不自由こそがノマドの秘訣 2014.2.21



 おっと、週明けにはフィリピンだ。行こうと決めてチケットを取ったのが2月5日だから、急と言えば急だけど、それなりに時間は経っているのね。今日はファミレスで執筆をしていました。分量的にはある程度あるのですが、まずは自分で納得できるまで書いて、修正して、フィリピンには自分としての最終稿を持って出かけたいと思います。異国で気分を新たにすると、原稿に対してもいろんなインスピレーションが湧いてくるでしょう。それにしても、ファミレスやカフェで執筆するなんて、、、ノマドか!って感じですが、そうですね。世の中には「ノマド」って響きに憧れる人も多いようで、だけど、現実はそんなに楽でも、、、あるんですよ、これが。

 こう言っちゃ、本当に申し訳ないけど、決められた時間に会社に行って、決められた仕事をする生活なんて、、、考えられない。今となっては。ただ、現実的に「自由」ほど束縛するものもない。 人は「何でも自由にやってください」と言われると、自分のできること、それも楽なことしかしようとしませんから、そんな「不自由」ってないでしょ。ジャズのアドリブなんかでも、「自由にやっていい」と言われると、自分のできるフレーズを連発するだけで、まったくのグズグズソロになってしまう。だからこそ、プロとしてやっている人は、難しいジャズ理論を完璧に学び、先人のソロを完全コピーしまくり、そしてあらゆるフレーズを12音階でいつでも出せるよう、ひたすら身体にストックする。そうやって自らの負荷をかけることで、本当の意味での「自由」を獲得することができるんです。

 もし今、20代で将来的には起業したいと思っているなら、まずはサラリーマンになることを強く勧めます。天才以外は。誰もがジョブズのようになれるわけじゃなし、もちろんホリエモンのようにもなれない。彼らは天才。だけど、天才にしか起業はできないかと言うと、決してそうじゃない。そのためには、まずはサラリーマンとして修行すること。できればブラックか過酷な会社がいい。その意味で、私はすごく恵まれています。社会人になったのは28歳と遅きでしたが、4年半ほど勤めた会社でありとあらゆるスキルを学ばせてもらったから。ワード、エクセル(関数も)、イラストレーター、フォトショップ、地図解析ソフトなどアプリケーションから、企画書の作成、営業(対人折衝)、プレゼンテーション、文章、そして納期に間に合わせるための体力・気力・効率力を鍛えてもらった。

 あの業界(会社)はしばしば「専門学校」と揶揄されることもあったそうだけど、それでもお金を頂いて鍛えてもらえるのだから、こんなオイシイ話はない。給与や待遇面でいろいろ不満も思ったりしたけども、今思うと、本当に贅沢な話です。何様のつもりって感じですね。「仕事の報酬は仕事だ!」って話を最近読んだけど、おっしゃる通り。仕事の成果は給料アップなどではなく、より高度な仕事を与えられることで、自分を高めることでしょう。とにかくも、あの4年半で、それが十分かどうかは別として、その後、独立して生きていく上での基礎を身に着けることはできたと思います。

 実際、退職した翌年の2月、全財産が3万円を切って、二週間後に家賃の引き落としなどが待ってるとき、まちづくりNPOから「市町村合併前の資料作成手伝って~」とヘルプがきて、着地点がハッキリしてたので、2回ほど会議に出席して、あとは会社員時代のストックで一日半くらいで資料完成。それだけで30万円をもらって急場をしのげたわけで、それがなかったら就職活動するしかなかったですもんね。これがそのときの通帳の動き。
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 その日の生活費のために、わずかな貯金から1,000円、2,000円を引き出しながら切り詰めて生活する。マジやべ~よ。ちなみにヨメさんは銀行で1,000円なんておろしたことないんだって。普通は一万とか二万とか、ある程度はまとまったお金をおろして、それでしばらく生活するでしょ。だけど、あの当時は財布の中よりも、預金残高が減ることの方が恐怖で、少額しかおろせなかったんです。それが今では常に財布に10万円を入れておける状況に。2006年ってまだ8年前。実質的には2009年までは似たような状況だったかな。そして本当にお金の心配をしなくなったは、この2~3年のような気もします。特にビリーフチェンジセラピー(公開)を受けてから。だからこそ、そんな経験、実感があるからこそ、私も自信をもって活動できるわけですね。

