アトムカンフー潜在意識 2007.3.3

昨日のフェリーは客があまりにも多く、二等船室(雑魚寝部屋)が難民状態でぎゅうぎゅうでした。なので1,500円を余分に払って、カプセルホテル風のベッド部屋に換えてもらいました。これが正解。二等船室は人の熱気と食べ物で異様な臭いが包まれていたのですが、ベッド部屋は一人のスペースが確保されていて非常に快適でした。ただ、花粉症だけはまだまだきつく、夜中に何度か目が覚めて鼻をかみました。8時に船が着いて、地下鉄で心斎橋まで行きます。そこで初めて「薬」を買いました。目薬と鼻ウォッシュです。そしてさっそく指しました。すると、、、一気にスッキリです。結局、いつものつらい花粉症が軽減され、快適な一日でした。こんなにスッキリするのならなんで最初からしなかったのだろう、、、と我ながら不思議に思いました。


で、今日はNLPマスタープラクティショナーの5日目。深い自己分析系のワークでした。そして夕方に終了し、その後は飲み会でした。アトムカンフーさんの中国行きにかこつけて集まったのです。アトムさん、おなすさん、オレンジペコさん、虹さん、himawariさん、そして私の6人です。居酒屋の狭苦しい部屋に通されたのですが、完全に仕切られた部屋であっため、密な会話ができました。2次会はそのまま6人でワインバーに行きます。私は結局終電に乗り遅れ、一時頃まで飲んでいました。その後はみんなと別れ、私はカプセルホテルを探すのですが、どこも満室だったので、ネットカフェに行きます。久々に結構飲みましたが、非常に楽しい酒でした。


さてさて、今日はですね、アトムカンフーさんのことを書きたいと思います。アトムさんに「ブログに書くよ」と言うと、「どうぞ」という返事だったので遠慮せずに書くことにします。彼は3月6日から突然「中国」に行くことになりました。その話が実に傑作です。彼の職業は専業投資家、別の名をニート(ニーター)というらしいです。本人がそう言ってました。そういう生活を長年やってきて、正直なところ、飽きてきた雰囲気もあったようです。「今年は何しよ~かな~」と考えていると、アトムさんの知人から短期間で電話の苦情係のバイトに誘われたそうです。時給も悪くなかったので、期間限定でやってみることにしました。そしてそのバイトですが、、、恐ろしいほどの楽さだったそうです。一日に13本くらいしか電話がかかってこず、毎日入れ替わる隣の席の人と雑談し放題だったとか。そして運命の最終日がやってきました。隣にその人が来たのです。去年一年間「中国で日本語講師」をしていた若い男性です。話を聞いてみると、いろいろ面白かったそうです。で、よくよく聞いてみると、、、ある条件さえ満たしていれば誰でも行けるとのこと。その条件とて決して高いハードルではありません。アトムさんも当然クリアしています。そしてその中国行きの内容ですが、傑作です。


・中国沿岸の都会の近くの郊外のいい場所
・週に20時間の勤務
・ある程度日本語を話せる人に対する日本語レクチャー
・中国語は一切話せなくてもOK
・講義の予習の必要なし
・ビザは会社が代行(無料)
・宿付き(無料)
・中国までの往復航空券付き(無料)
・中国語学校付き(無料)
・パソコンはADSL
・夏休みありで旅行も可
・生活できて若干の貯金ができるギャラ付き(中国水準ではいいが、日本水準ではよくはない)
・半年又は一年間の契約



聞いたところではこんな感じです。実にいい待遇だと思いませんか。平たく言うと、半年か一年、ある程度のお小遣いをもらいながら、中国人相手にちょっとだけ日本語をしゃべる労働をする条件で、宿付きの留学ができるのです。しかも中国沿岸なので、場所的にもとてもいいはずです。先任の人いわく、飯も美味いそうです。ビザとか宿とか面倒なことも全て会社が代行してくれるので、本人は必要な荷物だけ持って身軽に行けるわけです。あいた時間に中国語学校にも通えるのですが、これも無料だそうです。普通はどうでしょう。中国に留学するとなると、宿代やら学校だやらで持ち出しは必須です。ビザなどの手続きも自分でしなければなりません。しかも何より傑作なのが、最初にその話を聞いてから、実際に行くことが決まるまで2週間経ってないのです。そして実際の出発までは一月も経っていないのです。出発は3月6日。最初にバイト先で話を聞いたのは2月11日。世の中ってこんなものなのでしょうか。


