宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

倍音に酔う 2012.7.2

 7月に入ってまずスッキリしたのが、会社の決算・納税を済ませ、月末のセミナー2つを無事済ませたこと。先日のセミナーは2つとも初めての内容だったので、準備も含めてかなりエネルギーを使いましたが、その分、自分自身も成長できたと思います。同じコンテンツを何度もやるのは、コンテンツ自体の精度の高まりがある一方、まったく新しいコンテンツは自分自身がより成長できるので、2012年下半期にまた一つ加速できたと思います。

 さて、7月から本格的にいろんなことがスタートします。ここは私自身が一番の踏ん張りどころ。公式ブログは更新が滞っていますが、実はそれどころじゃない感じ。書評も。とりあえずそっちはできるときに書くとして、目先のやることをしっかりやる。ちなみに私にとっての最大の目先は「このブログ」ですから、これを更新しなくて他はあり得ません。4日からまた一週間の滝行に入る予定ですし、リセットして頑張ります。どうでもいい話ですが、先日、キース・ジャレットの動画とCDを紹介しましたが、そのCD、私のリンク経由でかなりの読者さんが購入されたようです。有名なCDなので図書館にもツタヤにも置いてあると思うのですが、だけどやっぱり買った方がいいですもんね。キース・ジャレットって、、、私の中ではあまり「好き」って言いにくいミュージシャンなんですよね。なぜって。ポピュラー過ぎるから。ジャズ聴かない人でも、キースは聴くって人多いですもん。有名なのか「ケルン・コンサート」。その昔、私の知人にまったくジャズわかってないジャズ好きのオジサンがいて、その方が「ケルン・コンサート最高だよね~」って言ってたので、私はひねくれ者なので、「わかってない人が最高って言うのを聴いてなるものか」と思い、聴くのはジャズジャズした一般的知名度のないミュージシャンばかりでした。

 それがある日、ふと聴く機会があって、それも割と最近のことで、ジャズ知って十数年も経ってからのこと。いいんですよ、これが。ジャズっぽさが少ないのが人気の秘訣のような気もしますが、やっぱりいいんですよ。ですので、取り戻すかのように毎日聴いている時期もありました。そしてその延長でこないだ紹介した「メロディ・アット・ナイト・・・」を聴いたのですが、これまたジャズの曲ばかりながら、ほとんどジャズっぽさがない珍しいアルバム。そしてノックアウトされ、セミナーを始める前などは、それをよくかけるようにしています。何度か「それ、何の音楽ですか?」って聞かれたことがあったのですが、こないだのセミナーではすごく多かった。それだけ「感度」の高い方が参加されてたのかな~と思ったりもするのですが、いずれにせよ上質な音楽には違いありません。そこでふと思ったのが、今月21日からのQ州ツアー。二泊目のペンションにはこんなルームがありまして、ここにものすごいスピーカーが置かれています。
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 ちなみにこの真上も客室です。今度はこの部屋で数分程度、音楽鑑賞会と言っても、このアルバムを数曲じっくり聴くだけをしてみたいのです。余計な装飾のない、ただただ、、、美しい音が鳴るだけの空間を味わう。こんな贅沢ってありません。細かいこと言うと、いい音ってのは、それなりの定義があります。声も同じですが、それは「倍音」が豊かであること。自分で言うのもなんですが、私は「ええ声」と言われます。決して大声をだすわけじゃないのに、響く声が出る。先日の商工会議所でもピンマイクを用意してもらったのですが、お腹の当たりに付けてちょうどいい音量。その「響く声」には秘訣があって、それがまさに「倍音」です。わかりやすく言うと、モンゴルの「ホーミー」がそう。あれは一度にいくつもの音が聞こえるようですが、実は元々いくつも重なっていた音を、口の面積をちょっと変えるだけで、分離して聞こえるようにするだけのもの。逆にホーミーができると、ええ声にもなりやすい。また、お坊さんの読経もそう。読経は基本的に口を大きく開けずに、口の中の面積を変えることで声を出し響かせます。だから、お坊さんの声もええ声なのです。滝行やってると、あまり口を開け過ぎるとアップアップしますので、なるべく口を閉じた状態で大きな声を出すこと。

 そんなことを続けてきたからなのか、私の声は自然と「ええ声」になってしまったのでしょう。だけど、原理はシンプルで、「倍音」の響く声を出すようトレーニングすればいい。そのトレーニング方法も、、、これは私が発見したノウハウなのですが、書こうかな。出血大サービスで書きます。例えば「あ」の口をした状態で、「あいうえお」と言う。「い」の口をした状態で「あいうえお」と言う。これを「あ」から「お」まで一通りやれば、自分でも驚くような「響く声」つまり「ええ声」が完成します。声を使って仕事する人は、是非一度やってみるといいと思います。実際にやってるのを見ないと分かりにくいとは思いますが。。。

 話がそれましたが、「いい音」や「いい声」の定義は「倍音」が豊かであること。音や声の大きさなどまったく関係ありません。これは楽器でもそう。管楽器など顕著ですが、トランペットなど金管楽器やフルートは「倍音」で音を調整します。クラリネットやサックスなど木管のリード楽器は「倍音」で音を変えることは一般的ではありませんが(高音域を除く)、「いい音」を出すトレーニングとして同じ運指でいくつかの倍音だけを出す方法とかあります。話それついでに言うと、「倍音」と言っても「整数倍音」と「非整数倍音」ってのがあって、あえてわかりやすく対比すると、前者が「母音的」な響きであるのに対し、後者は「子音的」な響きに聞こえます。中村一明って尺八奏者の話によると、「非整数倍音」の声はなぜか重要に聞こえるんだそうです。イメージとしてはちょっと小声でかすれた声で「ここだけの話なんですが」と言うのと、ハッキリ明確な声で「ここだけの話なんですか」と言うのとでは、印象がまるっきり違います。