 とにかくも、若いうちは何よりもまず自分を鍛えること。鍛えてもらうこと。私の知人でまだ20代前半だったと思いますが、セラピストになるんだと、就職活動をしてない人がいます。本人には「まずは就職した方がいいよ」と言ってるのですが、どうなんでしょうね。その人が天才ならば何も言うことないですが、本当に天才ならば3か月、いや、1か月で結果は出てるはず。音楽の世界でも、例えばジャコ・パストリアスなんてのは、楽器を触った瞬間に演奏ができて、それもあらゆる楽器がその場でマスターできたと言いますが、それが天才なんですよ。ジャコはベーシストとして有名ですが、まだ音楽を始めたばかりの頃、手当たり次第に楽器を鳴らして、ひとり多重録音なんてのを遊びでやってる音源がいつかラジオで聞いたことがあります。ピアノやサックスもほとんどその場で初めて触ったレベルだとか。しかもその演奏がすごい。そのレベルであれば何も言いませんが、私も含め、多くの人はそうじゃない凡人です。セラピストとして仕事するには、セラピストのスキル以外の技能も重要。ホームページ一つにしても、ビジネスを知ってる人とそうでない人とのつくりはまったく違います。

b0002156_13192196.jpg とにかく、まずは鍛えてもらうこと。私の場合は本当に幸いでしたが、だからこそ、まずは最低限の周辺機器を扱うのにも不自由しないし、高度な技能が必要なら外注すればいいだけの知識はありますから。しかしそうは言っても、私も弱い人間です。「自由」と言いながら、どこかで自分に制限をかけなければ、本当の意味での「自由」にはなりません。その一つが例えば滝行。年間100日やると決めることで、一年間の生活に厳しさが入ります。また、現在は麻井克幸さんの「日報コンサル」を受けてるのですが、毎日、スケジュールを決めて、それに取り組み、その評価し、さらに添削を受けるようにしています。右のような感じで。

 完全に守り切れないことも多いけど、それでも何もしないより一億倍いいです。何よりも、その日、その月、その年、そして人生の「目標」を毎日確認することができるわけで、そりゃ、引き寄せ効果があって当たり前ですよね。自分ひとりではなかなかできない。その場合はお金を払ってでも専門家に頼り、そして自分に制限・負荷をかける。会社員時代はそれを会社や上司がやってくれたけど、フリーになるとそうはいかない。だからこそ、自己管理能力が必要だし、それを強化するために外部のリソースを活用する柔軟性が大切なんです。まあ、ハッキリ言って、フリーランスで成功しようと思う人で、コーチやコンサルを付けないのはあり得ないと思っています。これも天才以外は。

 自由を得るには、まずは不自由に身を置くこと。子どもを自由にさせてたら、見たいアニメしか見ない、お菓子しか食べない、夜はいつまでも遊んで、朝は起きない、幼稚園に遅刻する、、、なんてことになる。だからこそ、バランスを大切にしながら、厳しく躾けることが重要なんです。お菓子は決められた時間、ご飯は出されたらちゃんと食べる、夜は9時には寝る。テレビは消す。もう少ししたら、ドリルや宿題はきちんとやる。指導する。そうやって子どもに「不自由」を与えることが、大人になってから真の「自由」を得ることができるんです。子どもの頃に基礎学力を身に付けなければ、社会に出て生きていくのは厳しいです。同じように、フリーランスで生きていくには、そのためのビジネススキルを身に着けておくことが最低限です。そしてフリーになってからも、流されないように、自分に杭を打つ。「○×」を付けながらでも、自分に負荷を与え、管理する。それがまさにノマドの秘訣なんです。

 てなわけで、今日もぜんぜん面白くない話になりましたが、やっぱり大切なことなんです。フィリピンで羽を伸ばせるのも、不自由に身をおいてこそ。楽しみです。それではまた明日。ありがとうございました。

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Commented by purin at 2014-02-22 13:40 x
とても興味深いお話でした。
私も会社員時代は厳しいと思ったけど、今ではありがたく思っています。お金もらえて学べるのは本当にすばらしいです。
Commented by katamich at 2014-02-23 12:46
■purinさん!
本当にそうですね!
by katamich | 2014-02-21 23:39 | ■ビジネス・事業 | Comments(2)