宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

三宅洋平さんのこと

選挙も近いし、せっかくなのでFacebookに書いたことを、番外編としてこっちにも転載します。表現の自由が認められた民主主義の世の中、いろんな意見を読めるのはいい時代ですよね。

私の周囲では、割と肯定的、というか盲目的に彼を支持する人が多いように感じるので、もう少し冷静に「政治」を見るために、あえて投稿します!


大切なことだからあえて書く。

三宅洋平って人の動画が拡散されまくってるので1時間、しっかり見ました。この人のパフォーマンスは好き。心を打つ。動画を1時間、見れるだけでも、ものすごく魅力的なのは間違いない。

だけど、オレが都民なら、この人には票は入れない。

理由はオレとは考え方が違うから。この人の言うことが間違ってる、オレが正しい、ではもちろんない(もちろん事実認識として間違ってるところはあるけど、それは他の候補者も同じなので問題にはしない)。

単純に政策や国造りに対する考え方が違うから。

どこが違うのかは、あえて言いません。それ言い出したらキリがないから。

この人のやり方は、確かに多くの人たちの胸をつかみ、心を打つだろう。だけど、政治は「中身」が大切。やり方はやり方として、決して軽視はできないけど、最終的には「中身」が大切。

つまり、この人の言うような「世界」にはしたくない。

もちろん、部分的にはいいと思うところもある(消費税廃止など)。だけど、全体の印象を含めて感じるのは、4~50年前のコミュニズム革命に逆走してるだけ。さらに言うと、戦前のポピュリズムに通じるところもある。

ただ、今の政治の世界を大きく揺り動かす起爆剤になる可能性はあるので、一票を投じる価値はあるだろう。でも、オレ的にはそれ以上の価値はないように思う。

あくまでオレの意見。周囲ではこの人を推す声が大きいので、反感を買うとは思う。

しかし、票を入れるときは、パフォーマンスの評価は別にして、まずはしっかり「中身」を見て欲しいと思うのです。



<コメント>

■その通りだと思います。政治は個人プレーではなく組織で行うものであり、熱意や情熱以上に現実的な実行力が重要と常々感じています。カリスマ性のある人が現れると、ついパフォーマンスだけで評価しがちになってしまうのですが、Qさんのような発信力のある方が冷静に意見してくださって嬉しく思います。

⇒彼は間違いなくカッコいいけどね。だけど、なんか当選して欲しいようにも思う。それはそれで政治の世界をかき乱してくれそうだから。だけど、ガリガリ君のことで重要な国会審議の時間を犠牲にするようなことだけはやめてほしいけどね。


■中国に対する認識が間違ってるので けっこういい事を言ってはいますが 結論が間違ってますね。

⇒ムードやファッションに流されて、無思考で投票するのはNGだってこと。政策を見るとすごいですよ。ポルポト主義を彷彿とさせる共産原理主義ですから。それでいいなら一票を投じればいい。もしかれが同じパフォーマンスで改憲を叫んだなら、それはそれで票は集まるだろうな。


■おっしゃるとおり、こういう現実を踏まえない理想論に心躍らされる人達が多いことに、ちょっと危惧の念を憶えますね。パフォーマンスとして「うまい!」と思いますが。なんか「個人レベルの価値観」がそのまま「国家レベルの価値観」につなげられるという稚拙さを感じますね。

⇒これ見て何も思わないのかな~
 これ、政策として新しいとか思ってるなら、本を読まなさすぎだと思う。
 1.文化を最大の輸出品に
 2.復興から保障へ
 3.除染から廃炉ビジネスへ
 4.送電線から蓄電技術へ
 5.消費増税から金融資産課税へ
 6.大規模農業から家庭菜園へ
 7.官僚主権から住民主権へ
 8.破壊の公共事業から再生の公共事業へ

ただ、当選したら、それはそれで面白いとは思う。と思う一方、山本某氏のように、ガリガリ君の追求でどや顔して時間を無駄にするようなことはして欲しくないなあ。あんなの、スタッフが「会議費」とかでまとめて計上しただけのこと、どうでもいい話で重要な話をする時間を潰して欲しくない。


