自分ブランドを確立する 2006.3.24

 昨日は本を読みながらす~と寝てしまいました。2時に目が覚めて電気を消して再び寝ます。そして5時前に起きて早朝コーチングです。朝からお話をするのは、私とても気持ちがいいものです。8時に滝行です。今日は友達が見に来ました。「友達」と言っても、実は知り合ったのは「早朝コーチング」がきっかけでした。10月頃に異業種交流会で知り合ったある男性の知人でした。その性とは偶然にも共通の知人がおり、そんなこともあって今でも仲良く付き合っています。今日、滝行を見に来た方はある目標があり、昨年末から私の早朝コーチングを受けるようになりました。そしてこの最近、その「目標」が達成されたのです。それは「試験に合格すること」です。試験に合格したのは100%本人の実力であり、コーチング云々は関係のないことです。でも、なんだか嬉しさひとしおというのも事実です。

 「早朝コーチング」を始めてから、かれこれ10名以上のコーチングをさせてもらってきました。途中忙しくなったりなど中断した人もいますが、秋からずっと続けている人もいます。ずっと続けている人の中には、生活がガラリと改善され新たな事業を始めている人、3年以上踏ん切りがつかなかった事を始めることになって調子付いている人、不動産を手に入れつつある人、ネガティブな発想が出にくくなった人、去年の退屈だった生活におさらばした人、外国から自己を見つめる人、一つ一つの目標を確実にクリアしている人など、コーチングをしていてなんらかの手応えを頂くようになっています。コーチングというのは言わば「お産婆」のようなもので、その人の(潜在)能力を引き出すお手伝いをするに過ぎず、目標達成や生活改善などは100%本人の実力です。でも引き出すにはちょっとしたきっかけが必要な場合もあります。その小さなきっかけをコーチングによって導くことができれば、コーチングとしての一つの役目は果たすことになります。

 ブライアン・トレーシーが興味深い例をしめしています。競馬レースで一着と二着の馬では、得られる賞金は何倍もの開きがあります。ではゴールまでに要した時間は何倍も開いているのかと言うと、決してそうではありません。「鼻一つ差」で順位が決まり、そして「鼻一つ差」で賞金が何倍も違ってくるのです。「鼻一つ差」というのは実力的にはほとんど差がないにも関わらず、結果の価値は何倍も違ってきます。では「鼻一つ差」を先に行くためには、すごい努力が必要かと言うと、必ずしもそうではなく、メンタル面だったり、考え方だったり、ちょっとしたコンディション調整だったり、「ほんの些細なこと」が勝利を左右するのです。

 コーチングとは実はその「ほんの些細なこと」を気づかせて、それを実践させることに重きが置かれるのではと思っています。現にコーチングで私が「質問」をしていると、クライアント側が次々と話し始めて、本質的な「ほんの些細なこと」に気がつくことがあります。というか、自分でもビックリするくらいのことを話し始めるようなのです。スポーツ選手などは実績をあげている人ほどコーチングを重視していると聞きます。イチロー選手はフィジカル、メンタルあわせて8人のトレーナーやコーチがいると聞いています。また、私の崇拝するアンソニー・ロビンズ(コーチ、NLP)はアンドレ・アガシ、マイク・タイソンなど世界的な選手たちのコーチでもあります。

 今さらではありますが、つくづくコーチングの素晴らしさに気づき始めているところです。ところで、実は今、ある提案(報告)をしたいと思っています。昨年の秋頃から無料にて「早朝コーチング」をしてきましたが、今後、オファーのあるクライアントに関しては「有料」にしようと考えています。理由は、、

1.無料コーチングである程度の結果(実績)が出てきた
2.コーチング自体のスキルが上がってきた(自信が出てきた)
3.オファーが増えて、無料ですることの限界が出始めてきた
4.無料による弊害が見え始めてきた(どうせ無料だからという甘え、スキルがストップする)
5.コーチ仲間からも有料化を勧められいる(滝の導師もそうしろと言っている)


