賢者は歴史に学ぶ 2013.4.11



 最近、近所の図書館で過ごすことが多いです。ネット環境からも離れ、小さなテーブル付きのイスに座ってひたすら原稿のチェック、チェック、チェックと思いきや、図書館には本があるんですよね。となると、どうしても歴史モノに手が伸び、時間が過ぎてしまいます。ただ、昔から感じていたのですが、経営者や大学教授、弁護士などと話をすると、随所に歴史の話が出てくるんです。あのとき信長はどうしたこうした、とか。なるほど。そこで思い出したのが、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」なるビスマルクの言葉。確かにそうだよな。正しく歴史を学ぶことで危機から未然に回避できるし、そのときどきにベストな選択ができるようになる。なぜなら、歴史にその答えがあるから。やってみればいい、も一つの方法ですが、決して長くもない人生です。余計な試行錯誤をするよりは、まずは歴史からヒントを探してもいい。最近、そんな風に思うのですが、それ以前に、歴史って勉強すると面白いんですよね。

 私は中学高校と歴史の授業が大嫌いでした。小テストなんてのは、ほとんど不合格で放課後に再テスト。ある日、その再テストをすっぽかして部活に行ってたら、社会の先生が追いかけてきました。職員室に連れて行かれ、その先生の席の隣で正座で説教。女の先生で、30歳前後だったと思うのですが。「あんた、なに考えてんの」みたいに大阪弁で説教食らうのですが、その隣はなんと数学教師であった親父の席。「帰ってくるな、帰ってくるな」と祈っていたら、引き寄せちゃうんですよね。職員室に入ろうとする親父と目が合って、「やべ!」と思った瞬間、そのままクルリと出ていきました。先生もさすがに気まずいですもん。あの当時はうっとうしいだけでしたが、今思うと、先生も自分のプライベートの時間を削って付き合ってくれてたんです。それがわからずに、「このやろ」とばかり思ってるのがまさに子どもなんですね。

 と言うわけで、最近は読む本と言えば「歴史」ばかり。あとは「仏教」かな。自己啓発やスピリチュアルなどはほとんど読まずに、だけどこれが一つのプロセスかな、と思います。私も本を書いていながら言うのもなんですが、人生をよりよく生きる秘訣はすべて「歴史」と「宗教」にあります。もちろん、誰もかれもが歴史や宗教に精通することもできないので、その中から自分に合うエッセンスを様々な本から学べばいい。私は私なりのフィルターがあって、そこに共感する人が、本なりブログを読んで頂ければいいと思っています。その意味でも、歴史や宗教を深く勉強することは、書き手として必要不可欠。ただし、歴史や社会情勢から「何」を読み取るかは、それぞれの「経験」が重要となり、それがそれぞれの「認識」につながるわけで。そのためには、やはり「経験」もまた大切なんですよね。

b0002156_12452657.jpg 今思うと、24歳のときに世界一周をしましたが、確かにあれは貴重な「経験」となりました。だけど、世界の「歴史」を知っていれば、もっともっと楽しめたはず。旅人の中には、やたらと世界遺産に行く人がいましたが、正直な話、イランのペルセポリスとか見てもそんなに面白いわけじゃないです。パキスタンのモヘンジョダロもそう。私も行きましたが、かなり遠いし、モヘンジョダロなどは治安も良くない。だけど、今から4000年前の歴史に浸るのはかなり感動的でした。教科書で有名な「沐浴場」にも入って、そこで朝日を拝む。ああ、4000年前の人たちもこうしてこのお日様を見たのかな~とか思いながら。だけど、そんな知識もなければ、ただの切り取られた岩ですもんね。なので、歴史の勉強をすればするほど旅は楽しくなる。イスラエルやシリアも行きましたが、今ならもっともっと楽しめるのに、と思うのです。ああ、もったいない。

