語にしても、丁寧語、謙譲語、尊敬語などわかれています。おそらく外国人がこれらを使い分けるのは相当に難しいのではないかと思われます。ただ、私としてはその辺の正確さはあまり気にしません。「おります」と「いらっしゃいます」の使い分けが出来なくても、別にとがめません。その使い分けぐらいであれば、学べば済む話だからです。敬語で本当に大切なのは「人間関係の距離感」が図られると言う点になると考えています。

 例えば初対面でタメ口。これは距離感を全く無視しています。あまり親しくもない年上にタメ口も同様です。逆に非常に親しいのに敬語を使うのも慇懃無礼で距離感がわかってないことになります。真にコミュニケーションが上手な人ってのは、そういう「人間関係の距離感」に適切な言葉をしっかりとあてはめることができる人間だと思っています。そして日本語ってのは、その「距離感」を言葉できちんと表すことができる、非常に繊細、デリケートな言語なのです。

 ただ、若い人の中には勘違いしている人も多いように思います。敬語は親しみを阻害するから、あまり相応しくないなど。ちょっとでも親しくなったと(勝手に)思ったら、タメ口の方がむしろいいのではないかと思ってしまうのです。それは年上に対してもです。これはもちろんNGです。例えば人間関係に5段階のスケールがあったとします。「1」が疎遠で、「5」が親密を表すと仮にします。「1」の場合は基本的に敬語です。「5」の場合はタメ口も構わないとします。そこにAさんとBさんがいたとして、Aさんが年上だとします。AさんがBさんに対して「1」の距離を持っているとすれば(A→B=1)、Aさんは敬語で話します。その場合、最初ですので、BさんもAさんに対して「1」の距離感を持っており敬語で話すでしょう。そこで段々仲良くなってきて、年上のAさんがBさんに対してタメ口で話したとします。その段階を「4」とします。するとBさんもタメ口で話をすることになるとします。これは多くの場合NGです。コミュニケーションギャップが生じます。なぜなら日本語及び日本文化においては、年上が年下にとるよりも、年下が年上にとる距離の方が広いことが通常だからです。ですのでAさんがBさんに対して「4」であっても、BさんはAさんに対して「3」の距離感で話をする必要があるのです。

 その辺の距離感は実に微妙です。が、コミュニケーションの上手な人はそれを瞬時に理解し、そこに相応しい言葉を用いてくるのです。確かに年下のBさんが敬語を使わなくてもいい距離感になることはあります。夫婦や恋人、親密な仲間の場合などです。その場合、敬語を使うのはかえって失礼になるでしょう。しかしBさんが距離感を間違えて、勝手に「親密」だと思い込み、タメ口で話するのは、正直言ってコミュニケーション下手としか言いようがありません。

 私などは(年下の)彼女(ツレ)の友達からはタメ口であっても全然OKなのですが、そうでもない人からタメ口だといい気分はしません。逆にツレの友達で、ある程度仲のいい人なら、敬語はちょっと違和感があります。ただしそれは女性に限ります。男性の場合は余程の例外をのぞいてタメ口は気分が悪いです。これは頭が古いとか言われようが、文化的にそうである以上、認めるしかありません。先ほども言ったように、これは「礼儀」や「マナー」の話ではなく、コミュニケーションの話なのです。つまり良好な人間関係を保つための「スキル」なのです。

 何度も言いますが、コミュニケーション上手な人はその「スキル」に長けています。それは言葉の使い方ではなく、「人間関係の距離感」に最も適切な言葉をあてはめるためのスキルなのです。世の中にコミュニケーション技法の本や教材はたくさんあります。例えばコミュニケーションスキルとしてよく紹介されるのが、ペーシングとかバックトラッキングなどの技法です。そんなのは非常に表面的なスキルです。一生懸命に本や教材でその辺のスキルを学んだところで、本当にコミュニケーション上手になれるとは限りません。そんな技法をいくら詰め込んで練習しても、距離感を無視した言葉の使い方は完全にNGでしょう。

 その辺りのコミュニケーションを心得ているのが、教育されたスナックのホステスです。彼女らは最初のお客さんには非常に丁寧な言葉遣いをします。そのうちお客さんが何度もリピートし始めると、男のお客さんはホステスに対してちょっとくだけた言葉遣いを要求し始めます。それを口に出さずとも、ホステスさんは察知し、適切な言葉遣いで接します。しかし、そのお客さんが会社の部下を連れてきたときはどうなるでしょう。何度もリピートして親しくなっているにも関わらず、再び最初のような丁寧な言葉遣いをするでしょう。なぜなら、そのお客さんは部下の前ではホステスからタメ口を使われている姿を見せたくないからです。その辺の心理がわからずに、親しくなったからといって部下の前でタメ口をきくようなホステスはNGです。

