宇宙となかよし

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多神教の話とか 2012.4.18

 今朝、「アルバニアでセミナー」なるタイトルのメールが来ていました。ギョギョッっとして開いてみると、ギリシャ在住の読者さんからのメールでした。私が以前、アルバニアでセミナーしたいとかホラ吹いてたのを読んで、実現したら行きますよ~って。最近の読者さんとのこと。さすがに、アルバニアは「はい、します」とすぐには行かないけど、このようなメールを戴くこと自体、なんか面白いです。ちなみに私がアルバニアなる国を知ったのは、1997年の世界一周中。ブダペストが居心地良くて「次どこ行こうかな~」と地図を見てたら、こんな国あるんだってことで。当時は東欧のほとんどがビザが必要だったけど、アルバニアはノンビザ。ルーマニアはほとんど費用かからなかったけど、ブルガリアは72時間の通過ビザでも100ドル近くかかってた。で、旅人といろいろ話してたら、そのとき、アルバニアは国民単位でネズミ講にやられて破綻寸前だったとか。長く共産主義下におかれて、資本主義とはネズミ講のことだと勘違いしてた人も多かったそうな。そんなピュアな国民。バカにするわけじゃないけど、純粋に興味があってネットで旅行記などを読むも、目立った観光資源もなく、あまり面白そうな印象もない。だからこそ見てみたいって感じはあります。だいぶ前、アテネで自転車買って、アルバニア、クロアチアなどを通過して、ローマまで行こうかとか本気で考えそうになったことあったけど、会社員だったしさすがにそれは断念。今なら、、、さすがにそれはないでしょうが。

 ところで来年の話、私の中で「アイルランドツアー」はほぼ確定事項。時期は9月と思ったけど、大きな連休があるわけじゃなし、5月とか6月でも良さそうなので時期は未定。季節的にGW明け~9月末かな。今、ミクシィのアイルランドコミュを育ててるのですが、今のところ参加検討者は20名。この全員は行かないでしょうし、また、今後増えていくと思いますので、最終的にこれくらいの人数になればいいなと思っています。ただし、参加者はダブリンのホテルに現地集合となります。インドなどと違って治安も良い国ですので基本的には大丈夫なはず。だけど、一度も海外行ったことないとかなら戸惑いも多いかもですね。なので成田辺りからまとまって行くグループはあっていいですが、私は、、、すいません、単独で行きます。

b0002156_11535419.jpg 最近、「スカイスキャナー」なるサイト(アプリ)にハマってて、これは世界のどこに行くにも最安値の航空便とスケジュールが瞬時に出るのです。料金は旅行代理店に割り振られた格安ではなく、各航空会社が設定した格安(APEX)が出るので、例えばダブリンまで行くのに直通はないのですが、その経由地までのを片道ずつ買っても安いです。おそらくツアー自体は土曜日にダブリンのホテルに集合して、翌土曜日に解散って感じになると思います。その間の丸一週間はレンタカーかミニバスチャーターかでアイルランドを一周する感じ。大自然の見所自体は西になるので、西を重点的に。去年行ったラダックが「宇宙」を感じさせるのであれば、アイルランドは「神々」を感じさせるとこ。国中に妖精がいると信じられているし、道路標識なども道なき方向を指してたりするので、あれは妖精用じゃないかと言う人もいる。国教としてはカトリックなんだろうけど、民族的には多神教なので、日本ともどこか親和性を感じるのです。

 ユーラシアを挟んで東端と西端の小さな島国。そこに共通性があるとすれば、それはまさに多神教的世界観でしょう。森羅万象。八百万の神々。あらゆるものに神が宿る。私たち日本人にとっては当たり前の感情ですが、そうじゃない文化もある。以前、大リーガーの松井選手がバットやグローブをものすごく大切にしていることに対して、現地の大リーガーがビックリしたって話が報道されていました。モノを大切にするのは当たり前。現地の人たちは、グローブを柔らかくするのに電子レンジに入れたりするそうですが、自分にとって大切なものをそうはできないと思うのが日本人。柔らかくする必要があるなら、両手でしっかり揉むなど、そこに心を込める。それを非効率的だとか呪術的だとか言う文化もあるようですが、少なくとも日本人はそうじゃない。なぜならグローブにだって神が宿ると思っているから。

