津留さんの話とか 2013.3.14



 今日は寒かったみたいですね。昨日に満行しておいてよかったです。さて、週末のセミナー資料も印刷して、荷造りもして、これを書いたら寝るだけ。明日は6時に起きて朝9時の飛行機で成田に飛びます。エアアジアで。乗り心地は決して良くないけども、予約しちゃった、、、と言うか経緯はこう。近々、東京でグループセッションやろうかな~、いつにしようかな~と考えてたのが2月頭。とりあえず一か月後の土日を見てると、3月は16日・17日だけ空いてる。飛行機を見ると、エアアジア+ジェットスターで往復6,000円を切ってしまう。なにこれ、安い。そのまま衝動的に予約しちゃったのです。そっから会場の手配。最近よく使ってる両国のKFCセンターは、グループセッションに向いた部屋が二部屋ほどあって、土曜日のみ空いてた。じゃあその日は「婚活」のセッションにして、日曜日は、、、ちょっと広め目部屋で「マネービリーフ」のセミナーをやろうかな、、、と思ってスタートしたのです。

 そして当初は「マネービリーフ」は講義形式でやろうと思ってたのだけど、体感がなければ意味がないと思い、だからと言って個人セッションする時間もないし、だったらその中間の「ワークショップ」にすればいい、と変更したわけです。そうすると資料も作りやすくなり、それが昨日公開した目次です。資料の中身は今回はシークレット。資料自体は割とシンプルかもしれませんが(7ページ)、ワークはかなり濃くなる予定です。で、その中に「サブモダリティ・チェンジ<M2テクニック-津留晃一>」って項目を入れてるのですが、津留晃一さんってご存知でしょうか。一般の人はほとんど知らないと思うし、自己啓発に興味のある人の中でもさほど有名でもない。私が津留さんを知ったのは、今は閉鎖されてる「実現くん」ってブログからだったのですが、そこで紹介されてた「幸せテクニック」って本を買って読んだのですが、最初はよくわかりませんでした。と言うか、文章が馴染まない。眠くなる。もっとも、私はスピ系の本を読むとたいてい眠くなって、エックハルト・トールやニール・ドナルド・オルシュなんかも、最初の2ページで寝てしまうのです。なので、トール氏のDVDもせっかく頂いたのですが、まだ見れてません。すみません。

 それはともかく、津留さんのその本も最初はまったく馴染めませんでした。だけど、気になるのでいつも目につくところに置いてました。それから1~2年してからでしょうか、何となく再び手に取ってみたのですが驚き。え、こんなすごいこと書いてたの、、、みたいな。ちなみに「マネービリーフ」のセミナーを組み立てるのに、実は2冊、アマゾンで取り寄せて参考にしてみました。一冊が苫米地英人さんの「君は1万円札を破れるか?」で、二冊目がロバート・シャインフェルドの「ザ・マネーゲーム」から脱出する法」です。面白かったのは苫米地さんの本。陰謀論的な話が読み物として面白かった。では、「ザ・マネーゲーム」はどうか。話題になってたそうで、何人かからかおススメもされました。率直に感想を言うと、あまり面白くなかったです。何となく当たり前過ぎて「ふ~ん」と読み進めてしまったわけで。ただ、それは私にとって「当たり前」だっただけで、他の多くの人にとっては刺激的なのかもしれません。

 で、なぜ私が「当たり前」と思ったのかと言うと、それはまったく私に馴染みある考え方だったから。そしてこの「当たり前」のことが「幸せテクニック」にほとんど網羅されてるんです。ついでに言いましょう。割と頻繁に電話やメールで三○舎って会社から営業されます。先週もヒーラーさんの本を出すので書きませんか、と電話を頂きました。もちろん興味なし。と言うか、こちらが負担する形ですんで、最初から却下です。今日もメールを頂きました。ブログ読んでます、そしてうちの本を紹介してください、なる内容。ただ、宛名が「石田さん」でも「Qさん」でもなく「katamichさん」でした。ブログ読んでたらそうはならないはずなのに、URL見て適当に営業してるだけちゃうか。ま、それはいいとして、その会社から出てる「空」って本を、以前に熱心に勧められたので読んでみました。いい本だとは思いますが、私にとってはあまり面白くなかった。やっぱり「当たり前」のことしか書かれてないのともう一つ。ところどころに津留さんのパクリっぽいフレーズが目に付いて、なんだかな~と思った次第。でもまあ、この辺は相性の問題なんでしょう。

b0002156_15241170.jpg ともかく、そういう意味では、「津留晃一」さんがもし今もご存命であるとすれば、さぞかしすごいベストセラー作家になっているだろうと思うのです(右の写真は鶴光さんとなつかしの深夜番組、、、駄洒落です)。ある種の教祖的な存在としてでもあり。津留さんは「幸せテクニック」の中では明確なキーワードは出してませんが、ようするに「この世」ってのは「ザ・マネーゲーム」で言う「ホログラム」であり、それを別の人は「空」と呼んだり、「マトリクス」と呼んだり、または「幻想」と呼んだりしてるだけの話。もちろん「真実」には違いないのですが、私個人的には、「ま、それはもう、よろしいですわ」みたいな感じなのかな。と言いながら、私もどっかで同じようなこと言ってるとは思うのですけどね。ちなみに私のおススメはナーガールジュナですね。それこそ大乗における「空(くう)」の概念を初めて理論家した人。代表作は「中論」ですが、故・中村元さんの「龍樹」の中に掲載されてあります。これは読んでてワクワクする本です。難解であるがゆえに。

