春のそそう 2005.3.22

 驚きましたか??
 ブログ開設以来初めてスキン(背景)を変えてみました。テーマは「夜桜」です。でも相変わらずバックは「黒」です。別に黒が好きというわけではないのですが、なんとなく「宇宙」を感じさせたくって黒にしています。でも、宇宙が「黒」なんて誰が決めたのか。見たこともないのにね。ひょっとしたらものすごく明るいかもしれないのに。その辺りの科学的な根拠(大気が光を反射して昼は明るい、など)は疎いので、どうとも言えないのですが、今のところ私の中では「宇宙は黒」です。そのうち、「今から私の宇宙はクリーム色になりました」なんて言い出す可能性もあります。多分根拠もなしに。

 というわけで「黒」は相変わらずなんですが、春なので「桜」を飾ってみました。本当に「春」なんですよね。まだまだ仕事が片付かず、心の中はまだ肌寒いのですが、季節は完全に春になろうとしているのですね。そう考えるとワクワクしてきますよね。
(実は最初「夜桜」にしてたのですが、余りに「黒すぎて」て白字がチカチカするので、思い切って「青空」に変えました。ずいぶん読みやすいです)

 思えばこれで30云年目の春を迎えることになります。私って、学生の時からずっとそうなのですが、「春」になると何かしでかすんですよ。必ずしも毎年という訳ではないのですが、春って妙にテンションがあがって何かしでかしてしまうんです。大学の時などは顕著でしたよ。冬はとにかく不満そうな顔してるのに(今は違いますが)、春になると突然調子に乗ってしまい、「そそう」をしでかすのです。ある友達(♀)などは毎年それを見ていたので、「また~!」と毎年言われていました。そんな「そそう」の中でも、文字通り「そそう」に値する「そそう」をちょこっと公開しちゃいます(ツレからは少しは隠せと言われているのですが・・・)。

 大学3年生になる前の春でした。一人暮らしの私の家にサークルの後輩の女の子が4人遊びに来て、楽しく飲み会をしていました。実はその4人の中に、当時、ちょっと好きだった女の子がいました。「ちょっと」というか、「けっこう」だったかも知れません。大昔のことです。男一人に女四人というハーレム的な飲み会で、話は「私の恋バナ」に及びました。

4人:石田さん、好きな人いるんですか!!
私 :そんなん、おるけど誰かは言わんわ!!
4人:私たちその人知ってますか??
私 :知ってるとは言わんけど、知らんとも言わんな。
4人:え~!!!。知ってるんだ~!!

 そんな他愛のない恋バナです。バカな会話です。しかし、問題はその「好きな人」が4人の中にいたことなのです。そうやって話の盛り上がりが絶頂を極めた頃です。飲み物がなくなりました。買いに行かねばならないので、とりあえず私は行きます。そのとき自分から「一人じゃいや」って言ったのか、誰かが「一人じゃかわいそう」って言ったのかはわかりませんが、もう一人ついてくることになりました。本当ならみんなでにぎやかに行けばよかったのですが、あいにく外は雨が降っており、なんと傘が一本しかなかったのです。4人がじゃんけんをします。勝った方か負けた方かわかりませんが、一人が選ばれます。こういうときはコトが続くものです。なんと、私の好きだった女の子が一緒に行くことになったのです(あくまでじゃんけんの結果として)。平常を装いながら、内心、ガッツポーズです。

 あいあい傘でアパートから数百メートルのところの自販機まで行きます(結構田舎でした)。普通に歩いて、自販機で飲み物を買った時、相手が言うのです。

「石田さん、こっそり教えてくださいよ。誰のことが好きなんですか??」、と。

 正直言って好意を寄せられている人間はそのことを感づいているものです。私もうすうすは感づいているだろうな、とは思っていたところ、そんな台詞です。ここは「男として」引き下がるわけには行きません。「おまえじゃ」と言ってしまったのです。。。