 アイルランド(ケルト)における「妖精」なども、キリスト教に追われた神々の残党などではなく、森羅万象にそもそも宿っている神々を模した姿なんでしょう。だけど、この地球、この世界ってのは、もともと多神教だったようです。ユダヤ・キリスト教以前は。一神教ってのはよくよく考えるとすごくシンプル。唯一の「神」が絶対であり、それに従っておけば幸せになれるのだから。その意味で言えば効率的。一神教を否定するわけじゃないですが、私はユダヤ・キリスト教ってのは、仕事を効率化させるために人類が発明した道具じゃないかと思うこともあります。とにかく「神」を信じてりゃいいんだよ。その方が楽だから。実際、キリスト教がなければ資本主義だって生まれなかったわけですし。

 それに対して多神教だと、「うちの神さんもいいけど、そっちもいいよね」みたいな考えがあるので、人々を統率するには不都合。唯一絶対の「神」を信じさせることで、とりあえず人々をまとめ易くはなる。だけど、ご存じのように「(唯一)神」を絶対視しすぎることは、これまで数多くの悲劇を生み出してきました。つまり「神」を信じないような人は人じゃない的な発想でポアするのも否としない。かつての日本にも隠れクリスチャン弾圧なんてのがあって、さも悲劇的に物語られますが、当時の人たちからすればとんでもない話。だって、どう考えてもカルトですから。今でこそキリスト教は世界の宗教で日本でも普通に受け入れられていますが、当時の日本からすれば単あるカルト教。何しでかすかわからない。

 そもそも一神教は他の神様と仲良くしようなんて発想はなく、「神」を信じさせることが絶対的な正義であって、それ以外は極めて野蛮で遅れてると考えてたわけです。その「自分たちが絶対に正しい」って信仰が、数多くの惨劇を生み出してきたわけで、それが世界規模での戦争を引き起こしてきたのです。

 例えば太平洋大戦なんてどうでしょう。今の日本国民で、その戦争の原因についてしっかり認識してる人はそれだけいるでしょうか。敗戦国論理で「野蛮な日本軍が真珠湾を攻撃したから戦争が始まった」と認識してる人とか、もしかしたら少なくないんじゃないと思います。確かに現象だけ見たらそうかもしれない。だけど、実は「真珠湾攻撃」をするようし向けた人がいて、それがルーズベルト、当時のアメリカ大統領です。とにかくはよ戦争したくたまらないのが連合国であって、真珠湾攻撃の報道を聞いたイギリスのチャーチルはガッツポーズしたって話まで残されています。

 その真珠湾攻撃の引き金となったのが、そう、ハルノートです。いろんな歴史認識はあるにせよ、その辺の経緯を砕いて言うとこうです。産業革命以降、欧米は技術的な力をどんどん付けていって、資源を求めてアジアに進出してきました。そしてインドや東南アジアなどを次々と植民地化していったわけですが、そこには欧米列強のあまりに自己中心な背景がありました。資源を求めて進出はしたけど、それは「侵略」ではなく、遅れたアジア諸国をもっとマシな国してあげるため、植民地にしてあげたって発想です。つまり「自分たちが絶対に正しい」ので、そうじゃない国は自分たちに従わせることが正義なのです。

 そうやって次々と支配して行ったのですが、極東にどうもやっかいな国がある。なぜか技術的にも進歩してて、どうにも調子に乗ってる感じだ。日清日露戦争にも買って、満州や台湾、朝鮮半島など領土を広げつつある。さらにインドシナ半島まで自分たちの基地を作ろうとしている。調子乗ってるやん、アジアの小国の分際で。ここは懲らしめるために経済封鎖してしまおう。それがABCD包囲陣。さすがにそれじゃあ困るので、日本はアメリカに妥協案を提出。だけどアメリカはその案を突っぱね、インドシナ半島はもちろん満州からも撤退しろと要求。日独伊同盟も解除せよなど。つまり、オレたち(アメリカ)がアジア支配すんのに、大人しくしとけって要求です。それを受け入れてしまうと、そのうち日本も支配されるに違いない。その通達がハルノート。