 津留さんの話に戻ります。実は「津留晃一」でグーグル検索すると、かなり上位にこのブログ記事が登場します。かなり前に書いた記事なので、今とは見解も違うのですが、それは津留さんが早死にしたことについての話でした。津留さんの主張は明確で、生きてると何かと「ブロック」が出てくるから、それを「浄化」しましょう、ってだけ。その「浄化」の方法として、例えば「M2テクニック」などが紹介されてあるのですが、これはNLP(神経言語プラグラム)で言うところの「サブモダリティチェンジ」そのものです。ただし、NLPのコースで習うような五感のモダリティ(質感)を一つ一つ変えていくような手間のかかることではなく、それと同等か、いや、それ以上の効果をものの数分で出せてしまう「簡単さ(及び効果)」がその特徴と言えるでしょう。

 サブモダリティチェンジなんてのは、簡単であれば簡単であるほどよくて、実際、NLPの創始者のリチャード・バンドラーもどんどんシンプル化させていったと聞きます。以前、どっかのセミナーで実践したと思うのですが、例えば何らかの嫌な感情、ここでいう「ブロック」や「ビリーフ」のようなものですが、それは体内のどこかに「円柱」のように回転してることをバンドラーは突き止めました。そしてそれを単純に逆回転するだけでブロックは外れると言うのです。私も何度も実践しましたが、確かにその場の嫌な感情は吹き飛ぶどころか、逆に気持ちよくなったりして。津留さんの「M2テクニック」は体内の「ブロック」を対外に引き出して、それを「見る」ところに特徴があります。「見る」とはすなわち「客観視」すること、「可視化」すること。つまり「見えないもの」を「見える」ようにすることで、確実に「ブロック」は外れます。私の言い方だと「コリ」がほぐれます。

 そのように、津留さんはとにかく「浄化」を主張するのですが、その張本人が若くして癌で亡くなりました。さらに津留さんの弟子であり、この方も講演家であり著述家であった、あまちゆうとさんも同じく若くして癌で亡くなりました。それをして「運命」と言うのは簡単です。または、モーツアルトのように、若くしてその使命をまっとうしたからだ、と思うのもまたスマートな思考でしょう。結局、「死」そのものは誰のせいでもなくて、最初から決まっていたことであり、まさに「運命」だったのでしょう。

 しかし、実際の津留さんは、ものすごく煩悩に苦しめられていたと伝えられています。今ではネット(の噂)でしか知ることができませんが、その代表が愛人問題です。一時期はその愛人もまた表向きに発言していたことがあったようで、その話は割と知られたことのようです。愛人問題によって、実際の家族を「不幸」にして、その板ばさみで悩みまくっていたとか。あくまで噂ですが。それをして「人間らしい」と言う人もいますが、いずれにせよ津留さん自身が「煩悩による苦しみ」を「浄化」できなかったことは事実なのでしょう。

 では、そもそもなぜに「愛人」など作らなければならないのか。そこにそもそもの「煩悩」の原因があり、そして津留さん自身が決してその「原因」には触れて欲しくないし、自分でも触れたくなかったんだと思います。さらに推測するに、「幸せテクニック」なる本を書くこと自体が、「自分は不幸だ」と言うことの裏返しでもあり、それは奇しくも本書に「パラドックス」の理論として書かれてあるそのもの。つまり「ポルシェが欲しい」は「ポルシェがない」の意味でもあり、欲しがれば欲しがるほど「ない」が強調されて、それを引き寄せてしまうパラドクス。「幸せになりたい」とは「幸せでない」の意味でもあり、すなわちパラドクス。では、どうすれば「幸せ」になれるのか。答えは「幸せテクニック」に書かれてあります。「幸せ」になるのは、「幸せ」になることを諦めること。確かにそうだ。しかしながら、本書は「幸せ」になるための「テクニック」を紹介する本でもあり、手に取ってしまった時点で「幸せでない」を確認するだけの、見事なまでのパロドキシカルな本なのです、これは。

 とにもかくにも、テクニック、テクニック、テクニック。もちろん本書は技術論だけでなく、もっともっと基本的な前提から「この世」のことが描かれています。それはまさに「この世」は「ホログラム」であり「空」であり、など。しかしながら、津留さんは逆説的(パラドクス)にも、あまりに自分が「不幸」であることから、「幸せ」になるために「幸せテクニック」の開発に没頭し、その一つとして「M2テクニック」などのサブモダリティチェンジに着地することができた。

