宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

歯臓 2004.9.15

 今日も昨日と同じで一日中ヒアリングの仕事でした。車で15分のところにあるので、9時ごろまでゆっくり出来てとっても楽です。ヒアリング自体も独りで対応しているためか、自分のペースで質問し、雑談できるのでとっても楽しいです。

 話は変わりますが、ひょんな事からこのような本が手に入りました。

・村津和正著「歯は臓器だった―歯は命とつながっていた

 うんうん、これはよく知ってます。船井幸雄さんが絶賛する歯医者さんで、いわゆる一般の歯医者とは概念が180度違う治療をされる方です。内容を簡単に言うと、「歯」は心臓や肝臓、腎臓などと同じように「臓器」つまり「歯臓」であり、この臓器のゆがみが万病の元となる、という前提にまず立ちます。しかし、これまでの医学では歯は臓器であるという点を蔑ろにし、悪くなったらとかく抜いたり、変なもんを詰めたりと、あまりに粗雑に扱ってきたため、身体的な弊害を生じさせてきたのです。そこで、博多でクリニックを開院されている、著書である村津氏は「歯臓」の考えに基づき、歯を中枢に据えた全身的な治療を展開し、多くの実績を残しているのです。

 しかし、このいわゆる「歯臓治療」を巡って最近になって様々に物議をかもし始めているのだとか。この毎日新聞の記事を読めばわかるとおりオカルトだの非科学的だの独善だのけちょんけしょんに貶しています。名前は伏せていますが、これはこのクリニックにとってはかなり痛手な記事ですよね。

 私の見解を述べますと、私は「歯臓治療」を全面的に支持します。

 村津氏の著書を読むと、歯臓治療とは単なる「噛み合せ矯正」と「身体に負荷の少ない詰め物」に過ぎません。噛み合せが悪いと全身が歪むというのは割合知られているようですし、また、昔の歯の詰め物が体に悪いと言うのも納得できる話です(アマルガムというのは現に今は使われていないそうです)。そう考えると、村津氏の「歯臓治療」はそのPRの仕方がちょっと世間に馴染みない(科学的に聞こえない)だけで、非常にまっとうな治療であると考えらます。

 そもそも毎日新聞の記事では、波動などという村津氏独自の「言い回し」にばかり引きずられ、全国数千人が氏の治療によって「よくなった」という事実に全く触れられていません。それを捏造とするには労が大きすぎます。また、「症状が改善しない」患者がいることを最後に述べていますが、全ての人100%に効果があるとすれば、それこそ科学でも医学でも何でもありません。症状の改善にとって優れた医療行為とは「必要条件」ではありますが「十分」ではありません。最後は患者の「気」の持ち方が重要だと思われます。それは、いわゆる抗生物質のような極めて「科学的」な療薬でも同じだと思われます。

 また、「不安をあおり救済法を示すやり方は、新興宗教などの典型的な勧誘手法」とも批判されていますが、さて患者の中のどの程度が「不安」を感じて治療に行っているのでしょうか。体験談を読む限りでは、「体の悪い人が体を治したい」から来ているようにしか思えません。

 さらに、「医師法違反や誇大広告」についても的外れのような気がしてなりません。医療法違反とは免許を持たないものが医療行為などをして「治った」ということを言うのでしょうが、村津氏は歯科免許持ち「歯の治療」だけをしているのです。なにもカイロや整骨の真似事をしているのではありません。噛み合せを治した結果、体全体が良くなっただけのことです。誇大広告もよく分からないのですが、事実に脚色しているのであればそう言えても、それが本当に「誇大」であるかの検証はしていません。

 私の持論ですが、科学とはまず「事実」からスタートするべきです。毎日新聞の記事のように「事実」を伏せて「推論」が先んじてしまうのは本末転倒です。

 また、世の中の「常識」を盾にとって、「理解できない」と言うのはそれこそ「科学的精神」に反します。科学の発展とはまさに「常識を覆す」ところにそのダイナミズムがあるからです。つまり、常識を覆すことによって、それまで「科学」と認められてこなかった事象が「科学化」していくものなのです。あえて難しげに言うと、科学の発展とは「事実」と「常識」の弁証法に他ならないのです。

 私は結構周りから「非科学的」だとか「東洋的(反西洋的)」だと誤解を受けることがありますが、実は非常に「科学」を信奉しています。ただ、一見「非科学的な事実」に興味を示すだけで、むしろ「常識的でない」の方が正しく、その方が言われて嬉しく思います。

 話がそれましたが、「歯臓治療」と毎日新聞の記事については、勿論「私情」は全くありません(「波動」とかは好きですけど)。「歯臓治療」によって数千もの人が良くなっているという「事実」と、それが新しく「常識的でない」という側面に惹かれ、全面的に支持するに至っているのです。

 ですので、私はこの「歯臓治療」なるもの、近いうち(少なくとも一年以内)に受けようと考えています。「歯臓治療」はまさに、これから先、「科学化」する非常に先進的で優れた医療行為だと考えられます。
 
 久しぶりに熱く語ってしまいました。と言うわけでおやすみなさ~い。

(写真は歯を大切に)

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by katamich | 2004-09-15 23:38 | ■読書・書評
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