豊かになりたきゃ、損をしろ! 2017.12.7

午前は久々に近所のコメダで執筆。と言っても、隔月連載の「インサイト」の原稿ですが、締め切り前日になんとかセーフ。滝行をテーマに書いたら編集者さんから喜ばれました。そして明日から朝日新聞でこちらの広告が掲載されるようです。12/8東京・名古屋・西日本、12/9北海道、12/14大阪とのこと。朝日新聞、買いに行かなきゃ。
豊かになりたきゃ、損をしろ! 2017.12.7_b0002156_11422099.jpg



これで何回目の広告だろうか。サンマーク出版でもたくさん広告してもらい、その辺、明らかに私は「得」していると思います。広告料がいくらは知らないのですが、決して少額ではない。『最終結論。』だけでも半五段で読売、毎日、地方、朝日で打っていただいています。


ベストセラーと新聞広告は決して無関係ではなく、ある意味、ベストセラーは本の内容がいいのは前提として、出版社と広告代理店によって「作られる」と言われています。ベストセラーは自然となるのではなく、特に無名著者の場合は明らかに作られています。ともあれ、こうやって何度も広告を打っていただくのはありがたい限り。明らかに私は「得」をしていますが、私はなぜにこんなに「運」がいいのでしょうか?


今年もまた遊んでばかりいるように思いながら、4回も海外に行き、自転車もやり、自宅まで購入して、それでもなぜか収入が途絶えない。この「運」の良さを一言で言うなら「帳尻」です。つまり宇宙はエネルギーの帳尻を合わせているから。その帳尻とは、、、


「出したら、入ってくる」


です。正確に言うなら「入ってくる」には「利子」が付いています。まさに宇宙銀行。で、これは逆もありまして、明らかに「出さずに、入ってくる」を期待したら、ある程度その通りになって一時的には「得」した気分になっても、これまた利子を付けてきちんと回収されるので、その人は、結果、めちゃくちゃ「損」をしてしまいます。


自分で言うのもなんですが、私はかなり出しまくりなところがあります。12月1日のイベント、最初からわかっていたのですが、普通に赤字です。当初、6,480円でやろうとして計算すると、満員になったところでどうしても20万円以上の足が出てしまう。皮算用ですでに赤字はあんまりなので、8,000円にしたのですが、そうなんですよ。ある程度大きなイベントをすると、だいたいが赤字です。トークだけならまだしも、今回のような音楽ライブを入れると、それだけで経費の半分以上をしめちゃいますから。

けど、そもそも楽しいし、多くの人に喜んでもらえるし、そして私は知っているからできてしまう。それは、ここで出しても、必ず帳尻が合うってことを。つまり、出しても出しても入ってくる「好循環」が生まれているのです。


今回のイベントでも特にミュージシャンにはきちんと謝礼を払いました。やっていただいた仕事からすると多くはないけど、相場的には少なくもない額。その辺の人件費、ある程度ケチると私の懐にも多少は残ると思いますが、次も気持ちよくお願いしたいところですし、そんな数万のお金をケチっていいことは一つもない。


今回のイベントに限らず、私は自ら「損」をすることが好きなようです。細かい「得」を追うより、できる「損」は率先してやっておきたい。これは正直、打算です。最初に「損」をすると、後から利子がついて大きな「得」をすることを知っているから、その法則に則った打算です。


しかし、これが宇宙の「法則」だと言われても、その通りにする人は決して多くない。どうしても目先の利益を追ってしまって、一時的には得した気分になる。だけど、その人にはなぜかお金を始め、大切なものが残らない。


「損したくない、損したくない」ばかりにとらわれていると、確かに一時的には小さな「得」をしても、後から大きな「損」を被ってしまうのが法則。逆に「損してもいい」と思って、積極的に出していると、後から大きな「得」がやってくる。やっぱり、打算だな。でも、誰にも迷惑かけないどころか、喜ばれる打算だからいいと思います!


豊かになりたければ「宇宙の法則」でもなんでも利用すればいい。それでもわかっちゃいるけど従えない。はい、それでいいと思います。一方でしっかり実践している人には、どんどん「得」が回ってきますので。


お釈迦様にまつわる有名な話がありますよね。

ある日、お釈迦様は弟子を連れて托鉢に周りました。お釈迦様はいわゆる貧しい家にばかり托鉢に行くのですが、それを見たお弟子さんは


「ここは食うに困るほど貧しい家です。行くならあちらのお金持ちの家に行きませんか?」


と提案したところ、お釈迦様は言います。


「貧しい家だからこそ托鉢に周るのだ。この人たちは自分が貧しいと思って他者に施しをしてこなかったから貧しいのだ。その人たちに施しの意味を教え、豊かに導くために托鉢に行くのだ」


ディティールはいろいろありますが、ざっとこんな話。お金持ちではなく、貧しい家に托鉢に行く。そもそもお金持ちは普段から施しをしているので、托鉢に行く必要もないのでしょう。見事に「宇宙の法則」を語っていると思いませんか?


つまり、豊かになるコツを一つだけ言うなら、「損しよう!」ですね。損をするとは「与える人(GIVER)」になること。GIVE、GIVE、GIVE and GIVE!これでいいのです。お金が欲しかったらケチケチするなってこと。ケチケチするのは自分が「貧しい」と信じているから。そりゃ、「貧しい」が実現して当然でしょう。宇宙の法則ってシンプルですね。おかげさまで私はいつも最終的に「得」をしてしまっています。

Clover出版さん、いつも広告をありがとうございます。これからも一緒に歩んでいければ幸せです。私ももっともっといい本をたくさん書いて、世の中に貢献したいと思います。ありがとうございました。

---
プロフィール・実績メルマガFACEBOOKTWITTEROFFICIALお問合せ
 
友だち追加数
アカウント名は「@gix0298a」
 
by katamich | 2017-12-07 23:39 | ■お金 | Comments(0)