神様っているのよ! 2017.6.17

今日は友人の結婚式披露宴に参列してきました。実はその方と出会ったのは割と最近で、了戒さんや田中かっちゃんのご縁で知り合いました。3月の久高島ツアーにもご参加いただいたのですが、このように、昔から知っている方ってわけでもなかった。それでもご招待いただいたし、しかもその日は東京で暇をしてる一日だったので二つ返事で承諾。


一応申し上げておきましょう。私、結婚式・披露宴の類はご招待いただいたらできる限り参加します。もちろんある程度人間関係があることが前提ですが、セミナーやツアーに何度か参加したことがあり、そこで知り合った別の参加者さんも参列するなどであれば喜んで行きますので、遠慮なくお誘いくださいませ。他の用事などが入っていなければ、日本国内であれば基本的に参加する方針です。


結婚式・披露宴など幸せな場所に参加するの気分がいいし、また、年齢的に結婚式に呼ばれるピークも過ぎ、その上でご祝儀や交通費などの負担もあまりなくなったのでして。と言うわけで、今日は久々に結婚式に参列。とてもとてもとてもいい宴でした。感激したのが、新郎新婦のご両親への手紙のBGMが、なんとコズモクダカの「久高~QUDAKA~」であったこと。この辺の心遣い、泣かせるな~。もちろんいい歌ではありますが。ありがとうございました。
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その後は久々にジャズを聴きに行きました。大好きなテナーサックスの今津雅仁さんをゲストとする、ギターの宮之上貴昭さんのグループ。今津さんのCDにも参加しているオルガンの宇多慶記さん、ドラムの井川晃さん。このメンバーで悪かろうはずがない。特に宮之上さんは日本で一番好きなギターでしてもちろんCDも持っています。ウエス・モンゴメリーのようにピックを使わず、親指を中心に早いパッセージも弾きこなす。それだけに独特な温かい音がしまして、安定した上質な演奏を聴かせてくれます。ずっと生で聴きたいと思っていたところ、こんな素晴らしいメンバーで念願叶って感激でした。
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東京に滞在中は、基本的に夜は空いてないので、ジャズに行く機会もそんなに多くはない。それだけに今日はグッドタイミングでした。8時開演のところ私が入店したのが8時5分。ジャズにしては珍しく定刻で演奏スタートしたようでブルースのようでした。曲目もスタンダード中心でじっくりとジャズを堪能。曲目をすべて紹介されたわけじゃないですが、セットリストはこんな感じ。


1.誰かのブルース
2.ミルトジャクソンの曲
3.リカード・ボサノバ
4.ザッツ・オール
5.チーク・トゥ・チーク

1.ラバー・カムバック・トゥ・ミー(ゲストボーカル)
2.オール・オブ・ミー(ゲストボーカル)
3.ハンクモブレーの曲
4.ソダソサンバ
5.イージー・リビング
6.ジミースミスのブルース
7.サマータイム(アンコール)


アバウトですが、このブログの読者さんの多くはあまり関心ないかもですね。でも、結論から言うと、良かった、ほんまに良かった。本物のジャズなんですよ。今は技術的に上手い人もたくさんいるし、ジャズと言えばどれもジャズなんですが、しばらくすると「もう、いいわ」と思うことも少なくない。


これは音楽に限らずと思いますが、「もう、いいわ」と思わせる要因って、ほとんどが自分のため、自分にベクトルが向いている感じがする。音楽であれば、「こんな曲書いた、こんな演奏できるるんだ」を披露するためのような感じ。かなり前ですが、とある女性ピアニスト(私は知らなかったし、今も名前を憶えていない)のリーダーライブに行ったとき、「私はオリジナルしか演奏しません」と最初に言われ、嫌な予感がしたけど、それは的中だった。


アメリカの音大を出て、いろんなところで活躍している優秀なピアニストなのはわかったけど、1~2曲聞いてお腹いっぱいになってしまった。とかく小難しい曲が続いて、すごいのはわかるけど、気持ちいいのは自分たちだけ。スタンダードの1曲でもやればいいのに、やると面白くないことがバレちゃうのかな。だからと言って、お客さんを喜ばすだけのスタンダードばかりも退屈。枯葉と酒バラとミスティが続いても苦しい。


ようは、音楽に限らず「表現」ってのは3つのベクトルがあると思うんですね。


1.自分のため
2.他人のため
3.神様のため



1の「自分のため」は承認欲求だったり、自分の成長にしか興味がなくて、それが表現を追求することだと勘違いしている。2の「他人のため」はお客さんに迎合するだけで、本人もそれで割り切っているのだけど、それ以上冒険をしようともしないのでつまらない。


3の「神様のため」はあえてこんな言い方したけど、ジャズだったら「ジャズのため」に演奏している。もちろん自分のためも、客のためも、金のためもあるけど、その前にジャズの神様とか、そんな超越的な存在を無意識に置きながら演奏している。別にハンクモブレーやジミースミスの曲をやればいいってわけじゃない。言葉で言い表すのは難しいけど、一音出しただけで強烈な説得力がある。それが今津さんや宮之上さんの演奏には問答無用に感じるわけで。だからこそ、30年、40年、半世紀にわたって長く第一線で活躍できるのだろう。
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これは私のようなセミナーとか出版の世界にも言える気がする。お金儲けや売れ線狙いを否定するわけじゃないけど、それでも長く続けていられる人は、結局、「神様から愛されている」のだと思う。神様が喜ぶような活動をしているからこそ、その世界で長く活動できるもんだ。

じゃあ、どうすれば神様に喜ばれるのか。すみません。わかりません。ただ、それがわかってしまったらそれ以上続ける必要もないと思うし、つまりは永遠の課題なんでしょう。それでもやってると、ふと、「あ、神様だ」と思う瞬間がある。先日、新宿でセミナーした後、6人くらいで飲みに行ったのですが、そこでこんな話しちゃいました。


「あの~、言っていいですか?マジで言っていいですか?実はね、、、神様っているのよ」


なんでこんな話になったのかわからないのですが、そのとき、強烈に神様の存在を感じてしまい、始めたばかりなんだけど「夢かな心理学」なかも、神様がしっかり見てる気がしたの。曲がりなりにも10年もこの世界でやってこれたのは、間違いなく神様の応援があったからだと思う。


今日の演奏を聴いてても、やっぱり神様を感じてしまった。ライブの後、今津さんと奥さんと3人で焼肉を食べに行き、気が付けば夜中の2時半になってたのだけど、今津さんは生き方そのものがジャズなんだと思った。業界の裏話とか、他の演奏者の評価とか、ジャズファンとしては興味深い話の連続で、時折、フレーズを口ずさみつつジャズの深い話をしたりするのだけど、すべてがジャズで、ジャズの神様がそこに宿っていることを猛烈に感じさせる。


今日は結婚式も素晴らしかったし、そこで知り合った人も面白かったし、今後もいろんな展開がありそうと思いつつ、その後に行ったジャズも最高だった。単に演奏を聴く以上の「何か」があり、今回もまたある種の覚醒が起こったようだ。焼肉屋を出てタクシーで宿に着いたのは3時前。ただ、最高の一日だったとしか言いようがない。明日は昼過ぎまでゆっくりします。ありがとうございました。
  
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by katamich | 2017-06-17 23:39 | ■音楽 | Comments(0)