宇宙となかよし

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いわゆる英語学習法と読書法 2007.3.6

 予定通り、今朝方、フェリーで北九州に到着し、福岡に戻ってまいりました。そして事務所に寄ってから、昼過ぎに家に帰ります。たまっていた雑務をちょいちょいと片付けます。その後は読書です。アマゾンから届いてたのも含めて何冊か本を買っていたので、ざっくりと目を通します。まずは、、、

b0002156_1443933.jpg 北岡泰典著「5文型とNLPで英語はどんどん上達する!」

です。北岡氏はおそらく日本で一番NLPに造詣の深い人だと言われています。本場アメリカの4人のNLP創設者から直接指導を受けた、唯一の日本人と言われており、また、NLP関連の本を初期から翻訳しています。その人がなんと英語の学習法に関する本を出しました。もちろんNLPとの関連性においてです。実は私もNLPのことを知ってから、去年の夏ごろ、「NLPで英語上達するちゃうかな~」と思ったり言ったりしていたので、今回のこの本は出る前から注文していました。そして今日、一気に読みました。私は速読は習っていないのですが、「Q式速読法」ってのを身に付けているので、その気になれば、一日に2~3冊は読むことができます。「Q式速読法」なんて言うと、教えてくれと言われることがよくあります。先日、ある人から「フォトリーディング習った方がいいですかね~」とか相談されたので、きっぱり「習わなくてもいいです」と言っちゃいました。もちろん習ってもいいのです。が、フォトリーディングって思ったより大変で、それこそ毎日コツコツの習慣づけがないとマスターできるものではありません。私はフォトリーに関する本を読んだだけですが、毎日コツコツってのは間違ってないと思います。

 しかし私ならあんな単調な作業を毎日するくらいならば、楽しい本を一冊じっくりと読みたいです。今、速読(ファーストリーディング)に対してスロー・リーディングってのが出てきてるようです。例えば平野啓一郎さんの「本の読み方 スロー・リーディングの実践」ってのは、タイトルどおり、その視点で書かれています。この本など読むと速読が実に稚拙に思えてきます。 大江健三郎さんも本を読むときは一文一文に線を引きながらじっくりと読む派だと書かれています。で、途中まで言ってましたが、「Q式速読法」ってのは、あえて「Q式」なんてつける必要もないのですが、こういう読み方です。まずは、


・アウトプットをイメージしながら読む

 これは意識を変えるだけでOKです。「読んで理解しよう」から「読んで人に話そう(書評を書こう)」と「思う」だけでOKです。理解する必要はありません。内容を人に話すのです、って理解できてないとできませんが、要するに「理解」で留めるのではなく、「説明」にまで思考を広げるのです。これはそう「思う」だけで内容の理解度とスピードが2割は増すと思います。

・難しいところは飛ばす

 これは当然です。難しい箇所に限って本の内容に直接関係なかったりします。そんな細部にこだわる必要はありません。「でも、きちんと読まないと分けわかんなくなりそうで・・」と言われる人もいるかもしれません。分けわかんなくするような本は読まなくてもいいです。違う本を読んだ方がいいでしょう。「でも、これ評判だし、読んでおきたいと思うので・・」と言われる人もいるでしょう。それならば頑張って読んでみてもいいのですが、時間かけて頑張って読んでも、適当に読んでも所詮は「自分なりの理解」です。もちろん時間をかければその理解度を上げることにはなるでしょうが、それでもやはり「自分なりの理解」でしかありません。要するに「もう一度読みたいか」どうかを判断できればいいわけです。

・章のタイトルだけ読んで読んだ気になる

 これを極めると、一冊にかかる時間が10分程度になります。でもそれだけでも一応、「読んだ」ことにはなります。というか、してしまいます。所詮は「80対20の法則」です。一冊の本の中で、本当に読むに値する箇所ってのは2割しかありません。残り8割は読まなくてもいいのです。なのでまずはタイトルを見て、読む価値のありそうな章を見つけてから、それに関連する箇所だけを読めばOKです。私自身、そうやって「読んだことにしてる」本のなんと多いことか。それでもとりあえず「ネタ豊富」と言われるほど、いろんなことをインプットできてはいます。困りません。

・好きな本を見つけるつもりで読む

 本ってのは世の中の星の数ほどあります。例えば、日本語になっている本だけを一生かかって読むにしても、生きている間では不可能です。なので当然、限れただけしか読むことは出来ませんし、むしろ読んできた本が自分を形成してきたと言えます。もっと言うと、「何の本が好きか」でその人となりがわかるのです。なので読書ってのは、まずは「好きな本とそうでない本とを仕分ける」ことが読書そのものなのです。となると面白くない本、嫌いな本に時間を割く必要はありません。読み終わるまで好き嫌いがわからないような本は「嫌いな本」に分類してもいいと思います。困りません。でも好きな本が見つかったら、それは非常にラッキーです。2回3回といわず、何十回でも読んでみる価値があります。


 とまあ、脱線してしまいましたが、今、ご紹介している英語の本にもちょっとは関連してくるかな~と思っています。北岡氏は英語をマスターするのに「構造的理解」が必要だと言っています。つまり中学高校で習った「5文型」に関する理解です。近頃、日本の英語教育の失敗を反省してか、これまでの文法中心主義からオーラルやリスニング重視になりつつあるそうなんですが、北岡氏が言うには「世界観が出来ている人には難しい」とのこと。つまり完全に「日本語脳」が出来てしまっている人がいくら練習しても限界があるとのことです。日本人がより完璧な英語をマスターするには、やはり「構造的理解」が必要だとのことです。この本の中で説明されているのですが、これは英語に限らず重要なプロセスですので知っておく必要があると思います。つまり、、、


