法的にグレーな話 2017.2.3

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福岡に帰って来て、なんとなく喉が痛く、身体もだるく、ちょっと風邪の前触れのような感じがしたので、一日、ゆっくりしていました。と言うか、毎日、ゆっくりしていますけどね。そしてずっと本を読んでいたのですが、今日は橘玲さんの『タックスヘイブン』をようやく読み終わりました。橘さんのビジネス書、自己啓発書も好きでよく読んでいるのですが、やっぱり小説が面白い。『マネーロンダリング』、『永遠の旅行者(上下)』とかなりの大作で、租税や金融の細かい話も多いので、スラスラ読めるものでもないですが、面白いので一気読み。『タックスヘイブン』は500ページ以上ありまして、出た年代順に読むのがいいですね。前作の登場人物とかもさりげなく出てきますし。


どの本もテーマは「節税・脱税」なんですが、とりわけ「相続税」がその中心になる。たとえばアメリカでは「相続する方(例えば親)」が相続税を支払うのに対し、日本では「相続される方(例えば子)」が払うなど制度が違う。と言うことは親が日本、子がアメリカにいたならば、相続税は無税になるなどのスキームなど紹介されていますが、一般人にはあまり縁のない話。もっとも、この小説に書かれている時点で税制も変わっていますので、そのまま使えるわけじゃない。その他にも合法だけど、限りなくグレーな話とかたくさん出てきて、生きる上での「視点」を変えるのに、この手の小説はとても面白い。


自己啓発書やスピリチュアル書も手軽でいいのですが、小説、特に大作を読むとそれだけで視点が一気に変わる。橘さんの本は一般人にはあまり縁のない億単位の相続税の話や、そのために国外を転々とする旅人の話が出てきたりして、読み終わるとなんか感覚がマヒしてしまう。億を稼ぐのなんて簡単な気になって。この「感覚」が大切でして、その意味で、この手の経済小説はおススメ。あと、筒井康隆のようなSF小説もいいですね。『旅のラゴス』とか。


人生を変えるには「視点」を変えること。その意味では「先祖供養」なども、江戸時代からの自らのつながりを知る上で、大いに視点が変わる。もちろん平安時代、縄文時代から「血」は繋がっているのだけど、そこまで遡れるのは天皇家くらいですから。まあ、ちょんまげを結ってた時代のご先祖くらいまでは、ギリギリでその名前も確かめられるのだろうし、そんな「名前」を知るだけでも感動ものですよね。一気に視点が変わる。


視点を変えるには、あとは本を読むこともそうだし、旅をすることも、そして人と会うことも大切。いわゆる「本・旅・人」の三種の神器として提唱してるわけですが、この三つは視点を広げる、もっと深めて言うと「言葉」を獲得する手段なんです。その辺の話、5月頃の新刊でしっかり書きたいと思います。次のテーマは「言葉」ですので。

今年もまたたくさんの人と会うだろうし、本もたくさん読みたい。昨年はあまり読めなかった気がするので、今年はフェイスブックなどいろいろ削ぎ落した時間を本に充てたい。そして旅もだ。今月はインドでチャダル、4月はロンドンとマルタに行くのだけど、いずれも初体験となり、視点が広がりそうだな。


ところで話変わりますが、あまり知れ渡ってはいないけどお得情報として、最近、二つの「グレー」なことをやっています。一つはAirbnb、いわゆる民泊です。1~2泊ならホテルでいいですが、それ以上の連泊になると民泊がお得で便利。いわゆる普通のマンションの一室を借りるので、キッチン、洗濯機(←これ重要)まで必要な生活用品がすべて揃っていて、その上、ホテルよりもリーズナブル。まだ二軒しか利用したことないですが、チェックインまではホストとメッセージでやり取りしまして、鍵の受け取りは郵便ポスト。


ただ、民泊は今のところ法的にグレーです。旅行業法では、有料で部屋を貸す際に届け出が必要になっているのですが、Airbnbのほとんどがそのような届け出もしてないはず。運営主体が海外(アイルランド?)なので、日本の法律には引っかからないって建前。もしかしたら取り締まれるのかもだけど、今の日本はホテルに関して圧倒的に供給不足。福岡なんて大変で、なんかのコンサートがあるだけで、完全にホテルがなくなってしまう。2月末の大学入試では、コンサートと重なってしまい、宿がなくて大問題になっている。そんなとき、民泊がその問題を緩和する可能性があり、近い将来、法改正もあるでしょう。


そしてもう一つのグレーが、薬の個人輸入。サプリやコスメの関係で輸入してる人は多いと思いますが、医師の処方箋が必要な薬もネットで買えてしまいます。もちろんそんな薬は素人が安易に使用するのは危険ではあるものの、ある程度の安全性と効果が担保されてる薬は、実は輸入しています。


それは何かというと抗生物質です。日本では第一三共が扱っているクラビットが有名。喉の炎症などでよく出される薬ですが、これがすごくよく効く。レボフロキサシンってのが正式名称のようですが、細菌性の炎症についてはかなりの万能。ウィキペディアによると、こんな効果があるようで。
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実はこれ、長期旅行をする人にとって隠れた必需品なんですよね。たとえばインドなどを旅行してると、衛生的に厳しい場面に出くわし、それで胃腸を痛めることが多くなる。代表は赤痢ですが、インドから持って帰る人も割と多い。