■私は、まず今回「三宅氏の活動で選挙に意識が向いた人が増えただろうな」と思いました。それって、すごいことだと思うんです。私個人は「どうせ組織票で自民が勝つんでしょ」「どうせ私の一票なんてただの取るに足らない紙ペラ1枚でしょ。少数派は負けるんでしょ」って拗ねてたんですが、6月末に演説動画をみて「あ、違った。そうじゃなくて、一人一人が自分で意思表示するのが大切なんだった」って、拗ねていじけてるのやめました。三宅氏の活動で投票率は上がるんじゃないかと思っています(18歳、19歳の有権者が増えるので単純比較ができないと思いますが) そういう意味で、私自身は、三宅氏の活動によって生まれた動きは大きいと思っています。私は概念的なことしか表現できないけど。かつてウグイス嬢として選挙に関わる中で、同世代が政治や選挙に興味を持っていない印象を受けていたし、パターン化した選挙の形にも「いつまでもコレじゃ、だめなんじゃないか」と思っていたのです。長文失礼しました。

⇒「三宅氏の活動で選挙に意識が向いた人が増えただろうな」はあると思いますが、これはある意味、これまでの政治家の怠慢の裏返しだと思うのです。三宅に負けず、もっと政治に関心を向けるような施策を投じて欲しいです。自民も。




大切な話だからあえて書く。

オレって1960年代、好きなの。産まれる前だけど、みんなが必死で「ラブ&ピース」を目指して、社会に中指立ててた時代。大学時代、先生から言われました。

「キミは20年早く産まれてたら、良い活動家になってたね」

おそらくオレの思想的原点は予備校であって、あそこはいわゆるサヨクの温床みたいなとこで、英語や現代文の授業しながら、無垢な浪人生が次々と洗脳されていった。先日お亡くなりになった河合塾の牧野氏、駿台の表氏などがその代表。

オレがインドに行ったのもその影響だし、バックパッカーで世界一周したのもそう。資本主義はクソだと放ち、みんなで平和な世の中を作るんだと夢想していました。

大麻こそ吸わないけど、マルクス&エンゲルスを常に鞄に忍ばせ(本当の話です)、チャーリー・パーカーが影響されたジャック・ケルアックを読もうと思うが、意味が分からず断念したり、ディジュリデュ吹いたり(循環呼吸ができずに断念)、いわゆるヒッピー的雰囲気に憧れていた。

三宅洋平さんって、割とそのまんま。なので、ちょっとなつかしく思ったりしたけど、肝心の政策が極めて香ばしい。もう少し、普通に政策を見よう。

特にスピ系の人たちから指示が強いようだけど、あの手の理想郷を本気で作ろうと頑張ってたのは、今から50年ほど前の話。そして実際に作った人たちがいる。それが、金日成だったり、毛沢東だったり、スターリンだったり、ポルポトだったり。

ポルポトなんか、ものすごくいいこと言ってたんですよ。真の平等を目指すために、頭の良い人もそうでない人も、身体の丈夫な人もそうでない人も、男も女も、老も若も、みんなで「家庭菜園」をして、自給自足で楽しく平和に暮らそうよ、と言ったのですよ。だけど、その先は言いませんが(笑)

三宅さんのパフォーマンスは好きなんです。オレは元々そっち系だったから。レゲエじゃなくて、ジャズだったけど、一杯のコーヒーをちびちびやりながら、後期コルトレーンを頭グラグラさせながら聞く雰囲気に憧れたたの。オレのときは普通にCDが安く買えたけど。

もう一度言うけど、三宅さんのパフォーマンスは好き。顔も声もいいし、バックの音楽も、時々ラップっぽくしゃべるのもカッコいい。だけどそれ、政治とあまり関係ないよね。

いや、別にそれで政治を語るなとは言いませんよ。ジャズの世界でもチャールズ・ミンガスとかマックス・ローチとか、音楽で政治や信条を語ってる人たちいたし、ロックの世界は割とそう。レゲエはラブ&ピース。

だけど、肝心の「政治・政策」をもう少しなんとかして欲しい。理想を語るにしても、もう少し21世紀的な新しさが欲しい。もちろん今の人にはあれが新しいのだけど、現実は違うから。

1960年代の空気はノスタルジーとしては好きだけど、それをリアルな政治の世界にそのまんま持って来られても、さすがに共感は得られない。少なくともオレには。

現実の政治の世界って、もっと汗臭くて、泥臭いもんだと思う。白いカッター着たオッサンたちが、このクソ暑いのにワキ汗かきながら、あーだこーだ、数字や法律とにらめっこしながら、いかにして今までより少しマシな「最適」に着地させるか、そんなじみ~な作業を見えないところでやってるんです。

女の子から騒がれるわけでもなく、歌って踊るわけでもなく、必然的にメタボを抱えながら、「誰かのために」、頑張ってる姿があるんです。

実はオレ的には、そっちの方が「カッコいい」と思ったりしてるんで。変かな?



