「聞き上手」は「話させ上手」 2005.1.29

 5時40分起床。結局3時間しか寝れませんでしたが、目が覚めたのは目覚ましがなる数秒前。気合ですね。今日も、土曜日恒例の「滝行」に行ってきました。今日の水はいくぶん温かく(いや、めっちゃ冷たいですけど)、落ち着いて入ることができました。でも出た後は体が熱くなり、導師からも「いい気が出てる」と言われました。

 夜はコーチングの講習です。今日のテーマは「聞く技術」について。この講習はロールプレイがたくさん入っていて楽しいものです。講義を一方的に聞くのは疲れますしね。「聞く」という技術に際して、初っ端こんなクイズが出されました。

(バスの運転手になったつもりで次の文章をお読みください)

「博多駅発のバスに乗客が10人乗っています。祇園で2人降りて1人乗ってきました。呉服町で3人降りて2人乗ってきました。中州で2人降りて3人乗ってきました。そして天神で6人降りて1人乗ってきました。」

ここで問題です。このバスの運転手の年齢はいくつでしょうか?

 どうです?10人ほど受講生がいたのですが、すぐにわかった人は2人。私は二度目の読み上げの時にわかりました。う~ん、文章にしちゃうとすぐわかりますよね。わからない人のためにヒント。括弧内の文章をもう一度よ~く読んでみてください。答えは、、、書きませ~ん。わかってもコメントに書いちゃ駄目ですよ。

 これは「いかに人の話しを聞くのが難しいか」という前振りです。今日学んだのは、「聞く」という行為は単純な受身的行為でなく、完全な「能動的行為」ということでした。この講習が始まる前、どういうわけか私だけ3分間スピーチをさせられました。実は私はこういうのは得意です。突然指名されても15分はしゃべりつづける自信があります。また、半日の準備をいただければ60~90分は話せる自信があります。しかし、逆に話を聞く方はどうでしょうか。意外と苦手かもしれません。よほど面白い話は別として、そうでない人の話は聞くのが辛い時があります。それはそうですよね。

 「私、話すより聞くほうが得意なの~」って言う人がいると思いますが、本当でしょうか。極端な例ですが、自分の話したい話をするのと、例えばアキバ系青年のオタクの話を聞くのとどちらが楽でしょうか。

 つまり、「話す」という行為は自分で選択しながら話すことができますが、「聞く」場合は相手が何を言うのか選択できませんので、聞くという「行為」により「集中」する必要があると思います。その「集中」という度合いに関して、「聞く」ことは「話す」ことよりも能動的な行為だと思えるのです。

 私はまだコーチングの扉をたたいたばかりですが、いろいろなスキルがある中で、「聞く」ことのスキルは基礎的かつ重要なものだと感じました。コーチングの講習に来ている方々は、コミュニケーションに関心がある方ばかりで割合話し上手な人が多いようですが、「聞く」ことの難しさは皆さん、共感するようでした。

 コーチングの目標は、習うところ、「相手中から答えを引き出す」ということのようで、それにはやはり、「聞く」という行為が重要となってきます。言い換えると「話させ」という行為になるのでしょうか。私の友達にも天才的な「聞き上手」の女性がいるのですが、その方はむしろ「話させ上手」と言った方がよく、その人と話していると思わぬ気付きがよく得られます(現在、その方は「うつ」専門のソーシャルワーカーをされています)。これがコーチングの本質で、その方のように自然にできる人はいいのですが、今ではそれを「スキル」として習える時代になっています。ありがたいことですよね。

 「相手の中にある大切なことを見つけさせる」

 これをいかに引き出すかがコーチの役割であるのでしょうが、その前に、「大切かこと」は「自らの中」にあるという前提を多くの人は知らないのが現実です。今日の講習で言われた話の一つにも、日本の教育は答えを外に求めさせようとする、という話がありました。つまり、受験を典型として、「答え」は「模範解答」として自分から離れたことろにあることを先ずは前提としています。この前提を突き崩すことが、今の日本の閉塞感を払拭する上で重要だと思うのですが。

 そんなことを考えながら、帰りのバスで読んだ本の中にこんな一節がありました。空海(=弘法大師)の言葉をして、「仏法はるかにあらず、身中して即ち近し」というのがあり、つまり、「真理というものははるか彼方に求めるものではなく、自分自身の中にひそんでいる」ものなのです。今の日本が失っている、コーチングに見る大前提を、空海はとうの昔に気付いていたのです。やはり天才ですよね。

 私は今、滝に打たれながら一方で、このようなコーチングの研修に出席しています。仏教(密教)の思想とコーチングには意外な共通点があり、ちょっと驚いたことろです。

 この講習は全6回のうち、まだ2回目ですが、すでに多くのことを学んだ気がします。これからの展開がとても楽しみです。私は今後、コーチングとどのような付き合いをするのかまだ未定ですが、おそらく、より専門的に勉強してプロを目指すかもしれません。そうなると、「密教」の真理をバックグラウンドとしたプロコーチとして仕事ができるかもしれませんね。考えるととてもワクワクします。

 というわけで明日も早いです。前段に出したクイズ、答えがどうしてもわからなければ、「わからな~い」とコメントしてくださいね。近いうちに答えだしますので。しかし、重要な答えは自分自信の中にある、、、なんちゃってね。

さてさて、ランキングは???

(話変わりますが、エンタの神様に今日、出ていた「南野やじ」。今年ブレイクの兆しあり!!)

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by katamich | 2005-01-29 23:10 | ■日一日 | Comments(0)