<有能性の4段階>

1.無意識的無能性(例:車の運転がまったくわからない状態)

2.意識的無能性(例:自分がうまく運転できないことに気づく段階)

3.意識的有能性(例:うまく運転するために、継続して意識的に注意を払う必要がある段階)

4.無意識的有能性(例:横に座ってる人に話しかけられながらでも、うまく運転できる段階)


があることです。これを英語学習に例えると

1.まったく英語がわからない状態
2.英語ができないことに気づく段階
3.英語の点数は取れるし、片言でも英語が話せる状態(日本語脳での英語)
4.自然と英語を使っている状態(英語脳)

となりますね。日本語の世界観が固まっている我々にとって、突然、英語脳をつくるなんて無理なのですね。車の運転でも英語でも楽器でも、新しいことを学ぶ際には「1」→「2」→「3」→「4」のプロセスが重要であり、「1」から「4」にワープするなどは無理な話なのです。よくわかります。とりわけ重要なのが「3」→「4」のプロセスで、このプロセスこそが北岡氏の言う「左脳的知識の右脳への落とし込み」となるのです。そして北岡氏は度々言います。左脳的知識を右脳に落とし込むのにNLPほど効果的なスキルはない、と。同時にNLPは無意識的・右脳的行動を左脳的知識へと理解する上でも効果的だと言っています。

 初心者は「3」→「4」によって「左脳」→「右脳」のプロセスを通ることが不可欠なんですが、上級者はそれ以上を目指すために「右脳」→「左脳」への理解が必要だと言っています。この話を読んで思い出したことがあります。

 アンドレ・アガシというテニスプレイヤーがいます(私はよく知らないのですが)。彼はNLPを効果的に用いるトレーナーとしてアンソニー・ロビンズにコーチを依頼しました。アガシが大スランプに陥っている時、ロビンズと一緒に復活方法を試みました。その時、自らのビデオを見ました。すると大きな発見をしたというのです。好調のときのビデオを見ると、アガシは上を見ながらコートに入ってきているのに、スランプの時は下を向いてコートに入ってきていたのです。そこで次の試合から上を向いてコートに入るようにしました。そしてスランプから脱出です。

 これは無意識の行動パターン(右脳)を客観的に解析(左脳)してみることで、うまくいくパターンへと意識的に変換することができた一例です。アガシほどのプロになるとまさしく「右脳」→「左脳」のプロセスが効果的となるのでしょう。ただし初心者はまずは「理解」からスタートして、それを徐々に右脳・無意識に落とし込んでいくことが重要となります。そしていったん上級者となったら、逆に現在の無意識のパターンを見直すことが不可欠となるのですね。よくわかります。

 そう言えば、昔、釜山大学の日本語学科の学生といろいろ交流していた時期があるのですが、彼らは1年ほどで日本語をほぼマスターしてしまいます。日本の京都大学くらいのレベルらしいので、頭もいいのでしょうが。もちろん勤勉でもあります。そして彼らに聞いてみたところ、大学に入ってから「日本語文法」をしっかりと学んだそうです。我々が中学の時に習った5段活用とか変格活用など、ものすごく詳しいし、我々が教えてもらっていないことまで詳しく学んでいました。そうやって「構造的理解」を進めることで、後は実践です。で、我々の日本語にしても、よく考えてみると、ある程度の教育を受けた人と、そうでない人の間では、話されている日本語が違いますよね。これは社会学的テーマではあるのでしょうが、日常会話レベルではほとんどすべての人が日本語を自由に扱っているのに、その中で教育レベルの高い人の話す日本語は明らかに違っていたりします。これも教育による構造的理解の表れなのかもしれません。

 英語も同じことなのでしょうね。英会話教室に行っても、旅行会話くらいはできるようになるでしょうが、それ以上の高度な会話は難しいと感じています。だからと言って「構造的理解」だけで一気に英語が出来るようになるわけでもありません。北岡氏も言うように、毎日の習慣化とコツコツした積み重ねが重要であることは言うまでもありません。

 他、この本に書かれてあるのは、「日本人の英語に対する苦手意識」を払拭するための方法論がいくつか紹介されています。NLPを知っている人にはおなじみの「アンカリング」や「リフレーミング」といったスキルなどです。その他、眼球動作パターンによる効果的な覚え方、アルファベットゲームによる無意識のリソースの活用法などが紹介されています。ま、この辺はいかにもNLP的ではありますが、私としてはちょっとおまけ的に感じたので、紹介は割愛させて頂きます。でもまあ、一読には値しますので、買って損はないと思います。

 途中脱線した「Q式速読法」ですが、これもやはり「構造的理解」を重視するのです。目次やタイトルを見て、本全体の構造を把握し、2割に的を絞った読み方をするわけです。それで全体の8割を理解できます。8割も理解できれば充分です。ただし、これはビジネス書やサイエンス書の読み方であって、小説には通用しません。小説や物語はどっぷりと感情移入しながら読むのが正しいと思っています。いわば、ビジネス書はデソシエート、小説はアソシエートです(NLP用語ですね)。

 てなわけで、今日は別の本も紹介しようと思ったのですが、長くなったので別の機会に。ではでは。


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by katamich | 2007-03-06 10:21 | ■読書・書評
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