 戦後の東京裁判では、国際法のプロパーであるインドのパール判事が「ハルノートみたいなの突きつけられたらどんな小国だって立ち上がりますよ」と主張しましたが、東京裁判ってのは、戦勝国が敗戦国を一方的に裁くリンチ裁判のようなもの。客観的立場から裁判に臨んだのはパール判事だけだったと言われます。原爆投下だって共産主義を威圧するためにぶち込んだもので、そこで亡くなった30万人の数合わせで南京大虐殺までもでっち上げ。こんなこと書くと、途端に「右翼だ~」って言われるかもしれませんが、だけど、それが歴史的事実なんです。

 だけど、そのことが今もまだ問われない、原爆だって正当化されてる背景はまさに「勝ったものが正しい」なる戦勝国論理と、そして「自分たちが絶対に正しい」という一神教的論理があるから。だけど、そもそも戦争なんてものは、どっちが正しくて、どっちも悪いなんてことはない。それでも元をたどれば、アジアで平和に暮らしてた人たちにとこに土足で踏み込んで、「オマエら遅れてるからちょっとはマシにしたるわ」なんてやってきたのどっちだよって。「自分たちが絶対に正しい」って考えがなきゃできんことでしょ。

 戦後になってようやく文化人類学のような学問が発展し「どの文化にもそれぞれいいとこあるし、逆に高度な社会システムだってあるんじゃん」って認めるようになったけど、それでもまだ「オレが正しい」で威嚇しあってるのが現状。冷戦時は資本主義と共産主義がそれぞれ「オレが正しい」で戦争。とりあえず共産主義自体は廃れたけど、それでもまだ「オレが正しい」の論理をひっさげてやり合ってるじゃないですか。具体的には言いませんが。

 その根底には「自分たちが絶対に正しい」なる一神教的論理がある、なんて言うと、今度はまた「一神教対多神教」なる図式ができて、やっかいな話にはなるかもしれない。だけど、お互い、「うちはうちだけど、そうじゃないとこだってあるんだね」くらいに接していれば衝突は避けられるんじゃないかと思います。

 アイルランドの話から随分それてしまったけど、世界はそもそも「多神教」だったところに、「一神教」の勢力が拡大して、東の日本はなんとか守ったけども、西のケルト民族はアイルランドという西端に追われてしまった。いずれにせよ、ユーラシアを挟んだ東と西に「多神教」の国が存在するのはとても興味深い事実。私がアイルランドに惹かれるのもその辺なんだけど、だけど初めて行ったときは「なんとなく」でした。実際、行って衝撃、、、とまでは言わずとも、私の何かがカチッと変化してしまい、いまだに惹かれてるのは、やっぱり何かあるんでしょうか。

 世界にはいろんなパワースポットはあるかもしれませんが、いわゆるスピリチュアルに生きている人たちが、なぜか自然に集ってしまうのがアイルランド。セドナやハワイも良いのでしょうが、パワースポットってこと自体が観光資源化されてしまい、その点ではあまり惹かれないんですよね。だけどアイルランドに関しては、はっきりした何かがあるわけじゃないけど、言語化できないパワーを感じるのもまた事実。なので、やっぱり行くしかないって気持ちです。

 話を戻します。スカイスキャナーでいろいろ調べてたら、福岡からダブリンまでは、いろいろ経由する必要があります。まず、福岡から羽田か成田かソウル。そこからさらにロンドンかアムステルダムかパリ辺りを経由します。そこで私は、単独でちょっと早めに出て、そこらの都市で1~2泊しつつオフ会を開催します。ロンドンオフ会になるかアムスオフ会になるかパリオフ会になるかわかりませんが、こうやって世界のブログ読者さんたちと交流するのもまた良い機会だな~と思っています。気持ち的にはアムスなんだけど、行きアムス、帰りロンドンなんてのもできそう。とにかくやりたいと思うこと、たくさん素直に実現させていこうと思います。今日もまた話が脱線しまくりましたが、明日もどうぞよろしくです。ありがとうございました。
 
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by katamich | 2012-04-18 23:39 | ■旅・ツアー
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