勇気を振り絞れなかったが 2005.7.12

 昨日の日記は妙にもったいぶった書き方をしましたが、「ある決意」とやらの報告をしたいと思います。

 朝は予定通り5時起床。6時には不入道に到着し滝行。7時半頃家に戻り、お釈迦様に朝のご挨拶。そしてトマトで朝食(朝食は果物と決めています)。少しPCをさわり、アンソニー・ロビンズの「人生を変えた贈り物」を読んでテンションをあげます。そしてスーツに着替えます。実は会社を辞めてから初めてスーツを着るのですが、大きな違和感はありませんでした。カバンにノートパソコンと自作の資料等を入れて、ネクタイをキュッと締めて家を出ます。

 今日は「どぶ板営業」つまり「飛び込みの営業」をやるのでした。私は今、いくつかの仕事(ビジネス)を持っているのですが、サラリーマンではないので最初から収入が発生することはありません。それでも世のための人のため、お金は後からついてくるの信念の元、がむしゃらに仕事をしています。その一つにEラーニングの個人代理店「スカイクエストコム」があります。これもちょっとずつですが、確実に収入が発生しており、他のどの仕事よりも割りがいいと思っています。私の近い将来に思い描いているあり方と言うのは、「金にならない仕事をしっかりやる」ことです。例えば、前津江村の里親プログラムなんてそう簡単には金になりませんし、仮にお坊さんになろうとしてもそれまでの間、生活するだけのお金と時間が必要となります。

 そこで「スカイクエストコム」なんですが、これはインドに行くちょっと前に知人から紹介してもらい、非常に興味を覚えたのですぐに参画しました。何しろ月々数千円の費用で世界のトップセミナーを受けることができ、さらに実際に会えたりもするのです。他にも英語と中国語のオンライン講座、ビデオ会議などが丸々くっついて月々わずか数千円です。私もほぼ毎日いろんな人のセミナーを受けているのですが、日本ではほとんど成されない、いわゆる「お金の教育(経済教育)」や健康、人間関係、ライフスタイルなどの(突然デジャブ発生!)教育により日々進歩発展しています。そしてその度にテンションも上がります。さらにすごいことに、「スカイクエストコム」の紹介業を個人代理店としてすることも可能であり、ちゃんとしたビジネスとして取り組めば、かなりの収入が見込まれます。そしてある程度基盤が出来れば、非常に楽に収入を得ることも可能になります。私がこのシステムにひかれる理由としては、まず、インターネットを中心とした仕事であるため、世の中の潮流にしっかりと乗り、新しいビジネスチャンスを確実に追うことができること。そしてもっと重要なのが、人への紹介を通じて本当のコミュニケーションスキルを身につけることが出来ることです。

 通常は自分の周囲の興味のありそうな人に紹介するといったやり方が一般的なのですが、私のようにインターネットがある程度わかっている人は、インターネットを通して紹介することも出来ます(現にブログに書いただけで問い合わせが来たりしています)。しかし私はそれだけでは満足しないし、どうも受身的な感じがしていたので、この際、昔からやってみたかった「どぶ板営業」に踏み切ることにしたのです。

 「どぶ板営業」は新聞や保険、英会話教材の勧誘などが一般的であり、必要ないときにこられるととても迷惑を感じます。なので世のどぶ板営業マンは「人の迷惑を顧みないうっとうしい奴ら」と見られがちで、それだけでとても大変な仕事です。しかし今現在でもどぶ板営業はある一定程度存在し、社会の潤滑油として立派に機能しているので、決して人から疎まれる仕事ではないはずです。それに、どぶ板営業を経験した人はとても人間的に豊かな人が多いと、ものの本で読んだことがあります。そりゃそうです。人一倍苦労するのですから。

 私は今までそのようなどぶ板営業を経験したことがありません。前の会社でも営業はしていたのですが、最初からニーズがあるとわかっているクライアントが相手で、さらに我々に入ってくるお金はもともと税金であるため、クライアントが懐を痛めることもありません。それはそれで難しい面もあるのですが、どちらかと言うとのんびりした雰囲気の営業です。そしてどぶ板営業は、、、これはかなり辛いです。ニーズがあるかわからず、相手の人となりもわからず、そこからさらにお金を出させるのですから、下手したら塩をまかれ怒鳴り散らされます。今日の段階まではまだ未経験ですが。しかしこれはかなり人生の勉強になると思います。

 「スカイクエストコム」の営業をやってみました。どぶ板営業用のツールなどはもちろんなく、A4一枚程度の簡単なプレゼン資料を自作し、それを知り合いの家のコピー機で数十枚印刷して持っていくのです。今日のところのターゲットは主に商店主、個人事業主です。しかし「インターネットを使った教育とビジネスを取り扱っている」などと言っても、ピンと来る人はほとんどいないため、新聞や保険以上に厳しい環境です。