 そこから、数分(結構長い時間だったような)もの間はいわゆる「くどき」に入ってしまいました。もちろんチャラチャラした「くどき」ではなく、情熱的な「くどき」です。わかりやすく言うと、赤井英和が「めっちゃ、すっきゃねん!」て言う的な「くどき」です。わかりますよね。知ってましたが相手には彼氏がいました。面識はありませんでしたが。しかし、相手の返事は当然「no」。でも、ちょっと気を許しそうなところもあったので、情熱は消えません。男ならわかりますよね。

 そのように情熱的な「くどき」も時間を経て、アパートに戻ることになりました。飲み物を買うだけにしては長過ぎの時間です。中の3人は「心配した」と言ってましたが、「美味しんぼ」を読んでいました。場が白けたので、まもなく撤収です。アパートに取り残された後は、当然寝付けず、一人テンション上がりまくりでした。まもなく「悪夢」が訪れます。。。(つづく、、、とはしないですよ~)

 寝付けないまま、時計が朝の5時を指そうとした頃です。いきなり玄関のチャイムが鳴りました。考えられるのは、「4人の誰かが忘れ物」、「隣の部屋の男友達の飲みの誘い」辺りが順当でしょうが、根っからの楽天馬鹿の私は、「さっきの話の続きか、、、」(←冷静に考えるとありえない)と淡い想いを抱きながら玄関に向かいました。すると、、、知らん奴(♂)が怖い顔して立っています。「おろろろろろろろろ~」と何やら言ってるのですが、聞き取れません。どうやら例の女の子の彼氏のようなのです。とりあえず、私も怖い顔を作って「帰れや」と言いました。するとまた、「おろろろろろろろろ~」と言ってきます。聞き取れません。時間にして2分程度の攻防だったと思うのですが、その男が最後に何やら捨て台詞みたいなこと(おろろろろろ~)を言って、渾身の力でドアを「バチン!!」閉めようとします。しかし、私のところのドアは閉まる直前20センチのところで、いったん減速してから静かにしまっていくので「バチン」とは鳴りません。静かにドアが閉まるのを確認してから、鍵をかけます。ドアの向こうで鉄の手すりやらを叩いている音が聞こえます。

 私は再び布団に横たわるのですが、こういう時って変なことを思うものです。

「あいつ、俺の原付のタイヤにクギ刺してないやろな。。。」

 冷静に考えれば、そんなことするはずないし、そもそも私の原付がどれかなんてわかるはずありません。でも、律儀に原付のタイヤを調べに行って、部屋に戻った時に気がついたのです。

「あいつ、なんで俺の家しってるねん。。。」

 そう思った瞬間、一気に酔いが醒めました。そうです。女の子は彼氏をわざわざ連れてきたのです。もちろん、彼氏の方が「行かせろ!!」と言ったのでしょうが、2分間の攻防の時に、女の子は車の中にいたのです。そう思うと、酔いが醒めるどころか、情熱までが醒めてしまったのです。「意外と狡猾なんや、、、」、と思い。

 まあ、結果としてそれ以来、私もその女の子に近づくことはなかったので、彼氏の行動は成功だったのでしょう。しかし、実はその女の子とはその後2年間同じサークルにいたのですが、ほとんど話をすることがありませんでした。「好き」という気持ちも完全に消えうせてしまっていました。そして、その時にいた他の3人とはその事件を機に妙な友情を覚えてしまい(女心って不思議ですよね)、何でも言い合える仲にまでなりました。「石田さんは情熱的なだけで、悪くない」という見解で。ちなみに、その3人のうち2人とは10年経った今でもメールなどで連絡を取り合っています。
 
 春の話はいろいろあるのですが、今日はブログのスキンを変えたことで、なぜか昔の話を思い出してしまいました。超個人的な話ですが、まあ、いいか。もともと「公共性」のあるブログじゃないし。共感していただければ嬉しいです(←何に?)。
 
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(例によって話に関係ない拾いものですが、このシュールさに吹きだしてしまいました)
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by katamich | 2005-03-22 23:59 | ■日一日