そしてさらに面白いのが、アトムさんも久々に神田昌典さんの「非常識な成功法則」を読み直してみて、そこに「目標は紙に書け」と書かれてあったのを改めて実践したのですが、その一つに「中国に行く」と書いていたそうです。専業投資家としてこれから先は中国を見過ごすことはできません。そんなノリで「中国に行く」と「紙に書いた」のですが、なんとそれを書いた3日後に運命の彼と出会ったそうです。その話はミクシィ日記でリアルタイムに読んでいました。その最初の日記を彼に代わって公開します(自由に書いていいと許可をもらっています)。


【中国行きたい・・ょぅな】(2007年02月14日01:36)

バイトで知り合った人が、一年中国に日本語教師として行っていたらしい。

日本語教師募集中とのこと。
4大卒なら誰でもいいと。
旅費やらビザやら住むとこやら、全部あっちもちでいけるらしい。

なんか外国人は週20時間しか働けないそうで、時間たっぷりだとか。

どうせ家でゴロゴロしてるだけなら、中国行ってちょっと日本語を教え、中国語も覚えつつゴロゴロするというのはどうか。

多くの日本人投資家のために人身御供として中国に行くというのも面白い。

まあ一年拘束されるというのが、一番のネックだが、一年くらいくれてやってもお釣りがくるような経験ができる気もする。

実際問題、クリアしないといけないものはいっぱいあるけど、なんか魅力的だ。



この日記には当然、いろんな方からコメントが付いており、もちろん私も付けました。しかしなぜか「やめといた方がいい」というコメントはなく、その全て「行くべき!」とのコメントでした。「潜在意識の現状維持メカニズム」の法則からいくと、こういう「変化」に際しては、必ず足を引っ張ったり、親身になって忠告したりする人がいるものです。しかし、全員が全員とも「行くべき」とのコメント。この事実に笑えます。ちなみに私が付けたコメントがこうです。


行くべき!!
潜在意識はチャンスを運んでは来るけど、
そのチャンスに手足を付けるのは自分自身の決断!
行くべし!



実際、アトムさん的にはこのコメントがかなり効いたそうです。それに続いて虹さんのコメントです。



Qさんの言うことは、聞くべし!!
中国いく前に、飲みに行こうね♪



はい、飲みに行っちゃいました。書いていることがどんどん実現しているではないですか。その後、連日のように進捗状況を報告してくれるのですが、この日の日記で決定打となっています。


【中国から国際電話。】(2007年02月17日17:11)

82。

国際電話は82という表示でしたよ。

もう中国まるだしやないですか。

色々聞く。
どうやら3月中旬遅くとも4月には中国へ発つ流れだ。
期間も一年とは聞いていたが、半年でもいいとのこと。
まあ一年いこうかとは思ってますけど、いまのとこ。

あと、北朝鮮との国境付近の田舎というウワサだったのですが、複数の場所から選べるようです。
三東省の都会になりそうな感じ(北京や上海といった大都会は選択肢にない)。

田舎で仙人に会うのもいいかな、と思ったけど。
劉備玄徳がはじめて地盤を得た徐州。
孔明が生まれた徐州。からはじめるのもアリかな。

もう、ジェット気流に乗ってしまいました。



「中国行きたい・・ょぅな」から3日しか経っていません(爆)。その後は辞書買ったり、パソコン買ったり、ギター買ったりしながら、ちゃくちゃくと準備を進めている日記が続きます。そしてついに3月6日に出発なのです。今頃、ブルーが走ってると思います。私だっていつも旅行に行く直前はブルーになるものですから。「変わる」ことへの恐れです。しかし行ってしまえば何ともないわけです。


いや~本当に面白いです。実を言うと彼は私の最初期の無料コーチング(2005年10月~)のクライアントだったりします(コーチ・クライアント関係はあまり公にするべきではないのですが、今となっては彼の場合に限りOKなのです)。私は彼のおかげでコーチングの修行をさせて頂きました。彼の方も、私と定期的にコーチング(雑談)することで、何かの刺激にはなっていたそうです。私が彼のコーチングさせて頂いて、しばしばビックリすることがありました。何かというと、「アトムカンフーが発する言葉のほとんどが現実化する」ということでした。例えば、彼が「来週はもっと人と会うことにします」と言うと、その直後4~5人から「飲みに行こう」という誘いがあったり。それ以外にもビックリするようなミラクルを何度も見せられました。本人も自覚はしています。言ったことが現実になることを。しかし彼はなかなか「言わない」人でした(笑)。


そこで今回です。彼はまず中国行きを目標として紙に書きました。そしてミクシィ日記等で意思を表明し始めました。となると、アトムカンフーの性質から言って「実現」以外に選択肢がなくなるわけです。よくよく話を聞いてみると、本当ならば中国行きを阻む要因もたくさんあったはずなのです。それが本当にどういうわけか、数々のシンクロでクリアし、中国行きを阻むものがことごとくなくなったということです。潜在意識に中国行きが完全にインプットされたわけです。まさしく潜在意識が全開状態なのです。