 家を出ます。家は南区老司です。「こんな店があるんだ~」などとウォッチングをしながら歩くのですが、訪問する勇気が出てきません。帰りでいいやなんて思っている自分がいます。そう思いながら歩いていくと、なんと、、、春日市春日原商店街まで行ってしまいました。土地勘のある人ならわかるでしょうが、かなりの距離ですね。それも歩きです。つまりそれは勇気を振り絞れなかったヘタレさの客観的数値なんです。結局、午前中は歩くだけで終わり、昼は大野城のサティで昼食をとり、なんとの最上階の映画館まで行ってしまいました。しかし、お目当ての「電車男」はやってなかったので、昼食後、営業再開です。意を決してあるパソコンスクールに飛び込んでみました。比較的話がわかるだろうと見込んでのことです。しかし、、、話を聞ける人がおらず見事に玉砕。一応資料だけは置かせてもらいましたが、そこで魔の囁きが。「どうせ置かせてもらうだけなら、それとなく見当をつけてポストに入れた方が時間効率もいいのじゃないか」、と。

 負けました。結局その後は、どこにも訪問せずそれらしいところに資料を投函して終わりです。それでも何もしないよりはましですが、果たして訪問営業とどちらが効果的かはわかりません。しかし言えることは、投函するだけでは「勉強にならない」ということです。私はコミュニケーションのスキルをもっと磨きたくってどぶ板営業を決意したのですが、勇気を振り絞ることができなかったのです。。。

 結局、歩くだけで家に着いたのは3時過ぎ。昼食時を除くと4時間以上歩き続けたことになります。家に入り、布団の上に横なって自分のヘタレさを反省です。しかし、これだけでも一つの経験値が上がったように思います。これからの課題は、いかにして今のヘタレさから脱却できるかです。とりあえず今日は成果という成果は少なかったものの、いろんなことを考えることが出来たので、とてもツイてると言うところでしょう。ちなみに歩きながら思索にふけり、小声で「ツイてる」を連発していました。多分ツイてるオーラは出ていたでしょうね(笑)。

 その後は、スカイクエストコムのセミナーを見たり、本を読んだりして今日の反省とテンションのアップ。そのうちにウトウトしてしまい、気がつくと6時前。今日は6時からNPOのミーティングがあったのでした。遅れると連絡を入れて7時に到着。今月末から開始される「水上交通の社会実験」に関するミーティングです(新聞にものりました)。私自身もいろいろと忙しくなります。会議の中で「キャッチコピー」を決める話があったのですが、私の一言で決まってしまいました。とりあえず会議に出た成果になったかな。ツイてる。

 ミーティングが終わったのは8時半。9時からのレイトショーに行くにはツイてるタイミングです。「電車男」を見てきました。とても面白かったです。私は去年の秋に電車男にはまっていたので、話は知っていたのですが、それでもかなり面白かったです。笑いと感動です。笑いのシーンでは、私もさながら「ヲタク」のように、「ぶふふふ」と声を殺して笑いましたが、クライマックスなど感動のシーンでは。。。周囲からすすり泣く声が聞こえます。私も結構グッときました。

 本当はいつもの「石田節」でクドクドと電車男のレビューをしたいのですが、今日の日記はかなり長くなったのでそれは控えます。しかし本当にいい映画でした。笑いと感動。そして何より「勇気」をもらえました。電車男の勇気に感化されました。私がこの映画で一番好きなシーンは見る前から予想していたのですが、電車男とエルメスが結ばれた後、BBS上で声援を送っていた住民たちがそれぞれ巣立っていくシーンです。失恋を引きずっていた女性は自ら立ち直り、冷め切った夫婦は再び仲を取り戻し、電車男と同じようなアキバ系のヲタク達はファッションを変えて街に繰り出し、引きこもりの青年は自ら外に出てバスに乗るのです。そのシーンが私的に一番印象的でした。電車男の勇気が他の登場人物に伝播したように、それを見ていた我々にも伝わってくるのです。

 今日の私は「決意」しておきながら勇気のなさ故に「中途半端」な行動に終わってしまいましたが、電車男から勇気をもらったので、明日からまたパワーアップした自分になれそうです。確実に経験値は上がりました。

 とりあえず、「電車男」を見てください。ドラマも欠かさず見るつもりです。ではでは。

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(おまいはよく頑張った。俺も頑張る。)
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by katamich | 2005-07-12 23:59 | ■ビジネス・事業