 また、日本語は同じ音でも、整数倍音か非整数倍音かでその重要性の区別をしていると言われます。例えば「し」について、「詩を詠む」と「死を詠む」とでは、どちらがドキッとするでしょう。つまり重要と思うのでしょか。おそらく「死を詠む」だと思うのですが、この場合の「し」の音は全然違うでしょ。「詩」の場合は、「sh-I」のように「い」の音がやや強いのに対し、「死」だと、「sh-i」のように、「い」を弱く発声しますよね。確かにこの場合だとそう感じます。ちなみに私の声はどっちかと言うと「整数倍音」が強いので、力強く明確な印象。政治家や先生、宗教家など人を導いたり教えたりするのに向いてるそうです。それに対して「非整数倍音」の人としては、、、例えば阿部敏郎さんなどはそうですよね。ちょっとささやくような感じの声で、この声だと、例えばさほど重要でないことであっても、重要に聞こえてしまうんだそうで。もちろんいい意味でね(笑)。この声はどちらかと言うと風とかせせらぎとか自然の音に近いので、聴き手としてもすごく心地がいい。黒斎さんは私と同じ「整数倍音」かな。

 漫才なんかは「整数-非整数」の方がコントラストが浮き出て効果的。横山やすしは整数、西川きよしは非整数。松本人志は非整数、浜田は整数。その意味で言えば、阿部さんと黒斎さんはいいコンビなんですよね。もし仮に私と黒斎さん一緒にしゃべったりとかしたら、うるさくて聞けないと思います。一方で、阿部さんと、、、例えば故・小林正観さんのような非整数の人がコラボしたとすれば、めっちゃ眠くなると思います。もっとも、もしそうなったら阿部さんはすぐさま「整数倍音」にしゃべりを切り替えたとは思いますが。

 あと、講演やセミナーなどで、ウケる客層としては、「整数」の人は絶対にビジネス系。意識で左脳で聞くタイプには「整数」がいいです。なので、私なんかもスピ系ブログを書いてるので、ホームはスピ系であるのに対し、アウェーはビジネス系。そしてウケるのはやっぱりアウェーのビジネス系ですもんね。スピ系でもこないだの「引き寄せの法則」みたいな左脳系の理詰めのセミナーだったらいけるのですが、漠然としたことに説得性をもたせてしゃべるのは苦手かな。この分類で、私の知る範囲でちょっと当てはめてみようと思います。

・整数倍音→左脳系→ビジネス・理論系に向いている:石田久二、雲黒斎、五日市剛など
・非整数倍音→右脳系→スピ系・感性系に向いている:阿部敏郎、故・小林正観、斎藤一人など


 大御所たちの中にあえて私も中に入れさせてもらっていますが、上の例で上げた人は、話の内容はさておいて、まずは「声」に特徴がある人。バリバリのビジネス系で言えば、土井英司氏などは完全に「整数倍音」です。ランチェスター経営の竹田先生などは、どちらかと言うと「非整数倍音」なのですが、今となっては大御所になり過ぎて、理詰めのコンテンツでありながら雰囲気で聞かせてるようなとこありますからね。と言うか、あの声で説明されると「Y=X^2の法則」など、別に数式使う必要もないのに、なぜかもっともらしく聞こえちゃうんです。もちろん、ちゃんとした理論があるのでしょうが、それを一般ビジネスマンに聞かせても無意味なので、とりあえずもっともらしく聞かせるにはあの声はいいのでしょう。

 あと、どちらかと言うとスピ系の講演会ですが、内容もそうだしご本人も立場的にも完全に「整数」なのが五日市さん。漠然としたことも検証しないと気が済まないらしいですし。対して、小林正観さんもそうですが、斎藤一人さんなどは、「ツイてるって言うと運が良くなる」とか、文章にしたら人を小馬鹿にしたような話であっても、あの声で言われると「うん、そうか、なるほど」ってなるんですよね。ですので、一人さんの本をアナウンサーが吹き込むほどバカバカしいこともありません。

 そんな感じで「声」一つとっても、向き不向き、得手不得手、性質や傾向が見えてくるのです。ただ、これらは「優位性」の話であって、私だってときには「非整数」の声使うときありますもんね。それはより大事な話をするときなど。注意をひきつけるのに、声質を変えるのは重要です。ただ、誰もかれもがこれらに分類されるとは限りません。最初の話に戻りますが、「いい声」の定義は「倍音」が豊かであること。人前でしゃべる仕事として成り立っているなら、その人は「いい声」である必要があり、それだけ「倍音」が豊か。そこで初めて「整数」か「非整数」かって分類が成り立つわけで、なにはともあれまずは「倍音」なのです。

 キース・ジャレットの話に戻しますが、彼のピアノはめちゃくちゃに倍音が豊か。ピアノなんて叩けばみんな同じ音がすると思ったら大間違い。力の入れ具合、角度、タイミングなどによって、同じ楽器でもまったく違った音になります。その辺がすごくわかりやすいのが、すでに紹介した「メロディ・アット・ナイト・・」で、音数が少ない分、「倍音」の響きに酔うことができます。それもし、特性スピーカーで全身で浴びることができたら。考えるだけでワクワクします。その後は酒飲んで、天気がよかったら山頂まで星空見に行ったり。ま、楽しくやりましょうってとこ。

 あ、今日は本当は別の話するつもりだったけど、とりあえず今日はこんなところで。ありがとうございました。

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by katamich | 2012-07-02 23:39 | ■音楽
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