【恋愛結婚】アラフォー結婚の十か条。(前半)
2018年 02月 15日
若い頃(10代~30代前半)は愛情、感覚、経済状態で結婚が決まることが多いが、アラフォーになるとより「戦略」が重要になってくる。お互いに「良い条件」の相手を生涯の伴侶とする上で、「アラフォー結婚市場」においてはすでに「競争」が生まれているので、「戦」いを「略」すること、つまり「戦略」を意識する必要がある。
たとえば「女→男」の場合、見た目や性格がある程度許せるレベルであるなら「収入」を巡って多くの女性と戦う必要があり、そこにはどうしても勝者と敗者が生まれてしまう。結婚生活において生活の安定は重要な要素ではあるが、「結婚=収入」と最初から決めてしまっては熾烈な競争市場に身をさらすことになる。
しかも皮肉なことに、真の競争相手(つまり勝者)は「アラフォー結婚市場」ではなく、20代~30代前半にいたりするから、最終的には血を見るだけで、実は競争さえさせてもらえないこともある。
では、アラフォー結婚(特に女性)において、「収入」など高スペック、好条件の相手をゲットすることは難しいのだろうか。実はそんなことはなく、「戦略=戦いわないこと」を意識すれば、「市場外(20代~30代前半)」よりも簡単だったりするので、以下、「戦略」をベースに「アラフォー結婚」の達成プロセスを示していきましょう。
2.結婚しなかったのはタイミングが合わなかっただけ
いわゆる適齢期(30代前後)に結婚せずにアラフォーに突入してしまったのは、自分自身に何らかの欠陥や落ち度があったのではなく、単純に「タイミングが合わなかっただけ」のことが多い。
なので「今まで結婚できなかったのだから、これからも難しい」と考えるのではなく、「そろそろベストのタイミングがやってくる」と考えるべき。若い頃に結婚するメリットは「結婚を焦らなくて済む」「比較的出産がしやすい」「体力があるうちに子育てができる」などがあるが、デメリットも当然あって「最も遊べる時期に遊べない」は人によっては取り返しのつかない問題であろう。
なので、アラフォー結婚の対象者は「若い頃にやりたいことをやり尽した」と考えて、むしろ若い頃にやり尽したリソースを「戦略」の柱にすることができる。ただ、中には「私は若い頃にもやり尽していない、お金もなかったし…」と考える人もいるでしょうが、「若い頃」はもう戻ってきませんので、「結婚していたらできなかったこと」に目を向ける方が得策。
結婚するベストの時期があるなら、それは10年前だったかもしれない。しかし次にベストなのは「これから」なのです。どちらに目を向けますか?
3.男のアラフォー結婚は二極化する
この十か条はどちらかと言うと女性を対象としたものだが、男性に関して言うと「収入」が大きく関係してくる。たとえば同じ42歳でも「年収1,000万円」と「年収230万円」では、最初から同じ土俵で戦うことはできず、前者は性格その他、よほどの欠陥がない限り基本的により取り見取りだが、後者はどんなに性格が良くても、イケメンでもかなり厳しい戦いを余儀なくされるであろう。
なので、後者(年収230万円)の男性は何はともあれ「稼げ」となるのだけど、サラリーマンである限り給料を増やすことは現実的に難しい。となると、「起業・副業」の道があるのだが、これは後日「アラフォー起業の十か条」に譲りたいと思うのでどうぞお楽しみに。
ともあれ、男のアラフォー婚活において「収入」がネックになることは否定できない。
4.今のアラフォーは親世代のアラサーである
我々が子どもの頃、親世代の40代を見ると、ものすごくオジサンオバサンに見えたと思うのだが、今、自分がそうなってみると驚くほど気持ちも見た目も若いことに気づく。むしろ「幼い」くらいに思うこともあるが、実際には精神的には親世代よりもはるかに成熟していながら、外見だけは若いままでいるという、極めて都合の良い状態にある。
しかし、この傾向は親世代のまた親世代でもそうだし、我々の子供世代から見てもそうなるだろう。つまり、人間は常に進歩しているので、「寿命の伸長」と「魂の早熟」とは常に併存しているのです。
なので、今のアラフォーであれば、親世代だったら30歳前後くらいの気持ちでいて間違いはないし、出産にしてもアラフォー出産は珍しくもないし、その分、医療体制も進化してるのでさほど気にする必要もない。出産については「神のみぞ」ではあるが、若くてもできない人はできないし、45歳を超えての初産もレアケースではなくなりつつあるので、すべてはお任せで。
5.男性は「女性」を求めていない
アラフォー女性が婚期を逃してきた理由の一つに「仕事を頑張りすぎた」があります。いわゆるバリキャリ(バリバリのキャリア)で、仕事もクリエイティブで楽しく、責任も収入も同年代の男性並み、それ以上に与えられ社会人としては成功の部類。
ただし、社会的なニーズは高かったのでしょうが、婚活上のニーズは決して高くはありません。キャリア上、これだけ成功し、収入も高いのだから、これ以上の相手(男性)と結婚するのがふさわしいと思っていたら大間違い。最初からヒモを目指すようなダメンズならまだしも、一定レベル以上の男性が、いわゆる同年代バリキャリ女性を求めることはほとんどない。
なぜなら、男性が求めるのは「女性」ではなく、「女性性」だから。見た目は女性で、美しくあっても、男性がひかれるのは性別としての「女性」ではなく、魂の上の「女性性」だから。バリバリにキャリアを積むには女性であっても「男性性」を活用する必要があり、そんな女性、男からすると「身体は女性の男性」にしか見えなくなる。交際が長く続かないのはそこ。
では、どうすればいいのか。キャリアを否定する必要もないし、今まで通り頑張って「女子力」を磨いていくのもいい。しかし、これだけは避けた方がいいもの。それがマウンティング。相手が男性であろうが女性であろうが、無意識に出てしまう。
マウンティングとは人間が猿だった頃の名残で、その猿山でボスになるためには、周りを押しつぶす必要があった。それが通常の人間であるなら、あからさまなマウンティングなどせずとも、自然な形でお互いに関係を受け入れることができるが、「男性性優位の女性」の場合、性別としての「女性」とグツグツと滾る「男性性」のギャップを埋めるべく、猿のようにマウンティングしてしまう傾向がある。
中には「マウンティングされたがる人間」もいるので、その猿山にいるならそれでいいのだが、一般社会、ましては婚活市場でそれをやっては完全に逆効果。マウンティングの傾向としては、とにかく「正義・正論」をかざすこと、「結果」にこだわること、物事を過度に「単純化」することなどありますが、多くの場合は「良かれ(相手のため)」と思ってマウンティングしているから始末が悪い。ただし、男から見ると、マウンティング女は実にみっともない。
結婚に結びつかない、交際が長く続かない。その大きな理由は魂の「性別」にあることを自覚しよう。男性が求めるのは「女性」ではなく、「女性性」。
長くなったので分けます。「戦略」の話は後半で。ありがとうございました。
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