実は私の20歳で初めてインドに行って、その疑いがかけられました。友達4人で行ったうち2人が赤痢になり、法定伝染病であるため二週間の隔離入院。私自身も、もう一人も保健所から電話で呼び出され検査を受けました。症状的には限りなく赤痢だったのですが、結果は「陰性」で胸をなでおろしました。かろうじて私の体力が勝っていたのでしょうか。


実際、赤痢自体は大した病気でもないのですが、日本でかかると隔離されるのでやっかい。では、隔離入院して何をするかと言うと、単純に抗生物質を飲んで待機するだけ。そんな赤痢もですね、実は現地の薬で一発で治るのですが、安心できる抗生物質を持っていると心強い。


あと、赤痢とまでは言わずとも、割とあるのが膀胱炎。特に女性はですが、旅先って長時間バスに乗っていたりとか、トイレを我慢させられることが少なくない。男の場合はちょっとした休憩で済ますことができますが、女性だとそんなわけにはいかない。バスを止めてくれと言いにくいこともある。そっから膀胱炎になることがままあるのですが、私は経験ないですが、かなり苦しいらしい。尿意があるのに出ない、または出にくい。夜だったりすると病院にも行けない。救急車って手もありますが、人によってはさらに我慢することも多いのでは。


そんなときにレボフロキサシンがあるとですね、ものの数分でスッキリする。そして翌日には症状も消える。もっとも、細菌自体は残ってる可能性が高いので、5日間は服用する必要がある。現地で買えることも多いですが、国によっては日本と同様、処方箋が必要なことも。


そこでもしもの時のために、私はレボフロキサシンを輸入して持っているのです。医師の処方箋が必要な薬を持っててもいいのかって疑問があると思いますが、確かにグレーながらも厚労省は以下のように指針をだしています。


◆ 一般の個人が自分で使用するために輸入(いわゆる個人輸入)する場合(海外から持ち帰る場合を含む。)には、原則として、地方厚生局(厚生労働省の地方支分部局)に必要書類を提出して、営業のための輸入でないことの証明を受ける必要がありますが、以下の範囲内については特例的に、税関の確認を受けたうえで輸入することができます。 当然この場合、輸入者自身が自己の個人的な使用に供することが前提ですので、輸入した医薬品等を、ほかの人へ売ったり、譲ったりすることは認められません。ほかの人の分をまとめて輸入することも認められていません。

○ 医薬品又は医薬部外品
 ※ 日本の薬事法では、養毛剤、浴用剤、ドリンク剤など、人体への作用が緩和なものについて、医薬部外品とみなされる場合もありますが、個人輸入に関しては医薬品と同様の取扱いとなります。
 ※ 外国では食品(サプリメントを含む。)として販売されている製品であっても、医薬品成分が含まれていたり、医薬品的な効能・効果が標ぼうされていたりするものは、日本では医薬品に該当する場合があ
ります。

● 外用剤(毒薬、劇薬及び処方せん薬を除く。): 標準サイズで1品目24個以内
 * 外用剤・・・・・軟膏などの外皮用薬、点眼薬など
 *処方せん薬・・・・・有効で安全な使用を図るため、医師による処方が必要とされる医薬品
● 毒薬、劇薬又は処方せん薬: 用法用量からみて1ヶ月分以内
● 上記以外の医薬品・医薬部外品: 用法用量からみて2ヶ月分以内

なお、医師の処方せん又は指示によらない個人の自己使用によって、重大な健康被害の起きるおそれがある医薬品については、数量に関係なく、医師からの処方せん等が確認できない限り、一般の個人による輸入は認められません。


つまり、

・営業目的でなければOK
・営業目的でない書類が必要だけど、次の場合は必要ない
 医薬部外品、サプリなど人体への影響か緩和なもの
 1品目24個以内(毒薬、処方せん薬は除く)
 処方せん薬であっても1か月分以内
 それ以外は2か月分以内
重大な健康被害の起きるおそれがある医薬品はNG


私は「オオサカ堂」ってとこで買ったのですが、香港から直輸入となります。日本の業者がいったん輸入して、そっからお客さんに配送したら違法。もちろんここでは「重大な健康被害の起きるおそれがある医薬品」は扱っていません。PDFによるとダイエットや精力関係が多そうですね。


と言うわけで、実は朝方、喉が痛かったのが抗生物質を飲んだ今、完治しちゃいました。身体のだるさも復活。『タックスヘイブン』なるグレーを扱った本を読みながら、グレーなことを書いちゃいました。


言うまでもなくですが、薬の個人輸入と使用に関しては「自己責任」でお願いします。このブログで知ったからと言って、一切の責任は負いませんのであしからず。もちろんグレーとは言いながらも、Airbnbなり薬の輸入なり、現行の法的にはOKの範囲ですので安心していいかと思います。今後、何らかの問題で規制強化される可能性はありますが、よっぽどのことがない限りは大丈夫でしょう。


よっぽどのこととは、Airbnbの提供者・使用者で事件が多発したりとか、認められている薬で重大な健康被害が頻発した場合などかな。そうでない限り、自由主義においては法律は緩和の方向なので、あくまで自己責任において活用していいかと思っています。


来週からのインドにも抗生物質は持って行きます。いざと言う時のため安心ですもんね。あと、赤痢云々は雨季の衛生状態の悪い時期のことで、冬、それも細菌が生きられない氷点下のラダックではその心配も少ないです。行く人はご安心ください。ありがとうございました。


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by katamich | 2017-02-03 23:39 | ■時事問題 | Comments(0)