 だけど、です。これから行けばいいだけのこと。日本もそうだし、世界ももっともっと見てみたい。もう一度世界一周したい。いや、します。思えば、私の実家の大阪府富田林も歴史的にはかなり宝庫です。古墳時代、飛鳥時代の史跡だらけだし、聖徳太子や小野妹子、そして楠木正成のゆかりの土地でもあります。さらに今住んでるところは筑紫郡那珂川町、、、と言えば筑紫国で、九州のど真ん中。太宰府は隣です。普段見ている何気ない地名なども、大昔の歴史に根ざしていることを知れば、それだけでなんだか感動ですもんね。沖縄だってかつては「琉球」であって、伝説によると初代琉球王である舜天王は、「保元物語」で知られる源為朝の息子と言われる。もっとも、それは創作っぽいですが、だけど、「物語」としては面白いし、その気になってもいい。その為朝ですが、日本の歴史上、最も豪腕な人物と言われ、中学生くらいの年齢で九州を制圧。その後、親父さんから「保元の乱」に駆り出され敗北。その豪腕を惜しまれ殺されずに伊豆に流されるも、そこでまた地域を制圧。税金は払わないし、手の付けられない暴れん坊。最終的に自害に追い込まれたそうですが、実は死なずに琉球に流れ着いていた、なんて伝説が生まれたわけです。

 源義経もそうですが、歴史のヒーローって、殺されずに「伝説」になるパターンが多いみたいですね。義経なんかは、ジンギスカンになったなんって無茶な伝説までありますし。で、為朝ですが、伊豆に流されてそこで地元の女性と結婚。今でも外から来て土地の女性と結婚した男性のことを、地域では「ためともさん」と呼んで重宝しているそうな。そんで、伊豆と言えば熱海。為朝は熱海から沖縄へ。おお!2月の熱海合宿と3月の沖縄ツアーにつながってるじゃないか!なんて無理矢理こじつけて興奮するのもまた楽しいじゃないですか。あと、これは有名な話ですが、熱海にある「伊豆山神社」は源頼朝と北条政子が駆け落ちしたラブロマンスな場所。昨年は熱海で「婚活ワークス」を開催しましたが、つながってるねえ。ちなみに、そのワークスに参加された以降に結婚された方は私の耳に入っているだけで4名いらっしゃいます。彼氏が出来た方も数名。いいじゃないですか。今年も続くでしょう。私としては今後も「熱海」は「結婚・恋愛」の聖地にしたいと思っています。来年もやる予定ですよ~。

 そんなわけで、私はそもそも旅好きだし、今は仕事で日本全国を行脚するようになっており、さらにそれが海外にまで伸びつつもあります。前回はインドでしたが、今年はアイルランド。その上で歴史を勉強していると、面白い話がボロボロ出てくるのですよね。とりあえず今は日本の歴史を勉強しながら、アイルランド関係の本もちらほら読んでいます。アイルランドと日本。これはまた、すごく共通点があります。一番重要なのが、アイルランドも日本も「多神教」であると言うこと。もちろん、アイルランドの国教はカトリックなので、その意味では「一神教」ではあるのですが、土地の人たちの実際は多神教が根付いているそうです。

 そもそもは日本もアイルランドも、万物に神が宿る「アニミズム」的な宗教観があったそうですが、日本はそこから神道が誕生し、さらに仏教が海外からやってきた。しかし、日本はなんとその仏教を取り込み、見事に融合してしまいました。今、日本の寺院を見て、外国のものと思う人はいないでしょう。同じように、アイルランドも元々のアニミズム、そしてケルト文化の中に、カトリックを見事に取り込んでしまっています。日本ではそこらにお地蔵さんがいるように、アイルランドでも、そこらにマリア様や天使、妖精の像が見られます。日本人の多くは、例えば神社の大木をご神木などと言って神聖化しますが、それだけじゃなく、草や木、鳥や昆虫にまで神が宿ることを知っており、常にコミュニケーションを取りながら暮らしています。それをごく普通にやってるのが、久高島の真栄田苗さんです。本来の日本人としてのあり方をいつも見せて頂いてます。同じようにアイルランドも、草木や自然に妖精がいると信じられており、実際に妖精の姿を見かける人も少なくないようです。今年のアイルランド、、、私たちの前に妖精は姿を見せてくれるでしょうか。

 と言うわけで、今日も話があちこちなりましたが、歴史を勉強するのは楽しいってことですね。ビジネスにも役立つし、旅をより面白くさせるもの。目の前の出来事に対してより立体的に理解できるようにもなります。これからももっともっと深く勉強して行こうと思います。

 さて、土曜日13日は福岡で「婚活・恋活」のセッションです。枠はまだありますので、一歩前進したい方は是非お待ちしています。このセッションが始まりだった、、、と後々言って頂けることがとても嬉しいです。もっともっと人生を楽しみたいものですね。ありがとうございました。

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by katamich | 2013-04-11 23:39 | ■旅・ツアー | Comments(0)