ということは、彼をモデリングすることによって、誰もが「潜在意識全開状態」になれるかもしれないということです。なぜアトムカンフーは潜在意識が全開なのか。これは本当にモデリングする価値があります。私が思うに、まず、、、


1.言わないことで潜在意識を圧縮している

先ほども言ったように、彼はむやみやたらと願望を口にしません。それどころか願望を持つこと自体を放棄しようとする時期さえありました。それによって潜在意識がぐんぐん圧縮され、いざ、「表明」すると一気に爆発するのでしょう。


2.ポジティブ

彼の口からネガティブな言葉をほとんど聞いたことがありません。ギャグやジョークで言うことはあっても、愚痴や不平不満を聞いたことがほんとうにありません。投資のパフォーマンスが悪くても、原因を自らに置き、自分で状況を変えようとしていました。潜在意識を活性化させるためには「不平」「不満」「許せない心」があってはダメです。まずはそのようなネガティブな思いを払拭する必要があるわけです。そういう意味で、アトムカンフーにはネガティブな要素がほとんどないように思われました。


3.マイペース

自らのペースを崩すことがありません。単にダラダラしてるだけという説もありますが、毎日、同じようなことを自分のペースでコツコツとやっていました。例えば、彼の読書量は半端ではありません。マイペースに読書数をどんどん増やしていました。そして昨年から「投資の真髄」というメルマガを発行していたのですが、(私と違って)確実に週に2回発行していました。決めたことはきちんとコツコツできるのです。


4.柔軟

柔軟さも彼の利点です。私が大阪に行く時、しばしば飲みに誘ったのですが、必ず来てくれました。単に暇だったからという説もあるのですが(でも滝オフには来ませんでした・・・)。それ以外にも喫茶店を経営する話があれば柔軟にやっていました。バイトの話も柔軟にのっていました。そして今回の中国行きも柔軟に決定しました。


5.楽天的

彼は物事を深刻に考えることがありませんでした。以上。



いや~、勝手に分析しちゃいましたが、確かにモデリングする価値はあります。アトムカンフーさんは既に、ナチュラルな潜在意識マスターなのかもしれません。私も彼をモデリングすることで、潜在意識をより活性化させていきたいと思います。ともあれ、中国行き、おめでとうございますです。一年後、また梅田で飲むことを楽しみにしています。元気でいってらっしゃ~い♪
 

Commented by 虹☆彡 at 2007-03-04 22:20 x
昨日は、楽しかったです。お店の手配や連絡係をしていただき、感謝です。

アトムくんは、ほんとに楽しみな方ですよね!
アトムくんを見習って、私も『圧縮→爆発』で、自己実現するぞぉ〜!

オレンジペコさん、himawariさん、おなすさんも
昨日は、ありがとうでした。
Commented by アトムカンフー at 2007-03-05 01:51 x
ビックリしました!なんかすごい人の話みたいじゃないですか(笑)。
自分ではごくごく普通の日常なので、なんか申し訳ないですね。
100%努力じゃないですしね。

昨日の飲み会、とても楽しかったです。
Qさんにいただいた本、中国に持って行って読みますね。

いろいろありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
Commented by oonasu at 2007-03-05 09:11
Qさん、皆さま先日はありがとうございました。
圧縮(アトム)カンフーさんの爆発劇は聞きごたえありました。いい刺激を受けましたね~♪
これからのキーワードは『圧縮→爆発』!!??
Commented by てらぽん at 2007-03-05 09:43 x
アトムカンフーさんの威力(?)には本当に驚きです。
大変良い見本を見た気がしました。
Commented by himawari at 2007-03-05 10:46 x
Qさん、皆さま、先日はありがとうございました☆ あっという間に時間経っちゃいましたね。世の中、自分が望めばおいしい話があるんだ、身をもって証明してくれたカンフーさんに、乾杯!!
Commented by きとりか at 2007-03-05 14:06 x
いよいよアトムさん、出発ですネ♪
彼はミラクルを地でいっていてスゴイわ~。

Qさんの分析も言い得て妙!?柔軟っていうのが、カッコイイ♪


Commented by katamich at 2007-03-07 15:10
■みなさん!
アトムさん、無事に着いたみたいですね。
結構、いい感じみたいですよね。
日記を楽しみにしてま~す。
by katamich | 2007-03-03 23:36 | ■願望実現 | Comments(7)