必死で生きていきたい 2014.6.1



 最近、写真数枚を一枚に並べて表示するのが続いてますが、エキサイトブログにこのような機能があるわけじゃなく(たぶん)、ワード上に写真を貼り付けて、スクリーンプリントして加工してるだけ。いい写真はでっかく載せたいけど、ただ、その日のことを報告するくらいならこれで十分。大きくしない方がいい情報もありますからね。てなわけで、今日の一日はこんなのでした。
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 タクシーの領収書を見ると、昨日、帰ったのは2時半過ぎ。目が覚めたら普通に布団で寝ていて、ちょっとだけ記憶がない。冷静に思い出すと、何とか残ってました。最後のお店の様子も、タクシーに乗ったのも、お金を払ったのも、さらにメールの返信までしてたのも。今日は本当なら昨日のセミナーの続きがあるんですが、夕方はボクシング観戦だし、昼から家族サービスで鉄道のイベントに行かねばならない。それまではぼんやりして過ごしました。写真左上は鉄道イベント会場。その右は隣でやってる美味いもの市の鮎。まあ、子どもたちはそれなりに楽しんでくれてたようだけど、入場料大人1,300円、子ども1,000円は高い。しかも中のアトラクションでもお金がかかり、結局、トータルで5,000円弱の出費。まあ、お金のことはいいのですが、これはちょっとコスパ低いんじゃないか、と思ったのが正直なとこ。ごめんなさいね。だけど、鉄道マニアにはたまらんのだろうなあ。

 結局、3時間弱はあれこれ滞在して、三人は帰宅、私は近くで開催されるプロ・キックボクシングの試合観戦に行きました。初めてジムの門を叩いたのが4月半ば。そろそろ二か月か。私は週2回のコースなんですが、一度も、行きたくないと思ったことはなく、出張のスケジュールを見ながら、フル参加しています。そして今日はジムのトレーナーさんも何名か出場しており、そう言えばプロの格闘技の試合を生で見るのは生まれて初めてかも。場所はベイサイドプレイス。結婚前はよくここに来たな~とちょっと思い出しながら試合会場へ。思ったよりこじんまりしてるんですよね。そう言えば、9年前に会社辞める直前、ここであるコンサート(スピ系)があったのも思い出しました。ああ、月日が経つのは早いものだ。

 で、試合会場で周囲を見渡すと、それはもう、いかついいかつい。いかにも不良っぽい少年から、昔ワルやってました的なおじさんとか、腕にタトゥーしてる人もまた多いこと。そんな中に場違いに見えるほどの美女がチラホラ。もしかしたら選手かその関係者の彼女かな、と思いながら、やっぱ強い男ってモテるんですよ。実際、戦う男ってどこかイケメンに見えますから。試合が始まるまで、ビールなど飲みながらキョロキョロします。人混みをかき分けてウロウロするんですが、「すみません」と言って通ると、私以上の「すみません」的な感じで道をよけて下さり、そう、ジムに行って感じたんですが、トレーナーさんを始め皆さん、ものすごく物腰柔らかなんですよね。顔はいかつくとも。

 結局、いかにも強そうに振る舞うのとか、単なる虚勢であって、自らの弱さを隠すために過ぎない。本当に力を付けて強くなってら、もはや大げさな振る舞いとか不要で、それが自然と態度にでるんでしょうね。厳しい練習に辛い減量を重ねて、しっかりと自分自身と戦ってきたその自身。私は格闘家ではないものの、ビジネスの世界では戦う人。それは誰もがそう。ただし、戦う本当の相手は自分自身なんだけどね。その点で言うと、私なんかまだまだ「虚勢」を脱ぎ捨てることもできず、ついつい偉そうな振る舞いやモノの言い方をしてしまう。まだまだ中身がしっかりしてないんだな~と恥ずかしくなりますね。

 そして一試合目からお世話になってるトレーナーさんが登場し、カッコよく勝利をおさめました。実は、もう、途中からかなり目頭が熱くなってきました。なんなんやろな、これ。一定のルールに基づいて殴り合ってる姿がなぜにこんなに感動するのか。やっぱこれは「必死」ってことに尽きますよ。普段から厳しい練習を繰り返し、試合前になる一か月で10キロ近く減量しなければならないことも。そして実際の試合では顔面から血を噴出させながら、生きるか死ぬかの刹那に生きる野郎たち。なんかオレ、昔から「必死」に弱いみたい。幼稚園児が一生懸命に歌う姿とか見ても、ウルッと来ることありますから。それに対して、大人たちって、どこかその「必死」を忘れながら生きてることがある。仕事でもそう。必死になれば何でもできる、と言ったのがは営業の神様・加賀田晃先生なんだけど、加賀田先生が言うのは、必死でセールスすれば、お客さんは感動して勝手にサインするものなのよ、と。その話を聞いて、必死さもセールステクニックかよ、と思うかもしれないけど、テクニックで必死になることはできない。文字通り必死にならなければ必死になれない。その「必死」が感動を誘うんでしょうね。

 そしてその後も試合が続き、ジムのトレーナーさんたちも順調に勝ち進み、そして最後はメイン。一番面倒見てくれてたトレーナーさんの出場なんですが、相手選手のセコンドには、、、東京で時々お会いする知人の姿が。薩摩サザ波さんですが、試合に来られるとは聞いてたけど、セコンドだったのかよ。まあ、もちろんジムの選手を応援するのですが、先に知り合ったのは相手のセコンドさんだったりとかで、少々、複雑な気分に。それでも本当にいい試合を見せてくれました。最終的には判定でジムのトレーナーさんが勝ったのですが、本当に感動的な試合だったので、どっちが勝ちでも負けでも素晴らしいことには変わりない。って言うか、カッコいいよな。勝っても負けても、そしてセコンドで必死に声を送る人たちもカッコいいよな。生まれて初めてプロの試合を見たのだけど、しばらく余韻で立つことができませんでした。

 まあ、正直なとこ、格闘技全般に言えるんだろうけど、日頃から必死に練習を繰り返し、そして辛い減量を乗り越え、リングの上で殴り合う。怪我だってする。それでいてすごく儲かるかと言うと、一般的には決してそうじゃない。「合理性」から考えると、あんな不合理なことって世の中には皆無。だけど、それでも多くの人は、その不合理を目指して生きてるんでしょ。理解不能と言えばそうだけど、ちょっとでも理解を示そうとしたら、それは胸に突き刺さるほどによくわかる。要するに「何か」あるんですよ。その「何か」のために生きるって、理屈を超えたカッコよさがある。いいなあ。

 そしてもし機会があれば、ぜひ、ボクシングの試合を見に行くべきでしょうね。特にニートには見せるべし。いつか「Qさんと行くボクシング観戦ツアー」とか「Qさんと行くジャズライブ鑑賞ツアー」とかやりたいな、と思います。その後はもちろん飲みに行くんだけど。これらもまた一種の冒険だよね。今日の試合を見て、自分の中の何かが確実に変わったような。これからもジムでの練習は頑張りたいけど、それ以上にオレのすべきことに「必死」で取り組んでいこうと思います。だけど、楽しくってのは忘れずにね。真剣はいいけど、深刻は逆効果だから。

 今日から6月。今年も半分が過ぎようとしてますが、今年は一月にR1ぐらんぷりに出場し、フィリピンに行ったり、大きなセミナーに参加したり、スカイダイビングしたり、そしてキックボクシングを習い始めたりなどいろんなことしてますが、今年のメインイベントは7月の出版です。一人でも多くの人に読んでもらえるよう、頑張ります。それではまた明日。ありがとうございました。

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by katamich | 2014-06-01 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)