ラーメンは下から食う 2013.7.25



 いや~、身体休めるって大切ですよね。今さらながら。こんなに充実した眠りは久々かも。「人間は眠るために生きている」みたいな名言を残したくなるほど。ただ、まだ若干喉が痛くて、鏡で見てみると右側がかなり晴れてる。素人目でもわかるので、とりあえず幼稚園に送ってからかかりつけの内科へ。クラビット500mgなる薬をもらってすぐに飲んだのですが、いつの間にか喉の違和感がなくなってました。おそるべし、抗生物質。祈りや願望実現のテクニックではなかなかこうはいきませんものね。

 しばらくは日々のスカイプでのコーチングセッションはありますが、自宅でゆっくりして、お盆に実家に帰省して、盆明けからまた怒涛の日々が始まる予定。そうそう、いくつかご案内。まず一つ目は、8月2日に福岡で飲み会します。先日のQ州ツアーのメンバーが中心ですが、ここ2~3年のうちに私のセミナーかツアーに参加され方限定でお願いします。最近、私が何か話し始めると、「ちょっと待った~!」と言われて、スマホがばばっと並んで、2分ほど巻き戻ししてから話を再開させられることしばしば。録音したいそうな。確かに飲み会ではちょっとだけ制限が外れて、普段は言わないような話もポロッとしてしまうこと、ありますからね。そんなこともありますんで、やっぱりよく知ってる人の方がいいですもん。せっかくの飲み会ですが。希望される方はメッセージをお待ちしてます。

 それからもっと大事な話。8月12日(月)に大阪(天王寺) で、8月22日(木)に東京(新宿) で、「ビリーフチェンジ個人セッション」をします。大阪は9時から18時までの9名、東京は13時から22時までの同じく9名となります。9月もそれぞれの会場でやります。希望される方は上記それぞれのフォームよりお申し込みください。あと、8月24日・25日の「宇宙となかよし合宿セミナー2013 in 河口湖」は定員32名中・残6名となっていますが、オプションも希望される方はその旨をメッセージにご記入ください。どうにかなりそうでれば、どうにかしたいと思いますので。内容も発表してないのに締切りもなにもないはずですけどね。近々内容も発表します。

ラーメンは下から食う 2013.7.25_b0002156_13405728.jpg そんなとこで、体調もかなりよくなり、抗生物質で喉の腫れも軽くなったところで次の話題。あ、そうそう。出張中は体重計に乗れなかったので、久々に測定したら、なんと記録更新してました。ハードスケジュールのおかげもあるでしょうが、10キロ減の目標のうち、あと4キロに迫りました。つまり、2か月弱で6キロ減ったことになります。やればできるじゃん、オレ。ちなみに、私が何度も何度も「朝からスイカ食ってる」って書くもんだから、それに感化されて「赤スイカ教」に入信したって報告を少なからず頂くんです。昔の私なら「真似すんな!」とキレるところですが、キレないだけの「器」は広がったようです。どんどんスイカ食って、スイカ屋さんに貢献しましょう。正直な話、ドラゴンフルーツやスターフルーツの存在意義は今一つパッとしないのですが、スイカはこれからガンガン食いたいし、それだけ市場を大きく安定させたいですもんね。とにかくも、朝からスイカでみるみる体重が減っています。それだけじゃないだろうけど、朝から冷やしたスイカをシャブッて食うのは快感です。そこで思い出すのが、ドラえもんにおける「最高級メロン」を食するシーン。正確にはスネ夫が食べてるのを、秘密道具で再現してるだけなんですけど、メロンそのものはそこにないのに、なんて美味そうな描写なんでしょうか。シャクシャクですよ、シャクシャク。ただ、現実には「シャクシャク」に近い歯ごたえのメロンなんて、キュウリのように味気ないと思うのですが、それでもあのシーンを見ると無性にメロンが食いたくなるし、美味いメロンと言えばシャクシャクなんです。おそるべし洗脳。完全にビリーフが植え付けられてますね。美味しいメロンとはシャクシャクである、みたいな。