 しかし、、、津留さんは最後まで自分が「不幸」であることを認めようとせず、その根本にアクセスすることもなかった。潜在意識の力を甘く見てはならない。根本的な問題解決をせずして、表面的な「感覚」の変換にばかり注力することは、結局、目をそらすことでしかなかった。そうしているうちに、根本的な問題はマグマのように吹き出し、徐々に身体を攻撃し始めるようになった。それが「癌」です。根本問題をいつまでも解決しないでいるからゆえ、「愛人」を作るなど不自然な状況に身を置くようになった。ちなみに、、、その「愛人」の言葉がネット上に残っていたので、一部分を転載します。


今日改めて津留さんの言葉を思い出してみた。どうしてこう思ったかというと、ふと「私って津留さんから『ありがとう』という言葉、聞いたことあるかな?」と思ったからである。結局最後の最後までその言葉を聞くことはなかった。津留さんと付き合い始めてから、何回かは聞いたことあるがそれらはみんな心がまったくこもっていない、口先だけの『ありがとう』だった。本当に心のこもった『ありがとう』という言葉を一度も聞くことなく逝ってしまった。闘病中はよく「世話をかけてすまないねぇ」と言っていたが、『ありがとう』はなかった。まあ、津留さんらしいかもしれない。

今私の中で残っている彼の言葉は入院中彼が言った「私はそんなに悪いの?(具合が悪いのかという意味)」「無念だ」「チャッピー、ごめんね」「ごめんね」「地獄だ」「生きていたくない」「時間がない」「早く家に帰りたい」「もう食べなくってもいいでしょ?(食べる意味がないでしょ、という意味)」だ。そして入院する前の「自然に」である。結局のところ、彼がやっとのことで『死』を受け入れた時、自分の心に素直になれたのだろう。

そうそう、あともうひとつあった。それは私の大阪の友人に対して言っていた言葉。私はそれを横で聞いていた。【もし私がこのガンで死んでしまったら、今まで私が言ってきたことを一切信用しないで欲しい。でももしガンが治ったとしたらこれからも私のいうことに耳を傾けて欲しい。】という言葉だった。おそらくこれが答えだろう。


 やはり最後まで苦しんでいた。その末期は決して安らかなものではなかったようで。仏陀が80歳を超えて自らの「死」を予見して「毒キノコ」を食べて弟子たちに看取られながら去って行ったのとは対照的に、病院のベッドの上で愛人相手に「苦しみ」を漏らしながら若くして死んでいった。もう一度言うけど、結局、彼は根本的な問題には何ら触れようとしなかったのです。
 
 なんだか話がヤバい方向に進みそうなので、この辺にしてきたいと思います。「マネービリーフ」のセミナーを組み立てる際、自ずと出てきた根本問題解決への必要性。資料に書いた、

3.「マネービリーフ」から自由になるための4ステップ
 (1)サブモダリティチェンジ<M2テクニック-津留晃一>
 (2)ビリーフチェンジ<再決断療法>


は、実はあまりにも深い。深すぎる。なんだか自分で思っている以上にヤバいセミナーになりそうな気がします。目次の「サブモダリティチェンジ」と並べた「ビリーフチェンジ」について。これの行き着くところは、、、アンカー潰しなのだ!

 さてどうなることやら。ま、それでも楽しいセミナーにはなると思います。眠い。明日は早いのでこの辺で。セミナーはまだ受付してます。ありがとうございました。

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Commented at 2013-03-16 01:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by まつのじ at 2013-03-16 06:44 x
昨日、「mind trip」で検索して、このページに貼ってある画像を見ました。
今日、このページに来てシンクロを感じたのでコメントしました。
ちなみに私(まつのじ)はマイミクでお世話になっています。
ではでは。
(誤記があったので削除→再掲載です。)
Commented by katamich at 2013-03-20 17:28
■非公開コメントさん!
確かに幸福オーラはありませんよね。幸福じゃないから、幸福メソッドを開発するわけで。
Commented by katamich at 2013-03-20 17:29
■まつのじさん!
は~い!
Commented by at 2013-03-21 15:18 x
トール氏のDVDってご覧になっていないのに
お薦めされていたんですか。
Qさんがお薦めということで興味がありましたが、
それってどうなん?と思ってしまいました。
Commented by katamich at 2013-03-21 15:25
■伝さん!
ほんと、おっしゃる通りですが、単純に販売協力しただけです。文中で勧めたものにウソはないですが、そう言うことも時々はありますのでご了承ください。ま、悪いものじゃないことはわかりますので。
Commented by ほーう at 2015-02-11 04:01 x
言ってくれますね 貴方の方が幸せに見えないんですけど
Commented by katamich at 2015-02-11 18:11
■ほーうさん!
いいと思います。
by katamich | 2013-03-14 23:39 | ■精神世界 | Comments(8)