ありがとう 2012.10.31
2012年 10月 31日
てなわけで、今日は一つの節目を迎えました。両親が大阪から来ていて、両家揃って節目のイベント。それは、ちびQの七五三と、たくちゃんのお宮参りです。これらはどちらも「命」に関する行事。今でこそ医療が発達したおかげで、幼くして亡くなることは余程の事故でもない限りありませんが、昔は抵抗力の弱い乳幼児はちょっとしたことでも危なかった。お宮参りはまずは一ヶ月間元気でいてくれましたとの感謝と、これからの成長を願う行事。なんだかんだと言って、やっぱり「神様」っているんですよ。
以前、私がどっかで「日本は世界にも類を見ないスピリチュアルな国民だ」なんて書いたとき、「日本はキリスト教やイスラム教のような国民レベルでの宗教が根付かないのに、どこがスピリチュアルですか?」なんて反論されたことあるんですが、大きな間違い。キリスト教にしてもイスラム教にしても、聖書やコーランに依拠した「明文化された宗教」であって、確かに伝えやすいメリットはあるものの、教えなければわからないもの。だけど、日本の宗教ってのは神道や仏教以前に「八百万の神」を信仰する、文章以前の宗教があったのです。キリスト教やイスラム教を「意識の宗教」だとすれば、日本の伝統的な宗教は「無意識の宗教」と言えるでしょう。どちらがいい悪いではなく、少なくとも日本は「意識の宗教」以前に根深い「無意識の宗教」があったからこそ、他の宗教が国民・民族レベルにまで浸透することがないのです。
欧米など先進国はほとんどが「意識の宗教」であって、科学と同様、それが先進国の文化的支柱(エートス)となっているのでしょうが、先進国の中で依然として「無意識の宗教」がベースとなっているのは日本とケルト(アイルランド)のみです。中国を先進国とすれば、確かに「意識の宗教」は根付いてないですが、同時に「無意識の宗教」もない珍しい民族です。中華民族に限られますが。ですので、私がアイルランドにひかれる理由の一つもこれで、同じく「無意識の宗教」を信仰している親和性を感じるんですよね。来年行きます。
そんなわけでちょうど二ヶ月になりましたが、お宮参りのたくちゃんです。
そして七五三も同様、3歳までよくぞ生きてくれたって感謝の行事。ちびQも3年前はここ「かまと神社」でお宮参りをしたのですが、こんなに大きくなりました。神社の鹿にエサをあげるちびQ。いっちょ前にスーツにネクタイ姿です。
とにかく感謝しかないです。五体満足に健やかに育ってくれて。子どもたちのおかげで本当に毎日が楽しい。いろいろ心配なこともあるけど、今の私は間違いなく子どもたちに支えられています。子どもたちには自分のすべてを捧げていい。そしてどの人にも親がいて今がある。もちろん私も。七五三とお宮参りは神や子どもたちに感謝とともに、育ててくれた両親にも最大限の感謝しかないですね。
そんなわけで今日で10月も終わりますが、なんだかいい節目になった気がします。明日から11月。ラスト二ヶ月も突っ走ります。ありがとうございました。
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