宇宙となかよし

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ピンクの象を想像しないでください 2006.11.21

 今日からまた「100人コーチング」を復活しました。今日は3人です。コーチングというより、悩み相談のような感じも多いのですが、それはそれでいいです。近頃はNLPのスキルを身に付け、さらにそれを自分なりにアレンジして使用しているので、コーチングの幅も広がってきました。今日はなんだかクライアントさんにとって「目からうろこ」みたいな話を多くしていたようです。最近はほんと、コーチングをしていて「おりてくる」とような感じが強くなってきました。コーチングしている私のほうが、いろんな気づきを得ている事が多いかもしれません。例えば今日は、「ものごとを継続するのに『意志』なんて必要ないかもしれませんね。歯磨きと同じように『習慣』にしてしまえばいいのですから。」なんてフレーズが出てきて、言った瞬間、自分で「ええこと言った!」と拍手したくもなりました(^^)。それに続いてクライアントさんも「そう言えば・・・」みたいな感じで気づきを得られたようですので、やっぱりベストのタイミングで降りてくるものだな~と最近、つくづく思います。

 夜は20代前半の若手とファミレスで話をしていました。昨日、思いつきで書いた「『思考は現実化する」の早朝読書会」は彼らとすることになりそうです。20代前半で本物の成功哲学に触れられるなんて、羨ましいな~と思います。私は当時はそんな世界があることさえ知りませんでしたが(でも古典哲学は読んでました・・・)、今になってみると逆に「40歳まで知らないままでなくってよかった」と思っています。多分私の両親なんて、ナポレオン・ヒルの「ナの字」も知らないと思いますし。ただ、親父は歴史をはじめ読書の鬼ではありますが。今週の金曜日はとある大学の経済学の講義で90分間話をすることになっているのですが、成功哲学チックな話も散りばめようかな~とか思っています。それも20歳前後の学生にです。連休中なので休む学生も多いのでしょうが、真面目に出てきた学生には「ツイてる」と思ってもらえるような話ができればと思います。 


 ところで今日の本題に入ります。昨日も言ったように「ミクシィ日記」で大反響でした。昨日の命題である、、、


「今、あなたの部屋に「ピンクの象」が入ってきて、あなたにウインクすることを、どうか想像しないでください。。。 」


と言うフレーズですが、これは一種の「現代催眠」と言えます。私は「しないでください」と言ったにも関わらず、多くの人が実際に「想像」してしまうものです。そしてもしかしたら、部屋にあるピンクのものを見つけてしまったり、場合によってはピンクのものを買ってきたりする人もいるものです。ミクシィで試した見たところ、本当に買ってしまったという方もいらっしゃいました。何より「すごく気になった」人は多いと思います。これらの人はすべて「催眠にかかった」と心理学では解釈されます。

 振り子を揺らして「眠くなーれ」と言うのが古典催眠だとすると、現代催眠と言われる範疇は実に広いのです。洗脳の類もそうですし、買いたくないものを買ってしまうのもそうです。ある意味やる気やモチベーションも催眠の一種です。現代催眠の第一人者にミルトン・エリクソン(故人)という人がいるのですが、まったくもっての天才セラピストで、彼と会うと全ての人が何らかの催眠にかかってしまい、トラウマや劣等感を瞬時に消して、短期間に絶大な効果をあげていたそうなんです。

 当時は心理学の世界では「催眠」はご法度とされていたにも関わらず(州によっては法で規制されていた)、ミルトンは患者第一主義でとにかく短期間にどんどん心の治療をしていったそうです。彼の功績、そして彼の人格から、今では積極的に「催眠」はセラピーの場でも用いられるようになりました。ようは催眠も使う人しだいで、善とも悪ともなるわけです。