 これまでブログでは「菩薩行」だからと「無料」であることにこだわってきましたが、上記のように「無料」であることの弊害が自覚できるようになってきました。このまま「無料」を続けていると、責任感のなさからマンネリが進み、スキルの向上も途絶えてしまう可能性もあります。そうなると無料とは言えどクライアントに失礼だし、「菩薩行」の「菩薩」の名に対しても失礼に感じるのです。特に私は「三人寄れば文殊の知恵」の「文殊菩薩」がついているので、その名に恥じぬよう、スキルをどんどんあげていく必要があるのです。今後、どのようなプラン、料金体系にしようかなど、これから考えることではありますが、近い将来、「有料化」を導入したいと考えています。ただし、、、これまでのクライアントの方々に対しては「無料」のままでいきたいと思っています。理由は、、、

1.経験のない私のコーチングにこれまで付き合ってくれている
2.ある程度軌道に乗っており、既に雑談状態で私自身が楽しんでいる
3.コーチ‐クライアントというより、対等の友人、パートナーとしてお互いに切磋琢磨したい


などです。要するに経験のない私を引き上げてくれたのは、ある意味「実験台・練習台」となったこれまでのクライアントのお蔭であり、私の方が教えられることが多かったことから、本来は私の方が勉強代を払うべきところ、クライアントが得たものもあるので、差し引きゼロで無料継続というわけです。ですので、繰り返しますが、これまでのクライアントの方については、今後もずっと無料にします。コーチング暦が長い短い関わらずです。

 ところで、ここで本当に「有料化」するという事は、すなわち「プロ」と呼ばれるわけです。私の「プロ歴代一号」はどのような方になるのかわかりませんが、そうなったら感慨深いな~とか既に思っていたりして(笑)。でもプロになると甘えは許されません。確実に「結果」を意識することが重要であり、同時にスキルの向上にも永遠に努めねばなりません。さらには「石田に頼みたい」と思われるような「ブランド」を持つことも大切だと考えています。となると、私が「プロコーチ」としてたと差別化するとなると、どうなるでしょう。例えば、、、

1.声がいい
2.明るくポジティブ
3.基盤に密教がある
4.ブライアン・トレーシーそのもの
5.スピリチュアリティを大切にする


などでしょうか。「1.声がいい」はよく言われます。太くてはっきりしています。「2.明るくポジティブ」もよく言われます。そもそも根暗、ネガティブな人にコーチングは向いていません。「3.基盤に密教がある」は、実はコーチングの基礎となったNLPの創始者は密教に造詣が深く、そのエッセンスはNLPやコーチングにも生かされているのだとか。そうなると、密教行者である私はうってつけです。「4.ブライアン・トレーシーそのもの」は狂ったようにブライアン・トレーシーを聞いているので、事例や方法論が頭の中にしっかり入っています。ですので、ケースに応じてブライアン・トレーシーが登場するわけです。ちなみに私の知人で「時給30万円」という経営コンサルタントがいるのですが、なぜ一時間に30万円ももらえるのかという質問に対して、「ブライアン・トレーシーの言ってることをそのまま言ってるだけ」と言ってました。ブライアン・トレーシーはそれ程強烈なんです。ちなみに今朝滝に来ていた友人も先日の講演会に来ていて、目標達成するだけでなく禁煙にも成功しているそうです。彼いわくブライアン・トレーシーのお蔭なんだそうです。私は他にもアンソニー・ロビンズ、スティーブン・コビー、ジェームス・スキナーなどのエッセンスも吸収しつつあります。「5.スピリチュアリティを大切にする」はコーチによってはスピリチュアルを出すか出さないかで分かれるのですが、私は出す方でいいと思います。その方が私の中で一貫性があると思っていますし、そもそもスピリチュアルな要素抜きにして目標達成は難しいと心から思っているのです。

 そんなことで今日も無駄に長くなってしまっていますが、コーチングを通して自分という「ブランド」を確立するとともに、今後はクライアントを「ブランド化」できるようなコーチングを目指していきたいと思っています。長い文章を読んで頂きありがとうございました。

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by katamich | 2006-03-24 23:59 | ■人生哲学 | Comments(0)