ジャズとセラピー 2014.5.24



 本日は10時から19時まで、一時間のランチ休憩を挟んで8名の方への公開セッションでした。東京でのグループセッションはご無沙汰してました。私にとってグループセッションは好きな仕事の一つ。なんと言ってもジャズだから。ジャズはまず「テーマ(楽曲)」があって、そのコード進行に基づいて自由にアドリブソロをとり、最後にテーマに戻って終了ってのが基本。醍醐味はやっぱりアドリブソロでして、優れた演奏家になるとソロの断片的なフレーズの素晴らしさもさることながら、全体の「物語」に高い説得力を持っています。一言で言うと「起承転結」なんだけど、優れた演奏者に対し、そこには優れた聴き手の存在も不可欠で、聴き手はその「物語」にドライブをかける役目を果たしています。優れた聴き手とは、例えばオレとか。演奏者の奏でる「物語」の盛り上がりに対しては、掛け声(イエイ!)等によってその反応を示すこと、など。

 グループセッションも構造はこれと同じ。クライアントがテーマを持ってきます。そしてセラピストとクライアントは双方が演奏者。クライアントには既存の「コード進行」があるんだけど、その上でどのような「物語」を構築するかがセラピストの腕の見せ所。そして要所要所でオブザーバーの方にも協力を頂いて、クライアントの「問題解決」という着地を得るのです。

b0002156_8241183.jpg 漫画「美味しんぼ」の中に「フグの白子」の話があるのですが、生憎と季節柄、今はフグ白子が手に入らない。そこで山岡と雄山がフグ白子に代わるものを食べさせる、って趣旨なんだけど、そこで山岡が出してきたのが「タラの白子」。皆さん、美味しい、美味しいと言って食べるのだけど、雄山はそこで爆笑。山岡の愚行に対し、あえてたまたま手に入った本物のフグ白子を提供するのだけど、それまで「うまいうまい」と言ってた人たちも、「フグとタラとじゃ、レベルが違うね」と容赦なく手のひらをひっくり返します。そこで山岡は気が付いて、「もう一日待ってくれ!」と言って出してきたのが「子羊の脳味噌」。

 モーツアルトの音楽を語るのに、その弟子(ジュースマイヤー)の音楽を聞かせて何になる。むしろモーツアルトの音楽と同じレベルの芸術的深味に達した作品で語らせた方が正鵠を得る、、、例えばルノワールの絵画のような。つまり代用品はクソってこと。ただまあ、ここで一つつっこむと、「子羊の脳味噌」はイランで食べたけど、まあ、居酒屋で出てくるタラの白子の方が美味いけどね、個人的には。調理法にもよるのだろうけど。

 それはともかくとして、セラピーの質を高めるには、その弟子や生徒のセラピーを100回見るよりも、一流のセラピーと同じレベルのジャズで理解した方が正鵠を得る、、、ってことで、昨日は谷口英治さんのジャズを聴いたのだけど、今日のセッションでもきちんと反映されたと思ってます。ただまあ、私自身も「代用品」と言われないよう精進したいとは思いますが。そして今日のセッションの概要は以下。例によって守秘義務により詳細は書けませんが、ざっとこんな感じかな。

1.ビリーフチェンジ:再決断
2.コーチング:8ステップ
3.ファミリーコンステレーション
4.NLP:ビジュアルスクワッシュ
5.NLP:戦略
6.NLP:サブモダリティ
7.ビリーフチェンジ:再決断
8.コーチング:価値と目標


 ちなみに、このまとめはかなり大雑把です。あえて一言で言うと、ってことで、実際にはスキルが複合されてたり、かなりスピリチュアルな領域に入ってるセッションもありました。6番目は一応、「サブモダリティ」のスキルで代表していますが、ちょっとばかりオカルトな内容で、その意味が懇親会で理解できたりとか、まあ「宇宙」ですね。一言でいうと。と言うか、今日のセッションのまとめを一言でいうと「宇宙」。そうなると、人生全般も含めてすべて「宇宙」のくくりになるんだけど、それじゃ身もふたもないしね。5番目の「戦略」なんてのは、別の言い方すれば「ギャグ」なんだけど、セラピーに「笑い」があってもいい。70億の人生には70億の物語がある。8つのセッションをしましたが、すべて異なった「物語」があったことを、今日の参加者さんたちはお分かり頂けたでしょう。そして今日のベストバウトは何か。参加者の皆さんも口をそろえて3番目の「ファミリーコンステレーション」だと言われていました。2番目の「コーチング」はかなり勉強になったと思うけど、手順が決まってるだけに、私にとっては楽な部類。

 それに対して、ファミリーコンステレーションはやってみないとどうなるかわかりませんもの。オブザーバーの皆さんにも総動員して頂き、それぞれのキャラを自由に演じてもらう。しかも例によって「死体」が出てきたりとか、まあ、かなりオカルトな内容にもなりがち。それでもビフォーアフターをきちんと確認できたし、きちんと着地できたんじゃないでしょうか。最近の棚田氏はファミコンばかりやってるのだけど、そもそも教えられるようなスキルじゃなさそうだし、そこは見て盗むしかない。それでも着地の目安はあって、それは「システムの統合(再統合)」。家族や人間関係を一つの「有機体」と見たところ、何かが何かを補修しようとしてりして、そこに要素の無理が生じ、個人の問題を生み出す原因となっている。ファミリーコンステレーションでは、個人の問題そのものよりむしろ、個人が所属するシステム全体に着目し、その統合(再統合)を目指すのが目的。何とかなりました。

 ってことで、抽象的な記事になりましたが、これからも生で見れる機会をどんどん作っていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。セッション終了後は何となく流れて懇親会となり、そこでは「宇宙」の話に花が咲きました。そこでもかなりのビリーフチェンジが起こったようです。

 あ、それから事務連絡。参加申込者にはまた個別に連絡させて頂きますが、7月26日~28日の「Q州ツアー2」について、実は出版スケジュールとかぶってしまいまして、日程の変更を余儀なくされそうです。それ以降の日程もガチガチですので、7月12日~14日を候補としています。前倒しになりますが、お申込み頂いた方には改めてご連絡させて頂きます。宿等の段取りは福岡に帰ってから行いますが、変更・中止も含めて改めてアナウンスしたいと思いますので、どうぞご了承くださいませ。それでは明日は「マネービリーフ」のセミナーです。ありがとうございました。

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■6月14日(土)/札幌/「マネービリーフ」から解放されて思い通りの豊かさを受け取るセミナー

■6月15日(日)/札幌/願いを叶えるビリーフチェンジセラピー・公開セッション
Commented by リヴァイ兵長 at 2014-05-25 19:25 x
 ファミコンというとテレビゲームのことかと思いました。
Commented by さちこ at 2014-05-26 00:49 x
こんにちは。オブザーバー参加させていただき、本当にありがとうございました。そして遅ればせながら、
「宇宙となかよし」読ませていただきました。
私は、リエコとともに迷い、苦悩し、リエコとともに眠り、、、、
そして、リエコとともに号泣しました。
奇しくもリエコと同い年の時、人生最悪な状況でインドに旅をし、
日本ではとうていありえない経験をした事が愛しくよみがえって
きました。
そして今、10数年の年月を経て旅の答えが私のもとにきたように感じます。
Qさん、ありがとう!

Commented by katamich at 2014-06-02 10:39
■リヴァイ兵長さん!
ほんとですね。
Commented by katamich at 2014-06-02 10:39
■さちこさん!
ありがとうございます!!!!!
by katamich | 2014-05-24 23:39 | ■セミナー・研修・講演 | Comments(4)