 ちなみに私は昔から「食」にはかなりうるさくて、ガキの頃から「美味い食い方」ってのを考えてたもんです。その実験台になるのが弟。例えば「ガムは噛むよりなめるのが美味い」なる仮説を立てて、特に長いガムじゃなくて、丸っこい四角いガムを飴のようになめてた時期がありました。時期と言っても、多分一回だけと思いますが。で、弟の前で「うお~、ガムはなめると美味い!」とかって叫ぶと、「へえええ~」とか言いながら、私の真似をするんです。他には、「お菓子は粘土のお盆の上で食うのが美味い」とか「ラーメンは上からすすらずに、頭上に持ち上げて下から食うのが美味い」などのいい加減な仮説を次々と立てて、その都度、弟に真似させたもんです。お菓子は粘土のお盆の上~はともかくとして、ラーメンの食い方はかなり画期的だと思ってました。上からすすると、どうしてもスープが逃げてしまいますよね。それを、頭上に高く持ち上げて、下から口の中に落とし込むように入れていけばスープは一滴も逃げずに、文字通りスープと麺のコラボレーションを楽しむことができます。そこに「宇宙」ができるのです。ただ、これは舌を火傷するリスクが高いので、熟練した技術が必要で、未熟な弟にはまだ早かったと記憶しています。

 あと、うちの兄貴がかなり許せなかったのが、カレーを最初に混ぜてから食うこと。これは賛否両論どころか、ほとんどの人が許してない行為じゃないでしょうか。ガキの頃から許せませんでした。先ほどのスープと麺のコラボじゃないですが、やはりここは「ご飯とカレーの完璧なコラボレーション」を楽しみたいところ。お皿にカレーとご飯が半々に盛られているのを、手に握ったスプーン上でも再現したいじゃないですか。お皿が宇宙だとすれば、スプーンの上は小宇宙。カレーを食いながら、「オレは今、カレーと言う名の小宇宙と一体化しようとしている(オレハイマカレートイウナノショウウチュウトイッタイカシヨウトシテイル)」って整然とした美しい暗号を解きたいじゃないですか。それを最初にぐちゃぐちゃに混ぜてしまっては、本来あるべき宇宙哲学に接近するどころか、そもそも人間の「器が小さい」と言うか、「カレーは皿で食うのであって器ではない」なる、まったく的外れな反論への再反論をする気力さえなくさせるほどに、野蛮な食い方だと思いませんか。

 ちなみに、「野蛮」の「蛮」とは「中国から見た周辺の未開発国」って意味らしく、その字を取った「南蛮」とは中華思想から見たヨーロッパ南部、ポルトガル辺りを指すそうです。そこで出てくるのか「カレー南蛮」なる食い物。ようするに「カレー蕎麦」のことなんですが、「カレーうどん」はうどんなのに、そばがなぜに南蛮なのか。この場合の南蛮とは「ネギ」のことを意味して、正確には「カレー蕎麦ネギのっけ」のこと。もしも「カレー南蛮」にネギがなかったら、それは店にクレーム言っていいところ。羊頭狗肉だ、と。兄貴の話に戻りますが、兄貴は決してカレーライスが嫌いだったわけではなく、むしろ大好き。三食カレーでもいいくらい好きだったはず。ある日、お昼にカレーうどんが出てきました。私はスープの大半を残したのですが、それを見て、「飲めや!」とすごい形相で迫ってきたのは焦りました。普段はめちゃめちゃ温厚なはずの兄貴が、カレーうどんのスープを残すだけでああまで激高するとは。カレーを混ぜて食う奴に言われる筋合いない!と言い返したかったのですが、あれはあれで、兄貴なりのカレーに対する「宇宙」があったのだと、少しは人間の器が大きくなった今、ようやく理解しようという姿勢だけはできるようになりました。

 ところで、9月にアイルランドに行くんですが、ご一緒する方に「しんちゃん」と呼ばれる男性がいらっしゃいます。元々は奥さんが私のブログを読んでて(ご夫婦で一緒に行くのですが)、そこから私を知ったはずなのですが、ここ最近は奥さん以上にどハマりしてるとかで、私の真似ばかりしてるそうなんです。朝からスイカ食うとか。なのでぜひ、「ラーメンを下から食う」も真似して欲しいと思っています。そして「宇宙」を味わって欲しいと思っています。なんだかんだと、今度のツアーも「宇宙」を体験するのが目的ですからね。と言うことで、まだちょっと調子でないのでこの辺で。シャクシャク。ありがとうございました。

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by katamich | 2013-07-25 23:39 | ■食 | Comments(0)