キリマンジャロでコーヒーを 2006.9.28

 昨日、お知らせした10月のオフ会の話からですが、早くも15日が10名、16日が5名の参加表明を頂いております。15日は最低20名、最大30名前後なので、貸切条件の半分はクリアして、締め切りの3分の1に達してしまいました。16日も締め切りの3分の1です。まだ、ご返事出しきっておりませんが、メール頂いた方の受け付けは致しましたので、詳細は後日メールさせて頂きます。今回は(も)、きとりかさんが来られますので、いろんな質問をされるといいでしょうね。とっても面白いです。それにしても東京は人口が多いですね。こんなにも早くに人が集まるなんて。福岡が地方都市であることを再確認されちゃいますね。

 そんなことで、今日の話ですが、午前中はコーチングなどいろいろ。滝は午後からです。昼の時間に行ってもしまりがないので、今日は日暮れ近くに行きました。朝に行くのとは雰囲気が随分違います。エネルギーを感じるのは何と言っても朝ですが、夕方は独特の香りがあります。何だか切ない気分にさせられます。朝も好きですが、夕方もそれなりに好きですね。真昼はあまり好きではありませんが。夜は怖いです。夜は仕事仲間とミーティング。今日は「なぜ、成功したいのか?」とコーチング形式でコミットメントに結び付けます。この「なぜ?」というのはとっても重要です。これがしっかりと腹に落ちていないと、「成功」は現実的なものになりません。誰もが「成功」できるわけではなく、「成功」への強いコミットメントがなければ不可能なことです。普通、この質問を出すと、決まって「経済的時間的自由の獲得」と返ってくるのですが、そこからさらに「なぜ?」と問うと、「???」となる人が多いです。そこでストップしてしまえば、「成功」への道のりは遠いです。しかしそこからさらに、深く、深く、意識から感情、深層意識のレベルまで落とし込めれば「成功」は向こうからやってくるようなものです。まさしく身体が勝手に動くようなものです。そういう意味で、適切なコーチングを行えば、人を「成功」に導く事ができるので、そんなことで、私もこれからますますコーチングスキルを身に付けたいと思っているのです。しかし、中にはネガティブな意識や感情がブロックになっているケースもあります。私のこれからの課題は、そういったネガティブな意識や感情をいかに取り除く事ができるかにあります。。。

 とまあ、ここまではいつも言ってることではあります。今日のテーマですが、「キリマンジャロでコーヒーを」です。私は10年ほど前に北半球一周の旅をしたことがあったのですが、旅立つ半年前、ある知人から説教されたことがありました。飲みながらなんですが。説教と言っても、ポジティブな説教なんですが。その方は私よりも20以上歳上で、若い頃に大学の旅行研究会に入っており、世界一周も果たしていました。当時(1970年代?)の旅のスタイルは、船で中国に渡り、モンゴルからシベリア鉄道で横断し、スウェーデンで皿洗いのバイトをして、スペインで女を作って遊ぶというのが一般的だったそうです。そこからアフリカやアジア、アメリカに飛んで旅を終えるのですが。いわゆる「青年は荒野を目指す(五木博之)」のスタイルです。ロシアで童貞を捨てるのも当時に若者の憧れだったようです。その次の1980年代~90年代は「深夜特急(沢木耕太郎)」のスタイルで、香港からアジアを横断して、イギリスまで行くスタイルです。これを踏襲したのが、「猿岩石」の企画で、猿岩石移行、さらにバックパッカーのスタイルが一般化したように思います。今ではインターネットがあるので何でもありですが、いわゆるストイックさは失われつつあるようです。しかし、当時(1970年代)は円も安く、旅行インフラも整っていませんでしたので、まさしく「旅」だったようです。今でもそれなりに楽しいのですが、今ではどこに行ってもネットカフェがあり、常に日本とつながっている事ができます。便利でもあり寂しくもあるのですが、10年前の私の旅のときはありませんでした。

 その説教の時ですが、、、「オマエは何ために旅にでるのか?」と言われた時に、「何となく見聞を広めたいと思いまして・・・」などと言うと、そこから説教が始まったのです。「何となく、なんて目的意識がないのであれば、オマエなんか向こうで麻薬にはまって日本に帰ってこなくなるぞ!」とか言われたのです。その時はなぜか「進学」を前提に旅に出ることを勧められたのですが、要するに、学生と言う身分をはっきりさせて、地に足つけて行けという親心だったのでしょう。その時にその方の学生時代、つまり旅行研究会の仲間の話をされました。ある仲間は「キリマンジャロに登ってコーヒー飲むこと」が旅行研究会での目的だったそうです。それを実現するためには、お金も溜めないといけないし、時間も取る必要があります。もちろん体力をつけていく必要もあります。今よりもずっと制約が厳しいのですが、それでも「キリマンジャロでコーヒーを飲む」ことだけに集中して、様々な準備を経て実現したそうなんです。いざ飲んだコーヒーの味はどうだったか分かりませんが、やっぱり美味しかったのではないかと思います。その方はそれを機に旅をやめ、大学を卒業して仕事の道に入っていったとのことです。