 また、普通のOLでもそうです。普段はタメ口とまではいかなくとも、非常に親しげに男の上司と話していたとします。そこに、取引先など第三者が現れたとします。その時に、いつものような親しげな話し方をしてはNGです。きちんとした敬語で上司と話すべきです。その使い分けができるOLは「できる女」と言われることでしょう。

 多くの場合、仮に年下がタメ口を聞いた場合、「敬語を使いなさい」と注意することはありません。何となく注意しにくいからです。亀田三兄弟のタメ口を注意するのは、やくみつる位しか知りません。しかし、注意されないからと言って、タメ口をきき続けると、コミュニケーションギャップがどんどん広がっていき、いわゆる「使えない奴」というレッテルを張られることになります。「タメ口くらいいいじゃん!」と言っても、これは「スキル」ですので、きちんと使う方が適切なのです。

 私はNPOなどで九州大学や福岡大学の学生と接することがよくあります。彼ら彼女らは割といい会社や役所に就職を決めます。彼らと接してわかることは、非常に礼儀正しく、人との距離感をつかんでいる、ということです。大学で学ぶことは専門的知識ももちろんそうですが、その間に、いろんな人間と接して、人との付き合い方を身に付けることだと思っています。その中で、適切な距離感とそれにあった言葉遣いを自然と身に付けていくのです。それが出来た学生は、当然、企業からも好かれ、内定もとっていきます。しかし、普段から年上に対してタメ口で話しているような若者は、いざ、面接に対しても、その時は敬語で話そうとも、何百人と学生を見てきた面接官は一気に見抜いてしまいます。話し方一つで「人間関係の距離感」を理解しているかどうかを。正直言って、その距離感をつかめない人間は仕事でも使い物になりません。特に営業はそうです。

 ちなみに私は中学高校と上下関係がちょっと厳しい学校(寮)にいましたので、敬語を使うことに抵抗はありません。オフ会などで会っても、私がタメ口で話す姿を見たことはないと思います。コーチングでもたとえクライアントさんが年下でも決してタメ口では話しません。自分で言うのもなんですが、私はその辺の距離感は割とつかんでいるつもりです。考えてみれば、私は学生の頃からよく年上の人に可愛がってもらったものです。まず18歳のときには土方でとても可愛がってもらいました。よく飲みにも誘われましたし、ストリップにも連れてってもらいました。大学に入っても地域の人からとても可愛がってもらいました。上は60代まで友達がいました。それこそ、酒を奢ってもらうことは日常でしたし、外国から帰ってきて、住む家がないときは、家探しの間、居候までさせてもらいました。3食付です。もちろんただ。本当に恵まれてるな~とは思いましたが、それもやはり、中学高校で鍛えられたからだと思っています。そして人間関係の距離を身体で覚え、その感覚を持ち続けたおかげで、地域から可愛がられ、アルバイトもよく紹介してもらいました。そして、困っているときは就職まで世話してもらいました。お蔭様で、今でも非常に幅広い年代の方と交流させてもらっています。

 繰り返して言いますが、「敬語」は人間関係の距離感を適切に保つための「スキル」です。その距離感のつかみ方、そしてそれに対する適切な言葉の選び方、それ次第でコミュニケーションの上手下手が図られるものだと考えています。とりわけ、幅広い人間関係と交流するためには重要です。幅広い人間関係におけるコミュニケーションが苦手な人は、まずは「スキル」として形から敬語をマスターすることをおすすめします。形さえできれば、あとは自然に感覚も身についてくるでしょう。今回は「敬語はスキル」と言いましたが、本当はそんなのは特別なスキルでのなんでもなくって、家庭や学校で身に付けてくるものです。しかしながら、最近の人たちは、それを身に付けていない人が多いように感じます。今ここで、仮に「スキル」と割り切ったとしても、人間関係の距離感に適切な言葉を選べる感覚が身に付くだけで、どこに行っても重宝されると思います。

 そんなわけで、私自身も、よりコミュニケーションの質を深めていくためにも、さらなる研究をしていきたいと思います。今日も長い文章を読んで頂き、ありがとうございました。



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by katamich | 2007-03-29 23:06 | ■NLP・コーチング
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