 で、先ほどの「ピンクの象」の話に戻りますが、その話をしてからまだ一日しか経っていないので、影響は少ないと思いますが、一週間、一ヶ月の間には必ずピンクに悩まされると思います。ピンクの夢を見たり、ピンクのものを買ってしまったり、何かとピンクが生活の中に入ってくるのです。無意識の領域です。例えば焼き肉を食べている時に、誰かが「胸焼けするなよ」と言ったとすると、「胸焼け」という言葉を聞いてしまったばかりに、なぜか実際に胸焼けしてしまうことが多いのです。昔、バスの中で「酔い止め」という言葉を聞いてしまったばかりにゲロを吐いた経験がある人も少なくないと思います。これも催眠です。さらに「~するな」というフレーズは強烈です。先の「想像」も「胸焼け」も「ゲロ」も自分自身でコントロールできるものではありません。「想像するな」と言われて、想像しないでいることは、同じ文化圏、同じ言語圏に生きていれば、ありえないことです。でも論理上は「想像しないで下さい」と言ったのだから、私には非がないはずです。

 自分ではコントロールできないことに対して「~するな」と言われると、その呪縛から解かれるためには実際にその行動をする以外にないのです。「ピンクの象を想像するな」と言われると、実際に「ピンクのもの」を目にするなどしないと、想像の呪縛から解かれることはありません。「胸焼けするな」と言われると、実際に胸焼けする以外に胸焼けから逃れることはありません。「バス酔いしないでね」と言われると、実際にゲロを吐く以外に気分の悪さから開放されることはありません。実際にして初めて「完了」するものなのです。

 で、ここからが本題になります。
 
 先日、ある集まりがありました。その中にある特殊な能力を持つ方がいらっしゃいましたが、その方は人の未来や運命などを見ることができると言われていました。私はあまり興味ないのですが、興味ある人も多いので、楽しくなるしありがたいな~と思っていました。で、希望者が一通り見てもらった後、その方が私の前に座られました。突然、私に対していろいろなことを言われました。話し始めた瞬間、「やばい!」と思って、エネルギーをかわしていたので、何を言われたのか細かく覚えていないのですが、その方に言わせると私は「ぶっ倒れる」そうなのです。理由はいろんなことをやり過ぎているからだとか。その時、「話を聞いていない」とか「ハートが閉じている」とかも言われたのですが、エネルギーをかわしていたので、ま、当然です。それはそれで構わないのですが、問題はその後です。
 なんとその場で私に対するリーディングを聞いていた何人かの人から、2~3日の間にメールで「倒れないで」とか「無理しないで」とか「とても心配しています」とかのメッセージを頂いたのです。もちろん悪気があるわけではなく、本当に私のことを気遣ってのことだと思いますが、ご存知のように私は元気です。やる気も満々です。でも無理はしていません。とっても楽しくしています。でもそのようなメールを頂いたときは、さすがの私でも一瞬ひるみました。幸い私は自分でその辺りのエネルギーを消滅させる方法を知っているので、事なきを得るのですが、あの後は仲間からのメールを受けることが、ちょっと嫌だなと思ったのも事実です。でも中には「Qさんが倒れるはずがない!」とか「Qさんがいろいろやってる姿を見て、私も頑張れる!」と言ってくれる人もいたので、それがどれだけ救われたことでしょう。。。

 「倒れないで下さい」と言う言葉は先ほどの「ピンクの象を想像しないで下さい」と同じように、その心理的とらわれから逃れるためには実際に「そうなる」以外に決着が付かなくなるわけです。こういうのは日常的にもあります。例えば、「交通安全のお守りが多いほど、交通事故に合う確率が高い」という話を聞いた事があります。これは「交通事故にあわないように」というのが逆自己暗示にかかっているのだと思われます。こけないように注意して歩いていると、こけます。おぼれないように気をつけながら泳いでいると、おぼれます。注意しすぎると往々にして逆効果な場面も多いわけです。失敗しないように、、、と思って演奏すると必ずミスってしまいますが、自信満々にいい演奏を聞かせようと思うと、いい演奏ができるものです。