<コメント>

■現実はもっと泥臭いもんですね(^O^)

⇒三宅さんのおかげで政治に目を向けるようになった、という人が割と多いけど、それはこれまでの政治家の怠慢である一方で、ちょっと勘違いしてる部分もあるな~と感じる。実際は政治じゃなくて、あのパフォーマンスに目を向けてるだけであって、必ずしももっともっと泥臭い政治の世界を知ろうとしてるわけじゃないから。


■そうですね。政治とは人間の欲望の巣窟。理想だけでは立ち行きませんね。

⇒だけど、政治は理想でもある。ただし、現実の上にしか政治は実現しない。


■目を向けるようになった先が、半世紀前に終わったお花畑的ユートピアじゃ困りますよね。私のところにも「ぜひ、●●さんの影響力で支援の輪を広げてください」とかメッセージが来ましたよ。そんな影響力ねーよって話の前に、まず政策を冷静に考えろよ、子どもを持ってるいい大人がさって。ほんと、悲しくなりました。

⇒「普通に考える」ってことが大切だとつくづく思います。


■カリスマ本人はよくても次第にとりまきが「民主主義と平和主義でないやつは有無を言わせずぶっ潰す!」とか言い出すことになる。

⇒「三宅さんだけは違うから!」って言われるんでしょうね。


■変じゃないです。裏方を知っているだけにあの泥臭さと貢献は半端ない。選挙期間寝られなくてみんなでおかしなテンションになるし(笑) ものすごく「地味」な分析と話し合いを繰り返して一番ましな着地点を決める。そのためだけに夜中まで話し合いをしたりしている。シチサンでも汗だくでも私はそんな影の職人って最高にカッコいい人達だと思います。いいとこだけパフォーマンスするのは簡単ですが(勿論カリスマ性があるのも素晴らしいですしね) 地道な作業や検証がなければ政治はできないです?? 語る私が熱くなってどうする(笑)お邪魔しました〜♡

⇒そう、裏を知ってると、そのカッコよさがわかるはず。見てくれにごまかされてはダメ。見てくれがよくて、中身も素晴らしいなら、それに越したことはないけど、少なくとも三宅さんは中身が残念すぎる。


■フォーマーとしては素敵だと思う。それ以上にもそれ以下にも感じないかな...

⇒そうですね。パフォーマーとしてはカッコいいです。


■厳しい言い方をするようですが、彼の政策に対する反対意見に、政治に目を向ける人が増えたからいいだろう!というのは、自分に彼の政策を肯定するだけの知識、信念がないと言っているのと同じです。冷静に振り返ってみれば、堀江貴文さんや山本太郎議員のように毎回の選挙で注目を集める候補者は必ずおられます。ただその人達のおかげで投票率や世間の政治への感心が高まったかと言われれば実感としてそんなことはないように思います。やはり今回も一時的に爆発的な支持を集められても結局は何も変えられないのでは?というのが私の意見です。

⇒>堀江貴文さんや山本太郎議員のように毎回の選挙で注目を集める候補者は必ずおられます。ただその人達のおかげで投票率や世間の政治への感心が高まったかと言われれば実感としてそんなことはないように思います。

それ、同感。結局、多くの人が現状に満足してるんですよ。明日も食えるし。だけど、ときどき三宅さんのような人が出てきて、にわかでも政治に目が向けらるのは、マイナスではないと思う。重要なのは、選挙後もずっと政治を見てるかってこと。。。

これだけ見るとどう感じるだろうか。




同じ女の子に「きれいなかっこう」と「貧しいかっこう」をさせて、街頭とレストランにそれぞれ立たせた結果。

極端なようで、決してそうでもない。これが普通の反応だと思う。

人は見た目が9割って言うけど、この限りでは10割ですね。それだけ「見た目」って重視されるのだし、むしろこの世は「見た目だけ」とも言える。

もちろん知り合うことで、見た目以外の要素もわかってくるんだけど、最初はどうあっても「見た目」なんです。

三宅洋平さんにしても、あれだけデタラメな話をしていながら、「見た目」がいいから支持も広がる。

あれと同じことを、普通のおじさんが白いカッターシャツ着て、汗かきながらしゃべっても、完全にイカれたオヤジになるだけ。

あの理想郷と、あのファッションの親和性が極めて高い、ブランディング的には良い成功例と言えるでしょう。

女の子の話だけど、結局、人は「中身」なんて見てないんだ。残酷だけど、それが現実。だとしたら、私たちはどうすれば。

地球全体を悟りに導くにはまだまだ時間がかかる。だとすれば、何かを伝えたり、自分のPRするには、まずは「見た目」をきちんとすることが大切なんだ、って話。


by katamich | 2016-07-06 15:50 | ■時事問題
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