 「キリマンジャロでコーヒー」なんて、非常にちっぽけな行動です。でもその一点に向かって、行動のモチベーションがあがったのはなんでしょうか。言うもでもなく「感情」です。「感情」つまり「ワクワク度」が沸点に達することで、身体が自然と動いたのでしょう。実は今日、その話をしました。その時の説教の時には分からなかったのですが、「キリマンジャロでコーヒー」という小さな目標が、今、そしてこれからの大きな行動の原動力になり、まさしく「今を生きている状況」にさせたのです。考えてみると、目標は大きくなくてもいいような気がします。一点突破的な「針」のような、鋭い目標ならそれでいいと思います。今日、私はこんなトークをしました。


・・・オレさあ、いつかキリマンジャロに登ってインスタントコーヒー飲みたいと思ってるねん
・・・キリマンジャロって、他の大陸の山と違って、富士山に登れる程度の人なら、普通に登れるらしいねん
・・・3~4日かかるらしいけどな
・・・そんで、一歩一歩、足を踏み固めて登っていって、頂上着くやろ
・・・そこからおもむろにポーターにコーヒーセットを出してもらうねん
・・・コンロに、水に、カップに、インスタントコーヒーや
・・・でも標高が高いから70度くらいで沸騰してまうやろ
・・・コーヒー溶かそうにも、泡だってなかなか溶けんのを、スプーンでかき混ぜて無理矢理溶かすねん
・・・飲むとぬるいねん
・・・頂上やから寒いしで、ぬるさが身にしみるけど、オレやったらこういうで
・・・ぬるいけど、うまい~!!、って

 
 こんなどうでもいい細かい話をすると、私はもちろんのこと、聞いていた相手もどんどんテンションが高くなってくるのです。これが「感情」を揺り動かした瞬間です。もはやコーチングとは言えず、私が勝手にストーリーを作って話しているだけなんですが、話が細かければ細かいほど、感情にリアルに響いてきます。ここで私も相手も「感情」が沸点に達して、血液が沸騰してしまいました。どうでもいいのですが、私ってこういう作り話を事細かにアドリブで話するのは結構得意です。何かの機会にさせて頂いてもいいです。「キリマンジャロでコーヒー」は非常に「感情的な目標」ではあります。でもそんなちっぽけな目標でも、「感情」が沸騰すれば、それで行動の原動力になるのです。私のコーチングのオマケみたいなものですが、感情を揺り動かすと言う点で、大きな武器になるでしょうね。めったにこの剣は抜きませんが。でも「感情」を動かせば動かすほど、潜在意識にも入りやすくなるので、やっぱり大きな武器になるでしょう。

 という訳で、私も数年後には「キリマンジャロでコーヒー」を飲んでいることでしょう。ただ、一人では楽しくないので、楽しい仲間、7~8人と登れたらいいな~とか思っています。そのためには私自身が「そうなる」とことが必要ですが、仲間も「そうなる」ようにサポートすることが重要です。一人だけ、金持って時間を持て余しても楽しくないからですね~。とか書いていたら、また、新しい案が浮上しました。それは「富士山オフ」です。できれば21人くらいで、富士山に登って、頂上で「富士山所縁の酒など」を飲みたいものです。決まりました。「富士山オフ」です。「滝行オフ」は実現、来年は「滝行&あんでるせんオフ」で、その後は「富士山オフ」でしょうね。いつかは「キリマンジャロコーヒーオフ」をするのですが、それまでの間に前も言っていた「ハワイオフ」もあるかもしれません。そう考えると、またまたワクワク、感情が沸騰してきました。必ず実現させたいです。その前に、10月の東京オフにあわられますので、よかったら遊んで下さいね。ではでは。

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【21日滝行日誌 13日目】
今日は夕方の滝。この21日滝行の間に季節が変わった。暑い夏から凛とした秋に変わっていった。滝に入っているとそれがよくわかる。風の香りも変わった。今日のご飯は納豆ご飯。亀田コウキが好きな納豆。昨日は亀田の弟が試合に勝ったが、話題にする気もおこらず。
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Commented by oonasu at 2006-09-29 15:19
Qさん、こんにちは! 以前、さくらさんにヒーリングしていただいたときに、「富士山の頂上でみんなでおにぎりを食べている」という映像が浮かんだそうなんです。結構くっきりと。
「へ~、なんだか面白いなー」と思ってたら、Qさんが似たような話を今日書かれててちょっとビックリしました。
ボクも、感情を刺激するような夢をどこかに公表してみたいと思います。
Commented by katamich at 2006-09-30 18:07
■おなすさん!
さっそく、ブログネタにさせてもらいました。
是非、ご一緒に富士山でおにぎりを食べましょう!!
by katamich | 2006-09-28 23:31 | ■人生哲学 | Comments(2)