吹奏楽コンクール福岡県大会一般の部に出場 2005.7.10

 昨日から予告していた通り、今日は吹奏楽コンクール福岡県大会一般の部の本番でした。私が所属するノアール・アンサンブル・ウインズにとっては2年ぶり3度目の出場です。今朝は9時には春日市の練習場に集まり、簡単に音を出して軽く合奏。バテないうちに切り上げて、貸し切りバスに乗って会場の田川市文化センターに向かいました。

 午前の練習では、リラックスしながらもちょっとした緊張感に包まれ、演奏する前の心持ちとしては最高のコンディションであったように思います。雨降る中をバスが走り、田川市文化センターに到着。我々の出番は21団体中21番目、つまり一般の部のトリということで非常にラッキーなポジションにいました。所定の集合場所に集まり、みんなでリハーサルルームに移動します。そこで音合わせ(チューニング)と最後の通しの演奏をしました。そして出番の合図が来ます。今日は演奏前としては異例の「気合」が入りました。つまり、みんなで「やるぞ~!、お~!」と言って本番の演奏に向かうのです。それだけでいきなりテンションが上がり、同時にリラックスできるから不思議なものです。

 出番前はステージ横に並んで待ちます。前の団体の音が聞こえるのですが、結構上手いです。でも、「俺たちの方が上手いんじゃないの~」とか雑談をかましながら和やかに待ちました。さて、我々の順番が来ました。私は大学時代に田川市に住んでおり、そこで2つの音楽団体に所属していたこともあり、田川市文化センターは初めてではありません。かれこれ10年振り(まではいかないかな)の田川文化センターで一人感慨もひとしおでした。

 演奏が始まりました。いつもそうなのですが、演奏が始まると12分間という持ち時間があっという間に過ぎていきます。演奏中は指揮者、演奏者とも終始楽しそうな表情で、とても満足のいく演奏であったように思います。演奏が終わっても、あ~だこ~だ言わずに口々に「楽しかった」を連発しています。本当にいい演奏だったと思います。

 演奏後はみんなで写真を撮ります。演奏が終わったからか、メンバーのみんなは異様にテンションが高いです。パートごとの写真撮影ではめいめいがポーズを取り、まるで学生時代に戻ったようです。私も調子に乗って、一番前に寝転んで「仏陀の涅槃像」ポーズで写真を撮りました。こんなに清清しい演奏後は久しぶりです。

 さて、コンクールの成績発表が始まります。21団体の代表がステージに上がっています。それぞれの団体が客席から手を振り、ステージ上の代表者は笑顔で受け応えします。コンクールですので、5人の審査員が客観的な評価を下します。ランクは「金」「銀」「銅」があり、審査員は自分の持ち点の中から点数をつけます。○点以上が「金」で○点以下は「銅」などというように、「絶対評価」として成績が決まりますので、極端な話全ての団体が「金」の可能性があれば、全ての団体が「銅」の可能性だってあるわけです。では我々の成績はどうだったでしょうか。。。

 「銀賞」でした。過去2回の出場と同じく銀賞です。やはり「金賞」の壁は厚いようです。さすがはコンクール。しかしコンクールというのはこういうものです。つまり、いかにして「模範演奏」に近づけるかを競うのであって、いわゆる「面白い」演奏というのはあまり評価されません。我々の団は「ずっと吹奏楽を続けたい!」というモットーにより、各人に負担にならない練習日程を組むとともに、託児を設けるなど、誰でも気楽に音楽を楽しもうというポリシーがあります。なので、演奏の細部にこだわった練習方法というのは物理的に困難であるため、演奏のスタイル、楽団のカラーを大切にして練習を重ねてきました。その結果、演奏の細部に焦点を当てた減点法的な評価基準によると、どうしても辛い評点とならざるを得ません。最後に渡される審査員の評価表でもそのような点に対する指摘が多かった一方で、我々の目指す演奏のカラーやダイナミズムに関しては高い評価を得ていたようです。

 つまり我々の目指す演奏ができ、それが伝わったということで、とても満足のいく結果になったと思います。一定の基準に従った客観的な評価はともかく、自己満足度としては100%の演奏であり、我々のような楽しみをモットーとする団体・メンバーにとっては最高のコンクールになったのではないでしょうか。

 帰りも雨降る中バスが走るのですが、途中でコンビニに寄ってビールを買い込み、車内でビールをプシュっとささやかながら打ち上げを楽しみました。そして車内の約1時間半はグッタリと寝入る人、隣同士で楽しそうに会話する人、相変わらずビールやツマミをポリポリする人、、、8時過ぎに各駅と駐車場に到着し、雨の中をめいめいが散らばっていきました。

 とても楽しく充実した一日でした。コンクールもいいものです。今回は「銀賞」という結果でしたが、これからも2年に一回くらいは出場して、何年後、何十年後には「金賞」そして「九州大会出場」が果たせるバンドに成長していければと思います。ゆっくりでいいじゃないですか。でも今回のコンクールを通じて、メンバーの各々が「次は定期演奏会だ」とか「もっと楽器が上手くなりたい」とか「こらからも団やメンバーを大切に楽しんでいきたい」など目標が出来たと思います。私もその一人であり、それこそがコンクールの本当の成果ではないかと思っています。

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by katamich | 2005-07-10 23:28 | ■音楽