 ま、病気の人に「元気になってね」と言うのはいいと思いますが、元気な人に「倒れないでね」と言うのはどうでしょう。。。それを聞いた元気な人は、何か不吉な暗示をかけられたような気になるものです。ついでですが、こんな心理法則もあります。Aという占い師がBさんに「あなたはこれから経済的にも時間的にも恵まれ、愛ある家庭を築くことでしょう」と言ったとします。一方、AさんはCさんに「あなたはちょっとばかり肝臓が悪くなるかもしれません」と言ったとします。するとBさんはCさんが「肝臓が悪くなること」を無意識的にものぞむようになります。CさんはBさんが不幸になることを無意識的にものぞむようになります。Bさんはいいことを言われたので、Aさんが正しいことを信じたいのです。それゆえにCさんの不幸を暗に願ってしまうのです。これを「一貫性の法則」と言います。この例に従うと、実際に私にリーディングした方のいう事の正しさを強化するためには私が倒れることが必要です。

 あの場にいた人は私を含めて大なり小なりの「催眠」にかかっていたと思われます。「思考は現実化する」「想いが現実をつくる」という基本に戻った時、それが催眠状態であろうと、「想い」は現実化するのです。ブライアン・トレーシーの「達成の心理学」によると、ある超能力者が「あなたはナポレオンの生まれ変わりだ」と言った時に、言われた人は、ナポレオンについて調べ、そして立ち振る舞いからすべててまねをしたそうなんです。そしてその人は成功者になりました。でももし、その超能力者がナポレオン・ボナパルトではなくナポレオン・フィッシュの生まれ変わりだ、、、と言っていたら、言われた人の成功はないかもしれません。「言葉」や「想い」の力はそれだけ強力なんです。

 「催眠」という言葉には何となくネガティブな響きがありますが、人間というのは大なり小なり常に催眠にかかっています。例えば「良い大学に入れば幸せになれる」、「老後のために年金を払いなさい」、「トイレ掃除をすれば収入が上がる」、「努力は必ず報われる」なども催眠と言えるのかもしれません。なので「催眠」という言葉自体はニュートラルな価値を持つものですが、問題は「良い催眠」と「悪い催眠」があるということです。言うまでもなく人を幸せにするような催眠は「良い催眠」であり、人を不幸にするような催眠は「悪い催眠」と言えます。先日紹介した、アンソニー・ロビンズの「一瞬で自分を変える法」の中に興味深い一説があります。要点を抜粋しますと、、、


 オーストラリアのアボリジニには、呪術師が「呪い」をかける習慣がある。強力な呪いの言葉を唱えると、呪われた人は自分は重病にかかり、死ぬと思い込むようだ。心と身体の関係について数多くの著書があるハーバート・ベンソン博士は、1925年に起こった実例を紹介している。

「敵に呪いをかけられたと知った男は、惨めそのものだった。愕然と立ちつくし、呪いをかけた裏切り者をにらみつけ、(中略)。・・・その男は今にも死んでしまいそうだった」

 私はこれほど真に迫った、恐ろしい話は読んだことがない。そして、「信じること」がいかに大きな影響力を持つかをこれほど如実に示す話はない。普通に考えれば、誰もこの男の命を脅かすようなことはしていない。ところが、この男自身が「自分は死ぬ」と信じ込んでいたために、生理機能もそのように変化して、ついには死に至るような、恐ろしい力が働いたのである。(p.131~132)



 このように呪術師や占い師、サイキックな力を持つ(と信じられている)人の「言葉」は人の心に強烈に突き刺さり、思考回路を変容させ、それを現実たらしめる結果をもたらすことにもなりかねません。なぜなんでしょう。。。長くなりましたので、この続きは次回にします。次回は「言葉の魔力」、「右脳の危険性」、「左脳の重要性」、そして「催眠からの開放」などがテーマとなる予定です。

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by katamich | 2006-11-21 02:38 | ■精神世界
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